2014年07月16日

告知!!、NHKラジオ深夜便、16日の1時台は、「江戸東京野菜・復活のドラマ」を語る

先日、NHK406スタジオで、須磨佳津江さんの「ラジオ深夜便」の収録を行ったと、当ブログで報告したが、放送日が間近になったのでご案内する。
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2014年07月15日

15日 テレビ朝日「スーパーJチャンネル!」、江戸東京野菜の放送変更。

15日18時からの、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」で、江戸東京野菜を栽培する小平の宮寺光正さんがが紹介されると、本人から連絡があったが、
レインボーブリッジでトレーラーが燃えたことで、直前で差し替えられ、放送日は再度変更された。
尚、同放送は3日に紹介されるはずだったが、TV局側の都合で今日となっていたもので、テレビとはそうしたものだ。
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「江戸東京たてもの園」の小さな畑に、砂村三寸ニンジンのタネを播く。


小金井市にある「江戸東京たてもの園」内にある小さな畑で、NPO法人 ミュゼダグリが、江戸東京野菜を栽培しているが、

今年は独立行政法人 農業生物資源研究所のデーターファイルの中から、数種の伝統野菜を分けてもらって栽培すると、当ブログで紹介した。



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7月12日、栽培指導者小平市の宮寺正光さんの都合により、納所二郎理事長、そして、新メンバーの清水博史さんが畑に集まった。

今回は、「砂村三寸ニンジン」の播種を行う。

上の写真をクリックする
宮寺さんからの電話で、7月3日、耕して肥料を入れて、苦土石灰を播くなどの事前作業があった。

宮寺さんは、畑に来るなり、木陰の中にある畑に、上手に栽培できるか・・・・。
考え込んでしまった。

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posted by 大竹道茂 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 小金井市での取り組み

八王子の伝統野菜「川口エンドウ」を栽培したいという地元農家の濱中さんにタネを贈呈。


八王子にお住まいで、南多摩、西多摩地区の江戸東京野菜普及活動を精力的にすすめている、福島秀史さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) が、川口エンドウの普及に取り組んでいることは、当ブログで紹介した。

生産者の、草木弘和さんも福島さんをすっかり信頼して、一体となった活動に発展している。

このほど地元犬目の濱中俊夫さんを、草木さんが訪ね、伝統の川口エンドウのタネを手渡して、来年の栽培普及を依頼した。


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写真左が、濱中俊夫さん

上の写真をクリックする
そもそも、川口エンドウを知ったのは、俊夫さんのお母さん・濱中洋子さんが写真を送ってくれたことで、草木さんを紹介していただいたことに始まる。

その後、「NPO法人環境活動センター八王子」から招かれた時には、草木さんと洋子さんに来ていただき、ステージに上がってもらって2人を紹介もした。

洋子さんは、「農の生け花」の東京のリーダーとして活躍されており、当日もお出掛けのようだが、今年も犬目の直売所に川口エンドウを買に行ったという。

俊夫さんは、パッションフルーツを栽培し、道の駅「八王子滝山」で販売していることから、来年は道の駅でも、「川口エンドウ」を買えるようになるかも・・・。


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2014年07月14日

押上「よしかつ」の主人・佐藤さんが、井之口さんの初夏産最後のキャベツを取りに来た。

先日、練馬の事務所にいたら、早稲田ミョウガの井之口喜實夫さんから、電話を戴いた。
これから、押上よしかつの佐藤勝彦さんが、来ると云っているので来ないか、とのことで、井之口さんのお宅に伺った。

佐藤さんは、お昼少し前に現れた。
何でも、井之口さんのキャベツを食べたら他のキャベツは食べられないので、初夏産キャベツはもう終わりだというので、最後のキャベツを分けてもらいに来たと云う。


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押上「よしかつ」の佐藤さんは、東京産の食材にこだわって使っているが、東の墨田区から、西の果て奥多摩や日の出町までバイクや軽自動車を走らせて仕入れている。

時には、八丈島や青ヶ島まで島焼酎などを仕入れに行く。
それが、週2〜3回は、仕入れのために、生産者の元へ行くという。

井之口さんのお宅では、キャベツの他、最後のミョウガタケを刈り取ってくれた。

上の写真をクリツクする
井之口さんは、作物の栽培には真摯に取り組んでいて、早稲田ミョウガについても、昨年植えたもの(左上写真)と、今年植えたもの(右下写真)を見せてもらった。

