2014年11月30日
東久留米市立第九小学校3年生が練馬大根の沢庵づくりに挑戦。
東久留米市立第九小学校の寺澤直恵栄養教諭から、29日に、親子クッキング教室を開催するというので伺った。
開催前の時間に、寺澤栄養教諭から、昨日練馬大根を干しましたと云うので、干場に案内してもらった。
この大根、同校が利用している農園(園主・榎本喜代治氏)で栽培したもので、地元の滝山農業塾の世話役・金子操さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) の指導で、生徒たちがタネを播き、栽培、収穫され、きれいに洗って多目的教室に干された。
上の写真をクリックする
廊下に掲示したあった「食育コーナー」には、3年生が練馬大根の間引きをしているところが掲示してあった。
練馬大根は、葉を切り落としてスダレのように干していくが、これは大量に干すために行うもので、葉を付けたままの方が、葉から蒸散しやすいので、乾燥が早いと聞いている。
続きを読む
2014年11月29日
平成26年度 農業まちづくり基礎講座「江戸東京野菜探訪ツアー」のカイドを務めた。
一般社団法人 東京都農住都市支援センターが、東京農業の歴史や栽培の現場を広く都民に知っていただくために、毎年「江戸東京野菜探訪ツアー」を企画実施しているが、今年も先日、44名の参加を得て開催されました。

今回も、江戸の五大市場のひとつだった「京橋大根河岸青物市場跡」の広場に集合し、
亀戸大根や伝統小松菜が運ばれてきた舟運のルートをバスで遡り、江戸川の農家で、亀戸大根の収穫と伝統小松菜、そして交配種の小松菜を収穫し、小松菜のふるさとでは、歴史を肌で感じて戴いた。
続きを読む
2014年11月28日
25日のテレビ東京「L4you !」で紹介された「江戸東京野菜」の料理に大反響。
25日(火)16時からテレビ東京「L4you !」で、『目指せ地産地消!江戸東京野菜』がトータル40数分にわたって放送された。
放送の内容は、かつて江戸時代に食べられていた幻の野菜が、江戸東京野菜として現代に復活させようと尽力している人達がいると、生産者ばかりか、美味しい食べ方も紹介!、
江戸東京野菜の魅力を大特集してくれた。
当ブログでは、ご案内をしていたが、
番組では、最後に西東京市の矢ヶ崎秀行さんが栽培した品川カブを持参して、南青山の「HATAKE AOYAMA」の、神保佳永シェフに料理していただこうと云うもの。
実際には、美味しくいただいて写真も撮っていたが、番組を見てのお楽しみで、
当ブログは紹介していなかった。
放送後と云うことで改めて紹介する。
江戸東京野菜の
「品川カブと和牛フィレ肉のステーキ」
レシピは番組で紹介していた
品川カブは、形を生かして縦に切り、ブイヨンで1時間ほど煮込む。
次に、和牛と一緒に炒めると、肉の旨味を品川カブに沁みこませる。
卵黄、白味噌、オリーブオイル等で合わせたオリジナルソースをカブにたっぷりと塗る。
180℃のオーブンで4分ほど蒸し焼きにして出来上がり。
12月から1月までの期間限定 4320円で販売(要予約)。
続きを読む
2014年11月27日
第19回「すきや連」例会が上州下仁田の常盤館で開催された。
「群馬県すき焼きシンポジウム」が終わった後、引き続き、第19回「すきや連」例会が常盤館で開催されるので、すきや連会員は、下仁田駅までの途中にある同館に移動した。
若主人の松原信也さんと、女将の松原真紀子ご夫妻が迎えてくれた。
上の写真をクリックする。
真紀子女将のお父さんが、当館のご主人島崎進さんで、「すきや連」の会員。
初めて出席した14回の例会以来、先々でお会いしている。
続きを読む
2014年11月26日
「群馬県すき焼きシンポジウム」が下仁田町文化ホールで開催された。
下仁田では、前日の22日(土)から、「全国 ねぎサミットin ぐんま下仁田 -2014-」も開催されていて、その模様は当ブログで紹介したところだが、その関連イベントとして23日13時30分から、「群馬県すき焼きシンポジウム」が、開催される。
