2011年01月13日

創業は享和元年(1801)210年の歴史を刻む、江戸伝統の料理、「駒形どぜう」に行ってきた。



何年振りかで浅草に行ったが、丁度昼時に着いたので、昼飯でもと駒形のドジョウ屋に行ってきた。
この店は昔の書き方で「どぜう」だ。

現役時代に、上司が江戸の文化に精通していたので、色々な処へ連れて行ってもらったり、昔話を聞いたりで、そんなことも今の私のライフワークに繋がっている。
上司の「駒形に行くか ! 」は、ドジョウを食べに行こうということで、それも夏の土用の入りあたりに、決まって誘われたものだ。

そう云えば2004年、友人の青木宏高さんを案内したことを思い出した。



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お昼前に店に入ってお客の少ない頃に食べてから、浅草寺と隣の浅草神社にお参りすると云うような行程であった。

夏の熱い日に、炭火を前にドジョウ鍋は汗をかきかきだが、結構オツなものだ。

勿論、寒い頃にも出かけたが、3年振りくらいだったと思う。

一階の広間は、昼の時間や休日を避けると、結構そこには人間模様があって、明るいうちからドジョウ鍋を摘まみながら、手酌で一杯やっている年配の人がいたりで、店内には江戸の頃からの情緒みたいなものが漂ってくる。

そんな店内を見回していると、鍋が出てくるまでのあいだ、結構楽しめる。



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posted by 大竹道茂 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の飲食関係