2010年10月31日
江戸東京野菜「谷中しょうが」のジンジャーシロップが美味い。
国分寺市で江戸東京野菜を栽培し、東京農大OBの小坂良夫氏が大切に育てた谷中しょうがを使用して、江戸東京野菜「谷中しょうが」のジンジャ−シロップが、「農大市場」と「グリーンスタイル」のコラボで完成した。
因みに「農大市場」は、大学発の学生のベンチャー企業、潟<泣Jード東京農大。
東京農業大学のOB、OGが生産・加工した商品をインターネットを利用して、(株)グリーンデザイン(中村正明社長)が「グリーンスタイル」のブランドで顔の見える安全・安心な商品を販売している。
「谷中しょうがとアマゾンフルーツ・カムカムのダブル爽やか味」と
「スパイシーでピリリ 辛味の利いた ”超ドライ”大人の味」の2種類を発売した。
商品をクリックして、しょうがの効用を知ると飲み方も楽しめる。
シロップだから、お湯でうすめて飲むのも良し、料理に使うのもいい。
これから冬に向かう中で、身体を芯から温めてくれる。
2010年10月30日
第39回 東京都農業祭( 11月2〜3日 )の準備が雨の中始まる。
恒例の東京都農業祭は11月2〜3日の両日、渋谷の明治神宮宝物殿前の広場で開催される。
会場では雨の中、ブースやステージの設置の準備が急がれるが、あいにくの台風の接近でその行方が心配されている。
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2010年10月29日
「みんなにおいしく 地球にやさしく」新宿御苑でエコ・クッキング料理
明治時代に、新宿農事試験場として日本で初めて西洋野菜や果物を栽培した歴史ある新宿御苑は、都会の温暖化を緩和するクールアイランド効果もある都会のオアシスだ。
この緑あふれる新宿御苑から、御苑ゆかりの野菜やハーブを生かしたオリジナルエコ・クッキングメニューで、エコ活動を発信している。
9月に、東京家政学院大学名誉教授の江原絢子先生からお誘いを受けて、楠公レストランで行われた、「江戸エコ行楽重」の試食会に出かけたら、
そこに江戸東京野菜の応援団の一人、新宿御苑の本荘暁子さん(( 財)国民公園協会・パンフをクリックすると左上・司会をするのが本荘さん )にお会いした。今度は新宿御苑で開催しますからと、お誘いを受けた。
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2010年10月28日
幻の芋・落合芋(山梨県伝統野菜)はレンチンポテトで登場
山本ファームからは、桜菜や、翡翠ウリ、更に八月の初めには立派な大黒茄子もいただいたが厚めに切って加熱すると柔らかく美味しかったのを覚えている。
落合芋も 山梨県の代表的な伝統野菜と聞いていて、東京にも伝わった。
「超カンタン! スピードメニューが書いてあったが、7分チン!」で美味しく食べられる。
すべて卵大の、同一の規格の落合君! だから時間が定められるのだろう。
山本ファームの皆さん勉強熱心で、東京で開催される「野菜の学校」(野菜と文化のフォーラム)でも良く会う。
31日に小金井で開催される「スタディ & カフェ」にも参加されると云う。
特に今回は、野口のたねの「野口勲さん」の話を聞きに来ると云う。
甲州の気候風土の中で育まれた伝統野菜。その一つひとつの野菜に伝わる物語を付加価値として光が当たると、甲州を訪れるのが楽しみになる。
山本ファームへも・・・
2010年10月27日
江戸東京野菜の「秋の黄金丼フェア」11月13日(土)〜28日(日)の宣伝活動が始まる。
お花見弁当では、プロジェクトの関係者が駅頭で一人一人にチラシの手渡しを行ったことが、良かったようで、チラシを拒否する人はいない、逆に注文の仕方を質問されるなど、それなりの手応えを感じていた。
そこで、関係者は下記の日程で、チラシ配布を行いますので、お声をかけてやってください。。
【フェア開催前 駅頭チラシ配布 日程】
@11/2(火) 武蔵小金井駅 午後4時〜午後6時
A11/4(木) 東小金井駅 午後4時〜午後6時
B11/8(月) 武蔵小金井駅 午後4時〜午後6時
C11/9(火) 新小金井駅 午後4時〜午後6時
D11/11(木) 武蔵小金井駅 正午〜午後1時30分(お昼)
【フェア期間中 駅頭チラシ配布 日程】
E11/16(火) 武蔵小金井駅 午後4時〜午後6時
F11/18(木) 東小金井駅 午後4時〜午後6時
G11/19(金) 武蔵小金井駅 正午〜午後1時30分(お昼)
2010年10月26日
庄内の郷土料理「割烹西わき」でいただいた伝統の食材
山形大学の江頭宏昌先生(農学部食料生命環境学科植物機能開発学コース植物遺伝資源学分野准教授)が会長をされている山形在来作物研究会から、
昨年、公開フォーラム2009として『日本の伝統野菜・在来作物のこれからを考える』を開催するからと、メールをいただいたので喜んでお引き受けをしたが、その後、何かと先生にご指導をいたたき、時には励ましてもいただいてもいる。
今回も、忙しい江頭先生を煩わせてしまったが、仕事を済まされ夕方、先生は訪ねてくれて、庄内の食材が食べられるお店にご案内をいただいた。
