2009年11月16日

Tokyo MXテレビが紹介した、江戸野菜の味 「品川カブ」でまち興し。


品川の伝統野菜、品川カブによって旧東海道品川宿のまち興しに取り組んでいる青果商の大塚好雄さんに、品川カブの普及を小中学校から始めたいと、常々話していたが、
大塚さんのお口添えもあって地元大井の小中一貫校伊藤学園の9年生(中3)が栽培してくれた。

また、大塚さんは、商店街のみなさんに品川カブを提供して、商品開発に協力してきた。

このほど、北品川の「伊勢屋」が考案したまんじゅうが好評。
また、北品川の洋菓子店「孝庵」ではケーキの「蕪」を発表している。
南品川のギョーザ店「しおの屋」ではひき肉やキャベツなどの具材に、カブや葉を混ぜた餃子も作り出した。

大塚さんは、11月15日はこれらの商品のお披露目で販売すたが、ブースでは品川カブの豚汁を振る舞い、品川カブなど江戸東京野菜の五点セットを800円の大安売りを行った。

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Tokyo MXテレビが紹介した動画YOU Tubeにリンクする

posted by 大竹道茂 at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 品川カブ

2009年11月01日

【11月号】 東京にも海抜2000メートル級の山があるなんて知ってました!


江戸東京の食材を求めて奥多摩へ出掛けてみた。雲取山(2016b)の山ふところ深くの沢にはワサビ田が造られているが、今回は日原谷に向かう。川苔山(1,340b)の林道を落石に注意しながら途中まで車で行き、そこからは、農産物運搬用のモノレールで標高1.100bの、千島山葵園のワサビ田で収穫作業に立ち会った。



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奥多摩ワサビ栽培の歴史は古く、江戸時代にさかのぼる。初めは野生の苗を採取して栽培されて、筏によって神田市場に運ばれていた。武蔵名勝図会(文政六年)によると海沢(うなざわ)村の産物として山葵(ワサビ)が紹介されているが、「山葵 この地の名産なり、多く作りて江戸神田へ出す。」としたうえで、栽培についても「村内に澗水の流れ多く、

また柿平川という谷川もあれば、清水の流れは常に絶えず、士気少しもなきように、小砂利の間に挿み置きて、上の方より清水を不断に流して、又、多からず少なからぬように灌ぎぬれば、分根して、その葉は少く、その味はいと辛し。」と詳細に記され、「当村は山葵を作り出して、値百金余に至れる由。」と数少ない換金作物であったことがうかがわれる。

また、「これより西に至る村々にても作れども、この地は殊に多し。」と奥多摩の各地で栽培されていたことがわかる。明治28年頃より地元の仲買人が神田に常時出荷するようになると、産地奥多摩の名は定着していく。明治43年8月に相次ぐ台風に伴う洪水で、山懐のワサビ田は崩壊、流失する壊滅的な打撃を受け、廃業する者も相次いだが、全国的な被害で価格が高騰したことから、再び生産しようと云う意欲が生産者の間に湧きおこり栽培面積は10.5fまで回復した。

その後、昭和46年に20fにまで広がったが、外国産の安いワサビが輸入されるようになったことで、品質の良い奥多摩ワサビは苦戦を強いられている。


posted by 大竹道茂 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 奥多摩ワサビ