2015年12月31日

今年1年お世話になりました、〆は蕎麦で。


今年も、色々あった年だったが、皆さんのお蔭で江戸東京野菜は新たな復活の取り組みや、また普及活動も順調だったし、有能なコンシェルジュも増えた。

江戸東京野菜に取り組む一人として、充実した年だった。

そんな年の締めくくりは、そばで、




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早稲田ミョウガの捜索の段階からお手伝いして頂いた、練馬の井之口喜實夫さんが「美味いそば屋を見つけたから」とお誘いいただいた。

「蕎麦ひびき庵」で、東武東上線の赤塚駅から東京大仏の辺りから下った、かつての水田地帯高島平が近く、室町時代の山城、赤塚城址公園とそれに連なる溜池公園、区立美術館も周りにある。

蕎麦ひびき庵 
板橋区赤塚5−34−33  TEL03−6780−0001


台地の上では、志村みの早生ダイコンを作っている田中耕太郎さんの畑がある。

昼時だったが予約をしてあったので良かったが、駐車場はいっぱいだった。


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posted by 大竹道茂 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2015年12月30日

年越し蕎麦にも良し、江戸千住葱を販売する「葱善」がギフトを用意


創業明治18年、「浅草 葱善」の田中庸浩社長が、先代から受け継いだ伝統の千住ネギの種を、絶やすわけにはいかないと茨城の農家に頼んで種を採り続けてきたが、

やはり千住ネギの故郷、足立区で栽培したいと、江戸東京野菜の本田ウリを守り継いでいる、内田和子さんに依頼して試験栽培が始まっていることは、当ブログで紹介した。

浅草 葱善では、固定種の千住葱を「江戸千住葱」と名付けているが、蕎麦とセットにした「葱善ギフト」を販売していている。


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葱善ギフトは、上の画像をクリックする
江戸千住葱のこだわりが記されている。


新年度からは、東京の生産者を探そうと思っている。

尚 内田さんのお宅で試作している江戸千住葱は、1月下旬に試食が出来そうだ。

砂村一本ネギの第1回土寄せが、第五砂町小学校の菜園で行われた。


砂村一本ネギの栽培に取り組む江東区立第五砂町小学校の銭元真規江栄養教諭から写真添付のメールを頂いた。

前回の取り組みは、10月下旬に定植を行ったと連絡を頂いたが、このほど第1回の土寄せ作業を行ったという。




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冬休みに入る直前の12月24日に、土寄せをしました。
前日の雨のお陰で土もほどよく湿っていて、また、温かい
せいで作業がやりやすかったです。

上の画像をクリックする
初めに観察をして、その後雑草を抜き、土寄せをしました。
以前に撮った矢作さんの畑の様子を見せながら、
土寄せの大切さを話しました。


片手に抜いた雑草を持って、丁寧に雑草を抜いている様子が分かります。

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2015年12月29日

「東京人No.365」「地産地消、これぞ究極の東京鍋」が掲載、29日に発売された。


都市出版の「東京人No.365 特集 鍋でほっこり」が編集室から送られてきた。

親切に付箋を貼ってある88頁を見ると「地産地消、これぞ究極の東京鍋」のタイトルで阿古真理さんが取材して書いている。
阿古さんが手配してくれたようだ。



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上の画像をクリックする


10月中旬に阿古真理さんから電話をもらった。

会いたいというので、28日18時から「更科堀井 秋の会」が予定されていたので16時に元麻布の喫茶店でお会いした。

阿古さんは、食文化史をいくつか書いていて、著書には『「和食」って何?』(ちくまプリマー新書)、『小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代』(新潮新書)、『昭和の洋食 平成のカフェ飯 家庭料理の80年』(筑摩書房)、などがある。