2階に通されたところで、あらためて、講座にお招きをいただいたお礼を申し上げたが、先生から、宝谷のレシピ集をいただいた。
おしゃれな冊子だ。
昨年も伺った折、山形在来作物研究会監修の「続 はたけの味 −庄内の在来作物でつくるレシピ集−」(春・夏編)いただいて、東京でも小金井の学生グループ「いがねこ」が、レシピ集を作るときに、参考にとしてもらったものだ。
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2010年10月25日
2010年10月24日
羽鳥慎一さんとオテル・ドウ・ミクニで至福のディナー
2010年10月23日
NEWS TOKYO都政新聞の「よみがえれ ! 江戸東京・伝統野菜」16 が掲載される。

毎月20日発行(1部150円)の「NEWS TOKYO」都政新聞には、当ブログのバナーを一面右にに張っていただいていて、インターネット上ではリンクするようになっている。
連載中の「よみがえれ! 江戸東京・伝統野菜」(取材・細川奈津美記者) は、16回を迎えた。
今回は、穂ジソ、紫蘇はこれまで、第11回に荒堀安行さんの紫芽(むらめ)をご紹介をしているが、今回は可愛い花を付けた紫蘇。
2010年10月22日
庄内藩校致道館の精神を引き継ぐ鶴岡致道大学で、島村菜津さんが講演。 スローな未来へ〜「小さな町づくり」が暮らしを変える
それが、その5日前に、お話が聞けるとは、運がいい。日ごろの行いかとも思ったものだ。
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2010年10月21日
在来作物の宝庫・庄内で、島村菜津さんと、藤沢カブの後藤勝利さんを訪ねる。
この講座で注目したのが、日本では少なくなった「焼き畑体験」。
昨年、山形在来作物研究会から招かれて「公開フォーラム2009」に伺った時に、山形大学の平智教授と、江頭宏昌准教授が、藤沢カブの焼き畑にご案内いただき、生産をされている後藤勝利さんからお話を伺ったことが強烈な印象となって残っていたからだ。
結局、色々と仕事がたまって「焼き畑体験」には伺うことができなかったが、今回、伺うにあたって、江頭先生に今年の焼き畑地を見せていただきたいとお願いをしていた。
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2010年10月20日
バスツアー「大竹さんと行こう 江戸東京野菜を訪ねて」は天候に恵まれて。
川原さんは国分寺市の農業委員をされているほか、国立ファームの商品部特命課仕入主任もされていて、都市農業の応援団の一人。
国分寺の消団連はこれまで 「安心できる暮らしを求めて」 をテーマに、「国分寺の食 今・むかし」〜統計から見た国分寺市産農産物の移り変わり〜、
また、「国分寺の食」〜地場やさいを使いこなす〜、
等の勉強をされ、毎年、環境祭りと同時開催の、国分寺市消費生活展(国分寺市清掃センター )で活動の成果を発表してきた。
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圃場内を小坂さんに案内してもらう一向。 ハウスで馬込半白キュウリが花を咲かせていた。江戸東京野菜を見せたいという、川原さんの希望に応えようと9月初めに播種したらしいが、季節はずれに良く咲いたものだ。写真をクリックする。
まずは、国分寺の代表的農家、小坂良夫さんの畑に伺った。2ヘクタールの広大な農地には
この時期栽培されるものはほとんど栽培されている。
スパー出荷をメインにしているから、自ずとそうなるが、「今年は夏の猛暑の影響で、タネ蒔きが遅れたりして、今後更なる影響が出てくる模様だと、。
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2010年10月19日
都政新聞の連載「よみがえれ! 江戸東京・伝統野菜」で「つまもの」を取り上げる。
江戸の食文化として、連綿と伝わってきた「つまもの」は、足立区に生産者はまとまっている。
妻は和食には欠くことのできないもので、単なる添え物ではなく、殺菌効果もあり、魚介類に添えられたり、季節感を助長するような役目も持っている。
2010年10月18日
19日、21時からBS朝日で、江戸東京野菜を栽培する農地が景観としても取り上げられる
2010年10月17日
ニュース速報 ! 、フレンチの巨匠、三國清三氏がフランス共和国農事功労章オフィシエ受章
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17時からの伝達式には、これまで25年の間、三國シェフを支えて来られた、発起人の茂木友三郎氏(キッコーマン椛纒\取締役会長)、鈴木与平氏(鈴与椛纒\取締役社長)等、親しい方々がお祝いに駆け付けた。
会場は立錐の余地のない状況だったが、上席に服部幸應先生がおられたので、ご挨拶に伺い、そのまま先生の近くにずうずうしく居場所を確保した。ここなら受章の様子が写真に撮りやすい。
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2010年10月16日
「とうきょう特産食材使用店」の登録 99店が決定 !

