2016年01月31日

JA全青協の「看板全国コンククール」で江戸東京野菜が最優秀に選ばれる。


全国農協青年組織協議会(JA全青協)では、毎年、JA青年組織手づくり看板全国コンククールを実施している。

JA全青協は、全国の農業後継者の集まりだが、このほど応募作品の中から受賞作品を発表し、JA東京あおば青壮年組織協議会の「江戸東京野菜」を最優秀作品に選んだ。




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上の画像をクリックすると日本農業新聞にリンク。
同作品は、JA東京あおば板橋地区青壮年部の農業後継者木村博之さんが東洲斎写楽の迫力ある大首絵をイメージして農業後継者夫婦を描き、

練馬大根、雑司ヶ谷ナス、馬込三寸ニンジンなどJA東京あおば地域で栽培されている江戸東京野菜を配した原画を作り、
それに部員全員で大看板を作りから色塗りまで行い完成させたもの。

同部では、同コンクールが始まって以来、毎年出品していて、都市農業としての東京農業の重要性を訴え続けている。


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2016年01月30日

千住ネギの葱パーティーが、押上「よしかつ」で開催された。


浅草の葱商「葱善」の田中庸浩社長が、足立区の伝統野菜「千住ネギ」のタネを守り継いでいた話は当ブログで紹介した。
そのとき、田中社長からネギが出来たら葱パーティーをしましょうとの提案があり、それでは私が肉を持ちますと云って諸手を揚げて賛成したが、

内田さんのお宅でやるとなると、奥様に負担がかかるので、押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんに無理を聞いてもらい、葱づくしのパーティーが実現したもの。



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そんなことで、数日前に内田さんの畑には、葱善さん、よしかつの佐藤さん、江戸東京野菜の撮影に取り組んでいる写真家の高橋淳子さんも集まり、収穫作業が行われたが、巻が良く、太い葱が収穫された。

収穫されたネギは、佐藤さんが持ち帰った。
この写真は、高橋さんから戴いた。


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2016年01月29日

新宿駅西口広場のイベントコーナーで西新宿小学校の5年生が江戸東京野菜の取り組みを発表。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長) の5年生が学校公開の日に、4年生にプレゼンを行ったことは当ブログで紹介した。

実は当日の午後2時半から、新宿駅西口広場にある東京都の施設イベントコーナーで行われている消費生活展(主催・新宿区・新宿区消費生活展実行委員会) のステージで、5年生の皆さんが「江戸東京野菜を広めよう!」の発表を行った。




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西口広場のイベントコーナーは、東京都の農産物を販売する等でも利用しているコーナーで、新宿駅のJR、京王線、小田急線の各改札から都営新宿線へ、また都庁への通路と、コーナーの前は人通り多い場所となっている。

上の画像をクリックする


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2016年01月28日

食の理想郷 ユネスコ食文化創造都市 鶴岡で、季節のお料理を頂いた。


先週は、17日から19日まで大分にいたが、日本列島には強い寒気が入りこんだことから、湯布院のホテルでは、テレビが立川駅前から積雪の映像映し出して伝えていた、

いったん東京に戻って20日には、鶴岡に向かったが、当初、新潟からの急行いなほは、吹雪くと運休になることが多いから、飛行にするかという判断もあったが、着陸できないこともあるというので、結局特急「いなほ」になった。

上越新幹線も、途中から雪で、いなほが運休にならないか心配したが、お陰様で15分遅れぐらいで、鶴岡に着いた。
雪国に暮らす人々のご苦労の一端を感じた。





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庄内農業高校地域連絡協議会から招かれて、地域活性化講演会でお話させていただいた事は、先日ブログで紹介した。

同協議会の田中壽一会長、県立庄内農業高校の御舩明彦校長、鶴岡市藤島庁舎の佐藤正規支所長を初め関係者の皆さんにはお世話になった。


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2016年01月27日

新宿区立西新宿小学校の5年生が4年生に江戸東京野菜のプレゼンを実施。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生は、今年、新宿の伝統野菜、内藤トウガラシと内藤カボチャの栽培を行い、更に食べ方を研究、そしてこの貴重な地元の農産物を地域の皆さんに知ってもらおう、広めようとの取り組みを行ってきた。

