2010年03月01日

【3月号】 あきる野市の五日市小中野で、のらぼう祭り



2月、3月の企画で、練馬ダイコンを使いたいので、相談に乗ってほしいというメールが例年1月になると入ってくる。 練馬ダイコンとなると沢庵漬けにするため、殆どが12月の中旬頃には抜いて干されてしまう。 それを知らない割烹店から、1月になって練馬ダイコンはないかと注文が入るのはしばしばだったから、今年は生産者に無理に頼み込んで100本ほど抜かないで置いてもらったら、しかし中旬になっても注文が少ない。市場で心当たりに当たってもらったら、「もう春のメニューだヨ」と言われてしまった。 難しいものだ、それでも、その後、江戸東京野菜の展示会や、テレビのクルー等から練馬ダイコンを撮らしてほしいとの頼みがあったりしたのでこれには応えることができた。
(3/12  BS-JAPAN 22:00〜元気プロジェクト放送予定)

立川では、JA東京みどりが、駅近くにある商店街の空き店舗を活用して農産物の直売所を開設したが、江戸東京野菜は話題の目玉商品で、この時期、伝統コマツナ、亀戸ダイコン、金町コカブ、のらぼう菜が並んでいる。



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その「のらぼう菜」、五日市に伝わる伝統野菜だ。明和4年(1767)年、幕府は代官伊那備前守に命じて武蔵国の中山間地域(入間、五日市、川崎など)の農家経済安定のため、菜種油が採れる「のらぼう菜」のタネを配布した。天明・天保の飢餓には、村人たちは、のらぼう菜を食べて命を永らえたと、境内にある「野良坊之碑」に刻まれている。

のらぼう菜は、株元から次々に生じさせた花茎を摘み採って食べるが、 癖のない味で、寒さを耐えた菜は甘みが一層増して、炒めても、ゆでても美味しく、今人気の野菜の一つである。

3月28日の日曜日には、五日市の子生神社では村人達によって10時から13時まで「のらぼう祭り」が執り行われる。 素朴な山間の村祭りに、遠くからやってくる観光客も増えている。
都心からJR中央線で武蔵五日市駅まで1時間、駅から西東京バスで小中野下車。


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