練馬ダイコン引っこ抜き大会は今年で4回を迎えるが、忘れられていた練馬ダイコンを改めて、全国に広める大会として、年々大会参加者が増えている。
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練馬大根は、徳川五代将軍綱吉が、下練馬村の農家に大根の生産を命じたのが始まりとされ、関東ローム層に堆積した、クロボクと言われる粒子の細かい火山灰土と品質がマッチして、良質の大根が生産された。
その後も練馬の地を中心に栽培され、改良を重ねて、漬物用に、煮物用にと消費されてきた。
しかし、干ばつやモザイク病の発生などにより大根の生産が減少し、戦後は代わってキャベツ生産が増加した。
それでも、篤農家が練馬大根の種を守り続け、平成元年から始まった練馬大根育成事業により、練馬大根は復活を果たした。
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