2016年05月31日

「はじめての江戸東京野菜講座」の今年第1回の講座が、新宿御苑で開催された。


今年度から、チラシのデザインを変えて「江戸東京野菜には物語があります」としてご案内したが、定員の30名に早々となり、現在募集中の6月に切り替えているが、こちらも早くしないと・・・・。

開催に先立ち今回も、国民公園協会新宿御苑の本庄暁子さんのガイドによる苑内ツアーが行われた。
新宿御苑の見るところは多いが、大木戸門近くの信州高遠藩主・内藤家の屋敷跡を案内いただいた。

内藤家第17代当主の内藤頼誼氏に伺った話だが、家康からいただいた敷地は広すぎて、屋敷は玉藻池の周辺でそれ以外は、小作人に作らせていたという。






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講座は、納所二郎理事長のあいさつで始まった。

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江戸東京野菜を学ぶには、食べていただくことも重要で、これまでも季節の江戸東京野菜を提供しているが、今回は、八王子の伝統野菜「川口エンドウ」と荒川区の伝統野菜「三河島枝豆」が、お土産に提供された。


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2016年05月30日

資料用の写真を撮りに三浦半島に出かけてきた。


昨年の夏に、鎌倉の大根料理のお店「福来鳥」の女将から、鎌倉の大根を探してもらいたいとの依頼で、同店で勉強会が行われたが、

勉強会では神奈川県の伝統野菜(固定種) として三浦大根、秦野(波多野) 大根などと一緒に三浦半島に野生種のハマダイコンが自生していると紹介したが、写真を持っていなかったので資料用の写真を撮りに行ってきた。

道もよくなって三浦縦貫道路もできたが、自宅からは2時間ほどかかった。





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海は穏やかで、写真でははっきり写らなかったが、遠く江の島が霞んでいた。

浜は、夏の様相を呈していて、海浜植物の、ハマヒルガオが咲いていた。

ハマダイコンは、花の盛りを過ぎていて、すでに莢をつけていた。


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2016年05月29日

早田優先生の「トキジイと太郎杉」原画展が池袋のジュンク堂で31日まで開催。


千年太郎先生が「トキジイと太郎杉」を絵本塾出版から上梓し、贈呈いただいたことは、当ブログで紹介した。

絵を担当された早田優先生の原画展が池袋のジュンク堂1階の地下に降りる階段脇で開かれていて、それも6月一杯というので、都心に出かける用事があったので池袋で下車して見てきた。





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原画がどこに展示しているのかわからず、とりあえず児童書を売っている8階にエレベーターで上がった。
贈呈いただいたのは資料用として、孫に読まそうと一冊購入した。

そこで店員に原画展の場所を聞くと、なんと1階だという。

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早田優先生には、昨年、千年太郎先生とお会いした時に絵本塾出版の尾下千秋社長に紹介された。
江戸東京野菜の絵本を作ろうと云う、企画会議の時だ。

掲載されたプロフィールを紹介すると、
「画家・絵本作家。二〇一五年全日肖展入選。著書「NORA〜野良犬たちの選択〜」(作‥野村沙知代さん東邦出版)

絵本「〜お花の天使〜ふらちゃ」で絵本塾出版より絵本作家としてデビュー。
人が心のカでしあわせになっていくことを応援をする天使ふらちゃや自身の作品を種に例え、
世界中に降らせることで、平和な社会が広がっていくことをイメージしながらマルチに活躍中。」
とある。


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2016年05月28日

半熟の葱の実生で、ネギ味噌が美味しい。


先日、「更科堀井の春の会」が、開催されたことは当ブログで紹介した。

今回も食材として千住ネギを用意したが、季節柄ネギ坊主が出て、ネギ自体も固くなると、葱善の田中社長から言われていたので、ネギ坊主を出荷してもらった。
メニューの中では、ネギ坊主のてんぷらを出してもらったが、結実した半熟の実生もおいしいことから
皆さんに試食してもらった。





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先日、小平の宮寺光政さんの畑に行ったら、江戸東京野菜の「拝島ネギ」の採種をしていたので、ネギ坊主をいただいた。
まだ半熟の実生をちぎって、枯れた花びらの殻をざっとむしって・・・。


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2016年05月27日

銀座若菜で、お漬物とトンカツと、井ノ口さんのキャベツをいただいた。


先々週だったか、都庁の食堂で、江戸東京野菜の早稲田ミョウガタケを使った料理が限定で出されたことは、当ブログで紹介した。

ブログでは紹介しなかったが、西洋フード・コンパスグループの森川洋一部長から、今後、毎月江戸東京野菜を使った料理を出していく予定で、

江戸時代の野菜は漬物にして食べられるケースも多いと聞くが、現在漬物にして販売している事例はあるのか、聞かれた。

数社の事例を紹介したが、銀座若菜本店が国分寺市の小坂良夫さんの野菜を漬物にしたケースを注目された。
森川部長が仕事柄、銀座若菜の堤杏奴専務をご存じだったことから、その後アドバイスをもらったようだ。

