2015年11月30日
2015年11月29日
今年も「江戸東京野菜めぐり」が、京橋大根河岸青物市場跡から始まった。
一般社団法人 東京都農住都市支援センター主催による、平成27年度 農業まちづくり基礎講座「江戸東京野菜めぐり」の参加者が京橋大根河岸青物市場跡に集合した。
京橋大根河岸青物市場は、昨年生誕350年祭が盛大に執り行われたが、ご招待を頂いたことから当ブログで紹介している。
京橋大根河岸青物市場で、青果問屋「三光山」を営んでいたのが、現在築地の東京シティ青果会長で東京中央青果(丸果)の石川勲社長の御本家。
そこで、ツアーの第1回から石川会長にご参加いただいて、昔の京橋大根河岸の話をしていただいているが、今年も興味深いお話を伺った。
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参加者を、記念碑の裏側に誘導して説明したが、
記念碑を建立したのは昭和34年、大店だった石川会長のご実家「三光山jは、一番上の段で「石川勲」の名も・・・。
建立当時、石川会長のお父上は亡くなられていたので、若くして石川会長の名前が記されたことから、現在碑に彫られている青物問屋のご主人の内、ご健在は石川会長おひとりになってしまったという。
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2015年11月28日
阿部希望さん著の「伝統野菜をつくった人々」が発刊される。
江戸東京野菜コンシェルジュ協会の講師を務める阿部希望さんが「伝統野菜をつくった人々」が12月に上梓される。
阿部さんは、大学時代から江戸東京野菜に注目してくれていたが、大学院に進み、種屋の研究で博士号をとられたことは、当ブログで紹介している。
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旧中山道はタネ屋街道に今も残る、榎本種苗店の蔵の中にあった数々の資料。
伝票1枚々に記された内容まで記録して行く気の遠くなる作業が、博士号につながり、この一冊にたどり着いたもので、これまでの研究の成果を、多くの方々に読んでいただきたい一冊だ。
2015年11月27日
鎌倉の歴史、鎌倉の大根からその一端が明らかに、実行委員会が収穫祭を実施。
鎌倉の大根を復活させたいというので、ゲストチィーチャーとして、お話をしたことは、当ブログで紹介している。
鎌倉の佐助稲荷神社に伝わる故事から、「鎌倉の大根」の歴史が明らかになる。
28日 11時からトークショーを実施するが、12時からは地域力創造アドバイザーとして、江戸東京野菜の復活を事例に鎌倉の大根についてお話する。
すでに毎日新聞、神奈川新聞に紹介されました。
鎌倉大根収穫祭実行委員会にご参加はこちらから
2015年11月26日
JA東京あおば主催の「第18回 農業祭」にご招待いただいた。
JA東京あおばは、練馬区、板橋区、北区、豊島区をテリトリーとしているが、平成9年に、同地区の4JAが合併をしてから、農地のある練馬区と板橋区と両区農業委員会の後援を得て、以後毎年光が丘公園で開催し18回を迎えている。
今年もご招待を頂いたが、2日目に10時前に伺った。
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今年は、昨年に続いて、「江戸東京野菜」を展示するスペースを作ってくれた。
会場には、全国各県から友好JAが、特産物を持ってブースを設置したことから、懐かしい故郷・出身地の味を求めて、光が団地の住民をはじめ近隣住民が会場を訪れた。
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2015年11月25日
足立区の近藤やよい区長が、「千住ねぎ」について「区長あだちな毎日」に掲載。
先日、内田さんのお宅に伺った時にお聞きした話だが、近藤やよい区長から、足立区のホームページに、千住ネギの事を書いたメールをもらったという。
何でも、近藤区長の日々の行動や考えを知りたい人は、区に登録しておくと、メールが届くのだそうで、
千住ねぎの事が書かれていたという。
千住ねぎについては、7月に近藤区長と定野司教育長に伺っていて、当ブログで報告している。
11月11日の「区長あだちな毎日」に ”小学生の手で「千住ネギ」を復活へ”
また、同区の農業係では、区内小学生が「千住ネギ」を復活させます!の中では、
当ブログへのリンクもされている。
東京都で初の「東京ブランドアンバサダー」に三國清三氏が就任した!
