2021年09月25日

江戸東京野菜の「拝島ネギ」が栽培されている地元昭島の小学校でも食育授業が始まる。


昭島市立中神小学校(松井茂校長)の杉本幸司副校長から
拝島ネギの話をしてほしいと依頼された。

杉本副校長が前任校の市立拝島第二小学校時代に、
3年生に「昭島市の農業」について話をしていたが、当時から、
昭島市の伝統野菜として拝島ネギがあることを紹介していた。

中神小学校の地域は、かつての中神村と宮沢村で、宮沢地区には、
拝島ネギ保存会の元会長の鈴木勇作さんがお住まいで、
後継者の寿昭さんのお子さん(5年生)が通学されているという。

そこで、杉本副校長は、寿昭さんを訪ねて4年生に拝島ネギの
栽培指導を依頼したところ、快諾をいただいたと伺った。

これまで、江東区立第五砂町小の砂村ネギは夏休み明けに種蒔きを
足立区立の6校では千住ねぎの種まきは夏休み前に実施してきた。

しかし拝島ネギについては、寿昭さんの指導で、拝島の生産者と
同じように、来年2月に種まきを行うことになった。





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今年は、収穫期の12月に昭島市学校給食共同調理場で給食になり、
昭島の12校中、8校で食べる。

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給食の前後辺りで、4年生に対して拝島ネギのお話をする予定だが、

3年生の担任の先生から、4年生で拝島ネギを学ぶ前に、
江戸東京野菜の総括的な話を、分かりやすく話してほしいとの、
リクエストがあったことから、先日、生産者の代表として
寿昭さんにお会いして話を聞いて、写真を撮ってきた。

鈴木さん宅の農地は、水田を含めて4か所、離れたところにある。
この農地(上川原1丁目)では、里芋とネギが栽培されていた。

11月収穫の拝島ネギの他、
10月中旬から2月下旬のホワイトスター(タキイ)、
11月から3月収穫の一翠太(カネコ)、1月〜3月収穫の冬扇(サカタ)と、
4種類のネギを栽培していて順々に収穫していく。

宮沢1丁目の圃場には何度か行っているので
ハウス4棟が建っているのは知っている。

小松菜、トマト、キュウリを栽培しているというので、
鈴木さんに了解を得て、1人ハウスに向かった。






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寿昭さんは、1年を通してトマトを栽培していると云っていた。

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宮沢1丁目のハウスには、勇作さんがいらした。
勇作さんには、2018年11月にお会いしている。

品種は、中玉のフルーツトマト(タキイ)で、5月〜7月と10月〜3月が、
収穫期で秋冬産トマトが育っていた。






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二つ目のハウスには、秋冬産のキュウリが定植されていた。

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すでに、花が咲き始めていた。







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小松菜(交配種)は、二つのハウスで栽培していた。

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昭島市のKOTORIホールで開催された東京都農業者大会に出席された
小池百合子都知事一行は、開会前に、昨年、一昨年と
昭島市農業委員会会長であった鈴木さんのハウスを訪ねて、
空いていたハウス内で昼食を取りながら鈴木さんと、懇談をされ、
その後、大会に出席されたという。


2021年09月24日

八王子の伝統食材「宗兵衛裸麦」の押麦を、登坂信美さんのお店「ふぁむ」で試食会を行った。


登坂信美さんが栽培した伝統の宗兵衛裸麦の脱穀作業を、
宗兵衛裸麦の復活普及に取り組んでいる高野重春さんが、
手伝ったことは案内した。

9月初めに、高野さんから、宗兵衛裸麦の押麦の状態がいいので、
9月18日の17時から、八王子市川口の登坂さんのお店
「ふぁむ」で、試食会をすると連絡をいただいていた。

生憎、都合がつかず、脱穀作業をお手伝いされた、増田さんが
出席するというので、お願いして写真を撮って頂いた。





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登坂さん(右)と高野さん(左)、「ふぁむ」にて。

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当日は、料理スタッフを含めて、10人が参加して、
自由な食べ方で、押麦を味わった。

有塩バター、蜂蜜、バジルソース(登坂さんが栽培)
山芋のトロロ、トマトソース(登坂さんが栽培)を用意した。






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押し麦

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写真上は押麦だけで、モチモチした食感と香ばしさが好評でした。
写真下は押麦と白米を1対5で炊いたもの

押麦100%にトロロをかけて食べた食感は、プチプチして、
タピオカを食べているようだとの感想。(始めて麦飯を食べた方)

ポトフ風トマトソースで食べると
リゾットのようで押麦のもちもち感が良い。







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粉は製粉の過程で1番に製粉されたもの、2番に製粉されたもの、
3番は機械についたものまで剥がして袋詰めしたもの。







