2015年05月31日

「伝統野菜は長老に聞け!」6月13日新宿御苑で開催。

「新宿御苑で学ぼう! 江戸東京野菜講座」は、国分寺市の農業のリーダーとして活躍した小坂長吉さん。

江戸東京野菜の栽培など、農業経営の主体は後継者の小坂良夫さんに引き継いだものの現役。
国分寺のウドの高冷地育苗に力を注いだ、小坂さんに伺う。

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上の画像をクリクして

メールにてお申し込みください。
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2015年05月30日

府中市立本宿小学校で地元の歴史に残る「府中御用ウリ」の栽培が始まった。


昨年から府中市立本宿小学校では、府中の歴史に残る御用ウリの栽培を地元の農家石川孝治さんの指導のもとで行ってきた。

昨年は、園芸クラブのグループが栽培をしてきたが、同市の歴史に残る作物だけに、1部の生徒が取り組むのではなく、学年として対応をお願いしてきた。

今年から同校に着任した松下雄太校長のご理解もあり、4年生3クラス(118名)が、視聴覚室に集合した。




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4年の学年主任三田先生から、紹介を受けて授業を行った。

ウリ科の野菜について、生徒達に聞いてみる
何人もの手をあげる

江戸の頃の、甘いものが少なかった時代に、マクワウリは喜ばれ、
農家はマクワウリを籠に入れ背負って売りに来たことなどの情景を映像で説明。

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2015年05月29日

小平の岸野農園では滝野川ゴボウを主体に江戸東京野菜が順調に生育していた。


小平市の岸野昌さんの畑に伺った。
3月下旬に伺った時は定植前の作業を忙しくしていたが、そのことは当ブログで紹介した。
今回は、頼んでいたこともあったので出かけたわけだ。





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数年研究していた滝野川ゴボウの栽培は、昨年あたりから良いものができるようになって、その取り組みは、小学館の「BE・PAL」1月号でも紹介されている。

上の画像をクリックする
早蒔きと、遅蒔きに分けて栽培していて、どちらも順調な生育を見せていた。


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2015年05月28日

地元の新宿区立柏木区民センター壁面に可愛い「ウリの子供たち」の作品があった。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長) では今年も地元の伝統野菜「鳴子ウリ」の栽培をすることを決定、年間計画の中に位置づけていただいた。

そんなことで連休明けの授業で、鳴子うりの定植に伴い、鳴子うりのお話を生徒たちに伝えたことは、当ブログで紹介している。

先日、同校からの要請で、栽培管理の指導のために伺った。




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いつも同校へは、東京メトロ大江戸線の中野坂上で下車して、神田川に沿った遊歩道を歩いて行くのだが、今回は時間的に余裕があったので西武新宿から歩いてきて、税務署通り方面から細い道に入った。

いつもは帰りにこの前を通るから気が付かなかったが新宿区立柏木区民センターの文字。
しかも竣工定礎の壁面に何やらある。

上の画像をクリックする
寄ってみると「ウリの子供たち」とあった。

区民センターの方に伺うと、多摩美術大学卒の川村易氏の作品で、
「このあたりの農産物であった成子のウリが、畑にころころと並んでいた姿をヒントにしました。可愛いウリの仲間がここに集う人々を温かく迎えてくれます。
不思議の国のアリス出てくるハンプティ・ダンプティのような物語が作れればと思います。」
と書かれた資料を見せてくれた。

このような形で「ウリ」がここにあったとは、同校の生徒たちは知っているのだろうか・・・。


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2015年05月27日

『新宿御苑で学ぼう!江戸東京野菜講座』に先立ち、スペシャル苑内ガイドが実施される。


5月23日(土) 第1回『新宿御苑で学ぼう!江戸東京野菜講座』が開催されたが、講座に先立ち、受講者特典として、11時から同苑本荘暁子さんによるスペシャル苑内ガイドが行われた。

