練馬、板橋地区の農家女性で組織しているJA東京あおば女性組織協議会(女性協)が主催する、「江戸東京野菜圃場見学会・試食会」が9月8日(月)ホテルカデンツア光が丘で31名の参加を得て開催された。
この企画、JA東京あおばが、地元でもたくさん江戸東京野菜が栽培されている事を身近に感じてもらうために畑を見学し、江戸東京野菜の歴史を学び、そして食べようと、同JA女性協(相原厚子会長) に協力を求めたもので、同JA女性協としても栽培面積が増えつつある、江戸東京野菜を勉強をしようと、開催の運びとなったもの。
JA東京あおば石神井支店に集合した一行は、バスで内藤トウガラシの畑と雑司ヶ谷ナスの畑を見学、その後会場を、ホテルに移し、江戸東京野菜コンシェルジュの話を聞き、更に、雑司ヶ谷ナスのお料理を、和食・洋食・中華で戴いた。
当日は、江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会の佐々木昭理事がレポートしてくれた。

練馬区の「区民講座」等で料理教室をしている齊藤朝子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、練馬・板橋地区で栽培されている、伝統野菜を中心に「江戸東京野菜のお話し」として講演を行った。
講演では江戸東京野菜の定義からはじまり、それぞれの伝統野菜の歴史的背景や特徴を生かしたレシピを交えながら分かり易く紹介した。
また、江戸東京野菜を使っての小学校での食育体験や早稲田ミョウガ復活の話、種屋街道の話、これからの普及促進への思いを約40分にわたって話された。
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