江戸東京野菜の栽培を都内の小学校などに勧めてきたが、地元の伝統野菜「砂村一本ネギ」を栽培している江東区立第五砂町小学校(齋藤和子校長)の取り組みは、あらゆるところで紹介してきた。
伝統野菜が市販の交配種と異なりタネの採れる野菜で、タネを通して命が今日まで繋がってきた野菜だ。
同校では種を採り、後輩たちに手渡す儀式を行っていで、最近、発行された「野菜と果物」の図鑑にも「野菜を育てる小学校」として紹介されている。
今年も、ネギ坊主ができたと、ご担当の銭元真規江栄養教諭からメールが届いていた。

銭元先生は、葛飾区新宿で砂村一本ネギを栽培している矢作東一さんに教えてもらった通り、土寄せ3回を実施したことから、その効果と暖かさで順調に大きく育ち、ねぎ坊主も出来て例年より早く収穫の時期を迎えたと云う。
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