これまでの試作では、昨年植えたままのミョウガは、葉や茎の生育は良いがミョウガの子のボリュウムは、今年植えた方が良いものが出るという。

佐藤さんは、次回来る時は10月で、早稲田ミョウガをいただきに来ますと云って、次の農家に向かった。

追伸

本日、当ブログ左下のアクセスカウンターは、49万件を達成しました。
皆さんありがとうございます。

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2014年07月13日

告知!!、BS朝日で、13日(日)に、「食彩の王国・寺島なす篇」が再放送となる。

BS朝日、13日(日)17時〜
テレビマンユニオンのディレクター・田中由美さんからメールが来た。
『もう1年近くたつのかと思うと、時の流れが早く感じられて、驚いてしまいます。
私も、久しぶりに「食彩の王国・寺島なす篇」を見たいと思います。』
当ブログでも紹介している。寺島ナスだけで、1回分の番組が出来たもので、ご覧になっていない方お楽しみに。
posted by 大竹道茂 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

7月20日(日)朝9時から、tvk テレビ神奈川「かながわ旬菜ナビ」が、「寺島ナス」を紹介する。


tvk テレビ神奈川で、「かながわ旬菜ナビ」を放送しているJA神奈川県連広報局の飯島徹局長から、電話をいただいた

飯島局長には、昨年の5月に、「電車でぶらり副都心線」で、新宿に来られたことがあったが、新宿のあぐりパークで江戸東京野菜の話をさせていただいた。
このことは、当ブログで紹介しているが、同番組のバックナンバーにも残っていた。

江戸東京野菜の話題は、神奈川の皆さんには新鮮に映ったらしく、反響が良かったと、先月、6月4日には八王子の伝統野菜「高倉ダイコン」の普及に尽力している江戸東京野菜コンシェルジュの福島秀史さんが出演、横浜線特集の中で紹介している。

飯島局長が、「7月にまた江戸東京野菜を紹介したいので、何かあるか!」というので、「寺島ナス」が最盛期だとお伝えし、生産者と料理人も紹介しておいた。

ところが、先日の降雹で、寺島ナスの畑が大きな被害を受けたことをテレビのニュースで知り、心配されて電話がかかってきたが、小金井市の井上誠一さんにお願いして、今回の取材となったもの。


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井上さんは、黄金井江戸東京野菜研究会の会長で、小金井市の町興しを江戸東京野菜の栽培普及で貢献している。

上の写真をクリックする
リポーターの山崎彩さんの問いかけに、江戸東京野菜栽培の思いを語った。

山崎さんは、収穫した寺島ナスに、躊躇なくかぶりつく!、。
これは「かながわ旬菜ナビ」で山崎さんの名物ショットだ。
伝統野菜の、エグミや苦味などを味わってもらった。

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2014年07月12日

「気ままに江戸♪」散歩・味・読書の記録」の麦屋さんが江戸の野菜に注目。


4月の中旬、江戸文化歴史検定一級合格者の、麦屋正信さんからメールを戴いた。

麦屋さんは、昔から江戸に関して興味を持っていて、5年前に「江戸」をキーワードとして、「江戸」にこだわった、ブログ「気ままに江戸♪ 散歩・味・読書の記録」を書き始めたという。

読者の中には、江戸文化歴史検定(江戸検)を受験される方も、江戸文化歴史検定に関係する記事を書いて欲しいという要望が多々寄せられているという。
麦屋さんは、その希望に応えるために関連記事もいろいろ書いているというから、江戸文化歴史検定のバイブルだ。


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麦屋さんは、冒頭、掲載のいきさつで当ブログを過分に紹介していただいた。
ありがとうございます。感謝!!です。

上の写真をクリックする
今年の江戸文化歴史検定のテーマは「江戸の食文化」だそうで、「江戸の食文化」に関する記事は、それまで76も書かれていて、
今後は、江戸の野菜に関する記事も書いていきたいと現在準備中で、
そこで「江戸東京野菜」図鑑篇の写真が借りられないかと云うもの。