この事は、当ブログで案内していたが、18名の方がインフォーメーションセンターにお越しになった。





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当日は、暑かったので、折りたたみ傘を、日傘代わりに持って行ったが、日陰に入ると過ごしやすいことから、本荘さんは日陰を選んで案内してくれた。

上の画像をクリックする
花の終わった紅葉が、種を付けていたが、7月頃になると、くるくる回ってドローンのように飛んでいく。

新宿御苑のシンボルツリー「ユリノキ」は、全国にあるユリノキの母木だとか。
チュウリップのような綺麗な花をつけていた。

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2015年05月26日

第1回『新宿御苑で学ぼう!江戸東京野菜講座』が23日、新宿御苑インフォーメーションセンターで開催された。


第1回『新宿御苑で学ぼう!江戸東京野菜講座』が23日13時から、新宿御苑インフォーメーションセンター2階レクチャールームで開催された。

これまでは、新宿駅南口から5分ほどの、JA東京アグリパークで開催していたが、ビルの建て替えに伴い、一般財団法人国民公園協会新宿御苑と環境省自然環境局新宿御苑管理事務所のご高配により、今年から、江戸東京野菜の内藤トウガラシや内藤カボチャの発祥の地、国民公園・新宿御苑で開催できることになった。




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開催のチラシを新宿御苑内でも配布していただき、お陰様で30名の定員は、満席となった。

講座は、「江戸東京野菜には物語がある」で、
「江戸東京野菜とは、」から始まり、「江戸東京野菜の物語。」

そして、会場を、信州高遠藩内藤家の下屋敷であったことから、下屋敷の成り立ちから、新宿の農業として、内藤トウガラシ、内藤カボチャ、早稲田ミョウガ、鳴子ウリの歴史や、地域での取り組みなどついて・・・・。

また、江戸東京野菜に関わりたいと、江戸東京野菜コンシェルジュの資格をとっと方々の活躍ぶりを紹介、

また、江戸東京野菜を食べさせる店などを紹介した。

これにより、受講者がこれから新たな取り組みの参考になる様なお話も行った。


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2015年05月25日

立教大学の3年生が、地元豊島区の伝統野菜「雑司ケ谷ナス」に注目。 東京の伝統野菜を学ぶプロジェクト


今年の1月に、NPO農の未来ネットの「サロン学習会」でお話をさせていただいたが、農業と市民とを結ぶ農業体験や大学生のインターシップを行っていて、立教など大学生も参加しているというので、それなりのパワーポイントを作って行った。
しかし、当日は指導者の方ばかりで、学生の参加はなかった。

先日、NPO農の未来ネットの田沼繁事務局長からメールを戴いた。
立教大学の大山利男准教授(経済学部経済政策学科長) が、江戸東京野菜の話を聞きたいというので時間を割いてほしいと云うもの。

今度こそ、学生さんに江戸東京野菜を伝えることができるのならと、同大池袋キャンパスに伺った。
大山先生からは、キャンパスマップが送られてきていて、タッカー門を入った12号館で待ち合わせた。




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同大には早めに着いたので、校内をぶらぶら、キャンパスマップに記されていたわけではないのに、
吸い寄せられるように、立教学院の創立者でキリスト教に基く教育を理想とした、チャニング・ムーア・ウィリアムス主教像の前に・・・・。

上の画像をクリックする
ウィリアムス主教像を背にして12号館に向かう左手がタッカーホールで、その壁際には、立教大学の創設者ヘンリー・セントジョージ・タッカー主教の胸像が・・・

12号館の前で、大山先生から声をかけて戴いた。

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posted by 大竹道茂 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 寺島ナス、雑司ケ谷ナス

2015年05月24日

八王子の「けいの家」で川口エンドウのフルコースを生産者と懇親会。


収獲シーズンを迎えた川口エンドウ、
多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表から、川口エンドウ普及プロジェクトの中心的役割を担っている方々と、八王子「けいの家」が開発した川口エンドウの新メニューを片っ端から食べるので、ご都合は!! とお誘いを受けた。

