2015年04月30日

29日から5月6日まで、新宿御苑インフォメーションセンター前で内藤とうがらしフェアが開催されている。


「内藤とうがらし復活プロジェクト」の成田重行プロジェクトリーダーは、新宿御苑と共催で、かつて信州高遠藩主内藤家の下屋敷(現新宿御苑) から生まれた、内藤とうがらしと内藤かぼちゃの苗を販売する等、昨年からイベントを展開してきた。

昨年のゴールデンウイークに実施したフェアが好評だったことから、今年も29日から6日までの間、新宿御苑インフォメーションセンター前のスペースで、フェアを開催している。

また、昨秋には新宿区四谷区民センターをメイン会場にして、フェアが行われ、
その流れで、伊勢丹でも華々しく開催されたことは、当ブログで紹介している。




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公益財団法人日本特産農作物種苗協会が発行する「特産種苗」に、成田プロジェクトリーダーが「内藤とうがらし」によるイベントなどを紹介していることは、当ブログで紹介している。



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2015年04月29日

八王子市立みなみ野小学校の4年生が地元の伝統野菜「高倉ダイコンと川口エンドウ」を学ぶ。


八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長) における新4年生の江戸東京野菜の取り組みは、2月25日に、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が育苗した川口エンドウを、同校の先生方が、協力して学校農園に定植した。

福島代表からは、4月27日に4年生に対する江戸東京野菜の初めての授業として1コマ頂いていると聞いていたので、「高倉ダイコンと川口エンドウ」〜みんなで育てよう江戸東京野菜〜、のテーマでパワーポイントを制作していた。




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当日は、パワーポイントの立ち上げ等、設営のために福島代表と少し早めに伺った。

福島代表は、生徒たちに見せようと、自宅菜園から伝統大蔵ダイコンと川口エンドウの花を持ってきていた。

校長先生は、齋藤博志校長から石代俊則校長にかわられていて、福島代表と引き続きの取り組みについて、お願いをしたが、齋藤校長から引き継ぎを受けた旨を話されていた。

4年生90名、1組(学年主任・斉田清子先生)、2組(学校農園担当・河南聡先生)、3組(担任中村祐貴子先生)が、真ん中の2組の教室に集まった。

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授業の初めに、斉田先生から紹介を受けて授業に入った。
授業では、生徒達に質問を投げかけながら、進行した。


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posted by 大竹道茂 at 05:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種

「忘れられた東京の食材」食育シンポジウムで佐藤勝彦さんが江戸東京野菜をアピール


押上「よしかつ」の佐藤勝彦さん (江戸東京野菜コンシェルジュ講師)  が食育シンポジウムで講演をすると云うので、当ブログで紹介した。

生憎当方も先約があり、失礼したが、このほど資料添付のメールを戴いた。

 食育シンポジウムは、4月26日(日)13:00〜16:10、有楽町よみうりホールで、
NPO法人 日本食育協会主催 で開催されたもの。



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佐藤さんからのメールでは
「 私は『忘れられた東京の食材』として都産都消の取り組みについてお話をさせていただきました。
その中で重要かつ、注目するべきアイテムとして江戸東京野菜の存在価値をお話を致しました。

時間が十分ではなかったので細かくは説明できませんでしたが、食と農業と環境の相互的関係、東京の農業の現状、江戸東京野菜をはじめとする都産食材の数々の紹介など真剣な面持ちで聞いてくださいました。」

佐藤さんありがとうございました。

追申

来月は、6月20日(土)21日(日)「第10回食育推進全国大会inすみだ2015」に参加され、
江戸東京野菜を中心に都産都消をテーマにランチ兼講習会を予定しているという。




posted by 大竹道茂 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等

2015年04月28日

江戸東京野菜コンシェルジュの藤谷圭一郎さんが、3月に「VILLAGE」を上梓した。


江戸東京野菜コンシェルジュがペンネーム藤谷圭一郎で、3月に上梓した「VILLAGE」を贈ってくれた。

藤谷さんは、出版社の編集部に勤めていたと聞いていたが、『アトリエ物語山荘』を創設して文芸を志した。
執筆し始めた頃の作品「亀戸大根」を読ませてもらって、出版社を紹介したこともがある。

