2013年07月13日

府中市の伝統野菜「府中御用瓜」が、都立農業高校のハウス内で収穫期を迎えた。


今年の2月中旬に都立農業高校を訪ねた。
同校都市園芸科の大谷敦子教諭には、伝統小松菜、練馬ダイコン、伝統大蔵ダイコン、東京うど等を栽培してもらっていて、当ブログでも紹介している。

今年は、府中の伝統野菜・マクワウリの栽培をお願いしたいと思っていたが、昨年、都立瑞穂農芸高校の副校長から同校の校長に栄転された久保田弘先生に、ご挨拶かたがた伺ったもの。
 久保田校長には、引き続き江戸東京野菜の栽培についてご理解をいただいたので、同席いただいた大谷先生にも改めて協力をお願いし、府中の伝統野菜「御用瓜」を復活させるために、美濃の「真桑瓜」のタネをお渡しして栽培をお願いしていた。




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「元和三巳年(1617)将軍秀忠の頃以降、江戸幕府は、美濃のマクワ瓜名人を毎年府中に呼び、幕府に納めるための「御用瓜」を栽培させた」と云う同市の史料に基づき取り組んできたもの。

大谷先生には時々、電話で播種されたか!、芽が出てきたのか!、雌花がついたか!、などと様子を伺っていたが、頼みっぱなしで同校には伺えずに失礼していた。

府中では、西府町の石川孝治さんにも、同じタネで「御用瓜」の栽培をお願いしていることは、当ブログでも紹介している。

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2013年07月12日

立ち寄った「ITABASHIエコライフフェア SUMMER2013」で、朝採りの志村みの早生ダイコンを試食した。


「ITABASHIエコライフフェア SUMMER2013」を板橋区立グリーンホールで、地元の「志村みの早生ダイコン」を販売しているという情報は、当ブログでも紹介したが、
丁度、6日土曜日の午前中は北区立稲付中学校に行っていて、同じ都営地下鉄三田線の本蓮沼からの帰りに、二つ目の板橋区役所前で下車すれば、グリーンホールに行けることがわかったので立ち寄った。



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前日は雨で出足が悪かったようだが、当日は、午前中で売り切れてしまっているのではと、心配しながら汗を拭き拭き向かったが、あいにくの猛暑で、逆に出足が悪く、まだ半分ぐらいの売れ行きだった。

上の写真をクリックする
JA東京あおばからは、小泉敏地域振興課長と板橋地区振興センターの芹澤智主査が来ていた。


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2013年07月11日

北区立稲付中学校で先々週についで実施されたサタデースクール


7月6日(土)、北区立稲付中学校(武田幸雄校長)で先々週についで実施されたサタデースクール(土曜公開授業) で、江戸東京野菜の話をしてきた。
始めに1年3組、次に4組と、ふたクラスの授業を受け持った。

今回は、佐藤綾子栄養教諭も、復帰されて授業をリードしていただいた。

これまで、給食の時間に佐藤先生が、暴れん坊将軍吉宗が小松菜の名前を付けた等、江戸東京野菜について色々とお話をされているようで・・・

「ウェビングマップ」の手法を用いて、生徒たちに江戸東京野菜について10分ほど書かせたが、考え込んでいる生徒には、思い出せるように、適切なヒントが伝えられたので、生徒たちは思い出して一生懸命書き込んでいた。




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私の話は、先々週と全く同じで、先月国賓として来日したフランス大統領のランチに、江戸東京野菜が料理されたと云う話から入り、その後も板橋の昔話などをして、江戸東京野菜の話へと・・・

時間通りに終わるはずだが、生徒の反応によっては、よそ道にそれたりするから、若干オーバーしたりもした。

生徒が書いたウェビングマップは、家に持ち帰って、家の人に感想を書いてもらうという。


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2013年07月10日

JA一括貸連絡会と云う組織の、第17回通常総会で江戸東京野菜の最近の取り組みをご紹介した。


JA一括貸連絡会(伊藤岑夫会長) と云う組織から、第17回通常総会での講演を依頼されていた。
実は、3年前の2010年7月8日にも、中野サンプラザで開催された時に招かれていて、江戸東京野菜の取り組みをお話し、ご支援をお願いしている。

前回は、丁度、「早稲田ミョウガ捜索隊」が、早稲田大学の学生を中心に結成されたことをお話ししていて、その後の早稲田ミョウガの話を聞きたいという、リクエストもあった。




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早稲田ミョウガのその後の活動は、当ブログ左のカテゴリー「早稲田ミョウガ」にまとめてあるり、それらについて、紹介したが、資料として5月7日の「東京新聞夕刊」一面トップに掲載されたものをコピーして配布したので、初めて見る方も大勢いて、その後の広がりを、ご理解をいただいた。