担任の佐々木琢教諭からの要請で、7月に同校に伺い、昔の新宿における農業のお話から、復活した新宿の伝統野菜、内藤トウガラシ、内藤カボチャ、早稲田ミョウカ、鳴子ウリについてもお話をした。





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担任の佐々木先生の指導で、学習院女子大学での発表など今年1年の取り組みを通して、生徒達は様々な経験をしてきた。

今回、学校公開日にこれらの取り組みについて、来年度5年生で実施しする4年生をランチルームに招いて、プレゼンテーションを行うというので、ご招待を戴きご父兄と共に見守った。


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2016年01月26日

庄内農業高校地域連絡協議会主催の地域活性化講演会で、東京の事例を紹介した。


平成27年度 庄内農業高校地域連絡協議会(田中壽一会長) 主催の地域活性化講演会から招かれたことは、当ブログでも紹介した。

同協議会は、庄内地方の農業後継者の育成に貢献している山形県立庄内農業高等学校の発展を支援する組織として設立されたもので、
今回の講演会には同校の生徒を初め、支援する地域住民が、農業振興や地域づくりなど、地域と農業を新しい視点からみつめ、学ぶ機会として、地元藤島活動センターで地域公開講演会として開催された。

講演会は鶴岡市藤島庁舎が事務局を担っていて、総務企画課の叶野進専門員には伺うに当たって何かとお世話になった。




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同校は、明治34年に山形県荘内農学校として開校以降、今年度で114周年を迎えた県内でも屈指の歴史を誇る庄内唯−の農業高校で、

先輩諸氏には、地域農業の担い手や関連する地元産業を担う方はもちろんのこと、支える様々な分野で幅広く活躍する優れた人材を輩出している。

現在、生物生産科、園芸科学科、生物環境科からなり、学科の特性を生かした教育実践をとおして、生徒一人ひとりの個性や資質・能力を最大限に高めるていて、いのちや環境の大切さを学ぶことで心豊かな人間を育てるとともに、地域とともに歩み続ける中で社会に貢献できる人材の育成を目標とした、学校づくりを行っていると云う。

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開会に当たって、地域連絡協議会の田中壽一会長から、主催者挨拶があったが、田中会長は同校のOBで、JA庄内たがわの代表理事専務をされている。

続いて、同校の御舩明彦校長が、講師紹介として過分なる紹介を頂いた。

司会進行をされた、同校の笹原俊明農場長に後で伺った話だか、笹原先生の机の上に日生のおばちゃんが置いて行った、フリーペーパー「なる!イン」のインタビー号「食べる文化”江戸東京野菜”を守る」を読んで話が聞きたいと講師に選んだと云う。
あれは一昨年、取材を受けたものだが、受けておいてよかった。


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2016年01月25日

もっと知りたい江戸東京野菜「とうきょう『農』紀行」No40は、下山千歳白菜と、青茎三河島菜。


JA東京中央会が発行する広報誌「とうきょう『農』紀行」No40が届いていた。

今回は、東京の酪農家の1人として八王子市の小俣行弘さんが紹介されている。
プレゼントには、東京牛乳のラスクとサブレが、読者にプレゼントされる。




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もっと知りたい江戸東京野菜は、「下山千歳白菜」と「青茎三河島菜」
この企画、今回が最終回となる模様。

今回は、「農業体験農園」を紹介しているが、
農家が栽培指導をしてくれる農園、いわゆる市民農園等とは異なり、
初めてでも丁寧に指導してくれるから、プロ並みの収穫が期待でき、
日に日に農作業にのめり込んでいく。

「とうきょう『農』紀行」前号はここから




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絵本塾出版の尾下社長と鎌倉大根の普及についての打ち合わせで大根料理の「福来鳥」で待ち合わせた。