けいの屋は、「高倉ダイコン祭」をやってくれていたお店で、このところ、川口エンドウ収穫の情報が、当ブログにも寄せられているが、普及プロジェクトの皆さんの話を直接聞きたいので、都合をつけで出かけた。



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八王子で採れる野菜を積極的に使っていきたいと語っていた、「けいの家」の北澤秀彦代表は、旬を迎えた川口エンドウの情報を福島さんから得たことで、「川口エンドウ祭」となったもの。
現在、収穫された川口エンドウは、福島さんが納品している。

上の画像をクリックする
八王子駅北口から7分、けいの家の店の前には、「川口エンドウ祭」「これぞ地産地消」「美味しさと生産者の熱意が詰まっています」とあった。

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2015年05月23日

立川市西砂で、内藤トウガラシと内藤カボチャの試作が始まった。


立川市西砂で、「農薬や化学肥料を使用せず、有効微生物群の資材を(たい肥) (鶏ふん)を肥料にしている鈴木農園を紹介したことがあったが、鈴木農園と旧五日市街道を挟んだ南側の屋敷石川農園・園主石川公一さんからメールが入った。

石川さんは大学の同窓で校友会の役員をされていて、1年後輩とかで先輩と立ててくれるので、今年の春先、江戸東京野菜について話してみたら、種があればと云うので、内藤トウガラシと内藤カボチャのタネを置いてきていた。




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春先に来たときには、江戸東京野菜の「ノラボウ菜」の収穫が忙しかったが、花が咲いていた。

採種をするわけではないようで、作業の順で、近いうちに鋤きこむとか・・・。

上の画像をクリックする
ようやく手が空いて、内藤トウガラシと内藤カボチャの苗を植え込むというので、今年は試作でお願いした。


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2015年05月22日

地域農業の起爆剤として結成された「川口エンドウ普及プロジェクト」が収穫期を迎え動き始めた。


江戸東京野菜の「川口エンドウ」は、昨年の7月の江戸東京野菜推進委員会において協議され、9月に追加承認されている。

八王子の伝統野菜としては、高倉ダイコンに次ぐものとなった。





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上の画像をクリックする
JA八王子経済センターでは、地域農業の活性化と、在来品種の栽培を通じ、地域農業の起爆剤として「普及プロジェクト」を結成している。

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2015年05月21日

江東区立第五砂町小学校で「砂村一本ネギ」の採種用ネギ坊主の乾燥が始まった。


先日、砂町文化センター主催の講座で、江東区立第五砂町小学校にお邪魔して、銭元真規江栄養教諭に同校が取り組む「砂村一本ネギ」の栽培を通して食育授業を行っていることを、パワーポイントで紹介していただいた。

後日戴いた銭元先生からのメールには、
参加されていた、中瀬勝義先生から、先生の研究された論文等を送っていただいたという。
また、当ブログで、亀戸大根を紹介するときに名前が登場する喜連川覚さんも、参加されていたことを知り、

砂村一本ネギについても、一人でも多くの区民の皆さんに知っていただけるように、広めていただきたいと、皆さんとの出会いに期待していた。





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講座当日は、銭元先生から、「皆さんに畑で見てもらおうと思って、ネキ坊主を採らないで畑に残しています」と、ご配慮を戴いたが、

上の画像をクリックする
その後、ネギ坊主を収穫し、全校生徒が利用する、ランチルームで乾燥し始めたと、写真添付のメールを戴いた。

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2015年05月20日

「農」のある暮らしづくりにアドバイザーを派遣します。


平成27年度「農」のある暮らしづくり、アドバイザー派遣が、20日より始まった。

人口の減少、少子・高齢化の進展、環境に対する市民意識の変化等、社会環境が大きく変化する中にあって、今年の4月16日に「都市農業振興基本法」が制定され、都市農地・農業が果たしている都市環境保全、防災、福祉、食育等の多面的な機能の重要性に光が当てられると共に、その活用・保全の大きな方向性が示されたところだ。