今、野菜の歴史を調べていて、現場の歴史について当事者から話を聞いて、いずれ本にまとめるつもりだという。

そんなことで、生産者から料理人まで、江戸東京野菜の取り組みや、東京産食材についてお話した。

「東京人」の鍋企画には、押上「よしかつ」の佐藤さんの話を中心に、世田谷区でセレブ有難豚を育てている吉岡幸彦さん、練馬区で馬込三寸ニンジンや練馬大根などを育てている渡戸秀行さんを取材したようで、興味深くまとまっている。



posted by 大竹道茂 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2015年12月28日

大田区馬込と小金井市の地域間交流が、馬込三寸ニンジンと馬込半白キュウリを栽培しているご縁で行われている。


「江戸東京野菜を味わう 秋の一日 in小金井」のイベントが “黄金丼フェア”に合わせて行われると、当ブログでご案内をしていたが、

12月27日「大田区発祥の江戸東京野菜 馬込三寸ニンジン 未来に残したい」と、東京新聞の杉戸祐子記者が書いてくれた。、

同イベントについては、すっかり忘れていたが、新聞を読んで、収穫体験を企画したNPO法人「大森まちづくりカフェ」理事の、山田智士さんから、写真を送ってもらった。

山田さんは、大田区に長く住んでおられたが、仕事の関係で6年前に府中市に転居したことから、隣の小金井市で、江戸東京野菜でまち興しを行っていることを知り、

しかも、江戸東京野菜の馬込三寸ニンジン、馬込半白キュウリを栽培していることから、大田区馬込と小金井市の地域間交流を思い立ったという。




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江戸東京野菜コンシェルジュ協会が取り組んでいる、江戸東京たてもの園の“小さな畑”を、小金井市商工会・産業振興プラン推進室 「黄金井の里」の千葉幸二さんが案内した。

上の画像をクリックする
当日、実施していた“黄金丼フェア”の中でも、割烹「眞澄」の、馬込三寸ニンジンの入った「秋彩(あきいろ)の重」を昼には頂いた。


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posted by 大竹道茂 at 20:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 小金井市での取り組み

東京都産業教育振興会会報に北区立稲付中の藤巻りえるさんの「伝統野菜と食文化に触れて」が掲載された。


23日に江戸東京野菜の「品川蕪品評会」が、品川神社で開催された。

当日は、北区立稲付中学校(武田幸雄校長) で栽培された北区の伝統野菜「滝野川カブ」を、佐藤綾子栄養教諭と生徒の皆さんが持参したことは、当ブログで紹介している。

翌日、佐藤先生から「東京都産業教育振興会会報に本校の生徒が載りました!」、と喜びのメールを頂き、高田勝喜副校長が掲載紙をメールで送って戴いた。




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稲付中学校へは2012年から土曜日の公開授業・サタデースクールで毎年1年生に江戸東京野菜と北区の伝統野菜についてお話をしている。
佐藤先生は給食で、江戸東京野菜や東京産の食材について使い、生徒達に話してくれている。

上の画像をクリックする
品川で行われた品評会に来られた藤巻りえるさんが「伝統野菜と食文化に触れて」を書いてくれたが、今の2年生には、1年生の時にお話したが、今年は栽培に取り組んでくれている。

栽培を通して、東京の伝統野菜について考えていただいた事は、ありがたいことだ。

佐藤先生は、同校ホームページの、カテゴリの「食育」12月23日(水)「滝野川かぶを品評会へ出品しました!1」と「品評会2」で、報告している。

東京都産業教育振興会会報全頁はここから




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2015年12月27日

NPOロータスプロジェクトの季刊誌「LO+」で江戸東京野菜の取り組みを紹介してくれた。


11月10日に、NPO法人ロータスプロジェクトの中山るりこさん(江戸東京野菜コンシェルジュ) から依頼されて、西新宿にある日蓮宗の常円寺で、プロジェクトの皆さんにお話をさせてもらったことは、当ブログで紹介したが、
合わせて、同プロジェクトの、季刊のフレーペーパー「LO+」のインタビューも受けていた。

その内容が掲載された1月1日発行の季刊誌が今月初めに、手元に届いた。
フリーペーパーとは云え配布前にブログ掲載するのもルール違反だから待機していたが、何時掲載したらいいか確認のメールを中山さんに送ったら

「21日発送で檀家を初め、常円寺の門前、祖師堂や本堂、お寺の寺務所で常備しています。
また、周辺のお店にも置いていただいています。
都庁の脇にある新宿住友ビルの広場で、水・木曜日開催している新宿マルシェ会場でも配布しています。」