その後、児童文学者の日野多香子先生に師事していたことから、「VILLAGE」が生まれたようだが、彼のデビュー作を手に取って、自分の事のように嬉しい。

あとがきに代えてに藤谷さんは、「物語いっぱいのお山の奥にちっちゃな小屋を掘っ立てて
クックッ トントン   おはなしこさえて暮らしたい。
 『アトリエ物語山荘』はそんなおとぎ話のような願いの込められた、物語を作るための工房です。」とあるが、夢をかなえた居心地の良い山荘のようだ。                        



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上の画像をクリックする

日野先生は巻末に「児童文学の新たな旗手として」として、
「ありふれた日常が一人の作家の筆にかかると、燦然と輝く別の世界にかわる。
藤谷さんの作品を読むとき私はいつもそれを感じます。それは作品そのものの魅力です。同時に、その作品のなかでは、主人公のその後と深くかかわったりもします。(中略)

 ともあれ、藤谷さんはこれからの若手の作家として、とても楽しみなひとりなのです。」
と、児童文学としても期待されているようだ。

藤谷さんのご活躍をお祈り申し上げます。
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2015年04月27日

JA東京中央会が発行する「とうきょう『農』紀行」NO37が届いた。



「とうきょう『農』紀行」37号が届いた。
一面トップに杉崎忠雄さん、輝代さんご夫妻が掲載されていた。

杉崎さんは、前JAマインズの組合長で「府中御用ウリ」の復活にあたっては、特段の理解をいただき、府中市西府の生産者から石川孝治さんを紹介戴いた。

現在石川さんは地元小学校などへの普及に努めていただいている。



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「とうきょう『農』紀行」3面「もっと知りたい江戸東京野菜」

上の画像をクリックする
今回は、「タケノコ」と「馬込半白きゅうり」だ。

先日、日本農業新聞広報局事業開発部の片岡優佳次長を訪ねたら、これまで「とうきょう『農』紀行」を担当していた入江紫織さんが異動して、新たに井野剛介さんが担当になったと紹介された。

井野さんは昨年新宿で江戸東京野菜の写真展を実施してもらっているが初めてお会いした。
また、同じ事業開発部の小菅真次長も紹介されたが、現役時代にお会いしていたようで失礼した。

追伸


これまでの「とうきょう『農』紀行」は前回紹介している
posted by 大竹道茂 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2015年04月26日

内藤とうがらしプロジェクトの成田先生が「特産種苗」の【特集】〈とうかからし・わさび〉に執筆。


公益財団法人日本特産農作物種苗協会が発行する「特産種苗」No20は、【特集】として〈とうかからし・わさび〉を掲載した。

【巻頭言】は、「在来作物の現地保存の意義とその活用」として江頭宏昌准教授(山形大学農学部食料生命環境学科)が執筆されていて、江戸東京野菜についても触れていただいた。
ありがとうございます。

特集では、とうがらしの「産地の取組」として、
「内藤とうがらし復活プロジェクト」を成田重行プロジェクトリーダーが執筆された。



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同協会と成田先生の了解を得たのでここに掲載する

上の画像をクリックする

始まりは新宿宿場の歴史調査から、八房の原種を探し3年かけ固定種に、学校の活動も活発、内藤とうがらし発祥の地 新宿御苑、 新宿伊勢丹百貨店の内藤とうがらしフェア、
大手食品メーカーからの注文、等となっていて、新たな内藤トウガラシの物語が読み取れる。

日本特産農作物種苗会発行の特産種苗のバックナンバーはここから



2015年04月25日

日本食育協会主催の食育シンポで佐藤勝彦さんが 〜忘れられた東京食材〜を語る。


押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さん(江戸東京野菜コンシェルジュ講師) からメールが届いた。

「今度の日曜日4月26日13:00〜16:10 有楽町よみうりホールにて
NPO法人日本食育協会主催 食育シンポジウム〜「食育」と身体環境〜が開催され、
基調講演のひとつとして「忘れられた東京食材」〜大都市東京で試みる地産地消〜
という題目で講演をいたします。




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江戸東京野菜をはじめ東京食材の紹介をふくめお話をさせていただく予定です

追申


同じく都産都消のお題でTOKYO−MX「東京クラッソ」の番組で、立川の内野英樹さんと練馬の井之口喜實夫さん、秋川の直売所を私と同行取材してきました。

予定では5月20日すぎの放送です。

東京の農業や農産品の注目度は今後も高まると確信しております。今後も生産者の方々の励みになれればと思っております。
取り急ぎお知らせまで    
 押上よしかつ佐藤勝彦」
 とあった。