東京都では、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催と更にその先を見据え、旅行地としての東京を強く印象づける「東京ブランド」の確立に向け、東京ブランド発信事業を行っている。
このたび、東京ブランドを世界に発信していく、初の「東京ブランドアンバサダー」に、オテル・ドゥ・ミクニオーナーシェフの三國清三氏が就任しましたとのプレス発表があった。
舛添知事は定例記者会見で、初の「東京ブランドアンバサダー」に三國清三氏が就任したことを発表した。
知事は、東京都が制作した三國シェフのPR映像を紹介したが、映像FOOD & TOKYOの中で三國シェフは「江戸東京野菜」を克明に紹介している。
「&TOKYO」、東京ブランドを世界に発信する初の「東京ブランドアンバサダー」に、この度、日本のフランス料理界を代表します、オテル・ドゥ・ミクニオーナーシェフの三國清三さんにご就任いただきましたので、お知らせいたします。「FOOD&TOKYO」です。
三國さんは、今年の味わいフェスタでも、東京産食材を使ったオリジナルメニューの開発にご協力をいただいたわけですけれども、今後、いろいろなイベントを通じて、東京の食の魅力を世界に発信していただきたいと思っています。
これから後も、東京ブランドアンバサダー、いろいろな方にお願いしていくことになると思います。詳細は産業労働局に聞いていただきたいと思います。
2015年11月24日
昭和17年、駒場農場試験圃から高知に伝わった「かさい菜」が届いた。
独立行政法人 農畜産業振興機構が発行する、月刊「野菜情報」10月号の「調査・報告」のページに「江戸東京野菜の掘り起しと復活にかける取り組み」を書いたが、終りの方に「6高知県での新たな出会い」を紹介している。
ご紹介した竹田順一先生には、東京に出てきたときにもお会いしていて、採種地の東京大学の農場に戻したいという意向に添って、西東京市にある東京大学大学院附属生態調和農学機構(旧東大農場) 職員の手島英敏さんと連絡を取って受け取っていただけるようにお願いしているところだ。
実際の採種地は、駒場の農場だったようだが、現在東大では農場を西東京市に統合していて、種を受け入れる窓口があるわけではないが、機構長あての文書で寄贈させていただくことになる。
竹田先生から「葛西菜」として土曜日に「菜」が届いたが、一つひとつていねいに濡れ新聞で巻いて送って戴いたので、とりあえず写真を撮ったが、連休明けに専門家にみて戴こうと思っている。
2015年11月23日
早稲田大学の早田教授に「東北キッチン at 早稲田」のご案内を頂いた。
早稲田ミョウガの普及推進にご尽力をいただいている早稲田大学の早田宰教授からメールを頂いた。
JA共済の寄附講座では、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターと共同で、東北地方の震災復興として、早稲田大学の学生によるまちづくりを24年から実施している。
今年も、井之口喜實夫さんのお宅でワークショップが行われ、後日、ワークショップレポートを頂いたことは、当ブログで紹介している。
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東北キッチンは、JA共済の寄附講座の受講生をはじめ、生産者、生産団体、早稲田大学周辺商店などとの協働イベントとして開催されたもの。
井之口さんのお宅で実施した時に行けなかったことから参加を申し込んだ。
東北支援と云うと三國清三シェフの、「子どもたちに笑顔を!プロジェクト」のお手伝いをしていて、宮城県の気仙沼の唐桑小学校、岩手県の陸前高田市立小友小学校、福島県の南相馬市立高平小学校にも伺っていて、東北の食材を使ったお料理を頂けると云うので楽しみに伺った。
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2015年11月22日
葱商の老舗「葱善」に伝わる固定種の「千住ネギ」が、故郷足立の農家で栽培が始まった。