鎌倉大根の普及に協力すると云ってくれている、絵本塾出版の尾下千秋社長が今後の取り組みの打ち合わせをしたいと云うので、鎌倉の大根料理店「福来鳥」で待ち合わせた。

尾下さんは、昨年の11月末に開催された、鎌倉大根の収穫祭に出席されていて、鎌倉の歴史文化と、そこに自生する鎌倉大根への魅力にひかれて、今度は鎌倉大根の自生地を見たいというので、ご一緒した。

「福来鳥」の女将さとうえださんも尾下さんが来るのを楽しみにしていて、鎌倉大根の応援者のひとり大工の鈴木義朋さんに車の運転を依頼して案内してくれた。




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由比ガ浜の「鎌倉大根」自生地、稲瀬川の河口に連れて行ってもらった。

上の画像をクリツクする
稲瀬川を境に、東が鎌倉郡で、西が高座郡に分かれていて、まさに、この地域にあるから鎌倉大根なのだ。

枯草の中に、ハマダイコン、いわゆる鎌倉大根があちこちに点在し、緑の葉を伸ばしていた。


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2016年01月24日

豊後高田で念願のそばを老舗の「響」でいただいた。


大分に行ったことは、昨日紹介したが、その続き・・・・。

レンタカーを借りて行動していたが、お昼は豊後高田のそばを食べたいと決めて車を走らせていた。
お昼頃には、着くだろうと思っていたが、安全運転だったので桂川を渡ったのが13時を過ぎていた。

豊後高田市役所中央公民館と道を挟んでの位置関係「そば処 響」




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丁度、先客が帰り始める時間帯だから、奥まった落ち着ける席に座れた。

一品を頼むのも良いが、開いたページに「軍鶏コース」が目に付いた。
軍鶏は東京軍鶏しか食べた事がなかったから、何故か食べたくて注文した。

十割そばは、ザルにしますか、おろしそばにしますかといわれて、おろしそばと云ったが、寒いから暖かいのでと云ってしまった。

それは、後でわかるが冷そばにしておくべきだった。


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2016年01月23日

山合のインターを下りた、大分農業文化公園で伝統野菜を守る人と出会う。


急に、大分に行くことになった。
大分は現役の時に行ったきりだから、14年振りになる。

大分で思い出す伝統野菜は「カボチャ」だ。
日本のカボチャは、もともとは渡来したもので「日本の野菜 青葉高著作選T」には、

「天文10年ポルトガル船が豊後(大分県)に漂着し、同17年(1548)藩主大友宗麟の許可を得て貿易を始めたが、この際カボチャを献じたのがわが国のカボチャの最初としている。そしてこれはシャム (タイ)の東のカンボチャ国で産したものであったのでカボチャと呼んだ。」とある。

調べてみると、JR大分駅駅前にあった大友宗麟の像は、駅前の整備工事で一時撤去されていたが、昨年2月に北口駅前の歩道に設置されていると聞いたので寄ってみた。





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上の画像をクリックする。
宗麟の像は、キリシタン大名として威風堂々としたもので、歩道に描かれた世界地図を眺めている。

そこから海に近い、神宮寺浦公園にもあるというので探したが、時間が無くて探しきれなかった。

宗麟が南蛮貿易を行っていたことから「南蛮貿易場跡」の碑もあるようだ。

2013年8月だったか、新宿の伝統野菜を普及している成田重行先生が企画してJR東中野駅の、ホームからみえる「ポレポレ坐」で大道芸のイベントがあった時、大分県のお隣、豊前市の後藤元秀 市長が、ポルトガル船が宗麟に献上したカボチャが伝わっているという特産の「三毛門カボチャ」を持参され見せて頂いたことがあった。

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2016年01月22日

拝島町の臼井さんから 焼きねぎにすると旨いよと拝島ネギを頂いた


拝島大師の近くにお住いの臼井進さんから、拝島ネギをたくさんいただいた。
臼井さんは、昔から拝島ネギの種採りを行っていて母本選定をしているところを見せていただいたこともあった。