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2015年04月24日

八王子市立みなみ野小の学校農園で江戸東京野菜の川口エンドウが花をつけた。


八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長)の4年生が取り組む 地元八王子市に伝わる川口エンドウの栽培については、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が協力支援をしている。

2月に伺った時は、来年度4年生の担任を予定されている近藤先生が中心になって、先生方の協力で定植が行われたが、このことは、当ブログで紹介した。

その後、福島代表から、2015年度の最初の授業が4月27日に決まったことや、畑の状況の報告を受けていた。




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4月になったところで、新年度の担任の先生が決まり、学校農園の担当が近藤先生から、河南聡先生に変わられたということで、打ち合わせに伺った。

16時のお約束だったが、少し早く着いたので畑を見に行ったら、福島さんも来ていて川口エンドウの状態を確認したが、すでに花が咲いていた。

打合せは、教員室で行われたが、新沼聡副校長と準備段階でご一緒した近藤先生も挨拶にみえられた。
新4年生90名の学年主任は、斉田清子先生(4-1)、学校農園担当は、河南聡先生(4-2)、そして中村祐貴子先生(4-3)と云う事で、お世話になることとなった。

今年栽培する作物は、江戸東京野菜の川口エンドウと高倉ダイコンで、
川口エンドウは、収穫し試食、これは給食か自宅に持ち帰りかは同校の判断で決める。
その後、採種を行って11月末にポットに播種、苗を作って2月に定植し、後輩の新4年生に引き継ぐ。

高倉ダイコンは、8月末播種し、11月末収穫し試食する。
採種は高倉ダイコンのタネを守っている立川太三郎さんに依頼する。

基本的なところを確認し、27日の授業を行う教室も見せてもらった。


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posted by 大竹道茂 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種

2015年04月23日

山形の歴史と文化、気候風土に育まれた「最上伝承野菜」の本を入手した。


東京大学 旧田無農場の技術専門職員で、江戸東京野菜コンシェルジュの手島英敏さんに「最上伝承野菜 種卜」の本を戴いた。

手島さんは、昨年の7月に山形県最上の伝承野菜について調査に出掛けたことは聞いていた。
何でも、山形県最上総合支庁産業経済部の菅野理佐さんに依頼、何軒かの農家を紹介してもらって、作物の歴史や栽培方法、食文化などを伺ってきたと云う。

今年の2月、手島さんはFacebookをチェックしていたら、
吉野敏充デザイン事務所が制作し、山形県最上総合支庁産業経済部が「最上伝承野菜 種卜」を発行したことを知った。
同デザイン事務所では、補助事業で最上伝承野菜のPRを2年間担当したことから、その集大成として製作したとか、

山形は、最上地域、村山地域、庄内地域、置賜地域に分かれ、それぞれの地域に伝統の文化があり、特徴的な野菜がある。

同書は市販されたのではなく限定出版で、役所関係、生産者、旅館や民宿、飲食店などに配られたもののようだ。

手島さんは、最上で同デザイン事務所の小嶋可那子さんに会っていて、「畑なす」の柿崎繁男、友子ご夫妻や、「漆野いんげん」の荒木タツ子さんのお宅を案内いただいたというご縁を生かして、研究素材のひとつとして送って戴いたという。



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上の画像をクリツクする
同誌には「畑なす」の柿崎ご夫妻や、「漆野いんげん」の荒木さんも掲載されている。


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2015年04月22日

渓谷を抜けて山奥の棚田で、奥多摩ワサビの収穫体験と試食の企画に、江戸東京野菜コンシェルジ達が集まる。


2013年夏に、奥多摩町丹三郎の千島国光さんに頼んで、小金井を活動拠点にするNPO法人ミュゼダクリの皆さんを、川苔山のワサビ田に案内してもらったが、そのことは当ブログで紹介している。

今年は、江戸東京野菜コンシェルジュ協会として、ワサビの花が咲くころに、産地見学を企画したらと役員会で提案したら、前回参加された方々から賛同いただいたので、募集等を上原恭子理事にお願いした。

10日前の8日に、募集人数が10名程度と少ないのでコンシェルジュ資格取得者から優先的に案内を配信したようだ。

案内には
「4月18日(土)奥多摩ワサビ圃場ハイキングのお知らせ・・・・。
鳩ノ巣駅に集合し歩いて奥多摩ワサビの圃場に到着、園主さんの案内で圃場見学、大竹会長の解説とその場で収穫したワサビを鮫皮おろしですりおろして東京から持参するマグロにつけて試食していただき、収穫した奥多摩ワサビはお土産です。」というもの