江戸東京野菜のネギは、江戸の農業先進地砂村に摂津から持ち込まれ、砂村ネギとして栽培されてきたが、その後、隅田川を遡り千住地域に伝わり、栽培されたことから、市場では各産地から入荷したネギを、産地別に区分するために千住ネギの名が生まれた。
千住の近隣では、葛飾の新宿(にいじゅく)ネギ、矢切ネギなどもあり、また、埼玉からは岩槻ネギ、深谷ネギなども入荷していたが、千住市場には良質のネギが集まったことから、販売戦略上、千住市場に入荷したものを、千住ネギと呼ぶようになっていった。
最近では、1代雑種のブランドネギ「千寿ねぎ」をはじめ、埼玉の産地でも殆どが1代雑種に変わったと聞いていた。
足立区興野で江戸東京野菜の本田(ほんでん)ウリを栽培していた、内田和子さんから電話をもらった。
何でも、ご主人の宏之さんが当ブログを見ていて、足立区立の小学校で千住ネギの復活に取り組むことを知ったようで、すでに、内田さんの畑では浅草のネギ問屋「葱善」の田中庸浩社長から依頼されて固定種の千住ネギを栽培しているのだという。
こちらは、ジーンバンクから入手した「千住一本ネギ」で、区立小学校での復活の準備が整ったところなので、こちらの取り組みが一段落したところで、田中社長にお会いしたいからと、日程調整をお願いしていた。
江戸東京野菜推進委員会事務局長の水口均さんを誘って、先日、舎人ライナーの高野駅で待ち合わせて、内田さんのお宅に伺った。
内田家は、現在切り花栽培をしているが、昔は水田以外に、野菜を栽培していたようで、昭和15年12月とある野菜問屋「平塚屋」との取引が記載されている青物(控)、通帳を見せてくれた。
かつては、ツル菜等のつまものと、ネギを栽培していたという。
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2015年11月21日
今年も実施する「冬の江戸東京野菜セット」販売、申し込み受付中。
亀戸ダイコン、滝野川ゴボウ、品川カブ、内藤トウガラシ
砂村一本ネギ、干し高倉ダイコン、後関晩成小松菜
シントリ菜、青茎三河島菜
昨年好評だった「冬の江戸東京野菜お楽しみレシピ」は、
今年も江戸東京野菜コンシェルジュの
田代由紀子さんと、松嶋あおいさん、上原恭子さんが、
10点のレシピを作成中です。
申込は上の画像をクリックする
この機会にぜひ江戸東京野菜を召し上がってください.
冬の江戸東京野菜お楽しみレシピ2015年版は、
2015年12月13日(日)発送(到着日時指定不可)
1セット4500円
(送料込。配送可能地域はチラシをご覧ください。)
「冬の江戸東京野菜セット2015」申込に必要事項を書いて、
jimukyoku@edo831.tokyo
申し込みください。
2015年11月20日
都市大学附属小学校4トののミクニレッスンは、
東京都市大学付属小学校(重永睦夫校長)の4年生が実施している、2015年度 第8回「ミクニレッスン」、今回は調理実習が行われ、生徒達が担当のシェフのサポート受けて、美味しいハンバーグをつくると云うもの。
今回の調理実習は、10時30分から桐組(40名 池邉希世学級)に次いで、13時20分から桜組(40名 渡邉修平学級)の順で行い、各クラスは6班に分けて行った。
ミクニレツスンはプロデュースしている松木直也さん(豆豆社)の司会進行で始まった。
三國シェフは、生徒達に集中して調理をするようにと、私語が多くなると「集中して!」の言葉を繰り返していた。
集中して調理に当たらないと、包丁で手を切る、フライパンで焼けどをする等の危険が伴う授業だからで、各班を回りながら、注意を呼びかけた。
生徒が調理中は、各班を回って、三國シェフは、テーブル上のゴミや、使い終えたものなどの後片づけを、やっておられた。
そして、調理時間の管理は。45分で調理を追えるように、残り何分かを伝えていた。
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2015年11月19日
今年も荒川区立尾久宮前小学校の4年生が青茎三河島菜の栽培をしている
荒川区立尾久宮前小学校(伊藤英夫校長)の鈴木恵理栄養教諭から今年も4年生が青茎三河島菜の栽培をしているので、青茎三河島菜の話と地域の名前がついた江戸東京野菜について話をしてほしいとの、注文が付いていた。
