荒川区立尾久宮前小学校では、鈴木恵理栄養教諭が総合学習で2011年から4年生に、荒川区の伝統野菜「青茎三河島菜」の栽培をさせているが、
今年は創立80周年の記念の年ということで記念式典の来賓の皆さんに「青茎三河島菜」を配ろうと、隅田川の対岸、葛飾区亀有にある都立農産高校にタネまきの指導を依頼したもので、
9月6日10時に同高校園芸クラブの生徒9人が、4年生の種まき指導と、6年生を対象としたキャリア教育を実践するため、指導教諭の佐々木希彰先生と同小学校を訪れた。
都立農産高校は、都立農業系高校として東京の東部地域をカバーしている事から、2012年9月に、荒川区観光振興課の谷井千絵課長が三河島菜の栽培を依頼している。
その年、府中の都立農業高校の校長をされていた後藤哲校長が同校に転任されたので、当研究会としても、府中時代からお世話になっていたので、挨拶を兼ねて伺い東部地域の伝統野菜の栽培普及をお願いしている。
観光振興課では、今年の1月には、同校が栽培した「青茎三河島菜」を区役所地下のレストランで日替わりランチとして区民に提供している。

佐々木先生は、土づくりの話から入り、4年生が見守る中で高校生達が、プランター12個にタネまきができるように準備した。
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