このような動きを踏まえ、一般化財団法人都市農地活用支援センター(石原孝理事長) では平成26年度に引き続き、平成27年度も農林水産省の補助を受け(「都市農業機能発挿対策事業」)、農業者や都市住民等の皆さんによる「農」のある暮らしづくりの取組みを支援する専門家派遣制度を運営することになった。


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江戸東京・伝統野菜研究会では、これまで、地産地消、学校教育、農を活かした地域交流等、『農』のある暮らしづくりに関するアドバイスを行ってきた。

今年も、派遣事業の受付が始まりました。
詳細は、上の画像をクリックする。

申込み用紙は、ここから。

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八王子市立みなみ野小学校の4年生が川口エンドウの収穫体験が行われた。


八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長) で、八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」の授業が始まったことは、当ブログで報告した。

同校の学校農園では、川口エンドウが順調な生育を見せて、5月11日(月)4年生90名の2時間目(9時35分〜10時15分)を使って、収穫が行われた。




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収穫の指導にあたったのは、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表。
冒頭あいさつのあと「この野菜はなんていうんだっけ?」と福島代表が投げかけると、
「川口エンドウ!!」と全員の大きな声、

上の画像をクリックする
福島代表は、両手で莢の上1cmぐらいのところを切るなどといった採り方のコツや花や小さい莢は採らないようにするなどの注意事項、

また人間にも名前があるのと同様に野菜にも名前があるのだから教室に戻ったら、農家の方がやるように、袋に川口エンドウのラベルを貼るようにと、サンプルを見せながら説明をしていた。

ビニール袋が全員にいきわたったあと軍手をつけて収穫が始まった。

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2015年05月19日

5月23日(土)13時から「新宿御苑で学ぼう! 江戸東京野菜講座」の募集をしている。

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【講座日5/23 氏名(フリガナ)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス】
を記入して下記アドレスに申し込み下さい。
jimukyoku@edo831.tokyo
090−2423−0831 
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友人に教えてもらった地元の蕎麦屋「むら田」の、蕎麦料理に満足。


青梅線の線路向うの朝日町に、美味しいそば屋を友達に教えてもらったと、家内が云うので、思い立って二人で昼食時に行ってきた。

東京街道沿いだから、よく車で通る道に、「手打ち蕎麦、日本料理 むら田」、今まで気が付かなかった。
何でも開店して5年も経つという。

店の前で家内をおろし、青梅線の中神駅前のコインパーキングまで行って、駐車した。




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陽射しが強い日だったが、店内にそれなりの雰囲気を演出していて照明は落とされていていたので、席をとっていた家内を探してしまったが、馴れれば落ち着ける明るさで、写真も充分に写った。

上の画像をクリックする
メニューを見て、注文をしたのが、「そば焼味噌」、


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2015年05月18日

「FEELJ」・「日本伝統食文化協会」・「銀座ファーマーズラボ」の共催で「江戸のふるさと!?三河と江戸のアツイ関係」を開催。


UDSの児島絵里子さんの中央FMの番組に出演したことは、当ブログで紹介したが、その後、3月末にメールを戴いた。

5月15日(金) に「伝統工芸と食を楽しむ会 FEEL J」を主宰されている加藤千晶さんとのイベントを企画しているというので、4月17日に、わざわざ打ち合わせに昭島まで来られるという。

児島さんの案内で、加藤さんと、日本伝統食文化協会の袖山洋子代表理事も来られて、お話を伺った。

今年は、徳川家康没後400年だそうで、三河出身の家康と江戸の関係性をテーマにとりあげて、
三河の八丁味噌、味醂などを紹介するイベントを行うので、一緒に江戸東京野菜のご紹介もできないかと云うもの。

会場となる有楽町駅前の交通会館6階の「農と食向けのオフィス・銀座ファーマーズラボ」は、児島さんにご案内いただいていたので、様子はわかっていた。





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「FEELJ」と 「日本伝統食文化協会」そして 「銀座ファーマーズラボ」の共催で、
第3回FEELJ奇数の会(日本の食文化と伝統工芸を楽しむ会)
「江戸のふるさと!?三河と江戸のアツイ関係」が開催された。

三河の代表的な食材といえば「八丁味噌」と「みりん」、そして「白醤油」。
味噌、みりん、醤油は日本の食文化には無くてはならない物であるが、三河ではそれらが、独自の進化をとげて現代にいたっている、

そこで、ゲストスピーカーとして、杉浦味醂株式会社 杉浦嘉信社長と、日東醸造株式会社 蜷川洋一社長
そして、江戸東京・伝統野菜研究会としても招いていただいた。

上の画像をクリックする
交流会では、清酒「三河武士」を持参した杉浦社長の発声で乾杯!!