4年1組(野々村誠学級)36名の皆さん。
80センチもある滝野川大長ニンジン、葛飾中川流域のほんでん瓜、ぷっくらして赤い早稲田ミョウガ、大根のようなカブは品川カブ、1bもある練馬大根、茎まで白い亀戸大根、太さが寸胴の大蔵大根、半分白いから馬込半白キュウリ、そして伝統小松菜と、生産地の名前が付いた野菜の中でも形などが珍しい野菜を映像で見せた。
名前は誰が付けたのか?、
現在では生産者や種苗会社が売りやすい名前を付けますが、昔は生産者は栽培いするだけで、出荷された市場で、産地を区分するために、産地名で呼んだのが広まり定着したもので、産地の名前が付くようになったと・・・。
よその県にも伝統野菜はありますか?、と云う質問。
全国どこの県でもその地区の気候風土で育まれた野菜があります。
江戸東京野菜の多くは、江戸時代に全国から江戸に集まった野菜で、江戸の気候風土の中でさらに良い物ができました。
練馬大根や、滝野川ゴボウ、三河島菜は全国に種が持ち帰られたもので、三河島菜は仙台伊達藩の足軽が持ち帰り、仙台芭蕉菜としてつくられていました。
何で栽培されなくなったのかと云う質問もあった。
伝統野菜は揃いが悪いことから流通に乗らなくなったことを説明したが、三河島菜の場合は関東大震災で荒川区の農地は被災者の住宅用地等に全て代わり、昭和の初めに白菜が普及したことから栽培されなくなりました。
授業の終わりに、鈴木栄養教諭から、今度大蔵大根を給食で出しますと伝えると、生徒たちから「楽しみ!」の声が聞こえた。
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2015年11月18日
NPOロータスプロジェクトのスタッフに江戸東京野菜を次代に伝える重要性を話す。
10月にNPO法人ロータスプロジェクトの中山るりこさんからメールを頂いた。
何でも、同プロジェクトは、西新宿にある日蓮宗の常円寺を「新宿サテライト」として、お寺の社会貢献を掲げて設立されたもので、季刊のフリーペーパー「LO+」を、5千部発行している。
中山さんは2月に、新宿区立エコギャラリー新宿で開催された江戸東京野菜の講演会に来てくれていて、
11月7日から始まった、江戸東京野菜コンシェルジュ講座の総合篇を受講し、中山さんと話すと、今後同プロジェクトの中でも、江戸東京野菜を位置づけていこうという思いが伝わってくる。
常円寺は、新宿大ガードから青梅街道を下った右側にあるお寺で、山門をくぐると今までの喧騒がうそのように静かになる。
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2015年11月17日
座・高円寺で「しあわせのタネ」の芝居を見て、伝統野菜復活普及に更なる力を頂いた。
先日、多摩八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が、タネのお芝居を見てきたと、興奮気味に話しかけてきた。
話を伺うと「しあわせのタネ」というお芝居で、お芝居の中に「ネオニコチノイド系農薬」、「固定種」、「在来種」、「F1」なんていう、我々が普段使っている専門用語が、セリフの中にバンバン出てくるお芝居なのだと・・・。
しかも、山形大学農学部の江頭宏昌教授が協力されているお芝居だという。
渡辺智史監督の映画「よみがえりのレシピ」からつながる、山形県鶴岡を背景にしたお芝居で、昨年、すでに山形県鶴岡、山梨県都留、そして高円寺でも開催されたとか
福島代表は見ていて感激し、企画制作をされた村山光喜さんと女優の中山明美さんにもお会いしていて、チラシの協力組織に、多摩八王子江戸東京野菜研究会が名を連ねていた。
今年は、プレイベントとして、8月に千葉のきらりホールで「タネと野菜の味のあるはなし」、9月には座・高円寺で「しあわせのタネまき祭」、香取市のいぶき館で「しあわせのタネまき祭in香取」を行ってきたようだ。
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11月13日〜15日の、6回講演が行われ、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の納所二郎理事長、上原恭子理事も13日に、福島代表の案内で行っている。