原稿を、事前に読ませていただいたが、色々調べられていて、多くの方々に読んでいただきたい内容に仕上がっていた。

人気の「江戸文化歴史検定」の受講者に、江戸の野菜を知っていただくには、良い機会だから、必要な写真はお貸ししたいと思って、農文協の担当・阿久津若菜さんを紹介したので相談されたようだ。

10日、第1回は滝野川ゴボウ、第2回は滝野川ニンジン 、第3回は、小松菜、 第4回は 千住ネギ、 第5回は 谷中ショウガと、順次掲載していくと云うから、皆さんの反応が楽しみだ。



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2014年07月11日

東京都市大学付属小学校の 2014年度“こころときもちが元気になる!”「ミクニレッスン」、第4回は、”東京の野菜を知ろう”


東京都市大学付属小学校(重永睦夫校長)の “こころときもちが元気になる!”「ミクニレッスン」第4回は、”東京の野菜を知ろう”で、7月7日(月)松木直也プロデュサーとプロジェクトリーダー橘志保先生の下で、
 4年生の
桜組(三輪洋資先生 35名) が、10:30〜11:20、
桐組(別府美典先生 35名) が、11:30〜12:20、で行われた。

4年生とは、今年の1月、3年生の時に世田谷の農家・大塚信美さんの畑に同行したことは、当ブログで紹介した。


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三国清三シェフの挨拶で授業は始まった。
「みなさん、おはようございます。今日は、みんなが暮す、東京でつくられている野菜を勉強します。
東京都では、いろいろなところでおしいい野菜がたくさんつくられているんだよ。
それでは、東京の野菜に詳しい、大竹先生と野菜作りの名人宮寺先生に今日は、おいでいただきました。」
と紹介された。

上の写真をクリックする
今回は、伝統野菜の雑司ヶ谷ナスと、一般的な交配種の千両ナスとの食べ比べ。
昔、子供の嫌いな野菜はニンジン、ピーマン、ナスだった。
雑司ヶ谷ナスは、寺島ナスと比べると普及年代は新しいが、伝統ナスだから千両ナスとはおのずと異なる。

また、トマトの食べ比べは、生食用のグリーンミニと、加熱用のシシリアンルージュ。
生徒たちは、感じたままに的確に答えていた。

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2014年07月10日

江戸のマクワウリのひとつ、江戸東京野菜の「本田うり」が、今年も収穫期迎えた。


「これを食べないと我が家には夏が来ないの!」と云っていたのが、足立区興野の内田和子さん。

このうりが発見されたことで、農家には、その家だけで栽培されている農産物があることがわかり、
そこから、「早稲田ミョウガもまだ早稲田の地に生き残っているのではないか」と云う仮説を生んだウリだ。

またこのマクワウリ「本田(ほんでん)」と読む、「ほんだ」ではない。
地名変更で昔の名前はなくなり、現在の、立石地区を中心に旧中川北岸地帯が本田地区だった。



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その内田和子さんから、メールで写真をいただいた。

「御無沙汰しております、足立区の内田です。
先日のTBS「朝チャン」収録時は、残念ながら青切りのマクワウリでしたが、 昨日、完熟のマクワウリが初収穫できました。
 早速本日、「押上よしかつ」のご主人佐藤勝彦さんが見えたので納品しました。

上の写真をクリックする 
また、7月5日(土)に都立舎人公園で開催されましたJA東京スマイル主催の「足立区農産物共進会にマクワウリ」を出品しました。

青切りマクワウリでしたが3位をいただきました。

 足立区方面にいらっしゃる折には、完熟マクワウリが8月中旬くらいまで採れますので、今年のマクワウリの出来を確かめにお立ち寄りください。」とあった。

内田さんありがとうございました。


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2014年07月09日

第5回 江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座*入門編が、先日、新宿の東京あぐリパークで開催された。


江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座入門編は、今回で第5回を迎えたが、毎回大勢の方々の参加を得て開催している。

この講座、江戸東京野菜について興味を持っていただくためのもので、「江戸東京野菜には一つひとつに物語がある」と、江戸東京野菜の食べ比べからになっている。
最近は、受講者の皆さんの多くが、当ブログを見ているとおっしゃってくれて、親しくご挨拶をさせていただいている。

