2010年12月31日

「里帰りした三河島菜」を訪ねて故郷荒川区の栄養教諭さんがやってきた。


今年の2月27日に、東京都の小中学校に勤める栄養士の先生方から呼ばれて、江戸東京野菜のお話をしたことがあったが、

その時、荒川区の若い栄養士さんから「昔、荒川地区で栽培されていた野菜を探している。タネが無いものでしょうか !」との質問を受けたことがあった。

そのことがずーと気にかかっていた。


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先日、飲食店の皆さんに食べていただいて、充分に市場性もあることがわかったことから、荒川区の小学校で栽培を復活し、給食で食べてもらうことも可能だ。

「里帰りした三河島菜」を欲しいという飲食店の注文もあり、このままではすぐに売れてしまうかもしれない。

この機会を逃がすと、来年の冬まで見ることも味わうこともできないと云うので、

第三日暮里小学校の栄養士・清水一枝先生と、尾久宮前小の栄養教諭の鈴木恵理先生は、見たことのない「里帰りした三河島菜」に逢いたいと荒川から飛んできた。


写真をクリックすると、JA東京むさし広報の渋谷さんも取材に駆け付けた。
写真右が、清水さんに、左が鈴木さん。



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posted by 大竹道茂 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

「里帰りした三河島菜」のレシピが江戸東京野菜料理研究家の酒井文子さんから届く。


20日に、宮寺農園を訪ねてくれた江戸東京野菜の料理研究家・酒井文子さんにレシピをお願いしていたら、23日に、皆さんが見えた時に、三河島菜が江戸時代に食べられていた塩漬けと、もう一品はポタージュを作ってきてくれたので紹介したが、ペペロンチーノと、和風ロールも考えてくれた。


里帰りした三河島菜の塩漬け

<材料> 作りやすい分量
・里帰りした三河島菜 300g  ・塩 9g(菜の3%)

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写真をクリック


<作り方>
1. 三河島菜をよく洗い、熱湯にさっとくぐらせる。(10秒くらい)
2. 塩をして、重石をのせて一晩つける。
* 塩だけでも充分美味しいが、昆布や唐辛子少々を入れても良い。






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posted by 大竹道茂 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