2011年12月31日
三國シェフがプロディース「続 増毛deナイト」が30日 新丸の内ビル7階、Marunouchi HOUSE内で開催された。
昨年、三國シェフがフランス農事功労章を受章したことから、出身地の北海道増毛町の産物を持ち込んでの、「増毛deナイト」。
増毛町の農産物の消費拡大として開催されたが、好評だったことから、今年も「続 増毛deナイト」が30日 新丸の内ビル7階、Marunouchi HOUSE内で開催された。
今回は、「フランス料理 ユネスコ無形文化遺産登録祝賀会 ガラ・ディナー「世紀の晩餐会」イン ヴェルサイユ宮殿」参加と銘打っている。
今年は、ヴェルサイユ以外にも、外国に出店、東北地方の食育行脚、そして、私もお手伝いをさせていただいている、小学校での食育授業等、忙しい一年だったようだ。
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『第2回 「農」と里山シンポジウム』が1月28日(土)淑徳大学 埼玉みずほ台キャンパスで開催される。
三富「江戸農法の会」の横山進さんから、「お正月用 野菜セット」が届いた。
開けてみると、「三富新田 野菜 便り とれたて詰め合わせ」のパンフレットと、お手紙が入っていた。
前日、横山さんから、電話を戴き、名刺が手元にないからとか言って、住所を訪ねてきた。
年賀状でもくれるのかと思っていたが、三富江戸農法で作られた野菜を送っていただいた。
上の写真をクリックすると地元小学校の屋上から望む三富の景観。
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2011年12月30日
五日市街道の砂川にあった「手打ちうどんの 甚五郎」で手打ちそばを食べてきた。
10月だったか、宮寺光政さんに案内してもらって、多摩の伝統食「糧うどん」を食べに行ったのが立川の利静庵「甚五郎」。この事は、当ブログで紹介している。

利静庵「甚五郎」の主人に聞いた話だが、狭山湖の北の方にある神明庵 甚五郎が総本家で、そこで修業をして、のれん分けをしてもらったと言っていた。
師匠が左利きだったことから「左甚五郎」から名をとって「甚五郎」と命名したと云う話を聞いた。
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2011年12月29日
練馬区立大泉第六小学校3年生達が、農家の指導で練馬大根の沢庵を漬ける。
「大蔵大根 白く寸胴、おでんの主役」を毎日新聞の津武欣也記者が書いた。
毎日新聞27日の朝刊「暮らしナビ」に掲載されてた、大蔵大根の記事は、インターネットでも紹介している。
何でも埼玉県の読者から「冬になると思い出す、あの寸胴形のダイコンを探して」の依頼で、大蔵大根を探したというもの。
丁度、大蔵大根の母本選定をした日で、当ブログでも紹介しているが、集合写真の後列の右端に写っているのが津武記者だ。
2011年12月28日
都政新聞の連載「東京育ちの美味探訪」は、「下山千歳白菜」を千歳烏山の畑に訪ねた。
都政新聞の連載「東京育ちの美味探訪」、今回は世田谷に生まれた「下山千歳白菜」を千歳烏山の畑に訪ねた。