下仁田とんかつで腹ごしらえをしてから、同シンポジウム会場の下仁田町文化ホールに席を移した。
「群馬県すき焼きシンポジウム」は、群馬県・笠原寛企画部長の挨拶で始まった。
挨拶では、6月に、富岡製糸場と絹産業遺産群としてユネスコの「世界文化遺産」として登録され、下仁田町の荒船風穴も遺産群の中に入っている。
今、全国ばかりか海外からも群馬県が注目されていて、4月から富岡製糸場の来場者が100万人を超えたという。
これらの方々をどう「おもてなし」をしていくか、
群馬には、全国に誇れる食材がたくさんある。
それを生かせる料理として、「すき焼き」をおもてなしの食のツールとして生かしていくという取り組み、「すき焼き応援県」として、すき焼き文化を支えていく意味からも、当シンポジウムを開催したと挨拶した。
基調講演は、向笠千恵子先生で、フードジャーナリスト、食文化研究家と紹介されたが、群馬観光特使との紹介もあった。
上州の光と水と人、そして群馬県の食材について・・・・。
テーマの“食財””は、 食べる材料ではなくて、食べることのできる財産が群馬県にはたくさんあるが、地元の方々は気が付いていないのではないか・・・・・と語りかけた。
日本の「和食の文化」が、世界無形文化遺産に登録されたが、群馬県は自然環境に恵まれ「和食の文化」を育む風土がある。
農林省の農山漁村の郷土料理百選に、群馬県はおっきりこみ、蒟蒻料理が選ばれているが、
それ以外にも、下仁田のネギ、水沢うどん、嬬恋村のキャベツ、ソースかつ丼、下仁田コロッケ、安中市の磯部煎餅、など同県を代表する食べ物は多い。
野菜は、殿さまネギと云われる「下仁田ネギ」、伊勢崎には「下植木ネギ」、前橋の「石倉ネギ」、国分人参、国分白菜、原木椎茸、・・・・。
果実も色々生産されていて、梅の生産は和歌山に次いで全国2位。リンゴの生産量も多い、ブルーベリー、ブドウなどの生産量が多い。
群馬の蒟蒻は、全国の9割を占めている。刺身コンニャク、しらたき生産の現状。
群馬の食材の主役が、肉で、赤城和牛、上州和牛、榛名山麓牛、新田牛等、また、群馬の豚、軍鶏系統の上州地鶏、卵も、乳製品・・・・、小麦の話から発酵調味料の、醤油、味噌と、地域のレアな情報も盛り込んで話されたが、
最後に、群馬には全国に誇る下仁田ネギ、春菊、キノコ類、国分人参、しらたき、そして群馬の牛肉と、これらを使ってできるのがすき焼きです。
すき焼きの最後の〆には、県民の皆さんが大好きな、県産小麦で作ったうどんがすき焼きには、ぴったり合います。
すき焼きは平成の群馬の新郷土料理なるものだ!、と締めくくった。
フードジャーナリスト、食文化研究家として、面目躍如の講演だった。
続きを読む
2014年11月25日
「全国 ねぎサミットin ぐんま下仁田 -2014-」に出かけて、「下仁田ネギ」の歴史を学ぶ。
フードジャーナリストの向笠千恵子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会顧問) が基調講演をする「群馬県すき焼きシンポジウム」が11月23日に群馬県下仁田で開催され、その後、「すきや連」の定例会が同地常盤館で開催されることは、8月に開催された伊勢の地で伺っていたが、
下仁田では前日から「全国 ねぎサミットin ぐんま下仁田 -2014-」も開催されるというので、T時間早く家を出た。
ねぎサミットの会場は、上信電鉄下仁田駅に隣接した、広大な吉田製材跡地に、全国18産地を集めて、盛大に行われていた。
2日目なので会場のステージでは、シンポジウムが行われていた。
レンガ造りの建物は、繭商人が繭を保管した「下仁田倉庫」と云われているもので、今回は「世界遺産史跡荒船風穴・ジオパーク展示」をしていたが、
入り口近くに「新版下仁田ネギ」(下仁田自然学校文庫7)のご本が販売されていた。
250円と云う価格にどんな内容かと手に取ると、