写真左下右から、加藤千晶さん、蜷川社長、私、杉浦社長、袖山洋子さん、司会進行の末広響子さん。


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2015年05月17日

平成27年度 江東区の砂町文化センター主催「伝統の江戸東京野菜」講座が始まった。


平成27年度 砂町文化センター主催の春の講座「伝統の江戸東京野菜」講座の募集については、当ブログでご案内した。

5回講座の初回が会場との関係で、外出講義になってしまったが、これまで江東区の伝統野菜「砂村一本ネギ」の栽培を授業に取り入れている江東区立第五砂町小学校の銭元真規江栄養教諭にお願いして、受け入れていただいた。



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当日は、銭元栄養教諭が、ランチルームを用意しておいてくれたので、
講座を主催する江東区文化コミュニティー財団砂町文化センターの担当から、講座の説明等があった後、紹介され、銭元栄養教諭の取組について、私から簡単に紹介した。

ネギの栽培は、葉物野菜等と違って、栽培が長期化する。だから1学年内で種まきから収穫まで終わらないものだが、学年を越えての栽培を行っていること、

タネの命を次の学年に繋いでいくことをセレモニーとして実践していることは、動画配信している。

そして放射能検査を実施て安全を確認してから給食に出していて、しかも栽培した学年の生徒にはネギ坊主の天ぷらを出す等、きめ細かな食育授業を実践していることを皆さんに紹介した。

銭元先生は、パワーポイントを作ってくれていて、命を繋ぐ教育を実施していることを実践していることを紹介してくれた。

五砂小の取り組みなどは、当ブログのカテゴリ「砂村一本ネギ」にまとめてあるが・・・

22年度 7s、
23年度 4.7s
(震災のため少なく、給食で出さずに持ち帰り)
24年度 15s
(この年より放射能検査実施)
25年度 17s
26年度 26s 
で栽培面積は同じだから年々太いネギが採れている。


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2015年05月16日

皇居を望むラー・エ・ミクニで、江戸東京の食材を楽しむひと時


日が長くなったものだ。
18時過ぎに竹橋に着いたが夕日が丸の内のビルに反射して、お堀に映っていた。
ラー・エ・ミクニに行く用事があったが、少し早く着いたので、お堀沿いを歩いてみた。

皇居一周のジョギングは盛んで、仕事を終えて着替えた人たちが、追い抜いて行った。

ラー・エ・ミクニには、一番乗りだったが、店内のセッティングは終わっていた。
久々の暑さもあって増田禎司支配人が、テラスが涼しいと案内してくれた。

山本広美シェフソムリエが、持ってきてくれたお冷をひと飲みしたところに、三國清三シェフと六本木ヒルズクラブの山口拓哉料理長がみえた。



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“やあやあ“ の挨拶のあと、先日、軽井沢の、「ドメイヌ・ドゥ・ミクニ」に行ってきたことを報告をした。

「季節も良いし軽井沢も良かったでしょ」と・・・・、その後、何のことはない雑談となった。

思い出したように三國シェフが、「天皇の料理人を見ている!」

料理人達はみなさん見ているようで、山口シェフも、「見ています!」と・・・。
「まったく同じ、ああだったよ!」と三國シェフ。

三國シェフの札幌から始まったシェフ人生の修行時代、主人公の秋山徳蔵を演じる佐藤健さんを見ていると、まったく同じだ、と・・・・。
下駄を履いて・・・・、戻ってきた皿からソースの味を盗むところ等・・・
思い出し笑いをしながら、修行時代を懐かしがっていた。