伝統野菜には、文化的な面から入り、次に「食べてみたい!」、そして「栽培してみたい!」と興味は展開していく。



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江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会の上原恭子理事(野菜ソムリエ)が実施する、食べ比べと試食タイムは人気がある。
また、今回は、お土産として小金井産の「寺島ナス」が用意された。

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今回のスタッフは、講師の他、納所二郎副会長、佐々木昭理事、福島秀史理事、松嶋あおい理事が担当した。



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2014年07月08日

第1回 内藤とうがらし生産者会議が、新宿御苑のレストラン「ゆりのき」で開催された。


7月4日(金)13時30分から、新宿御苑 レストランゆりのきにおいて、第1回 内藤とうがらし生産者会議を開催するからと、新宿で内藤とうがらしによる地域興しを推進している、NPO法人おいしい水大使館の成田重行先生から連絡をいただき、出席依頼された。
また、内藤とうがらしの生産者代表として、尽力している宮寺光政さんからも連絡を戴いた。

成田先生の話によると、
「かえってきた とうがらし 400年前i新宿」
       新宿内藤とうがらしフェアー(案)


400年前、江戸中で評判だった新宿内藤とうがらしが復活。
今、新宿の各地域でその普及活動が活発に繰り広げられています。
トウ(10)ガラシ(4)にちなみ、10月4日の前後一週間(9月30日〜10月5日)、「とうがらし」をテーマにした新宿の新しい観光、歴史、文化、物産を紹介するフェアーを開催すると云う。

主催は、新宿内藤とうがらしプロジェクト実行委員会
共催として、−般社団法人 新宿観光振興協会、一般財団法人 国民公園協会新宿御苑/環境省新宿御苑管理事務所、NPO法人おいしい水大使館
後援には、新宿区、東京都を予定しているという。



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そこで、生産者から内藤とうがらしの栽培状況を報告してもらった後、今後の対策などについて協議された。

上の写真をクリックする
生産者は
小平市の宮寺光政さん、練馬区の渡戸秀行さん、野坂亮太さん、渡辺三喜男JA東京あおば課長、西東京市の矢ケ崎宏行さん、三鷹市の富澤剛さん、八王子市の立川太三郎氏の代理福島秀史さん、東久留米市の村野喜安さん、横山和子さん、横山治子さん、宮寺さんに師事している由井和也さんの皆さんが出席された。

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2014年07月07日

オテル・ドウ・ミクニの開店30周年プレ企画で、30年前のメニューを戴いて来た。


5月の初めに、オテル・ドウ・ミクニからお手紙を戴いた。

封を開けると、三國清三シェフの30歳当時の写真が印刷されたカードが入っていて、来年3月にオテル・ドウ・ミクニが、開店30周年を迎えるという。
そこで、来年の2月まで、プレ30周年プランを用意したというもの。



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上の写真をクリツクする
同プランのレシピは
『四ッ谷において30年前に考案した懐かしいメニューの数々です。「ちよっと久しぶりだわ」と思われている往年のフアンの皆様に、ぜひ、この機会にお店にお運びいただきたく、ご案内いたします。

なお、売上の一部は、東日本大震災救援募金として寄付いたしますので、応援よろしくお願い申しあげます。
また、来年は、30周年記念企画をたくさん行いますので、重ねて支援の程よろしくお願い申しあげます。』とあった。


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2014年07月06日

NHKラジオ深夜便の須磨佳津江さんからお招きをいただいた。


新宿御苑で本荘暁子さんのお話を聞いたときに、元NHKアナウンサーの須磨佳津江さんが担当されている「NHKラジオ深夜便」の〜花が好き 自然が好き〜、に出演されたと云うことを紹介したが。

その本荘さんが、須磨さんに江戸東京野菜の復活の話も面白いと、推薦してくれていたようだ。

そんなことで、6月の中ごろ須磨さんからメールをいただいた。
何でも、新宿御苑の本荘さんから、推薦いただき、チャンスを狙っていたそうで、
7月放送を目指して提案したいと云う。
テーマは、「江戸野菜を発掘!その魅力をひろめたい」(仮題)というタイトルで、野菜にまつわる物語や、その魅力、今の動きについて話を聞きたいという。
放送されるのは、およそ、40分だとか・・・