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日時:4月18日(土)10時15分
(雨天中止、前日昼頃にメールで連絡。)
集合:JR青梅線鳩ノ巣駅改札口
(車は不可、電車は30分に1本位しかないので遅刻厳禁です。)

上の画像をクリックする。

これまで、千島さんのワサビ田に行く場合は、車で行くのだが、人数が多くなった場合の配車が難しいので、歩いて行ける場所を考えていた、それが鳩ノ巣から30分程の、西川沿いのワサビ田だ・・・。、

皆さん遅れてはと、予定の時間前に集まっていた。
今回、16人の参加だが、自転車での参加が3人。
ベテランの上原大典さんは渋谷から、田無の矢ヶ崎宏行さんと新倉大次郎さんは初めてのツーリングなので7時に出発し、昭島で上原さんが追いついたという。、

携帯で連絡が取れて、青梅まで来ているとかで、徒歩組はスタートした。

ご案内を戴く、千島わさび園の千島国光さんも、来てくれていた。
お世話になります。

千島さんには、先日も取材で貴重な時間を割いていただいて、ご迷惑をかけた。



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2015年04月21日

江戸東京野菜の種採りが行われている西東京市の東大農場を訪ねた。


先日、東京大学 大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構の技術専門職員で、江戸東京野菜コンシェルジュの手島英敏さんが、採種をしているというので、練馬に行く途中で寄ってみた。

先週、近くまで来たからと、何度か電話をしたが、学生の実習があって忙しいからと断られていたが、
今日は、時間が取れたようで、畑に案内していただいた。

菜花が一面綺麗に咲いていた。




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圃場で、手島さんに説明を受けていたところに、生物・物質循環研究領域の河鰭実之(かわばたさねゆき)教授が来てくれた。

河鰭教授は、3月に、馬込の農家が守り継いできた江戸東京野菜の「馬込半白キュウリ」と「馬込三寸ニンジン」のタネを、受け入れてくれた先生だ。
先日のお礼を申し上げた。


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2015年04月20日

中川流域、本田ウリ栽培復活の地を求めて、立石熊野神社と、葛飾区立本田中学校を訪ねる。


1997年(平成9年)に、JA東京グループ(旧葛飾農協) が、記念事業として農業にゆかりのある神社に「江戸・東京の農業屋外説明板」を建立したが、現役時代に、この企画を提案し実現した思い出のものだ。

提案は良いがどこに建てる、となった時に、神事は農業と深いかかわりを持っていると、東京都神社庁に依頼して、都内のゆかりの神社にお願いする機会を得て、建立させていただいた。

農業説明板の一覧表は、JA東京グループのホームページに掲載してある



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1830年(文政13年) の随筆「嬉遊笑覧」に「本所瓜美味ならず、本田瓜という形甚大なり」とある。

かつて、中川が、右に左にうねりながら悠々と流れていた時代、現在の葛飾区青砥の南部、立石、東立石、四ツ木、、東四ツ木、辺りを本田と呼んでいた。

本田で収穫された野菜などは、中川河畔から船で下り、中川口で小名木川に合流、そこから西に、本所を通って隅田川に出てから、上流の神田市場、下ると京橋大根河岸に荷を納めていた。

2009年8月に、探していた本田(ほんでん)ウリが足立区で見つかった。
そのことは当ブログで紹介している。
この事は、NHKニュース7でも紹介されたし、新聞にも大きく掲載されている。

上の画像をクリックする
立石熊野神社は、平安時代中期の長保年間(999〜1003)に、陰陽師阿部晴明により勧請されたと伝えられ、立石村の鎮守社だったと云う。

参道の突き当りが中川にそそり立つ護岸に突き当たる。
神社境内の脇には、熊野幼稚園遊楽園があり、園児たちがポニーや植物に触れるような施設になっていた。


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「農の生け花」活動記録集が、八王子市川口地区の農家女性グループ「のぎく会」が発行した。


昭和47年に発足した八王子市川口地区の農家女性の会「のぎく会」が43年を迎えたと云うので、記念誌が発行したと、会員の濱中洋子さんから送られてきた。

現在12人の会が、49頁カラー印刷の記念誌を出すことが、いかに組織の結束力があるかということだ。

のぎく会は長い歴史の中で平成6年から「農の生け花」を活動の中心に据えたことで、活動が格段に発展した。
当ブログでもその活動は紹介している。


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上の画像をタップすると作品集。
10数頁を割いて、会員の思いの結集した作品が紹介されている。




