江戸から東京へと歴史文化は引き継がれ、東京には歴史の舞台となった史跡や代々続く老舗、伝統工芸などが存在する。
農業についてもしかりで、代々引き継がれた農家、農地、そして野菜などの種がある。
これらを東京の観光資源として位置づけ、活性化を図るため、江戸東京再発見コンソーシアム”Consortium of Rediscovery Edo-Tokyo Tourism Walk(CREW)” が結成され、ユニークな活動は、経済産業省「広域・総合観光集客サービス支援事業」の補助事業となった。
同事業としては、江戸野菜のほか、伝統工芸、舟めぐり、街めぐりなどがあるが、江戸野菜としては、4月に日本橋女学館中学校の藤井由紀子教頭から、固定種の小松菜栽培について相談を受けている。
江戸東京再発見コンソーシアムから「舟めぐり」について何度か案内をいただいていた。
9月7日(月)、都合がついたのでの10時に、集合場所の日本橋川の常盤橋近くの桟橋についた。
舟の出帆は11時だが、少し早く行って周辺を歩いた。
今回の企画、日本橋川クルーズは、環境にやさしく静かな電気ボートで、日本橋川に架かる日本橋から、江戸橋、江戸湊、そして墨田川に出ると、月島に架かる永代橋、中央大橋をくぐり、墨田川から亀島川を上り、霊岸島を回って茅場町から日本橋水門を抜けて日本橋川に戻り、帰路に就くというコース。
常盤橋
「江戸城の城郭門「常磐橋御門」の見附橋として架けられたもので、東京で最も古い橋の一つといわれています。橋のたもとには常盤橋御門の跡が残されており、国の史跡に指定されています。」(CREWガイド)
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