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2015年11月16日
第2回 全日本・食サミットが「江戸前」をテーマに開催された。
全日本・食学会が主催する第2回全日本・食サミットが8日に「江戸前」をテーマに、東京誠心調理師専門学校を会場に開催された。
盛会だった模様は10日には当ブログで紹介するつもりだったが、不注意もありカメラが行方知らずと云うアクシデント発生で、ようやく手元に戻ってきた、何人もの方から、食サミットをドタキャンでもしたのかと、ご心配を戴いたが、遅ればせながらの報告となった。
このことでは事務局の濱砂文さんにはお骨折りを戴いた。
さて、江戸前をテーマにした食サミットの開会式は、7階から8階につながる階段教室で10時から始まり、
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全日本・食学会の門上武司理事長と村田吉弘団長(菊乃井の主人)の、開会挨拶で始まった。
全日本・食学会の活動として「研究活動」「交流活動」「発信活動」をしているが、これらの活動を網羅して、1年間の集大成としての場として“食サミット”を開催している。
2020年東京オリンピック・パラリンピックも5年後に控え、本当のおもてなしを提供するためにも、食学会として江戸前を知り、江戸前から学び、その心を未来へどうつなげていけるかを研究・交流・発信できる機会にしたいと云う。
昨年、第1回は京都で関西の料理人を中心に「だし」をテーマに開催されたが、
第2回は、東京開催と云うことで、テーマは「江戸前」。
「江戸前」は、江戸前面の海で捕れる海産物に付けられるのが一般的だが、今回は江戸風という意味合いで使っている。
開会前の講師控室では、アルケツチャーノの奥田政行シェフに久しぶりにお会いした。高知以来で「江戸東京野菜の話を聞きたかったんですが、同じ時間でしたネ・・・。」と云っていただいた。
門上理事長、日本醤油協会の田上秀男技術顧問、醗酵文化推進機構の鎌田良主任研究員、難波千日前「釜たけうどん」の木田武史店主、バードランドの和田利弘社長、てんぷら「近藤」の近藤文夫店主、「WAKIYA」の脇屋友詞シェフ、人形町今半の高岡哲郎副社長、「KIHACHI」の熊谷喜八社長の皆さんには、ご挨拶をし名刺交換をさせていただいた。
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2015年11月15日
全国農業新聞の食育コラムで、江戸東京野菜が取り上げられた。
10月の初め、農業マーケティング研究所の山本和子所長からメールを頂いた。
山本所長とは、以前、東京都のシンポジウムでご一緒にパネルディスカッションをしていて、当ブログで紹介している。
何でも、今、全国農業新聞に食育コラムの連載をしているそうで、今回、江戸東京野菜を活用した食育や、マーケッティング等について取材をしたいので、時間を取ってくれと云うもの。
丁度、新宿では内藤トウガラシのイベントが始まっていて、新宿高野本店でサロンセミナーの講師を依頼されていることから、午後からなら時間が空くので高野本店前で待ち合わせをした。
江戸東京野菜が、都民の皆さんに知っていただいた1つに、平成9年の農協法施行50周年記念事業として、都内50カ所に、「江戸東京の農業」の説明板を設置したことが大きかった。
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新宿には、4カ所に建立されたが、その1つが、花園神社で、伊勢丹側の鳥居の近くに建っていて、山本所長を案内した。
山本所長は、このような設置の取り組みは、全国で行われている活動に参考になるだろうと語った。
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2015年11月14日
料理研究家の林幸子先生が、ウドの花の収穫にやってきた。
先日、麻布十番の「総本家更科堀井」で、更科蕎麦と江戸東京野菜を味わう「秋の会」が行われたことは、当ブログで紹介している。