V、種名、学名、品種、
W、古文書等にみる下仁田ネギ、
X、文書、作品、礼状等と下仁田ネギ、
Y、下仁田ネギ、
80ページだが内容は濃い。
上の写真をクリックする
何と、販売していたのが、著者の里見哲夫先生ご本人だった。
里見先生の、プロフィールをみると、地元の中学校の校長、下仁田町教育長を歴任されている。
良い方との出会いがあった。
こちらの素性を明かして、サインをしていただいた。
里見先生所蔵の元禄時代の「農業全書」巻四葱を詳細に解読掲載している。
昨年の11月23日に発刊されたもので、先生の最新の研究内容が掲載されてい、特に、歴史を次代に正確に伝えようと「文献等の誤記載について」も指摘するなど、先生のお人柄がしのばれるご本だ。
続きを読む
2014年11月24日
小中一貫校八王子市立みなみ野小学校で始まった伝統野菜の栽培検討。
先日、八王子市栄養士会(森京子代表) から招かれて、八王子市の伝統野菜と、普及の話などを栄養士さんたちにお伝えしたことは、当ブログで紹介した。
その折、江戸東京野菜コンシェルジュで、多摩・八王子江戸東京野菜研究会代表の福島秀史さんを皆さんに紹介したが、早速、福島さんの元へ何件かの連絡が入った。

中でも、小中一貫校の八王子市立みなみ野小・中学校では、参加された栄養士黒澤頼子さんが、八王子市の伝統野菜として、高倉大根と川口エンドウがあることを齋藤博志校長に報告したことから、校長先生は興味を持ってくれ、日程を取っていただいたと云うので、早速先日、福島さんと同校に伺った。
齋藤統括校長と、同小学校新沼聡副校長が待っていてくれた。
江戸東京野菜の現状や、八王子市の伝統野菜についてもお話をさせていただいたが、同校には、市から借りている畑と、校内にも畑として使えるスペースがあり、八王子市の伝統ある作物があるのならぜひ栽培したいと、嬉しいお言葉を戴いた。
同校は、八王子ニュータウン、みなみ野シティの街びらきに伴って平成9年に開校したもので、畑にもご案内いただいた。
上の写真をクリックする
昨年、八王子市小比企の丘陵地に中西真一さんのショウガを見に来たことがあったが、その丘陵の上の方に同校が市から借りている畑があるという位置関係で、小学校からは子どもの足で5分ほどの所だ。
先日、伺った磯沼ミルクファームも、遠くに見下ろせる。
続きを読む
2014年11月23日
竹橋の「ラーエミクニ」で、東京のブランド牛「秋川牛」を戴いた。
先日、三國清三シェフから、竹橋の「ラーエミクニ」に、飲食関係の友人たちが集まるから、東京の食材について紹介しませんか!、とお誘いを戴いた。
「ラーエミクニ」は、国立近代美術館に併設されているレストランで、日本・スイスの国交樹立150周年記念の「三國清三シェフと過ごす特別ディナー」に来ていて、当ブログで紹介している。
途中、美術館入口の屋外に展示してある、マーククイーン(イギリス)の、「スフィンクス」は、ヨガのポーズだそうだが、
ライトアップされた「スフィンクス」は、昼とは違う表情を見せていた。
続きを読む
2014年11月22日
小金井で開催された「PARC自由学校」2014年度秋講座で江戸東京野菜を語る。
7月の末にNPO法人アジア太平洋資料センターの高橋真理さんからメールをもらった。
何でも「PARC自由学校」2014年度秋講座を開催するが、江戸東京野菜の話をしてくれと云う。
依頼された講座は、「種」を学ぶと云うもので、”種・タネ・たね!” 〜種の世界へようこそ(仮)〜 10月から来年1月まで7回にわたるもので、7人のオーソリティーが講演するが、3人目として、江戸東京野菜を依頼されたもの。
依頼文には
「よく知っているようで知らない種のことを、固定種・在来種を中心に、さまざまな角度からとらえ直します。
代々、地域で受け継がれてきた在来種・固定種を未来へ繋げることの大切さと、各地で種を守るための取り組みを知り、
種から広がる大きないのちの循環やいとなみを感じることができればと思っております。