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収録日は、7月2日(水)だったが、NHKに来たのは、2年前にFMの「トーキングウイズ松尾堂」に出て以来だ。」

話題作りに江戸東京野菜をスタジオに持って行こうと、小平の宮寺光政さんに、馬込半白キュウリと寺島ナスをいただき、西東京の矢ヶ崎宏行さんには三河島エダマメ、鳴子ウリ、しんとり菜、伝統小松菜、そして、菊座カボチャをいただいて、NHKに向かった。

14時の約束だったが少し早く着いた。
NHKの食堂で、お茶とコーヒーゼリーをいただきながら、打ち合わせに入った。
デスクと相談し、「”江戸東京野菜・復活のドラマ”でお願いしようということになりました。」と須磨さん。
放送日は、16日(水)の1時(深夜)に決まったという

私のブログも、この時間帯にヒットしてくれる深夜族は毎日150人前後の方が見ていてくれる。

15時に406スタジオに入りした・・・・。

放送時間の倍ぐらいは話したと思うが、須磨さんのお蔭で、リラックスして話が出来た。
あとは須磨さんが、切り貼りをしてくれるそうで、みなさんお楽しみに。


須磨さんありがとうございました。
後はよろしくお願いいたします。


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2014年07月05日

山形在来作物研究会の江頭会長が江戸東京野菜を訪ねる

昼過ぎ、東京大学大学院付属生態調和農学機構の職員・手島英敏さんが、「山形大学の江頭宏昌准教授から16時頃に行くと電話がありました」と連絡をくれた。

早めに仕事を切り上げて、16時前に手島さんの所に伺った。



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江頭先生は、16時過ぎに荷物をたくさん持ってこられた。
江頭先生とは、昨年の6月に、野菜の学校の特別講演として東京に来られた時に、受講して以来だ。

静岡の井川まで行ってきたという。
静岡の在来作物を調査してきた模様で、当初から帰りに、東大大学院付属生態調和農学機構(旧東大農場)の様子を見て、20時の飛行機で帰るという計画だとか。

上の写真をクリックする
西武新宿線の田無駅から、賑やかな商店街を歩いて来られたが、この先に広大な農場があるとは思えなかったとか。
西東京市の中心部に、田無演習林を含めて30ヘクタール以上の面積に耕地、林地、温室、見本園などが配置されている。

まず手島さんが紹介したのが、寺島ナスの栽培状況。
独立行政法人農業生物資源研究所からタネを取り寄せた千住ネギ。
手島さんが栽培しているのは殆どが農業生物資源研究所から取り寄せたもの。

6月初めに同農場に伺ったことは、当ブログで紹介したが、タネを付けた千住ネギは収穫されていたが、大きくなった苗は別に植えられていた。


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2014年07月04日

江戸東京野菜コンシェルジュの佐々木昭さん自慢の菜園を訪ねた。


先日、梶谷正義先生が新宿区立柏木小学校で、4年生担任の高橋あゆ先生に鳴子ウリの子蔓摘芯について指導をされたが、

江戸東京野菜コンシェルジュで同育成協議会役員の佐々木昭さんが、梶谷先生の話を聞きたいというので、柏木小学校に案内したことは、当ブログで紹介している。

佐々木さんは、今年になって自宅近くに念願だった菜園(練馬区石神井地区) を借りることができたと喜んでいたが、
西東京市の矢ヶ崎宏行さんから、江戸東京野菜の苗を分けてもらって色々と栽培しているとは聞いていた。



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この時期、寺島ナスの収穫が始まっていた。
この日も、ご自慢の寺島ナスを愛おしむように、収穫していた。


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2014年07月03日

植物遺伝資源の配布申込をしていたタネが農業生物資源研究所から届いた。


小金井市を拠点に活動している、NPO法人 ミュゼダグリが、小金井市にある「江戸東京たてもの園」内にある小さな畑で、江戸東京野菜を栽培していることは、当ブログで紹介している。

参加者で、新たな伝統野菜を栽培しようと模索していたが、6月16日だったか独立行政法人 農業生物資源研究所のデーターファイルの中から、高井戸半白節成キュウリ、砂村三寸ニンジン、千住一本太ネギを選び、植物遺伝資源の配布申込をオンラインで行ったと、江戸東京野菜コンシェルジュで、ミュゼダグリ理事・佐々木昭さんから連絡があった。