と云う事なので、本日あわてて掲載したもの。



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上の画像をクリックする

NPO法人ロータスプロジェクトの皆さん、取り上げていただいて、ありがとうございました。

追伸
「常円寺の除夜の鐘」新宿駅からすぐのところで除夜の鐘が鳴る。

常円寺の社務所(新宿区西新宿7−12−5)では21日から整理券を配布している。電話での受け付けは行っていない。


  
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2015年12月26日

品川の伝統野菜「第4回 品川蕪品評会」が品川神社境内で盛大に開催された。


北品川商店街の青果店、マルダイ大塚好雄商店のご主人大塚好雄さんが、「品川かぶ」で旧東海道品川宿のまち興しとして始めたのが2008年、早いもので7年になる。

小平市の宮寺光政さんが栽培していた品川カブを築地ルートで購入して販売したことから、江戸東京野菜の小売店として、江戸東京野菜の普及に尽力いただいた。

当時、フードボイスが、大塚さんにインタビューしているのが、当ブログで紹介している。





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まちおこしの活動は色々やられていたが、品川カブの品評会が始まったのが2012年だから今年は第4回になる。

上の画像をクリツクする
第1回から、当ブログのカテゴリー「品川カブ」にまとめてあるが、改めて見てみると、年々品評会が拡大して、多くの方々が参加されているのがわかる。


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posted by 大竹道茂 at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 品川カブ、滝野川カブ

2015年12月25日

八王子市立みなみ野小学校の3年生は先輩からもらった川口エンドウのタネを播種した。


八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長) 3年生が今月から始める八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」の種まきが行われた。

12月14日、これまで栽培してきた4年生が、次年度に取り組む3年生を教室に招いて、「高倉ダイコン」と「川口エンドウ」の栽培と、調べ学習で知ったことなどをまとめて、プレゼンテーションを行った。

そして、最後に4年生から川口エンドウのタネを「私たちが頑張って採った種です。大切に育ててください。」の言葉が添えられて引き継いだことは、当ブログで紹介している。

あれから1週間が過ぎた22日、川口エンドウのタネまきが実施された。

現在の4年生は、4月末の授業から始まった。
それ以前の作業は12月の初めに、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が自宅で播種をし、定植は同校の先生たちの協力も戴いて2月に行っている。

今回は、4年生から種を直接いただいた事から、今年から3年生が播種と定植まで行うこととなった。




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多摩・八王子江戸東京野菜研究会からは福島代表と石川敏之さん(江戸東京野菜コンシェルジュ) がみえていた。

上の画像をクリックする
学年主任の小山田雅先生と、簡単な打ち合わせをして、授業に入った。
培養土とポット、トレー、シャベル、ジョウロ等を用意し、種は各クラスで保存していた。

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2015年12月24日

「旧中山道はタネ屋街道」を巣鴨から板橋へ歩く


先日、小山田ミツバの栽培地を案内してもらった坂井睦生さんと、東京の農家に明るい大澤正行さんの3人でJR巣鴨駅で会うことになった。

駅近くの座敷を予約していたので、2時間ほど会食した後で、
巣鴨と云えば、「おばあちゃんの竹下通り」、体の節々が痛いから、お参りでもするかとなった。

JR巣鴨駅からJR板橋駅の間は旧中山道が通っており、その入り口に江戸六地蔵のひとつ真性寺がある。
江戸六地蔵は、一番が東海道の品川寺、二番が奥州街道の東禅寺、三番目が甲州街道の太宗寺、四番目が中山道の真性寺で、五番目が水戸街道の霊巖寺でこれまでが地蔵が現存している。六番目の千葉街道の永代寺は現存していない。




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上の画像をクリツクする
平成9年に、農業の歴史ある地に説明板「江戸東京の農業」を建てたが、この地区は「旧中山道はタネ屋街道」を真性寺にお願いした。

早速お線香を買って、お参り。


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2015年12月23日

江東区立第四砂町中学校の1年生「保健給食委員」が栽培した砂村三寸ニンジン、給食で食べる。


江東区教育委員会で学校給食指導担当の馬場紀子係長から、今年の春にメールをもらった。
何でも、江東区立第四砂町中学校(伊藤雅夫校長) の塩入増子栄養士からの依頼で、砂村三寸ニンジンのタネを探してもらいたいというもの。

かつて塩入栄養士から地元の伝統野菜「砂村三寸ニンジン」を栽培をしたいと云うのでお手伝いをしたことがあり、そのことは当ブログで紹介していて、沢山のニンジンを収穫したことも報告している。




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その後、情報が途絶えていたが、今年になって馬場係長から連絡があったので、改めて農業生物資源研究所に中学校で栽培するということで送ってもらい、8月31日に播種したというもの。