このブログでは「とうきょう地産地消応援店」登録制度として、すでに紹介したが、より都民にわかりやすい名称とするため、「とうきょう特産食材使用店」に名称を変更し発表したもの。
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2010年10月15日
内藤トウガラシを栽培した大久保小が老舗店とコラボでスイーツ開発 !
また、岡村先生から情報をいただいた。
新宿区大久保の小さな花園に,小さな赤いじゅうたんができました。
赤い実がごっそりなっていて,とてもきれいです。
収穫した内藤唐辛子を使って,地域の老舗和菓子屋「新宿岡埜栄泉」と大久保小学校の4年生が唐辛子スイーツを共同開発しました。
「内藤唐辛子そばまんじゅう」と「内藤唐辛子かすてら(アンコ入り)」です。

2種類500個を10月11日の大久保祭りで子ども達が販売しました。
ものすごい売れ行きで,1時間半ほどで完売・・・。
地域の方や学校関係者,新宿区長まで買ってくれました。
好評につき,期間限定で店でも販売してくれることになりました。
内藤唐辛子を通じて,地域の輪が広がっています。
嬉しいので報告させていただきました!
と言うもの、それは嬉しいでしょう、私もうれしいのでブログに掲載させていただきました。
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2010年10月14日
NHKテレビ「いきものピンチ」で藤原紀香さん、生の寺島ナス、美味しい !
寺島ナスが、生物多様性、持続可能な作物として、次世代に繋がることを約束してくれるような光景だった。
11日、NHK総合テレビ「いきものピンチ」の番外編として番組が始まった。
「ミスター地産地消」とメインパーソナリティの藤原紀香さんに紹介されたのは、フレンチの三國清三シェフ。
生物多様性をテーマに料理を作ってもらったと、紀香さん。
そこで、三國シェフが「東京野菜カレーです」と料理を見せると、会場から「ウォー」との歓声が上がった。
ゲストには、品川庄司, 中尾彬, 矢口真里, ジャガー横田,の面々。
画面は、料理を作るため素材を求めて築地市場を歩くシェフを追う。
仲卸で江戸東京野菜普及推進協議会ではお世話になっている政義青果社長・近藤義春さんを相手に「このナスを見せたかった」とシェフ。
全国から入荷したばかりの色々なナスが映し出される。
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2010年10月13日
東京の味 生ウスターソースと生中濃ソースが美味い !
「素材の風味が生きる東京の味」「東京はいつでも刺激。いつでも新鮮!!」のキャッチもきいている生ソース。
先にブログで紹介した、「第4回 東京都食育フェスタ」で財団のブースで販売した一つが、生sauceだ。
ソースは、野菜・果実を煮熟し、これに熱水抽出した香辛料(スパイス)、食塩,砂糖および醸造酢を加えてつくる。
この生ソースは、生野菜とスバイスの抽出には加熱処理をしないで、生野菜の風味をそのままに酵素分解してつくる。
説明では、これまでの美味しさは熱に奪われていたという。だから美味しさの決め手になるのが、非加熱だと云う。
ソース販売するには、まず試食をしなければとスプーンに取ってなめてみたら、市販のソースとは全く違う、新鮮な味わい。自ら買い求めた次第。早速夕食でウスターをドレッシング代わりに使ってみると2年生の孫までも美味しい ! 。
フェスタ会場でも、スプーンで試食していただいたが、好評で取り寄せた分を完売することができた。
このソース、平成4年に優良ふるさと食品中央コンクール農林水産大臣賞を受賞しているもので、新しいものではないが、根強いファンに支えられている。
製造販売
トキハソース と 白鷹ソース
お問い合せは、
東京都ソース工業協同組合 03-3690-5321
生ソースに関する技術的なお問い合せは、
東京都立食品技術センター 03-5256-9251まで
2010年10月12日
東京シティーガイドクラフの皆さんに江戸東京野菜の物語を伝える
初代藩主、徳川頼房が水戸藩の上屋敷に建築した庭園を、2代藩主の徳川光圀が改修したものだ。
完成した庭園は、あたりの風景を借景にしたりしていたが、近代に入って都市化の進展の中で、今度は庭園の周りに植えられた木々が森のようになって、あたりの風景を遮断してきた。
戦後の1949年に東京都が隣りに後楽園競輪場を建設、静かな庭園にその歓声が聞こえていたが、ギャンブル廃止で1972年を最後に無くなった。
その後1988年、ビックエッグ(後楽園ドーム球場)が建設されたことで、庭園の木々の上に楕円のまっ白い屋根が見える景観となった。
そして1999年には池の縁から北を見ると無粋な高層ビルが建設された。
何でも地上28階建てので23区内では一番高層の区役所、文京区役所だということが分かった。
区の施設を、江戸時代からの文化遺産・小石川後楽園の近くに立てる神経がわからないと憤慨したものだ。
11日、このビル「文京シビックセンター」の4Fシルバーホールで「江戸東京野菜」の話を頼まれた。
地下鉄後楽園駅で降りると地下からビルはつながっていて、エレベーターで会場に着いたが、早めに着いたので、そのまま24階の展望台に上って、真下に見える、庭園を写真におさめたが、やはり小石川後楽園は上から眺めるものではない。
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