拝島ネギは昨年の暮れ昭島市長も出席されて「拝島ねぎ保存会」のお披露目式が行われたことは、当ブログで紹介した。

会場では席が臼井さんと隣り合わせだったことから、拝島ネギの栽培についていろいろと伺った中で、
焼ネギは旨いから、そのうち持っていくからと言っていただいていた。



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上の画像をクリックする
アルミホイルで包んで蒸し焼きにしたが、塩コショウとオリーブオイルで頂いた。
軟白の部分は、熱い芯の甘さ、焦げた香ばしさ、柔らかい葉もとろけていた。

江戸東京野菜のネギは、しばらく砂村一本ネギが頑張ってくれていたが、昨年、伝統の千住ネギは、地元足立区の小学校3校で始まったばかりだ。

浅草の葱商「葱善」の田中庸浩社長が、固定種の種を守り続けていたということがわかったのはその頃。

田中社長は栽培を足立の内田さんにお願いし、今試作がおこなわれていて、それを食べようと、

田中社長の発案で、内田さんご夫妻などと26日、千住ねぎパーティーをやることになったが、漏れ聞いた方から参加したいとの希望もあるので、会費制で来る人拒まずの千住ネギずくし料理を押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんにお願いした。

千住ネギ(固定種)に対する田中社長の思いをたっぷりと聞けると思うと、わくわくしてくる。


2016年01月21日

八王子市立みなみ野小学校の3年生が、八王子の農業と江戸東京野菜を学ぶ。


八王子市立みなみ野小学校(石代俊則校長)では、昨年から4年生が地元八王子の江戸東京野菜、高倉ダイコンの栽培と川口エンドウは栽培と種採りを、多摩、八王子江戸東京野菜研究会の協力を得ておこなった。

昨年、12月14日には4年生が、2016年度から引き継いで実施する3年生を招いてこれまでの成果を伝え、川口エンドウの種の伝達もおこなわれた。
1週間後の22日、3年生が川口エンドウの種をポットに蒔くことも行っていて、当ブログで紹介している。

学年主任の小山田雅先生に、今年は昨年からの種の引継ぎがあり授業が種蒔きからスタートしたが、昨年は初めての取り組みだったので、新4年生の4月にまず八王子市の農業から授業に入ったことを説明。

次の苗の定植前に、座学の機会を作っていただきたいとお願いしていた。





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それでは早い方がいいでしょうと、1月15日に設けていただいた。

2組の教室に3クラスの生徒が集合した。
初めに、「今日のお話は、昨年は4年生にお話しした内容だから、皆さんには少し難しいかもしれないが、わかりやすくお話しするので良く聞いてくだいさ!。」と言ってはじめた。

八王子市の副読本と、八王子市が独自に作る「八王子食育かるた」を活用した内容だから、生徒たちの反応も良く、質問には手を上げてくれた。

学年主任の小山田先生からは、わかりやすかったと言われたが、今回は川口エンドウの定植前というタイミングで座学を実施していただいたが、高倉ダイコンについても事前にお話しした方がよいので、夏休み明けで時間を設けていただきたいとお願いした。


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2016年01月20日

「在来種と食を考える会」30日の勉強会「江戸東京野菜と加賀野菜」にお招きいただいた 。


熊本大学 政策創造研究教育センター 特任准教授の冨吉満之先生から、メールを頂いたのは昨年の12月、冨吉先生は「在来種と食を考える会」の事務局をされていて、第3回勉強会「江戸東京野菜と加賀野菜」にお誘いを頂いた。

第3回勉強会では、東京での取り組みや、流通業界からみた加賀野菜についての現状を報告し、消費者を育て、伝統野菜の生産者を支えていく方法について、参加者の皆様と共に考えるという。



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上の画像をクリックする

昨年の暮れに、石川テレビが、「ロバートのかがやきマルシェ 加賀野菜×江戸東京野菜」を放送したが、
源助大根栽培の第一人者松本充明さんが江戸東京野菜の栽培現場を見に来られた。