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送ってていただいた砂村三寸ニンジンの写真は、完成形ではないが肩の張ったところは三寸ニンジン本来の形をしている。

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2015年12月22日

JR三河島駅エコプロジェクトで地元の伝統野菜「三河島菜」が駅構内で栽培されている。



先日、JR日暮里駅のイベント広場で開催された、につぽりマルシェで荒川区の伝統野菜「三河島菜」が販売されたことを紹介した。

会場の展示ブースには、都立農産高校の取り組みを紹介したパネル等が貼られていて、入り口には、青茎三河島菜のフラワーポット植えが展示され、テーブルには、配布用の資料が置かれていた。

そこに立て掛けた資料があり、準備をしていた荒川区観光振興課の三宮捺湖さんに伺うと、JR三河島駅がエコプロジェクトとして、青茎三河島菜の栽培がおこなわれているので、12月7日に駅構内で撮影してきた写真で、三宮さんが作成し、今後ことあるごとに紹介していくという。




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上の画像をクリックする
JR三河島駅では三宮さんの情報提供もあり、栽培が始まったと聞いていたが、写真を見て、三宮さんにブログ掲載に写真の提供をお願いしたら、丁度、同駅梶山喜光助役がみえたのでお願いし、掲載に付き了承を頂いた。


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2015年12月21日

お歳暮用の「江戸菜趣 千粋」三河島菜を使った「東京豚汁」を販売。


浅草の天長商店(飯野弘達社長) では毎年新商品を開発し、昨年は東京うど、亀戸大根、三河島菜のお吸い物だったが、今年は三河島菜を使った「東京豚汁」を販売した。




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パッケージには、
東京X豚、にんべんの本枯鰹節のだしだし、あぶまた味噌の江戸甘合わせ味噌、東京東久留米産の三河島菜を使い、「東京」にこだわった豚汁に仕上げました。

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袋の中にあるブロック状の豚汁の素をお椀にいれ、熱湯180ml(目安)を注ぎ、かき混ぜて戴く・・・


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posted by 大竹道茂 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜

2015年12月20日

19日(土)、20日(日)と、「にっぽりマルシェ」で今年も三河島菜が販売された。


日暮里駅前イベント広場で開催された「にっぽりマルシェ」で今年も三河島菜が販売されている。

この三河島菜、江戸東京野菜の青茎三河島菜で、荒川区の依頼で都立農産高校の生徒達が栽培したもの。

先日、荒川区観光振興課の三宮捺湖さんからチラシを送って戴いたので、当ブログで紹介しているが

一度も伺ったことがなかったので、出かけてきた。





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10時から開催されるが30分前に会場に着いた。
同校で三河島菜の栽培指導をされている小野寺伸樹教諭が、陣頭指揮で準備をしているところだった。

小野寺先生とは、今年の7月に荒川区の要請で勉強会に伺って以来だ。

今年は、昨年と同じように種を蒔いたようだが「大きくなりすぎて・・・」と云っていた。
青茎三河島菜は、大きくなればなったで美味しいから、かえって喜ばれるはず。

早くから荒川区のケーブルテレビが来ていて取材をしていたが、久しぶりにディレクターの田中沙貴さんにお会いした。



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2015年12月19日

八王子市立みなみ野小学校の4年生が「高倉ダイコン」と「川口エンドウ」の取り組みを3年生にプレゼン。


八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長) の4年生が取り組んできた、八王子市の伝統野菜「高倉ダイコン」と「川口エンドウ」の栽培等が一段落したところで、来年取り組む3年生に対して、4年生がプレゼンテーションを行った。

現在、4年生も3年生も3クラスあることから、各クラス毎に同じクラスを招いて行った。(すでに4年3組(河南聡学級)は済んでいた。)

4年生の各グループは、「江戸東京野菜」を含め、栽培等に取り組んできた「高倉ダイコン」「川口エンドウ」を知らない3年生に分かりやすく伝えることができるか、原稿作り、原稿は推考を重ね、発表練習など充分な時間をかけてきたようだ。





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4年2組(中村祐貴子学級)では、3年2組の生徒を4年生の教室に招いて行われた。