同社取材に同行して、NPOミュゼダグリが実施する12月の農家見学会は、京王線・千歳烏山で下車して下山千歳白菜が生まれた、下山繁雄さんの畑に伺った。
このことは、当ブログでも紹介しているので、ここでは都政新聞に掲載された事だけを報告する。
これまでのバックナンバーはこちらから。
また、同社が連載した「よみかえれ! 江戸東京・伝統野菜」のバックナンバーはこちらから
2011年12月27日
東久留米地区の江戸東京野菜は、栽培、流通も順調だったようだ。
JA東京みらいの東久留米地区を中心に、江戸東京野菜の栽培が始まった事は、すでに当ブログで紹介したが、皆さんの努力で、地元のオザムばかりか、築地にも出しているようで、押上の「よしかつ」で東久留米産の寺島ナスに柳窪小麦の粉を使った、カリン糖や、もんじゃ焼きを戴いた。
最近では、品川カブやサトイモも築地に行っているようで、同JAの高倉国昭次長は江戸東京野菜の栽培を薦めた立場から、江戸東京野菜に取り組んで良かったと、しみじみ言っていた。
6月に、当ブログで、東久留米市小山の横山三姉妹を紹介したが、その時、出掛けていた長女の和子さんに、先日お会いした。
横山家では、昔からこの地元に伝わるサトイモの在来種・土垂(ドダレ)を受け継いでいる。
それだけに、栽培は得意で、良いものを作る。
伺った時には、子芋と孫芋を分離するなどの出荷調整をしていた。
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2011年12月26日
小平の中国宮廷麺「なにや」は12月30日が「五色麺の日」、年に一日のみ 11:30〜開店」
8月にお邪魔して以来だったが、カレンダーを持って、暫くぶりで小平にある中国宮廷麺の「翡翠麵打師」松村幹男氏の「なにや」に伺った。
前に申請中だとは聞いていたが、「とうきょう特産食材使用店」登録の証、奥多摩の間伐材で作ったボードが届いていて棚に置いてあった。
小平では、「なにや」と、学園東町の「喜楽鮨」、ここも江戸東京野菜の創作鮨に取り組んでいて、両店が登録されていた。
ボードをクリックすると、小平の宮寺光政さんが、納めている野菜が店の中に置いてあり、
東京長カブ、大蔵大根、白菜、ブロッコリー、ニンジンなど、常連客が買っていく。
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2011年12月25日
26日(月)、朝8時台、NHK「あさイチ」で、神奈川のホープ吉川貴博さんが「相模半白キュウリ」を紹介する。
名古屋で開催された、財)日本種苗協会と野菜茶業研究所の課題別勉強会で、江戸東京野菜の取組について話をしてきたことは、当ブログで紹介した。
会場別室では、地方伝統野菜の品種紹介が行われていて、神奈川県のブースでは、同県の若手のホープ、平塚の吉川貴博さんが栽培した「相模半白節成キュウリ」が展示されていた。
その、吉川さんから、メールをもらった。
「26日、朝8時台、NHK「あさイチ」でJA湘南大型直売所あさつゆ広場から生中継があり、小生は相模半白の紹介で、少し出演することとなりました。」と云うもの。
そりゃあ、楽しみだ。
「相模半白」で思い出したが、神奈川選出の国会議員が、自分のブログで「相模半白キュウリ」の事を書いていると、教えてくれた方がいた。
読むと、しっかりと書いている。
きっと、吉川さんが情報提供したのだろうと思って、メールで訪ねたら、議員サイドが調べたものだと云う。 それはエライ!
吉川さん、そのブログを読んで、「相模半白の経緯に一部誤りに気づき、その後河野太郎氏にお会いできる機会があり、訂正頂きました。」と、・・
当研究会が掲載をお知らせして良かったようだ。
それにしても、情報発信力のある方が、伝統野菜について紹介してくれることはいいことだ。
「家庭菜園でつくる野菜は・・・・、固定種をつくってみませんか。」とある。
お隣の神奈川でも、伝統野菜の仲間が増えることを願っている。
荒川区立峡田小学校では、宮寺光政さんが栽培した青茎三河島菜が給食で調理された。
荒川区立峡田小学校(松崎勝校長)では、田中彬子栄養士が、地元の伝統野菜・青茎三河島に注目し、小平市の宮寺光政さんの指導を受けて2年生の栽培、観察などを行ってきた。
また、9月には研究授業も開催される等、荒川区内の先生方にもご理解をいただけるまでになり、その事は、当ブログで紹介した。