種を取り巻く危機的な現状を知り、私たちができることは何か、未来についても語り合います。
クラス終了後には、在来種・固定種の種を1粒播いてみたくなるようなクラスを目指しています。」とあった。
そして、チラシも出来て送ってくれた。
続きを読む
2014年11月21日
秋の江戸東京野菜「黄金丼フェア2014」が11月22日〜12月7日で開催される。
小金井市で毎年実施している「黄金丼フェアー」、今年も22日から12月7日まで江戸東京野菜を使って開催される。
2014年11月20日
江戸東京野菜「砂村三寸ニンジン」の収穫日がやって来た。
独立行政法人・農業生物資源研究所から送って戴いた砂村三寸ニンジンのタネは、小金井市にある江戸東京たてもの園の小さな畑に播種されたが、11月16日、納所二郎理事長から一部を残して収穫したとの連絡を戴いた。
7月12日に播種を行ったが、播種指導にあたった小平市の宮寺光政さんは、辺りを見回して木が繁茂していて日当たりが悪くて栽培環境としては良くないと指摘されていた。
上の画像をクリックする
17日から芽が出始めたことは、当ブログで紹介しているが、7月26日の様子も、当ブログで紹介している。
続きを読む
JA東京みどりの江戸東京野菜研究会が、江戸川分場を視察。
JA東京みどりの江戸東京野菜研究会(清水理作会長) が、恒例の江戸東京野菜の栽培研修会を開催した。
今回は、6月に新たに就任した村田訓男担当常務と、江戸東京野菜を栽培する金子波留之理事、鈴木博秀理事の参加を得て、
江戸東京野菜を栽培する、清水理作氏、清水丈雄氏、栗原一男氏、内野英樹氏、豊泉信一部長、原省三部長代理の方々で実施した。
一般財団法人 都市農地活用支援センターから派遣する旨の文書により、東京都農林総合研究センター江戸川分場、及び亀戸大根、伝統小松菜の栽培農家を案内、流通状況等を説明した。

東京都農林総合研究センター江戸川分場への視察は、2010年12月に、立川市で江戸東京野菜を栽培している清水理作さんたちが、亀戸の割烹「升本」から亀戸ダイコンの栽培を依頼された時に訪れていて、その後技術等も向上したことから、再度の視察となったもの。
上の写真をクリツクする
同分場では、馬場隆主任に場内を案内して戴いた。
続きを読む
2014年11月19日
光が丘ケヤキ広場で開催された、JA東京あおばの農業祭。
JA東京あおばから、11月15日16日に光が丘公園ケヤキ広場で開催される農業祭招待の案内届いていたので、15日の午前中に伺った。
JA東京あおばのテリトリーは、北区、豊島区、板橋区、練馬区でお城の北、城北と呼ばれる地域で、かつては滝野川ニンジン、滝野川ゴボウ、練馬大根の産地として江戸の農業を支えていた。
現在、農家が多く残っている板橋区と練馬区の農産物を集めての農業祭が行われた。
上の画像をクリツクする
都営地下鉄大江戸線の始発駅光が丘には、大団地が広がるが、そのケヤキ広場を隅々まで使ってのJA東京あおばの農業祭は、終日大勢の来場者でにぎわった。
担当常務の内堀比佐雄氏は陣頭指揮だ。
続きを読む
今年もお届けします「冬の江戸東京野菜セット」この機会をお見逃しなく!!
「冬の江戸東京野菜セット」は、
練馬ダイコン1本、馬込三寸ニンジン2本
三河島菜1個、品川カブ2本、内藤トウガラシ1束
金町コカブ2個、亀戸ダイコン2本、後関晩成小松菜1束
しんとり菜1束、拝島ネギ2本
昨年好評だった「冬の江戸東京野菜お楽しみレシピ」は、
今年も江戸東京野菜コンシェルジュの
斎藤朝子さんと、松嶋あおいさん、上原恭子さんが、
10点のレシピを作成中です。
毎年内容を少しずつ見直しながら企画しておりますが、今年は昨年より2品目多い10品目の江戸東京野菜を予定し、1セット4500円(送料込)となっております。
今回は練馬ダイコンを入れるために長さのある箱が必要で、配送料が少し上がっております。
この機会に江戸東京野菜を召し上がっていただきたいとの思いで企画しております.
.