各グループ共に、分かりやすく説明した後、説明したことをクイズにして、3年生に問いかけた。

上の画像をクリツクする
グループの中には「江戸東京野菜」全般にわたって、調べ学習も行ったグループもあった。

テレビのニュースショー宜しく、スタジオからの問いかけに、川口エンドウを栽培しているみなみ野小学校の畑から中継レポートする記者とのやり取りを、寸劇にまとめたグループもあった。

3年生からテレビを見ているようで、面白かった、と感想が述べられた。


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2015年12月18日

早々と、江戸東京野菜コンシェルジュの忘年会が、「小料理石井」で開催された。


江戸東京野菜コンシェルジュの忘年会を、和食の料理人石井公平さんが今年大泉に開店した「小料理石井」でやろうと、上原恭子理事から話があったので、諸手を揚げて賛成した。

「小料理石井」が10月14日に行った「早稲田ミョウガの食べつくし」は、東京MXテレビで放送されたりで話題の店なので、希望者も多く、

石井さんには12月12日(土)夜 満席14名貸切、江戸東京野菜スペシャルコースでお願いしたと云う。





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先着順で参加者は決まったようだが、「小料理石井」には初めての方も多く、奥の個室も含めて14名が集まった。

この企画をたてた上原理事の進行で始まった。
石井さんの歓迎の挨拶があり、納所二郎理事長の乾杯で会は始まった。

   


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2015年12月17日

「拝島ねぎ保存会」のお披露目式は、北川市長、高橋JA組合長が出席して行われた。


江戸東京野菜は、昨年9月に6品目が追加承認されたが、その中に拝島ネギがある。
昭島市では、伝統ある拝島ネギを市の特産野菜にするため、2009年に立川市にある東京都農林総合研究センターに、栽培試験を依頼している。

交配種との比較試験でも、良い結果か出たことから、系統選抜した種を2012年に生産者に配布して栽培復活が始まった。

2013年5月に、昭島市農業経営者クラブの総会後の講演に招かれ、「江戸東京野菜」の情勢についてお話をしたが、その中で「拝島ネギ」を江戸東京野菜に申請してはとお伝えしていた。

「江戸東京野菜推進委員会」(JA東京中央会)に提出する資料が間に合わなかったこともあり、翌年の2014年に資料が整い申請し、追加承認された。

昨年、江戸東京野菜コンシェルジュ協会が実施した「冬の江戸東京野菜セット」でも、鈴木勇作さんが栽培した拝島ネギが加わった。
江戸東京野菜のラインナップに加わったことで、需要も拡大した。

今年の「第47回 昭島市産業まつり」で拝島ネギを販売したら、当日用意された356束が、どの野菜よりも早い完売だったという。




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昨年来の「拝島ネギ」反響の大きさに、昭島市では、農業委員会、農業経営者クラブ、に加えJA東京みどり、東京都、JA東京中央会、当研究会で、「拝島ねぎ保存会」を結成、このほどお披露目式が開催されたもの。

お披露目式では、拝島ねぎ保存会会長になられた鈴木勇作さんが、挨拶にたち、拝島ネギが拝島の地で定着したいきさつ、復活の取り組みなどを話され、昭島の特産として栽培の拡大を進めたいと、決意を述べた。

上の画像をクリックする
会場では、北川穰一昭島市長、JA東京みどりの高橋信茂代表理事組合長、東京都中央農業改良普及センターの矢引達人さんが挨拶をされた。

江戸東京・伝統野菜研究会代表としてもご指名を頂いたので、最近の江戸東京野菜を取り巻く情勢についてお伝えした。
昭島市の、いや東京のおもてなし食材として、東京、昭島市に来て食べて戴く食材に育てていただきたいとお願いした。

特に、北川市長がおられたので、食育として、小学校での栽培や、学校給食での活用などについても、検討をお願いした。
昭島市農業委員会の中野久史会長には、今年、足立区農業委員会の荒堀安行会長のお骨折りで、千住ネギを復活させたことを事例として紹介させてもらった。

中野貴産業活性課課長(昭島市農業委員会事務局長)と小山雅生さん(右下)。
小山さんは、拝島に拝島ネギを導入した1人小山倍伸さんのご子息として招かれた。


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2015年12月16日

19日(土)、11時から、汐留の日テレマルシェで、大野さんが江戸東京野菜を販売する!!