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同研究所の配布は、試験研究 (育種を含む。) 又は教育目的に限られ、今回、ミュゼダグリでは、試験研究等を目的として

「東京都の”江戸東京たてもの園”内にある畑に、当法人が江戸・東京の伝統野菜を栽培し、見学者には生育の観察をしながら 伝統野菜の理解を深めていく。」というもの。

先日、申込を行った、佐々木さんの元へ、28日、種子が届いたというので見せていただいた。
10日程で届いたわけで、昔と違ってずいぶん早く届いたものだ。価格もそうだが事務の簡素化も図られているようだ。

上の写真をクリックする
茶封筒に、発芽率や調査日が書いてあった。
いずれ、播種指導などは農家方にお願いするのだろうが、それらについては、今後、当ブログで紹介していく。


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2014年07月02日

府中市の伝統野菜「府中御用ウリ」の栽培状況視察、都立農業高校の場合




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都立農業高校での栽培は、大谷敦子教諭にお願いして昨年から栽培をお願いしていて、都市園芸科2年生で生産専攻をとっている16名の生徒さんがハウスと露地で栽培したが、そのことは当ブログで紹介した。



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府中市伝統の真桑ウリ「府中御用ウリ」の栽培状況を視察した。


先日、西府の石川孝治さんの畑に立ち寄った日、府中市立小柳小学校(関修一校長)にもお邪魔していた。

今年初めて栽培に取り組んだ小柳小学校は、5月15日に多磨地区の農家・河内雅幸さんにご指導をお願いして始まった。

植える圃場のスペースから、ネット栽培が良いだろうと河内さんが自宅から資材を運んでネットを張っていた。
この事は、当ブログで紹介している。



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宮内和夫副校長にお会いしたが、河内さんが時々来て見てくれていると云っていた。

上の写真をクリックする
マクワウリの前に大きな植木があるので、栽培上日当たりの点が心配されていたが、日が当たる苗と、木陰の苗との成長に大きな格差が出ている。


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2014年07月01日

『「深谷ねぎ」の現象学』という冊子を入手した。

「強地」と「砂地」、百年の奇蹟(ミラグロ)『「深谷ねぎ」の現象学』「風土飲食研究会の小林真」ともある。

深谷市上増田在住の著者小林真氏は故郷に生まれたネギをいとおしむように書いている。



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同書によると「深谷ねぎ」という「品種」はなく、根深ねぎだという。

種のカタログには「関羽一本丸」というそれらしいものから「TSX−057」という車かバイクのようなものまでバラエティに富んだ名前があるという。

以前は砂村ねぎを栽培していたようだが、病気に弱かったことから、越谷周辺の夏ねぎの「埼黒ねぎ」とか深谷周辺の冬ねぎ「玉合ねぎ」を栽培していたようだ。

同書には、深谷ねぎがF1品種に大きくシフトしたのは1993年(平成5)年で、深谷周辺で小菌核腐敗病が流行したことが決定的だったという。 この年の流行病でほとんどのねぎが壊滅的な打撃を受ける中で、あるF1品種だけが病気と無縁だったからだという。

そもそも、深谷ねぎの東京デビューは大正5年(1916)だったというから100年になろうという産地だが、埼玉のネギ産地としては新しい。

江戸周辺では、砂村ネギから千住ネギへと時代は移ったが、埼玉の産地から江戸に入ってきたネギには、岩槻や、越谷辺りで栽培されたものだ。

上の写真をクリックする
この冊子、今年の1月26日に開催された、2014年 第2回「深谷ねぎまつり」直前版とあるが、伝統種が栽培されているかには、触れていない。

2011年には、全国11のネギ産地が深谷に集まり、「全国ねぎサミット」が行われている。

現在、江戸東京野菜としては、砂村一本ネギがあり、伝統野菜としては、千住一本太ネギ、昭島の拝島ネギ、世田谷区砧の宇奈根ネギなどが栽培されている。

古い産地がF1ばかりになっている中で、今後、ねぎサミットに出ていけるような、伝統種のブランド復活を図っていかなくてはと思っている。