栽培指導を行った宮寺さんの所に田中先生から写真と手紙が届いた。
11月29日、宮寺さんが栽培した青茎三河島菜は「塩ラーメン」の具として調理されたと云う。
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2011年12月24日
熊本を拠点に活動する「ふるさと食農ほんわかネット」の情報詩「ドリーム」に紹介された当ブログ。
11月に、「くらしマイレージ・alliance」と「九州農政局」が共催した「九州伝統野菜フォーラム」が盛会だったことは、当ブログで紹介した。
当日は、地元テレビ局や、メディアも来ていたが、この程、熊本を拠点に活動している
「ふるさと食農ほんわかネット」の佐藤洋子事務局長から、同ネットの情報詩「ドリーム」が届いた。
佐藤事務局長とは、会場で名刺交換をさせていただいていたので、送っていただけたもの。
「私達は、自分たちが楽しみ、周囲が喜ぶ活動を目指しています」とサブタイトルにあるが、たしかに戴いて嬉しくなった。
同ドリームの14頁には、「・・・講演が午後からある場合、必ず眠気が襲うものだが、今回ばかりは、あまりに話が面白くて居眠りもしなかった。」と書いていただいた。
そして、第三部の「ひご野菜セミリオ ビストロプレミアム」も。上の表紙をクリックする。
お料理をカラーで見たい方はこちらから。
佐藤さん有難うございました。
皆さんに佐藤さんのブログ「yamaneko弁当便」を紹介します。
「ふるさと食農ほんわかネット」のさらなる拡大をお祈りいたします。
練馬大根栽培の第一人者・渡戸章さんが切り干し大根をせっせと作っていた。
2011年12月23日
都立園芸高校江戸東京野菜プロジェクトの生徒に語りかける植松敬先生。
戦後の、東京農業を技術面で指導してきた植松敬先生は、都立園芸高校の「江戸東京野菜プロジェクト」の皆さんの活動報告をまじかにしたことで、同校の取組を心強く思われたようだった。

横山先生の案内で圃場を視察した。上の写真をクリックする。
圃場には、渡辺早生ゴボウ、馬込三寸ニンジン、東京長カブ、青茎三河島菜等が栽培されていて、砂村三寸ニンジンと伝統大蔵ダイコンは、採種用がいけられていた。
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”さんフェア鹿児島2011 “ 江戸東京野菜をテーマに都立園芸高校が優秀賞を受賞した。
12月16-17日(金)に開催された“ さんフェア鹿児島2011 “ に、都立園芸高校が農業系高校の代表として出場していたが優秀賞を受賞し、その報告会に来てくれと、横山修一先生から招かれた。
”さんフェア鹿児島2011 “〜第21回全国産業教育フェア鹿児島大会〜 は、当ブログで紹介しているが、 この大会で発表した“ 広がれ つながれ江戸東京野菜 ”を見れば、江戸東京野菜プロジェクトの皆さんが取り組む活動は、一目瞭然だから、先日、大蔵大根の母本選定に参加された植松敬先生をお誘いした。

千谷順一郎校長の配慮で、最前列に来賓としての席を用意してくれた。
岡田ちふみさん(2年園芸科)の発表と、今泉茉祐さん(2年園芸科)のパソコンの操作も息がぴったりだった。
発表の後、改めて、全校生徒の前で千谷校長から賞状と盾が渡された。
おめでとうございます。
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日本最大級の環境展示会「第13回エコプロダクツ2011」会場で江戸東京野菜の食育を発表。
荒川区立尾久宮前小学校( 伊藤雅夫校長 )の鈴木理恵栄養教諭から、東京ビックサイトで、同校の食育の取組を発表することになったからと、連絡をいただいていた。
会場は東1ホール。「オール東京62市区町村共同事業」のブースでは、東京の自治体が分刻みで発表をしていた。
14時半には伺えると伝えていたが、思いのほか、午前中の仕事が伸びてしまって、国際展示場駅に着いたのが始まりの時間だった。
そこから会場は遠くて、ブースを探すのにまた時間がかかって、たどり着いた時には終わっていた。
鈴木先生、伊藤校長、申し訳ありませんでした。
右から、彦坂雅男氏、伊藤英夫校長、鈴木理恵先生、白石亜以さん。
荒川区環境課エコプロ担当の白石亜以さんに話を聞いた。
「エコプロダクツ2011」の開催に当たり、荒川区として何を取り上げるかを検討し、
環境推進係の彦坂雅男(樹木医)さんから、情報として区立尾久宮前小の取組を知り、自分たちで「作ってたべるおいしい食育」〜復活した三河島菜〜は、テーマにピッタリと言うことで発表してもらったと言う。
彦坂先生とは、一度同校でお会いし当ブログで紹介している。
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2011年12月21日
練馬・平和台の渡戸農園がメディアに連日紹介された。
練馬の農業後継者リーダー、渡戸農園園主の渡戸秀行さんに「江戸東京野菜暦」を持って行った。
畑での立ち話だったが、江戸東京野菜に取り組む一人として、メディアからの取材は多い。
有楽町から30分もあれば畑に着いてしまうと云う利便性の良さもある。