先日、練馬大根引っこ抜き競技大会で2位になった江戸東京野菜コンシェルジュ2期の大野憲司さんから、メールが届いた。

毎年出店している、汐留の「日テレマルシェ」、
今年も12月19日(土)、11時から、日本テレビB1で開催されるが、

大野さんは、東京産食材として、矢ヶ崎宏行さんの江戸東京野菜なども販売するという。




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今、矢ヶ崎さんの畑にあるのは
伝統小松菜、しんとり菜、滝野川大長ニンジン、滝野川ごぼう、青茎三河島菜、亀戸大根などで、これらを出品する予定だという。

上の画像をクリックする
今回のマルシェのポスターは、大野さんが作成したという。立派なものだ!!

只、何故「江戸東京野菜野」が紹介されていないのか!、とクレームを入れたら

「作成したのが少し前で、品目が確定していなかったのと、私以外のメンバーも商品をそろえてくるので
江戸東京野菜だけにならないかも、ということでメインで出すのができなかったので、少し残念ですがこのようなポスターとしました。」と云う。
了解!!。

「もしお近くいらっしゃるようでしたらお越しくださいませ。
甘酒も仕込んでおきます」とあった。


posted by 大竹道茂 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2015年12月15日

ホテル水月中村社長に招かれて、大河原総料理長の江戸野菜会席を戴く


上野にあるホテル水月は森鴎外の居宅が売りで、これまで何回かお邪魔している。

そもそもは、まだブログを書いていなかった2007年に農協観光の紹介で、中村菊吉社長にお会いしているが、当時の森山和博総料理長(全国日本調理技能士会連合会常任理事)に江戸東京野菜を説明している。
その後、同ホテルは、JATA(日本旅行業協会)の「ツアー・オブ・ザ・イヤー2009」に輝いたことを紹介した。

最近といっても、2012年3月になるが「野菜を楽しく学んで応援しよう!」「がんばろう東北! 復興応援ツアー」で、伺った。

その後、森山総料理長に変わって大河原実総料理長(全国日本調理技能士会連合会常任理事)が来られた。
森山さんからも、後任を宜しくとの電話をもらったし、大河原さんからも就任したとの電話を頂いていた。

久しぶりに、中村社長から、江戸東京野菜について、改めてお話を伺いたいという電話を頂いた。
しかも、この時期の江戸東京野菜を入手したいというので、江戸東京野菜の栽培農家に信頼のある、東京野菜STYLEの阿部千由紀さんにお願いした。

小平 岸野昌さん:滝野川ごぼう、青茎三河島菜、
品川かぶ、土垂、内藤かぼちゃ、
昭島 鈴木勇作さん:拝島ねぎ、練馬 井之口喜實夫さん:亀戸大根、
三鷹 富沢剛さん:伝統大蔵大根、を集荷した。




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大河原総料理長と、鴎外宅の蔵を改造した「蔵の間」の前で、

上の画像をクリックする
鴎外が名作「舞姫」を執筆したという「舞姫の間」で、中村社長(写真右)と、

蔵の間での、江戸東京野菜の試食会は、中村社長に大河原総料理長、営業部の中村友美さん、
そして、(株)エイエイピーの首都圏営業本部・小泉竜夫副部長が出席した。

小泉さんは、先月日比谷図書文化館でお話した「今、楽しめる江戸東京野菜の魅力」を聞いてくれていて、そんなことを中村社長に話したとかで、今回参加されたようだ。


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2015年12月14日

「冬の江戸東京野菜セット2015」、11品目を13日発送しました。お楽しみに・・・


恒例の「冬の江戸東京野菜セット」40セットの販売は、当ブログでも紹介してきた。

昨日、江戸東京野菜コンシェルジュの西東京市・矢ヶ崎宏行さんの農園に集まり、作業場をお借りして箱詰め作業が行われた。

『「揃いが良くない」「栽培が難しく手間がかかる」東京の伝統野菜「江戸東京野菜」。
東京を代表する生産者達がこのセットのために丹精込めて栽培してくださったものを、心をこめて配送いたします。』とのご挨拶が納品書に記されている。

13日の16時に全国に向けて発送された。




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上の画像をクリツクする
同梱した「冬の江戸東京野菜お楽しみレシピ2015」には、
江戸東京野菜コンシェルジュ4期の田代由紀子さん、2期の松嶋あおいさん、1期の上原恭子さんが担当したレシピ10点が、紹介されている。

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posted by 大竹道茂 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業