秋の会の食材として、料理研究家の林幸子先生には、滝野川ゴボウ、滝野川ニンジン、シントリ菜、早稲田ミョウガの他に、西東京の矢ヶ崎宏行さんに頼んで、矢ヶ崎農園の東京ウドの花を送ってもらった。
林先生は、タネになりかけの花をかじってみて、エグミが強く渋みもあるが、ウドの香りが十分して面白いと云ってくれた。
これまでウドの話をする時、必ずウドの花はスパイシーで食材としても、面白いと云い続けていたが、タイミングが合わずに、皆さんに試食していただく機会が持てなかった。
今年は、日本橋「ゆかり」の三代目野永喜三夫さんにも、かじってもらったし、
東京都農業祭でも、矢ヶ崎農園に頼んで送って戴いたので、来場者にもかじってもらったが、
野菜ジャーナリストの篠原久仁子さんも興味を持ってくれた。
更科堀井で興味を持ってくれた林先生は、ウドの花を見たいというので、西武立川駅にまで来ていただければ案内しますからと約束していた。
林先生はご友人の、フードコーディネーターで、国際中医薬膳師の大友育美さんも興味を持ってくれて、2人で見えた。
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ウド畑の案内については、JA東京みどりの原省三部長代理にお願いしていたので、ファーマーズセンター「みのーれ立川」で待ち合わせて、同JAの鈴木博秀理事に、畑に案内いただいた。
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2015年11月13日
大田区で行われる「区民参加による収穫祭」の情報が届く。
「まきの@大田・花とみどりのまちづくり」さんから写真を添付したメールが届いた。
大田区を拠点に、江戸東京野菜野の、馬込三寸ニンジンや馬込半白キュウリの普及などをされていて、色々な情報が届いている。
頂いたメールには「このところで、私の地元での活動つながりの中で、バスツアーや、区のイベントの中でのパネル展示やミニプレゼンの機会があったりします」という。
その1つに、江戸東京野菜を介して、小金井の皆さんとの「地域間交流」が生まれていて、
株式会社 はとバスエージェンシー と NPO法人 大森まちづくりカフェ の共同企画、
小金井市商工会・産業振興プラン推進室 「黄金井の里」、 小金井 江戸の農家みちの会
が実施協力で話が進んでいる。
★ 昼食 江戸東京野菜を使った『秋の黄金丼フェア』メニュー
★「江戸東京たてもの園」見学 (大田区ゆかりの「天明家住宅」など)
★ 真言宗豊山派 「真蔵院」見学 (ご住職の解説+“物語屋”こと中川哲雄さんによる口演 『今も昔の農家みちものがたり』 〜 大堀ファームでの野菜収穫体験)
只、バスツアーは、ちょっと集客に苦戦中で、「現地集合・解散での参加にも可能」という方もいらっしゃるとのことで、もしかすると、現地での行程を生かす形で、現地集合現地解散でのツアーに組み替えるかもしれないという。
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2015年11月12日
千代田区立日比谷図書文化館で「今、楽しめる江戸東京野菜の魅力」が開催された。
千代田区立日比谷図書文化館で「今、楽しめる江戸東京野菜の魅力」が開催されると、当ブログで紹介したが、
同講座の募集60人は、お陰様で【満員御礼受付終了】となった。
今回の企画で、江戸東京野菜を選んでいただいた担当の桝渕彰太郎学芸員も安心された事と思う。
当日は、生憎の雨だったが、通常の当日キャンセル率に比べて少ないと桝渕さんが云っていた。
今回、桝渕さんから依頼されで、お勧め書籍を事前に聞かれていたので、私が関連した書籍を報告したが、資料として配られていた。
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さて、講座のテーマは「今、楽しめる江戸東京野菜の魅力」だが、千代田区民と千代田区在勤の方々が多いようなので、千代田区の話題をあちこちにちりばめて話た。
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