また、それ以外でも、青茎三河島菜の話や、今年の鳴子ウリや、府中御用瓜の取り組みについてもご紹介した。


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2013年07月09日

生徒達の思いを受けて、鳴子ウリの圃場チェックに、柏木小学校に伺う。


先日、新宿区立柏木小学校(齋藤等校長) の田中優子先生から、電話が入り、うどん粉病が広がり、雄花ばかりで雌花がなかなかつかないのと、可愛い実も、蔓から取れてしまったと、植え方を指導した宮寺光政さんの所に電話が入った

うどん粉病対策としては、電話で大きい葉は切り取るように指示しておいて、それではと、学校の都合を聞いて伺ってきた。



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生徒達も一生懸命世話をしてくれていたらしく、宮寺さんの来るのを待っていてくれた。
宮寺さんが点検をしていたが、子蔓の芯止めがされていなかったのが2本あった。
大切に育てる気持ちが強くて、どもう、思い切って切ることができなかったようだ。
それと、肥料の不足のようだった。

もげたウリは、肥料不足で大きくなれず、小さいままで熟期が来てしまったのではないかと、宮寺さん。



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2013年07月08日

三河島枝豆を収穫するからと連絡をいただいたが、矢ケ崎さんは上手に作っていた。


「三河島枝豆の収穫をするので来ませんか!」と、西東京市の矢ケ崎宏行さんから、電話をもらった。4月25日に定植作業をしたものだ。

これまで、何人かの方に、栽培してもったが虫が入ったりして、上手にできず、まだ食べたことが無かった。

「野口のタネ」に注文したら、丁度「切れている」と云うことで、そんなことを話していたら、滝山農業塾の世話人をされている金子操さんが、後日、「使ってください」と云って持ってきていただいたタネだ。




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枝豆は、莢がふくらんでそろっていて、中の豆が大きく緑が濃い、そして、枝と枝の間が短く、莢が密についているのがよいとされている。

 三河島枝豆は現在の荒川区荒川。かつては、同地で盛んにつくられていて、東京市場をにぎわせていた。
品種の特徴は、中生で枝数が多く、毛は白色、1莢に三粒の豆がそろっている優れた品質のため、三河島枝豆は、全国でつくられていた。

上の写真をクリックする。
矢ケ崎さんの畑では、例年栽培している交配種の脇に三河島枝豆を定植したので、その違いが明確だ。
草丈が高く、葉の色は薄め。

私が伺ったとき、「今しがた、押上 ”よしかつ” の佐藤勝彦さんが持って行ったばかりです」、と矢ケ崎さん。

交配種との食べ比べをすればよかったが、味の特徴はわからなかったが甘くて香りがよく美味しかった。




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2013年07月07日

江戸東京たてもの園の「小さな畑」には、馬込三寸ニンジンの採種が行われていた。


江戸東京たてもの園の農家・綱島家の裏庭にある「ちいさな畑」は、NPO法人ミュゼダグリの納所二郎理事長が、栽培管理を行っている。

先日、農家見学で近くまで行ったので、会員の松嶋あおいさんと3人で、寄ってみた。



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上の写真をクリックする
今年は、馬込三寸ニンジンの採種をやっているが、まだ結実した状態ではなかった。

新ダネを使って播くには、遅くなってしまうので、今年は、昨年のタネで栽培することになるようだ。

例年だと、寺島ナスの栽培が行われている時期だが、納所理事長は、忙しかったのか夏野菜の定植は行われてはいなかった。


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2013年07月06日

7月5日6日(10:00〜16:00) の両日、「ITABASHIエコライフフェア SUMMER2013」で、”志村みの早生大根” 初出荷 ! 。


板橋区の伝統野菜、志村みの早生ダイコンは、板橋区内の栄養士さんが区立小学校の生徒達に食べさせたいという思いを受けて、JA東京あおばがタネを取り寄せ、栽培復活を果たしたものだが、いま収穫の時期を迎え” 志村みの早生大根 “ 初出荷 !。

いたばしエコ活動推進協議会・エコポリス板橋環境行動会議・板橋区が主催して、7月5日6日(10:00〜16:00) の両日、「ITABASHIエコライフフェア SUMMER2013」を板橋区立グリーンホールで開催している。



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上の写真をクリツクする
当日は、各種イベントが企画されているが、今回の目玉は「板橋のいっぴん&区内産野菜の販売」が行われている。



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2013年07月05日

江戸東京野菜にご縁のある三河の豊橋から女性部の皆さんがお見えになった。


愛知県からお客様が見え、秋葉原の農協観光本社ビルの会議室でお会いした。

JA豊橋女性部(木田きよゑ会長)の役員さんたちで、同行された大野庄一JA豊橋の常務理事共々早朝の7時前にバスで出発し、昼過ぎに東京につかれた。
お疲れだったのではと思ったが、皆さんお元気で、役員研修として、一時間ほどの時間をいただいた。