今度は、京野菜と共にトップを走る加賀野菜の取り組みについて、学んできたいと思っている。

尚、今回お誘いを戴いた冨吉准教授と、コメンテーターの香坂玲准教授は、昨年共著で「伝統野菜は今」を上梓し、当ブログでも紹介している。

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2016年01月19日

西新宿小学校5年生が「江戸東京野菜をひろめよう!」発表会を、23日(土)新宿駅西口イベントコーナーで実施する。


新宿区立西新宿小学校(清水仁校長)の5年生が23日(土)、街に出て「江戸東京野菜をひろめよう!」の発表会を行いますと、担任の佐々木琢教諭から電話を頂いた。

発表は、西口イベントコーナーで開催される「第37回新宿区消費者の暮らしを守る生活展」ステージにおいて、14:30〜14:55まで、生徒達が出向いて発表を行うというもの。

同校では、昨年の11月に活動結果報告会があり、お招きをいただいたことは、当ブログで紹介した。

7月に伺って、内藤カボチャのお話をしたが、その後、内藤トウガラシの勉強、美味しい食べ方の勉強なども行ったようで、学習院女子大で行われた、内藤トウガラシサミットで発表、資料は新宿区四谷区民センターに1週間張り出されもした。



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これより先、23日の10:45から、同校に於いて来年度取り組む、現4年生に活動内容を説明、タネ等を引き継ぐセレモニーも行うというのでお招きをいただいていて、楽しみにしている。

2016年01月18日

何度見ても良い映画「よみがえりのレシピ」が、2月27日八王子にやってくる。


ドキメンタリー映画「よみがえりのレシピ」は、山形の村々を舞台に、何代にもわたり守り継いできた在来作物を、今日次代に守り継ぐ人々の物語だ。

渡辺智史監督には、2009年11月にお会いしていて、在来作物という故郷の財産を、映像を通して伝えていくと話されていた。
翌年、後藤勝利さんが焼畑で栽培している藤沢カブを、島村菜津さんと視察した時には渡辺監督が撮影しているところだった。

江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、江戸東京野菜の復活・普及の人材を育成しているが、
広い視野で、在来作物や伝統野菜を学ぶ上から、この作品「よみがえりのレシピ」は欠かすことが出来ない。

私も、これまで何度も見ているが、見るたびに、明日への元気をもらっている。



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上の画像をクリツクすると詳細
多摩・八王子江戸東京野菜研究会では、この度、江戸東京野菜のさらなる啓発に繋がるイベントにしたいと、北野市民センターイベントホールで上映会を計画してくれたが

福島秀史代表を初め、江戸東京野菜コンシェルジュ4期の石川敏之さんが、準備をされていてる。
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2016年01月17日

今話題の鎌倉野菜「鎌倉市農協連即売所」を訪ね山森組合長にお話を伺った。


先日、今話題の鎌倉野菜の販売拠点「鎌倉市農協連即売所」に伺った。

度々、テレビでも放送されていたし、日本橋ゆかりの三代目野永喜三夫さんも買ってきたと云っていて、東京の有名店なども注目し、参考になるから見てくると良いと云われていたので、江戸東京野菜の販売戦略を考える上からも伺いたいと思っていた。

昨年から、鎌倉大根に携わるようになったこともあり、良い機会なので、JA東京中央会の島田幸雄部長に依頼した。

島田部長は、江戸東京野菜推進委員会としても行っておく必要があると、JA神奈川県中央会にお願いしてくれた。
中央会からは江戸東京野菜を担当している水口均さんと細田真宏さんで、JA神奈川県中央会からは農政営農部の由良竜一次長に同行して頂けるようになった。





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写真左から、水島幸夫氏、由良竜一氏、佐藤洋氏、山森金雄氏、水口均氏

上の画像をクリックする
由良次長は、鎌倉をテリトリーとするJAさがみに連絡していただいていて、鎌倉でお会いした佐藤洋営農課長と、同JA鎌倉営農経済センター水島幸夫営農指導員にご案内いただき、鎌倉市農協連即売所 山森金雄組合長にお会いすることができた。


