西東京市にある旧東大農場、正確には「東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構」は西武新宿線田無駅の近くに、22ヘクタールを所有しているが、ここには田無と云えども1.3ヘクタールの広大な水田がある。
ここの水田では、各種品種の試験栽培が行われていて、当ブログでも紹介したが、
東大生の稲作実習としても使われていて、実習の苗代づくり、田植、収穫に合わせて品種は「どんとこい」を使っている。
同種は、水稲うるち精米、普通栽培・中生で、北陸農試が育成した北陸148号。
実習は、水、木、金に各30名で、100名程を受け入れ、指導しているのが農場職員の手島英敏さん。
ここで収穫した「どんとこい」1トン弱は、毎年、同農場事務所玄関先で販売するが、
昨年も、ご近所にお住いの方々やリピーターの皆さんが、「頭の良くなるお米!」と云って、数日で完売したそうだ。
その「東大米」を、手島さんからいただいていたが、お正月に食べようと取っておいた。
今さら、わたしの頭は良くなるとは思えないが、
孫たちと一緒に美味しくいただいた。