2008年11月30日

「 江東区エコリーダー養成講座」の講師として、江戸東京野菜を語る。


2007年に江東区で田んぼの学校をやっている関孝夫さんと云う方から、電話をいただいた。
何でも、田んぼの周辺で、江戸東京野菜を栽培したいから、何がいいのか、協力してくれと云うものだった。

その後、関さんは、区の職員で事務局の牧岡真理さんと一緒に、何回か江戸東京野菜の話を聞きにきてくれた。
お二人とも熱心で、東京都農林水産振興財団江戸川分場で行われた小松菜の研究発表にも参加されて、日本農業新聞に写真を撮られて掲載されていた



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牧岡さんが、江戸東京野菜の話を聞いて、気に入ってくれたらしく、11月29日に、江東区環境学習情報館えこっくる江東で開催している 「 江東区エコリーダー養成講座」の講師として、招いてくれた。

 
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講演のテーマは「東京の地産地消・都市と農業のかかわり方・江戸野菜の復活」だ。

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2008年11月24日

「次世代につなげたい食・農・環境」の写真展・審査委員長を拝命、熊井先生ありがとうございました。


東京農業大学食料環境経済学科では、前身である農業経済学科の創設以来、本年で70周年を迎え、その記念講演を依頼されていた。

記念講演を受けるにあたっては、今年の4月に銀座で開催されたシンポジウムに、同学科の熊井治男准教授(農村社会学研究室)と、国際農業開発学科の稲泉博巳准教授(人的資源開発研究室)、国際バイオビジネス学科の井形雅代准教授がお見えになって、私の話を聞いていただいたからで、そのことは当ブログで紹介した。



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その後、熊井先生から、記念講演の他に、高校生・大学生を主な対象として「次世代につなげたい食・農・環境」をテーマとした小論文と写真の募集をしているという話を聞いた。
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何でも、優れた作品については第3回「食・農・環境」教育フォーラム(平成21年2月21日)で展示するというもので、写真の審査委員長をしてくれという。

現役時代に、東京「農の風景」フォトコンテストを企画して10年間実施した経験を買ってくれたようだ。

10月29日、審査会が、同学科の会議室で行われた。

審査方法は、任されたので、審査員全員が平等に入賞数の10票を持ち、写真に添えられたコメントを読みながら、評価した写真を選び。得票数の多い順で決定した。

写真家の大先生がいるわけでないので、公平な審査で優秀作品が選ばれたと思う。

受賞された方々の作品は、11月1日〜3日に開催された、東京農業大学第117 回、収穫祭(世田谷キャンパス)においても展示された。

審査が終わった後、経堂駅近くの中華料理店で食事をしたが、記念事業の準備が一つが終わって、熊井先生はホッとしたようだったが、それが私が最後に会った熊井先生だった。

食料環境経済学科創設70周年記念事業を成功させようと奔走され、わざわざ私の話を聞きに来てくれた熊井准教授が11月20日に急逝された。

記念事業を見届けないでの急逝は心残りだったろう。
23日、横浜市のカソリック菊名教会での葬儀に於いて献花して、ご冥福をお祈りした。

2008年11月18日

美味いもん倶楽部 冬の絶品つまみ編(芳文社)が発刊された。


週刊漫画TIMESで連載されてきた、本格野菜コミック「愛・菜彩」(作/ 桜井和生・画/ 幡地英明 )は、毎回、江戸東京野菜を紹介しながらレシピまでも紹介している。
芳文社が発行する、コミック誌の中から、料理コミックを集めて一冊にした「美味いもん倶楽部 冬の絶品つまみ編」を11月17日に発行した

この中には、これまで週刊漫画TIMESで連載されてきた、本格野菜コミック「愛・菜彩」の一部も挿入された。



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尚 連載最後の「レシピ9  本物の野菜」はここから


2008年11月10日

東京都農林水産振興財団の支援で始まった「品川大長カブ」の復活栽培。


  品川区では、小中一貫校の伊藤学園が、「地元の名前の付いた農産物を栽培し、郷土を愛する気持ちを育てたい」。という趣旨の要請を受けて、地元JA東京中央が協力に乗り出し、10月7日に9年生が学校の屋上菜園で「品川大長カブ」の種をまきました。

当日は、JAからの要請で、カブ作り名人の長久保粂博さんと有機農業の実践農家・平川幸志郎さんが指導にあたりました。学校ではこれまで栽培したミニトマトを給食に出しましたが、生徒には好評だったことから、このカブがどんな料理になるのか、生徒達は楽しみにしています。



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  品川カブは、品川神社にJA東京グループが建てた屋外説明板に、文化元年(1804)に著された『成形図説』に・・・・・「品川カブ」が記され、とあることから、地元の青果商大塚好雄さんが興味を持ち、探していたもので、たまたま、東京の農家が同様の長カブを栽培していることがわかり、取り寄せ店で販売したことから、新聞にも取り上げられるなど、話題を呼びました。