JR横須賀線鎌倉駅にほど近い、若宮大路に面した一角に鎌倉市農協連即売所、通称「レンバイ」がある。
昭和以前、鎌倉近在の農家は各々が生産した農産物を引売りしていたそうだ。

それが、鎌倉在住の外国人牧師に「ヨーロッパで行われているマルシェのシステムを聞いたのがきっかけで、「レンバイ」の施設を昭和3年に設置し、そこで農家自身が直接売るようになったという。
発足以来88年の歴史をもつ神奈川県内でもっとも古い、即売所だそうだ。
したがって、看板も施設も年季が入っていて、それがまた良い。


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2016年01月16日

食材の寺子屋を支える皆さんと、和食の料理人石井さんの店で一杯!!


10月末に行われた、食材の寺子屋の塾長・中村靖彦さんのコンペで、中村さんの片腕・青木宏高さんと一緒に回ったが

加藤義松さんの体験農園(練馬区大泉) を利用している、講座運営委員・菅原信治さんが、地元大泉に江戸東京野菜を使う「小料理石井」がオープンしたからと、誘われ一杯飲むことになった、と。
菅原さんが、会いたいと云っているから、来ないかという。

和食の料理人・石井公平さんの応援団を自任している私としては、8月にオープン以来毎回ブログで紹介していて、前回は江戸東京野菜コンシェルジュ有志の忘年会をやっている。



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上の画像をクリックする
12年も前の話だが、食材の寺子屋の母体「良い食材を伝える会」(辰巳芳子会長) の理事をしていた青木さんを東京にある大根の名所にお連れしたことがあった。

その後、「良い食材を伝える会」が主催するイベントにもお誘いいただき、お手伝いもしてきた。

近い内にと云うので、年内を予定していたら、忙しい皆さんのこと数日前に連絡が来たので日程調整に苦労した。



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2016年01月15日

日比谷公園内で見つけた牛馬の水飲み場、


農水省に行った帰りに、日比谷公園の中を抜けたら、園内の三笠山の麓に明治時代に作られた「水飲み」があった。

日比谷公園は、幕末までは松平肥前守や、仙台藩伊達家の屋敷などがあった。
明治になると4年〜21年までは、陸軍練兵場になっていた。

その後、日本で初めて都市計画により、計画、設計、造成された近代洋風都市公園の第一号で、明治36年(1903)6月に開園したもので、近くには道路を挟んで鹿鳴館もあり、西洋文化普及の先駆的役割を果たしていた。




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「水飲み」は、お堀端の晴海通り側の同公園内に設置されている。

上の画像をクリックする
説明板には、「馬も水を飲めるような形に作られており、陸上交通の重要な部分を牛馬が担っていた当時がしのばれます。」とある。

昔、中野区鷺宮の篠兼太郎さんがご存命の頃聞いた話だが、練馬ダイコンを積んだ荷車を牛に引かせて京橋大根河岸に向かった時に、半蔵門からお掘りに沿って日比谷公園の脇を通ったと云っていたから、この水飲みを使ったかもしれない。

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2016年01月14日

「更科堀井 冬の会」=更科蕎麦+江戸東京野菜を味わう=のご案内!!


昨年10月 「更科蕎麦+江戸東京野菜」を味わう秋の会を実施いたしましたが、お陰様で好評をいただきました。

参加できなかったお客様から、毎週水曜日は都合が悪いので、2日ぐらいあると参加しやすいという声があり、ご希望に応えて、24日と25日の2日間開催することになりましたので、お仕事帰りにお立ち寄りください。




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上の画像をクリックするとご案内
日時:2月24日(水)、25日(木)、両日とも午後6時開会
会場:麻布「総本家更科堀井」(港区元麻布3−11−4)

更科蕎麦+江戸東京野菜
(早稲田ミョウガタケ・亀戸大根・伝統小松菜、のらぼう菜、金町こかぶ)、
林幸子氏、堀井良教氏、ほしひかり氏、大竹道茂のトークもお楽しみに

 お申込先:jimukyoku@edo831.tokyo;から


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