2014年09月02日

存在感のある ” 内藤カボチャ ” が新宿でのフェアーの出番を待つ。


「内藤カボチャ」は、そこにあるだけで存在感があり、武骨な姿は描きたくもなる。

同カボチャは代表的日本カボチャのひとつ菊座カボチャで、今年は、何人もの生産者が栽培に取り組んでいたことは、当ブログでも紹介してきた。

「内藤カボチャ」の産地内藤新宿が市街化したことや、大政奉還により内藤家の屋敷が明治5年に内藤新宿試験場となったことから、主産地は甲州街道沿いの角筈に移り「角筈カボチャ」、また青梅街道沿いの淀橋産は「淀橋カボチャ」と呼ばれた。



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先日、内藤カボチャの収穫が終わったというので、小平の宮寺光政さんを訪ねた。
何でも、大きいのやら小さいのやらで、30個も生ったといっていた。

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7月の中旬に内藤カボチャが生ったと、宮寺さんからメールをもらって行ってみると、何と住宅地との境のフェンスに、大きな内藤カボチャがぶら下がっていた。

風に吹かれて、ネットであちこち傷だらけだったが、日本カボチャを知らない人も多い通行人の間で、珍しい形から話題になっていたようだ。

同じ小平の岸野昌さんの様子は、当ブログで紹介していたが、トータルで50個ほど収穫できたと云う。


尚、これらは、9月30日から10月5日までの、「新宿内藤とうがらしフェアー(案)」で、販売するのをはじめ、西東京の矢ヶ崎宏行さんが栽培した、菊座カボチャ(内藤カボチャ)で、料理の研究をされている新宿御苑のレストラン「ゆりのき」の伊藤秀雄総料理長が、研究の成果を発表してくれるはずだ。





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