鎌倉大根の収穫祭が、先日鎌倉市佐助で行われたことは当ブログで紹介した。
「正真正銘の鎌倉大根」として皆さんに紹介できたのは、鎌倉の地に古き時代から生育していたことは勿論だが、
一昨年、宇都宮大学で行われた「ダイコンサミット2013」で、島根大学生物資源科学部農林生産学科農業生産コース植物育種学研究室の小林伸雄教授が講演された「出雲おろち大根」のことが頭にあったからで、
小林教授が浜大根から商品開発をされたことが参考になると判断したからだ。
その小林先生が、「野菜の学校2015」で、11月7日(土)に「島根の出雲おろち大根」をテーマに講演されるため、東京に来られるという。
残念ながら私は先約があって行けないが、「福来鳥」のさとうえだ女将に連絡すると是非お話が聞きたいと云うので、急遽、野菜の学校の草間壽子さん(江戸東京野菜コンシェルジュ1期) にメールを入れて席を確保してもらった。
「鎌倉大根収穫祭」の事は、小林先生にメールで報告はさせてもらったが、取り組みのきっかけは「出雲おろち大根」だということをお伝えして、栽培のノウハウ、中でも素人集団でもできるワンポイントアドバイスお願いした。
小林先生からは、「『鎌倉大根』として今後継続的に栽培されるに際しては、どのような形質を重視していくのかを決めたうえで、次年度用の採種 方法や採種する親の選抜方法に配慮する必要があります。」 とのアドバイスを頂いた。
今後、鎌倉大根未来研究会の皆さんと相談していくことになる。
続きを読む