山口シェフもフランスに修行に行っているようだが、山口シェフの修業時代は、すでに時代は変わっていてあのようなことはなかったという。

新妻・俊子を演じる黒木華さんのひたむきさも良いと・・・。


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2015年05月15日

JA北多摩地区協議会が立川のホテルで江戸東京野菜の講演会を開催。


JA東京みどりの原省三部長代理から3月中旬だったか、5月12日は、空いていないかと云う電話をもらった。

現在、JA東京みどりの高橋信茂代表理事組合長が、北多摩地区の、JA東京みらい、JA東京むさし、JAマインズ、そしてJA東京みどりで構成するJA北多摩地区協議会の会長をされていて、北多摩地区のJA青壮年部の部長、副部長を招いた講演会をやるので、江戸東京野菜を紹介してはと云う。
ありがたい話した。
原さんは、8年前から立川市の生産者をまとめて、亀戸ダイコン、伝統小松菜、金町コカブの栽培を推進し、現地研修会など活発な取り組みをしてくれた。

先日も、東大和市の内野孝さんに内藤トウガラシを勧めてくれたことは当ブログで紹介している。



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会場はパレスホテル立川の4階ローズルームで、70名を集めて開催された。

開会に先立ち、高橋会長は、JA改革の進行や、都市農業基本法の成立に伴う今後の地域農業振興など、北多摩の農業、農家を取り巻く情勢について、ご挨拶があった後、紹介を戴いた。

江戸東京野菜がテーマなら何でもいいからと云われていたので、「江戸東京野菜あれこれ」と題してお話した。

上の画像をクリックする
昨年までは、高橋会長の配慮で、東京アグリパークの会場を借りて、江戸東京野菜コンシェルジュの入門編の講座や、資格取得試験を行ってきたが、建物の建て替え工事に入ったことから、今年から新宿御苑を会場に、江戸東京野菜を広く普及していく講座として紹介した。

現在東京の農業の中でも、北多摩地区は都心部に近い割に農地面積も広く、農業後継者も育っている状況を良く知っているだけに、今回の、北多摩地区協議会の役員、後継者リーダーの前で話すことの意味は十分に分かっているつもりだから、気合を入れてお話をさせていただいた。

これまで北多摩地区のJAから招かれてお話したことは何度もあるが、江戸東京野菜は、日々発展していることから、最新の情報をお伝えすることにした。


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2015年05月14日

副都心新宿の西新宿小学校で、昨年に続き5年生が内藤カボチャの栽培が決定した。


昨年、新宿区立西新宿小学校(清水仁校長) の鈴木富雄副校長が内藤カボチャを栽培しているからと、訪ねてこられた。
そんなご縁で、同校の5年生に内藤カボチャの歴史など、お話をさせていただいた。
それがご縁で、エコギャラリー新宿の活動に共鳴している方々とも親しくお話をすることも出来た。

次々にご縁を紡いでいくことで、内藤カボチャに対する興味も区民の中に生まれつつある。

今年も、西新宿小学校では、鈴木副校長が内藤カボチャの栽培を行ってくれるものと思っていたら、

新宿御苑で内藤とうがらしの苗の販売をしていたNPO法人美味しい水大使館の成田重行先生から、西新宿小の鈴木先生が異動され、5年生の担任になった佐々木琢先生が挨拶に来られたとの情報が入った。



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先日、柏木小学校で授業のあった日、昼休みにでも会えないかと思い。

柏木小学校の帰り道、鳴子坂を歩きながら、西新宿小学校の清水仁校長にこれからお会いできないか電話をしてみた。
校長先生は昨年、お邪魔したこともご存じで、お会いしたいと云っていただいた。

上の画像をクリックする
佐々木先生も、次の授業が始まる前に、同席されて、お話をすることが出てきた。
佐々木先生は張り切っておられ、昨年に続いて今年も継続栽培されるということで、いずれ授業でお話させていただけるようだ。