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現役時代に、三大都市圏の農家と消費者が一体になって、都市に農地はいらないと云う国の政策に立ち向かった時代があり、中部圏にも何回か伺ったことがあった。

当時、1980年代の市街化区域内農地は、近畿圏の大阪では水田が7に対して、畑が3だったが、首都圏の東京では逆で、畑7に対して水田が3だった。
中部圏の愛知では、畑と水田のバランスが5対5の半々で、バランスのとれた地域だったのを記憶している。

今回は、伝統野菜を通して江戸と愛知とのご縁、土地の名前のついた伝統野菜を通して、地産地消の意識が、広がっていること等を、お話しした。


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2013年07月04日

恩師の一言「ブルーベリーも果物なんだ」にこだわる、「ブルーベリー栽培発祥の地」の園主・島村速雄さんに話を聞く。



都政新聞の取材に合わせて、NPO法人ミュゼダグリの農家見学会で、小平市花小金井南町のブルーベリー栽培農家島村速雄さんの「島村ブルーベリー園」にお邪魔した。

島村ブルーベリー園と云っても、こちらの看板を見ていただきたい。
小平市にある由緒ある「ブルーベリー栽培発祥の地」の農園なのだ。



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上の写真をクリックする   
大国魂神社の参道の欅の孫だそうで、樹齢300年だそうだ。

そもそも、我が国の暖地に適応するラビットアイ ブルーベリーは、1962 年に農林水産省によって導入され、それを譲り受けた故・岩垣駛夫先生(元福島県園芸試験場長)が、1964 年3 月に東京農工大へ着任し、同大の果樹園で生産開発に関する研究を行ったのが始まりだ。

島村さんは、東京農工大学に入学した当時は花き栽培志望だったが、岩垣教授のもとで、ブルーベリーの栽培法を習得した。

卒業後の1968(昭和43)年、岩垣教授から「空いている畑があったら、植えてくれないか」と130本を依頼され、初めてブルーベリーを民間で栽培した農園「島村ブルーベリー園」の開設となる。



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2013年07月03日

江戸東京たてもの園に懐かしい三島食品工業(株)の「三島邸」が復元オープンしていた。


三島邸の復元工事が始まって久しくなる。来るたびに工事をしていたから出来上がるのを楽しみにしていたが、久しぶりに「江戸東京たてもの園」に立ち寄ったら、4月に復元オープンしていた。

こんな建物だったんだと、改めて見直してしまった。



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実は、この建物が総武線の信濃町駅の北側に建っていて、一度お邪魔したことがあったから、三島邸が復元されることを楽しみにしていた一人だ。

建物は、一階が「武蔵野茶房」(10:30〜16:30)になっていて、珈琲、 紅茶、果汁、カルピス、ドイツビール・ワインが販売されていた。





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2013年07月02日

「本田ウリ」は、今年も健在で、生産者がまた増えていた。


先週だったか、雨の中、小平の岸野昌さんのお宅に立ち寄った。
今年から、宮寺光政さんから分けてもらった本田ウリを栽培していると云っていたが、どうなったかと思って寄ってみたのだ。

畑には、本田ウリ18本と金マクワ(金太郎マクワ)9本が植わっていた。



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上の写真をクリックする

大振りの本田ウリは、岸野さんと同じ小平の「なにや」(小平市学園西町・tel 042-342-2929)の松村幹男氏が、好んでいてくれていて、宮寺さんが栽培する本田ウリは、お店に出してくれている。

宮寺さんとしても、つくってくれる生産者を探していたもので、皆さん収穫の日を首を長くして待っている代物だ。

昨年、押上「よしかつ」でいただいたが、生ハムを乗せたもので、生ハムの塩気が、本田ウリの甘さを引き立てていて、美味しかった。

料理人の皆さんも食べ方が分かってきたようだ。





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2013年07月01日

山形県真室川の伝承野菜「勘次郎胡瓜」のジュレを味わい、古き時代の親心に想いを馳せる。


早々と、お中元の品をご恵贈いただいた。
開けてみると、「伝承野菜」のスイーツで、山形県真室川町の伝承野菜のひとつ、勘次郎胡瓜のスイーツだった。
私が、伝統野菜に取り組んでいることを知っている方からの贈り物だ。



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真室川町の「おかしの平和堂」の製品で、勘次郎胡瓜のジュレは、地元産のアカシアの蜂蜜をブレンド、キュウリの爽やかさが活きている。

同店では他に、甚五右衛門芋、黒五葉の枝豆のスイーツと、豊富な地元の伝承野菜の商品化に結び付けている。



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