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2015年04月19日

新宿区立早稲田小学校の佐藤校長を訪ね、早稲田ミョウガの授業についてお話をさせていただく。


2月の中旬、新宿区立早稲田小学校の堀竹充校長を訪ねて、地域の伝統野菜・早稲田ミョウガの授業を考えていただきたいと、お願いに行ったことは、当ブログで紹介したが、

今月に入って、堀竹校長が異動されたと聞き、改めて新任の佐藤興二校長先生に電話を差し上げ日程を取っていただいた。

大気の不安定な日々が続き、桜の花は散って伸び始めた若葉は小雨に濡れていた。



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早稲田ミョウガのことは、前任の堀竹校長からお聞きになっていると話されていたが、改めてお話をさせていただいた。

新宿区の伝統野菜、内藤トウガラシ内藤カボチャ鳴子ウリを、かつての産地にある小学校での取組み、

早稲田ミョウガの捜索から、発見の話、早稲田ミョウガの生産農家井之口喜實夫さんの話、そして早稲田かつおまつりなどについてもお話させていただき、ご理解を戴いた。


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posted by 大竹道茂 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ

2015年04月18日

「奥多摩わさび」の取材と写真撮影で、モノレールに乗って桂谷のワサビ田へ


東京都公園協会の季刊誌「緑と水の広場」を編集等をしている(株)シーエスプランニング編集ルームの三品和彦氏から電話を戴いた。

5年振りだか、2010年1月発行の同誌「東京の自然図鑑」に、「江戸生まれの小松菜」を掲載していただいたときお世話になったが、今度は「奥多摩ワサビ」を取り上げたいという。

4月初めに昭島まで来ていただいて、お話を聞いたが、写真も必要だというので、ワサビ田へお誘いしてみた。




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9時半拝島駅北口で待ち合わせ、三品さんと、同誌写真担当の鈴木一正さんは文京区から車で来ていて、2台で、奥多摩に向かった。

行先は、奥多摩町丹三郎の千島わさび園で、代表の千島国光さんにはいつも便宜を図っていただいている。

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2015年04月17日

多面的機能を評価して「都市農業振興基本法」が成立した。


都市農業基本法が4月16日、衆議院本会議で全会一致で可決、成立した。

これまで、都市に農地は不要、宅地化すべきとの国の政策、農地の宅地並み課税は、長い間、農業を継続したいとする都市農家を苦しめていた。

この間、地域住民の支援ばかりか、該当の自治体では、これ以上地域の都市農地を減らすことは、地域の住環境破壊にもつながるとして、固定資産税の減免等で対応していた。

この度の基本法は、都市農業の振興を、国や自治体の責務として定めたことは大きい。
都市農業を、市街地とその周辺で行われている農業と定義していることから、都市農地に対する税制改正の道も開けた。
かつては、三大都市圏市街化区域の問題だったが、今や、日本全国市街化が進んでいる。




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地方自治体も、国に基本計画の策定を義務付けたことから、それを踏まえることで、地方計画が策定しやすくなった。

これまでも、担い手の育成・確保や市民農園の整備、直売所や給食を含む地産地消の促進、食農教育の充実など、各地で取り組まれていたが、国や自治体の基本施策の中に位置づけることになった。

上の画像をクリックする
これまで、東京農業の役割について、お話したことがあった。
農業・農地の持つ多面的機能が理解できる。

その中で、江戸東京の歴史や文化を継承していくことも、役割のひとつとしてあり、
江戸東京野菜の復活普及も位置付けてきた。

それは、直売所や給食を含む地産地消の促進、食育、食農教育の充実などに結びついていく。

都市農業振興基本法の成立を、江戸東京野菜普及の追い風にしていきたいものだ。




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花粉交配専用みつばちを導入して、イチゴ栽培をする玉川上水沿いの金子農園


肌寒い日々が続いたが、JA東京みどりの「ファマーズセンター みのーれ立川」(042-538-7227)の運営委員長・金子波留之さんの畑に寄ってみた。

金子さんの畑は、玉川上水の南、幸町にある。
幾つものハウスがあり、一つひとつ覗いてみたが、金子さんは出かけているようだった。
ハウスには、イチゴとトマトの苗が定植されていて、息子さんの倫康さんがイチゴの収穫をしているところだった。