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クッキーの食べ比べ、手前から1番、2番、3番粉です。

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パンの食べ比べ。
右から1番、2番、3番粉です。
3番粉はライ麦パンのような味わいでした。






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ピザ生地の食べ比べ
3番粉は生地がバラバラになりまとまらず生地にならなかった。

登坂さんは、ポトフに栽培をして作ったトマトのソースを加えた
スープにつけて食べると美味しい。合ってる。

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ドーナツの食べ比べ
右が1番粉、2番粉、3番粉で同じレシピで作っそうです。

八幡さんは、3番粉は味があって美味しいと、

登坂さんの感想は、面白い。
その食感と味。次回は若い人に参加してもらいたい。




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増田さんは
登坂さんの畑のジャガイモとトマトのスープもあり、
その中に押麦を入れてリゾットにしたり、参加者の皆様が
それぞれ工夫しながら試食されていたのが印象的でした。

香ばしくて味わい深い宗兵衛裸麦のお料理は
みなさまに好評でした。


追伸

カフェの正式名称「ふぁむ」の由来について、
高野さんが紹介してくれました。


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八王子駅から20〜30分バスに乗り、榎木というバス停で降りると左手にお洒落なカフェがあります。そこが、私たちが取材させて頂いた「HACHIOJI FARMER’S KITCHEN―ふぁむー」です。

「ふぁむ」ではカフェ営業の他に、障害者の方と共にカフェで提供する
無農薬野菜を作っています。また、重度身体障害者の方には室内で
パソコンを使った作業などを提供しています。

さらに、障害者の就労サポートとして、OJTを通じて作業への知識
・能力の向上や必要な訓練、指導などを実施し企業等への
雇用に繋げるサービスも提供しています。

「ふぁむ」の名前の由来
「farmer」から取って優しさの感じられるひらがなを用いました。
また、強い意志を持って臨む
「Hachioji farmer’s kitchen-八王子の農家の台所-」という
ロゴを「ふぁむ」の冠につけました。

「覚悟を持って推し進める」をモットーにした、
地域密着型のカフェです。

posted by 大竹道茂 at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種

2021年09月23日

第三回 新・ごちそう帳シリーズ「寺島なす」は、小松庵総本家銀座店にて9月24日(金)から1週間を予定しています。


おかげさまで更科堀井様の第三回新・ごちそう帳シリーズは
盛会のうちに終了いたしました。
ご協力、ありがとうございました。

続きまして、小松庵総本家銀座店にて9月24日(金)から
1週間を予定しています。





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こちらも、林幸子先生の創作です。

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こちらは更科堀井様とはちがった味わいが楽しめます。
近くにお越しの折にはぜひお立ち寄りください。
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2021年09月22日

日本の種子(たね)を守る会では、冊子「タネを守ろう!そうだったのか種子法廃止・種苗法改定」(200円送料別)を発行した。


日本の種子(たね)を守る会の萬代宣雄会長名で、冊子「タネを守ろう!そうだったのか種子法廃止・種苗法改定」の発行のお知らせが届いた。

2017年の種子法廃止(2018年施行)以降、昨年12月には種苗法の改定、今年7月には農産物検査法施行規則の見直しが進められ、加えてゲノム編集種子の安全審査不要・表示義務なしの決定により「ゲノム編集トマト」や「その加工品」が市場に流通するに至っています。

 このような状況を受け、「日本の種子(たね)を守る会」では、様々な分野の専門家に執筆をお願いした、新冊子「タネを守ろう!そうだったのか種子法廃止・種苗法改定」を、発行することができました。



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 新冊子「タネを守ろう!そうだったのか種子法廃止・種苗法改定」(200円送料別)を発行し<、10月には発送予定。

これまで同会が発行してきた2つのリーフレット(種子法廃止、種苗法改定)を総括するとともに新しい問題提起を加え、Q&A方式とコラムで、タネと食、農を取り巻<問題を考える内容となっています。

申し込みはこちらから、日本の種子(たね)を守る会

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2021年09月21日

東京女子学院高等学校(TJG)の文化祭(芙蓉祭)に、渡邉和嘉さんと出かけた。


TJGには、2019年にグローバル社会で活躍できる女性の育成のため
3つのコースが設置された。

その1つ、フードカルチャー(FC)コース担当の保積栄理教諭から、
東京の伝統野菜「江戸東京野菜」に興味があると
お誘いを受けて伺っている。

江戸東京野菜のものがたりから、寺島ナスの栽培指導などを
させていただいている。






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会場では、小笠原事務長にご案内を頂いたが、前回お会いした時に
同校の近くにある宅地をFCコースの菜園にするのに、
渡邉さんが頼まれていていたが、JA東京あおばの協力で進んでいる。

