2014年07月24日

皇居外苑の楠公レストハウスで、生産者との意見交換会が実施された。


JA東京あおばは、練馬区、板橋区、豊島区、北区がテリトリーで、この地域の伝統野菜の復活栽培にも取り組んでいる。


同地区の伝統野菜・江戸東京野菜には、志村みの早生ダイコン(板橋区)、滝野川ゴボウ(北区)、滝野川カブ(北区)、雑司ヶ谷ナス(豊島区)の他、練馬大根、東京大越ウリなどがある。


このほど、江戸東京野菜の栽培を行っている練馬区大泉地区の生産者リーダーの皆さんからの、要望を受けて、(一般財団)国民公園協会皇居外苑の楠公レストハウスで、江戸時代の料理書を元に料理された「江戸エコ行楽重」を食べながらの意見交換会を実施した。



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出席された生産者は、大泉地区の4人のリーダーで、

東京大越ウリを栽培していると云う相田稔朗さん、


加藤晴久さんの畑には、4月にお邪魔していろいろお願いしたが、現在、内藤トウガラシの栽培をしてもらっている


瀧島信彦さんは、滝野川ゴボウの改良種渡辺早生ゴボウを栽培しているそうだが、伝統のビール麦「金子ゴールデン」を収穫している畑に伺ったことがある。


また、練馬大根の採種を行っている白石好孝さんも当ブログで度々紹介している。


JAからは渡邊和嘉常務と粕谷佳紀部長、渡辺三喜夫課長、生産者の地元からは大泉地区振興センターの伊藤信和さんと園畑厚子さんが参加された。


国民公園協会では、2009年から都内産の野菜や魚介類を使って地産地消を進める、「EDO−ECOエコ・クッキング プロジェクト」に取り組んでいるが、同プロジェクトは、一般財団法人国民公園協会皇居外苑とエコ・クッキング推進委員会、東京ガスとの協働プロジェクトとなっている。


同協会楠公レストハウスの安部憲昭総料理長が、たまたま、JA東京あおばの石神井ファーマーズセンターに立ち寄り、採れたての新鮮な地場野菜の品質にほれ込み、2010年4月から週1回、同協会の要請でダンボール詰めの野菜を送っていた。




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