2014年12月14日(日)発送(到着日時指定不可)
1セット4500円
(送料込。配送可能地域はチラシをご覧ください。)
「冬の江戸東京野菜セット2014」申込に必要事項を書いて、
下記へ申し込みください。
edocon831@k00.itscom.net
2014年11月18日
「まちむら交流きこう」から派遣されて八王子市栄養士会で江戸東京野菜を語る。
先月、(一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう) から派遣されて、東久留米市の学校栄養士食育研究会に伺ったことは当ブログで紹介したが、
八王子市栄養士会(森京子代表) へも派遣する旨の文書が届いていて、このほど会場になった八王子市教育センターに伺った。
八王子市には、市立の小学校が70校もあり、各小学校の栄養士さん方で栄養士会を構成している。
また、同市は東京都において、奥多摩町に次ぐ広大な面積を有して農業も多彩で、農家組織としてはJA八王子市があるが、昭和50年代には、八王子、八王子市横山、八王子市川口、八王子市加住、八王子市浅川、八王子市由木と6っの農業協同組合があって、市街地から山間地域まで、特色ある営農が行われていた。
近年、多摩ニュータウンの開発が進んで都市化は進行している。

派遣文書には、
東京都の地場野菜を知るため、学校給食への利用方法等が、希望理由となっていた。
講演会は、14時から始まった。上の写真をクリックする。
開会にあたって、八王子市教育委員会学校教育部保健給食課の新納泰隆課長からご紹介をいただいた。
また、お話によると、八王子市では昨年から地産地消を推進する取り組みとして、給食に八王子産野菜を積極的に利用する「地産地消WEEK」を実施していて、今年は、10日から69校で実施されているということで、
今後、更なる活動の展開に、江戸東京野菜が活用できないかと、お招きいただいたようだった。
続きを読む
2014年11月17日
久しぶりに八王子市小比企の磯沼ミルクファームに行ってきた。
今度、八王子市の栄養士会から、江戸東京野菜の話を依頼されているので、八王子の農業についても紹介しようと、八王子の農家を訪ねる計画を立てた。
八王子市小比企の磯沼ミルクファームの磯沼正徳さんの所には6年振りだと思うが、しばらく行っていない。
折角の機会だか、江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会で、南多摩の普及推進に取り組んでいる福島秀史さんを誘った。
まだ行ったことがないというので、磯沼さんを紹介するからと2人で出掛けた。
昼頃伺った。
磯沼さんには先客がいて、話し込んでいたが、我々が来たのを確認し会釈してくれた。
上の写真をクリックする。
磯沼ミルクファームでは、都市住民に酪農についての理解を得るための企画を幾つも展開している。
搾乳体験や、ハムづくりなどがそれだ。
続きを読む
2014年11月16日
ファーム渡戸の「内藤トウガラシの乾燥場」を覗いた。
内藤トウガラシが収穫期に入った。
練馬のファーム渡戸の渡戸秀行さんは、昨年、NPO法人おいしい水大使館の成田重行代表が進めている内藤とうがらしプロジェクトの要請を受けて、小平の宮寺光政さんと協力して栽培することで、昨年、生産者数をクリアーして、江戸東京野菜に認定された。
今年も渡戸さんは、内藤トウガラシを栽培してくれたが、その様子は、当ブログで紹介している。
今年10月、成田先生が進めた新宿内藤とうがらしフェアで、伊勢丹が実施した「オリジナルフードは、すごい人気だった。
それより先に、新宿区四谷区民センターのメイン会場では、新宿区民が内藤トウガラシをいかに大切に思っているかを理解できるセレモニーだった。、
続きを読む
2014年11月15日
テレビ東京16時台の「L4YOU !」が、25日(火)「江戸東京野菜」の特集を組む。
スーパーテレビのディレクター布袋誠一郎さんが、先月の中ごろ仕事先の小金井に訪ねてきた。
江戸東京野菜で番組を作りたいという。
