2011年06月07日

等々力不動尊の境内に、草木へ愛情を注いだ人達が建てた「供養の碑」がある。



平成14年に出版した「江戸・東京農業名所めぐり(JA東京中央会企画発行・農文協発行発売)」の編纂に携わったが、この本は、平成9年に「江戸・東京の農業」の説明板を都内の各地に設置したことから、皆さんに設置場所を名所として、出掛けてもらいたいとの思いから説明板の設置場所や、内容や、その周辺のことなどについて紹介したものだ。

しかし、都内には他にも農業に関わりのある「碑」がたくさんあることから、それらも調べて紹介してある。


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編纂にあたっては、都内各地から情報を集めたが、出版後「等々力不動尊」に来て、「草木供養碑」が調査から漏れていることがわかり、何時か、紹介したいと思っていた。

この碑は、地元世田谷の「玉川造園組合」が昭和47年5月に建立したものだ。

昭和30年代後半から国の持ち家政策により、東京には戸建住宅が増え、世田谷では庭園樹などを植える家庭も多く、高級住宅街が形成される一方で造園業が栄えた。

造園に携わる皆さんは、草木一本へも愛情注いで、その命を大切に思う気持ちから、草木供養碑を建立したものだが、牛や馬など家畜に対する忠魂碑等は、東京でも各地に建てられているが、草木供養碑は珍しいものだ。



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posted by 大竹道茂 at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報