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無加温のハウスでは、イチゴが実っていたが、ハウスの角に、「どれどれ」交配専用みつばちの段ボールの巣箱が置いてあった。

上の画像をクリックする
多湿のハウス内のために、リサイクル可能な超耐水段ボールで出来ていて、保温性にも優れた巣箱で、4200匹の花粉交配専用みつばちが導入されている。

日本で初めて開発したものだという。

ハウス内は、温度が低かったためか、みつばちが飛び回っている状況ではなかった。


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2015年04月16日

東大和市蔵敷で体験農園を運営する、内野農園の内野孝さんを訪ね、江戸東京野菜の状況を説明。


今年、内藤トウガラシを栽培したいという生産者がいると、JA東京みどり原省三部長代理りから連絡があり、内藤トウガラシを栽培する生産者をまとめている小平市の宮寺光政さんを紹介したが、種を分けたと聞いていたので、先日、原部長代理の都合を聞いて案内してもらった。

案内を戴いたのは、東大和市蔵敷の内野孝さんの畑。
蔵敷と云うと、かつてトラックに乗せた野菜の宝船が有名で、東大和市の旧の村々対抗で、市内をパレードをし、最後に市民に野菜を配るイベントが行われていた。
蔵敷の宝船は、「江戸東京ゆかりの野菜と花」(農文協)の裏表紙を飾っている。



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話のタネに内野さんにも「内藤トウガラシの種」をプレセント。

内野さんは、ズッキーニ栽培では、経験豊富で金子種苗のグリーンボードやイエローボート等を育苗していた。

上の画像をクリックする。
案内いただいたのは、何棟かある育苗ハウスで、内藤トウガラシは発芽していた。
今年は、谷中ショウガの栽培も取り組みたいとのこと。

オカヒジキ、イタリアンバセリ、バジルなどもあった。

農業体験農園を運営しているので、体験農園用のナス(千両2号) もある。


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2015年04月15日

企画展「漫画『ドリミーもときんす』の住人牧野富太郎」、が牧野記念庭園記念館で4月18日より開催


練馬区立牧野記念庭園記念館からチラシが届いていた。

今回は、漫画家・高野文子氏が2014年に刊行した「ドリミーもときんす」の中に登場する「マキノ君」の原画と共に青年時代の牧野富太郎にスポットをあてるという。

この、「ドリミーもときんす」湯川秀樹、朝永振一郎、中谷宇吉郎、牧野富太郎の4人の科学者が、もしも一軒の学生寮「もときんす」に住んでいたらと云うドリーミーな漫画。



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上の画像をクリックする
5月10日には、著者・高野文子氏の講演会も予定されている他、

4月29日(水・祝)、5月17日(日)には学芸員による展示解説がある。


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2015年04月14日

江戸東京野菜をメインに、「フェア」開催について提案される。


(株)ロケーションリサーチの瀬川雄貴社長から、江戸東京野菜コンシェルジュ協会に協力依頼の連絡が入ったと、上原恭子理事から連絡をもらった。

何でも、江戸東京野菜をメインにした「フェア」開催について提案して来たもの。
企画書を見ただけだが、江戸東京野菜の調理デモや試食があるなど、多くの方々に知っていただくには良い企画なので、お会いすることになった。

納所二郎理事長と上原理事も昭島まで来ていただいて瀬川社長からお話を伺った。

同社は、郷土料理の振興を通して、地域活性、食育など社会を豊かにする活動に取り組んでいて、日本最大の郷土料理情報を保有しているという。

しかも、郷土料理店200店舗以上と提携、郷土料理店をイベント会場とした提案も可能で、これまで200を超える郷土料理の仕事を担当してきたと云う。

2013年に農水省が渋谷ヒカリエで実施した「食の絆サミット2013」にも郷土料理や伝統野菜の紹介をしていた。


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瀬川社長は、江戸東京野菜についても、勉強をしていて、当ブログの必要なところはコピーして持っていた。

固定種にこだわる江戸東京野菜について説明をしたが、それらを元に企画書の部分訂正も行い。
また、イベント開催の地域拠点づくりなど、前向きな話にも至った。

帰り際には、5月下旬に開催される「第一回新宿御苑で学ぼう! 江戸東京野菜講座」に参加したいと申し込まれた。

夏前に、何かイベントが実現出来ればいいのだか。
posted by 大竹道茂 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報