担当されている番組は、テレビ東京16時台の「L4YOU !」で、三越がスポンサーの奥様向けの番組のようだ。
江戸東京野菜の話を聞いて、細かい構成は考えていくというので、江戸東京野菜の歴史や最近の情勢などについて小1時間話しただろうか。
江戸東京野菜にこだわっている料理人についても尋ねられたので、何人か挙げたが、その中から考えてみるようだ。
その後、撮影は1日で終わらせたいので、1日空けてくれと云う連絡が来たので、13日のスケジュールを全部調整して空けた。
13日、朝の8時に、担当のスーパーテレビディレクターの中村益久さんとレポーターの梅田陽子さんが訪ねてきて、撮影はスタートした。
何でも、江戸東京野菜の歴史を話しながら、渡戸秀行さんと、矢ヶ崎宏行さんの畑を訪ね、最後は「南青山HATAKE」に同行して頂きたいとのこと。
野菜を収穫して、食べて、生産者の声を聞きながら、江戸東京野菜について学んでいくという構成だそうだ。
最初の圃場練馬のファーム渡戸に向かう途中、練馬大根碑に立ち寄って・・・。
上の写真をクリックする
ファーム渡戸に野菜を買いに来た奥さんにインタビュー。
おろぬきで小さい馬込三寸ニンジンを昨日買ったら甘くておいしいからと、また買いに来たという。
ファーム渡戸では、練馬ダイコンの収穫を梅田さんが行なう。
中々抜けないと焦ったようだが、見事に抜いた。
そこで、練馬ダイコンをかじったりしていた。
青首ダイコンとの比較をしたりと、丹念に撮影をしていた。
そして最後は、渡戸さんのお母さん桂子さんが作った「すずしろ汁」と、馬込三寸ニンジンの「ジュース」をご馳走になった。
続きを読む
2014年11月14日
讀賣新聞都民版で「とれたて! 東京野菜」上中下の、連載が13日から始まった。
讀賣新聞都民版では、昨年から江戸東京野菜の連載を、冬、春と行ってくれていて、
前回は「とれたて!東京野菜(夏)」として、雑司ヶ谷ナス、谷中ショウガ、府中御用ウリ」が連載され、当ブログでも紹介している。
「ラーメン薬味辛味が好評」
11月14日は、「滝野川ゴボウ」「児童らへ種受け継ぐ」
「地元中学校 給食で好評」
滝野川ゴボウを生産する岸野昌さんは、当ブログでも紹介しているので、上の写真をクリックする。
「小金井丼フェア出店も」
これまでは、掲載された記事は、読売新聞がネット上で紹介していたが、今回は多摩の方々を紹介しているのに、多摩版には掲載されていないので、ネット上での掲載をお願いした。
尚、江戸東京野菜の連載は、今回で終了のようだ。
2014年11月13日
東京のブランド牛、黒毛和牛の「秋川牛」を訪ね、菅生のミツバチにも出会う。
先日、11月7日から始まった東京駅開業100周年記念「東京食材祭り」の公式ガイドブックを紹介したが、その中に「新・東京食材」として「秋川牛」が紹介されていた。
秋川牛と云うとあきる野の竹内牧場のブランド牛で、一昨年、牧場主の竹内孝司さんを訪ねたことがあり、当ブログで紹介した。
当時、原発事故の風評被害にあって、飼育頭数を減らしていたが、ガイドブックには後継者の孝英さんが、取材に応えていた。
懐かしくなって、竹内さんに電話をすると、畜産でも最近、別の畜産も始めたという。
話を聞いてみると秋川牛は後継者の孝英さんに譲って、新たに「養蜂」を始めたという。
とかく畜産と云うと、牛とか豚とかを思い浮かべるが、ミツバチを飼うのも畜産だ。
江戸東京野菜コンシェルジュ育成協議会理事の福島秀史さんを誘って出かけた。
福島さんは、南多摩、西多摩地区の江戸東京野菜の普及・復活に取り組んでいるが、ベースになっているのは、東京の農業振興だから、二つ返事で時間を割いてくれた。
上の写真をクリックする。
昨年から、はちみつの販売を始めたそうで、まだ、年20キロと目標の半分だそうだ。
自宅で販売しているが、口コミでお客も増えているそうだ。
秋川ファーマーズセンターで販売しないのか、聞いてみると、養蜂専業者入っているので、・・・、と、
遠慮しているようだ。
「あきる野菅生特産 はちみつ」の幟も見せてくれたし、「菅生はちみつ」の価格表も手作りで玄関に貼り出されていた。
200グラムからで、@100グラム500円
続きを読む