上の写真をクリックすると「やさいの時間」にリンクする。
「趣味の園芸 やさいの時間」1月号に掲載されたと言う。
「地野菜礼讃」冬編で、 三浦大根、大蔵大根、そして練馬大根が掲載されている。
東京産の野菜としては、大蔵大根の伊藤英一郎さんと練馬大根の渡戸さんが掲載されている。
東京うども掲載されていて、山下農園が紹介されている。
今月初めから、「スマートフォン」の、「東京メトロアプリ」をダウンロードして、有楽町線の「氷川台」さらに「ふれあいの里」を検索すると、渡戸さんが江戸東京野菜の「亀戸大根」「馬込三寸ニンジン」をタップリと紹介していると言う。
私はまだスマートフォンを持っていないので、お持ちの方はチェックしてみてください。
東京メトロでは、毎日7万以上のダウンロードがあると云う。
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2011年12月20日
目黒区の健康大学教養講座、めぐろ区報で参加者募集始まる
「めぐろ区報」12/15が、送られてきた。
4ページの下の方に、保健衛生で、健康大学教養講座「今話題の江戸東京野菜について」の募集記事が掲載されていた。

同教養講座はこれまで、
第1回 専門医が語る「がんの予防と治療」
第2回 健康を保つ食生活「食後の高血糖予防と食の不安に対する心掛け」
第3回 良い眠りと健康
第4回 ここが知りたい!脂質異常症「善玉・悪玉コレステロール」
第5回 健康アップ!体力を付けよう「気功や太極拳に挑戦しよう」
NPO法人ミュゼダグリが、葉画家 群馬直美さんの「農とARTのワークショップ」を開催した。
葉画家 群馬直美さんの「葉っぱの詩」展 PART五、国営昭和記念公園 花みどり文化センターで開かれているが、このことは、当ブログで紹介した。
同展の開催期間中に、NPO法人ミュゼダグリでは、同公園花みどり文化センター研修室において「農とARTのワークショップ」として、群馬さんの「江戸東京野菜講座」を実施している。
第1回は、「カラーブラッシュでしんとり菜を描く」でしたが、皆さん熱心に取り組んでいました。

今回は、「伝統小松菜の後関晩生を描こう」。
「後関晩生」は、後関種苗の伝統小松菜で、現在は日本農林社が販売している。
東京都農林総合研究センター江戸川分場では、栽培試験を重ねる等、美味しくて作りやすい品種として定評のある晩生種。
NPO法人ミュゼダグリでは、小松菜の故郷、江戸川の生産者・木村重佳さんに、素材の伝統小松菜を注文するとともに、木村さんの話も聞きたいと依頼していたことから、会場に来てくれた。
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2011年12月19日
好評開催中の群馬直美さんの「葉っぱの詩」展 「江戸野菜と木の実」〜いにしえの絵師たちと〜 に行ってきた。
会場は、立川駅北口からほど近い国営昭和記念公園の中にある「花みどり文化センター」で開催されている。
主催は、国営昭和記念公園だが、協力として、(公財)東京都農林水産振興財団と、NPO法人ミュゼダグリが担っていて、ワークショップは当ブログでもご案内させていただいている。

「葉っぱの詩」は、今回で5回目になるが、これまで、江戸東京野菜も描いて来られたが、前回から葉っぱの中に、「江戸東京野菜」を意識したコーナーを設けて、展示してくれている。
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