セロリ栽培 名人伊藤仁太郎さんの教えを引き継ぐ、清瀬の並木猛さんにお会いした。


先日、福岡でセルリー部会が生産している品物を見て、東京にも栽培に妥協しない育種家で伊藤仁太郎さんと云う、日本一のセルリー生産者がいたことを紹介した。

伊藤さんは、1958年と云うから、今から58年も前に独学でセロリの栽培を始めたと聞いていて、残念ながら2009年7月6日だったか亡くなられた。

その後、セルリー生産はどうなっているのかと気になって、当時江戸川区農業委員会会長をされていたので東京都農業会議の北澤俊春事務局長に聞いてみた。

伊藤さんが亡くなった後、その教えを受けた方々が全国にいて、福岡にもいたのではないだろうか、
東京にも伊藤さんの教えを受けた、技術の継承者がいることがわかった。



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今が、収穫の盛りだというので、早速伺った。
清瀬市中清戸の並木猛さん(JA東京みらい組合員)がその人で、伊藤仁太郎さんの思い出話から入った。

並木さんは、伊藤さんの教えを忠実に再現しながらこだわりのセロリ栽培をしていて、その美味しさは地域にすっかり定着していた。

市場が休みで、作業を行わない日に伺ったが、地域の方々が、セロリを買いたいとハウスを訪ねて来ていたが、今日は休みだと丁寧に断っていた。
口コミで、地域には広がっているようだ。

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今年、チラシを作ったと1枚くれたが、東京都が進めている、「&TOKYO」の文字と共に、「伊藤仁太郎氏の栽培を受け継いだ」と誇らしげに書いてある。



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posted by 大竹道茂 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達