2016年04月17日

「江戸東京野菜の花見で春を楽しんでいます。」と佐々木昭さんから写真が届いた。


この時期、あちこちの市民農園を覗いてみると、採り残したアブラナ科の野菜が花を咲かせていて、満開の状態。
昭和40年代までは、東京の農家でも自家採種をしていたから、市民が花を咲かせる行為に迷惑をしていたが、今日交配種の次代になって、種はタネ屋で購入する時代になったことから、周辺農家は問題にしていない。

先日、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の佐々木昭理事にお会いしたら、現在、7品目の江戸東京野菜が一斉に花を咲かせて見ごろを迎えていると事なので、写真を送って戴いた。

佐々木さんが借りている練馬区内の菜園には、前に伺っていて、当ブログで紹介している。





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3月中旬頃(写真左上)から、次々に抽苔し始めた。
品川カブの花が咲き始めて千住一本ネギがようやくネギ坊主を付けました。

手前のノラボウ菜は旬を迎え、花を見るために残しておいた大根(練馬、伝統大蔵、亀戸)はまだトウ立ちしておらず、奥のシントリ菜や後関晩生小松菜は根を残して葉の部分を必要な量だけを採っていました。

その後3週間、桜を楽しんでいる間に畑では茎がぐんぐん伸び、アブラナ科特有の白や黄の小さな4枚の花弁で満開となりました。
ただ、花の部分だけ見ても同じ形ですので何の野菜なのか区別がつきませんが、葉・茎の形や色をよく見るとそれぞれ特徴がありました。
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posted by 大竹道茂 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報