先日、野口校長にはご挨拶をしているが、「江戸東京野菜の物語」
の持ち合わせがなかったので、

江戸東京野菜をご理解いただこうと芙蓉祭の会場でお渡しした。

野口校長は、ページをめくって早稲田ミョウガの写真を見つけ、
ミョウガかお好きだという話題に・・・。

これ早稲田ミョウガですと、発見の経緯を説明させていただいたが、
早稲田大学OBだと伺い、今度お持ちするつもりだ。



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2021年09月20日

練馬の井之口喜實夫さんの千住ネギの畑に寄ったが、万全の態勢で台風を待っていた。


迷走した台風14号は、温帯低気圧、日曜日は強雨に要注意だった。

台風が18日に松山付近に再上陸とのニュースに、愛媛の宮本さんにメールをしたが、しばらくして被害はなく通過したと返信があった。

それに先立ち土曜日の昼頃に、練馬の井之口喜實夫さんの畑に寄った時には、万全の態勢で台風を待っていた。
井之口さんが、目白通り沿いの、キャベツ畑は南側に千住ネギを定植していたことは報告したが、





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井之口さんと勇喜夫さん親子は、これまでの経験から、
風対策(最初の2017年対策)を取っていた。
すでに南風対策で、畝は南北に切っていたから風対策は適切だし

上の画像をタツプする。
両サイドからビニール紐で柔らかい千住ネギの葉を補助した。

お陰様で、台風は温帯低気圧に変わって、風は思いの他
弱かったから被害はなかった。


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2021年09月19日

「新・江戸蕎麦ごちそう帳」シリーズ第3回の産物は「寺島ナス」で、総本家更科堀井「麻布十番店」で17日から始まった。


「新・江戸蕎麦ごちそう帳」シリーズ第3回は「寺島ナス」です。

今回の食材は、寺島ナスですが、秋ナスとなりました。

秋ナスは嫁に食わすな!!。と云われますが、
これまでナスの揚げ煮びたしなどは召し上がったと思いますが

林幸子先生が、
新たな食感を楽しんでいただこうと考えていただきました。




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17日(金)から総本家更科堀井「麻布十番店」で召し上がれます。
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2021年09月18日

大泉の村田農園では、江戸東京野菜をはじめ、これから、冬に向けての栽培が始まった。


先日、練馬大根の芽が出たことは紹介したが、その時に一緒に撮ったもので遅ればせながら紹介する。

江戸東京野菜の一部の種を守っている渡邉和嘉さん(江戸東京・伝統野菜研究会副代表)さんには、内藤カボチャと、雑司ヶ谷カボチャの種を守ってくれている。





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渡邉さんが作業をしているのが、大泉の村田農園で、
内藤カボチャが幾つも生っていた。

上の画像をタップする
先日も、ネット上で間違って内藤カボチャとしている物の話をしたが、
交雑しないように、渡邉さんは苦労して採種しているのだ。

三鷹の冨澤剛さんも今年は二つしかならなかったと云っていたが
雄花と雌花の咲くタイミングが悪くて、仕方がないことだ。



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2021年09月17日

檜原村人里(へんぼり)の宝「ナツハゼ」を、鈴木夫妻が収穫するのを取材させてもらった。


今年もナツハゼが実ったと、檜原村の鈴木留次郎さんから連絡がきた。

14日か15日と云うので、14日9時にお宅に伺うと伝えたが、収穫は早くからやっているので、9時には人里(へんぼり)の畑に来てほしいという。

鈴木さんのお宅から、人里のナツハゼの栽培地まで、曲がりくねった上り坂は12`弱あるので、30分早く家を出た。

鈴木さんが、檜原村の産物づくりとして、ナツハゼのジャムづくりに取り組んでいることは聞いていたので、昨年、初めて連れて行ってもらった。






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予定通り、9時に到着した。
すでに、鈴木さんご夫妻は収穫作業の真っ最中、ゆっくり農縁の石川敏之さんも収穫作業をしているところだった。

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このナツハゼ農園は、人里(へんぼり)部落が見下ろせる檜原街道(都道33号線)沿いの南斜面にある。

この農園のナツハゼは、江戸時代の 弘化3年(1846)に開業した老舗、神田「万惣」フルーツパーラーの社長が、40年前に軽井沢から移植したもので、同店が2012年に閉店するまでの25〜26年、ジャムとして商品化していた。

人里に住んでいた村の産業担当職員が万惣の社長と懇意で、この地で栽培が始まったが、閉店した以降、収穫する者はいなかったが、2018年に話を聞いた鈴木さんが商品化に取り組み始めたもの。


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