2009年02月01日

【2月号】 春を待つ亀戸ダイコン


七草に亀戸ダイコンづくりの第一人者、葛飾区高砂の鈴木藤一さんのお宅を訪ねた。奥さんが直売所に出しているキンセン花が畑の一角に咲いていた。

北側に竹がさしてあり、キンセン花を守るように枯れた葉先が揺れていた。これを見て、まだビニールが農業資材として導入される前のこと、この時期の小松菜畑には、霜除けのため一面に笹の枝がさしてあったのを思い出した。

笹の枯れた葉が霜を受け止め、小松菜の葉は痛まずに生育するエコ栽培だった。昔は晩秋になると小遣い稼ぎの若い衆が笹売りに来たものだ。

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6月に農文協から発行する予定で「江戸東京・伝統野菜 図鑑編」の監修をしているが、これまでに江戸東京野菜の「これを作らせたらこの人」という代表的な生産者を取材してきた。


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