大塚さんは栽培したいという区民の要望に応え、「品川大長カブ」のタネの配布なども行っています。
また、品川区観光協会では、旧東海道の品川宿に、昔のような活気を取り戻すための地域興しを模索してきましたが、品川大長カブを起爆剤にしていこうという、商農一体となった動きも起こっています。

  なお、11月8〜9日に女子栄養大学で開催された、第三回全国学校給食甲子園において、東京代表として関東ブロックを勝ち抜いた品川区立小山小学校は、地元伝統野菜の品川カブと荏ゴマを使った料理で堂々の入賞をはたしました。

追伸

品川カブについては、昨年の2007年11月11日(日)に 江戸東京たてもの園で開かれた「住と食文化フェア」の会場に、依頼した品川カブが収穫できたと、宮寺光政さんがわざわざ届けてくれた。

丁度、東京シティー青果の野田裕さんが見えていたので、品川のまち興しに使えないかと、野田さんに託したことから始まったもの。


2008年11月09日

元気フェスタ品川で、江戸野菜が即売される ー動画ー


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「元気フェスタしながわ」で江戸野菜が即売され人だかりができた。

北品川商店街で品川カブを普及推進している青果商の大塚好雄さんが、江戸東京野菜について語る。
地元小学校などにタネを配布していて、この秋には各地でカブが収穫される。

東京薬膳研究所の武鈴子代表も品川カブの良さについて語った。




2008年11月04日

キッコーマン「大人の食教室」で、割烹とよだの5代目橋本亨氏が技を披露。ー動画ー




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キッコーマンは「大人の食教室特別編 食の集う江戸・東京・日本橋」を東京港区のKCCホールで開催した。

大人の食教室は、料理研究家やレストランシェフ等、食の専門家を講師として招き、最新の食の情報やプロの技などを披露したり講演したりする。

今回は、料理研究家や主婦など60人が参加した。
割烹とよだの5代目橋本亨氏が江戸東京野菜を使った料理を実演、皆さんで試食した。

上の画像をクリックすると動画にリンクする。

追伸


参加者の中には、日本橋福徳塾に来てくれた小学校の同級生が誘い会って応援に来てくれていた。 ありがとうございます。

2008年11月02日

第1回 神田やっちゃ場まつりで江戸東京野菜を語る


神田市場が大田へ移ったことから、秋葉原は再開発が行われていたが、久しぶりに秋葉原に行ってみて、UDXマルチスペースなど、かつての市場が大きく変貌していた。

神田市場跡地のUDXマルチスペースで、「神田やっちゃ場まつり」を10月31日に開催するという話を主催団体のひとつ「NPO法人大江戸野菜研究会」の役員さんからお話があった。

同研究会は、屋上菜園を普及しようという組織で、特に伝統野菜にこだわっているわけではなく、江戸東京野菜の話をして欲しいという。


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上の写真をクリックすると拡大


丁度、「江戸東京野菜」物語篇、図鑑編を発刊したこともあり、農文協の阿久津若菜さんにもお手伝いをいただいて、販売コーナーを設け、初めてのサイン会もさせていただいた。

当日、講演等の様子は、主催者がブログで紹介してくれた。

2008年11月01日

【11月号】江戸野菜で広がる地域おこし

●亀戸ダイコン

江戸の昔から栽培されていた伝統の農産物による地域興しが各地で行われ、特に食育を切り口として学校の取り組が目立っています。江戸っ子が好んだ亀戸ダイコンは、葛飾区高砂の地で栽培が続けられていますが、平成10年、発祥の地「亀戸」に里帰り、復活をはたしました。そもそも、平成9年に、JA東京グループが江戸・東京における農業の歴史を伝える地に、屋外説明板を立てたことが、きっかけになっています。地元商店街の若手リーダー達が説明板を読み注目、亀戸ダイコンをこの地に呼び戻して、地域のシンボルにしようと立ち上がりました。農地のまったくない亀戸で、協力を求めたのが小学校です。 ここには、野菜の栽培ができる花壇があるからで、PTAの会長などのつてで当時、7校の小学校にタネを配布しました。栽培指導は江戸の昔から代々栽培を続けてきた鈴木藤一さんに仰ぎ、先生方の指導から始まりました。その後、亀戸の小学校では毎年引き継がれ、今年もタネをまき、来年早春の収穫向けての栽培が始まります。JR亀戸駅のホームから見える線路脇には、若手リーダー達の「亀の会」が、今年も亀戸ダイコンの畑をつくります。



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毎年三月の第二日曜日に開かれる、亀戸香取神社の福分け祭りには亀戸大根をもらう長蛇の列ができる。

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