また、都庁の食堂では、西洋フード・コンパスグループの斎藤和彦部長も同席した中で、東京産キャベツの第一人者井ノ口喜實夫さんが生産するキャベツを、積極的に使っていきたいという話から、その前に試食したいというのが、皆さんの意向だった。






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森川部長の計らいと、堤専務のご理解で、
井ノ口さんのキャベツを食べながら、懇談する会が持たれた。

堤専務には、一昨年12月に電話でお話し、
昭和女子大で講演したときに江戸東京野菜の話を
聞いていただいたことがあったが、
今回、初めてお会いするので、楽しみにして伺った。


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2016年05月26日

東京バイオテクノロジー専門学校生が卒業研究で江戸東京野菜の成分分析を希望。


昨年の10月、東京バイオテクノロジー専門学校講師の白井裕先生からメールを頂いた。
何でも2年ほど前に東京家政大学で行われた日本伝統食品研究会の春季講演会で、江戸東京野菜の講演をしたときに聞いていただき、興味を持っていただいていたという。

同校では卒業年度(コースにより3年、4年)に全員が卒業研究を行っており、外部(企業、研究機関)との共同研究が主体となっているという。

白井先生のメールには「江戸東京野菜通信を見た限りでは、未だ江戸東京野菜の成分(栄養、機能性成分など)についての研究が行われていないようなので、ぜひ分析に力を入れている当校に江戸東京野菜と、現代の栽培種との比較研究等を行わせて頂き、成分的な優位性の有無を含めて江戸東京野菜の更なる普及へ役立つデータを提供する事が出来れば幸いに存じます。」とあった。




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上の画像をクリックするとリンクスする。
伝統野菜の機能性の分析は、全国各県で行われている。
江戸東京野菜としても、数年前、東京都の機関「食品技術センター」に要請したが、願いは叶えられなかった。

そんなことだから、白井先生の話は願ってもないこと、何度か立川のJA東京中央会に来ていただいて、白井先生、教務の杉田佑輔先生、キャリアセンターの大山直人先生とも、お打ち合わせをさせていただいた。

昨年末には、空港弁当との共同開発の話もいただいた。
同校に弁当を供給している日本エアポートデリカに、江戸東京野菜を使っていただく案が浮上して、同社の鈴木博運営統括本部長、高田直行商品開発部長、壷屋一輝商品開発部副主任の皆さんとも、意見交換をさせていただいた。


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2016年05月25日

「江戸東京野菜四谷菜園の会」の勉強会で定植後の栽培指導が行われた。


今年3月にジャガイモの植え付けなどが行われたが、今回は夏野菜の定植作業が屋上菜園で行われた。
ナス、トマト、キュウリの苗は宮寺光政さんが育成したもので、前日に宮寺さんが車で四谷菜園に届けていた。

ナスは、江戸東京野菜の寺島ナスと、交配種のタキイの筑陽、トマトは交配種の大玉、中玉、ミニトマト、キュウリは馬込半白キュウリと、交配種が用意された。





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屋上菜園の東側の圃場は、園主尾下千秋さんが栽培する見本園。

上の画像をクリックする
宮寺さんの指導に、皆さんが聞き耳を立てた。


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2016年05月24日

今年も「農」のある暮らしづくりにアドバイザーとして伺います。


平成28年度「農」のある暮らしづくり、アドバイザー派遣が、17日より始まった。

 「都市農業の多様な機能について、広く国民の理解を醸成するため、その要請に応 じ、都市農業の多様な機能を活用した取組に関する専門家を派遣し、必要な助言・指導を行う。」として、

一般財団法人都市農地活用支援センター(石原孝理事長) では平成27年度に引き続き、
平成28年度も農林水産省の補助を受け(「都市農業機能発揮対策事業」)、農業者や都市住民等の皆さんによる「農」のある暮らしづくりの取組みを支援する専門家派遣制度を運営するという。




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今年も、『「農」のある暮らしづくりアドバイザー』として、
地産地消、学校教育、農を活かした地域交流等の、
アドバイスをさせていただきます。

詳細は、上の画像をクリックする。
申込み用紙は、ここから


追録
後日8月8日に、アドバイザー登録の更新があり
平成28年4月1日付で登録され、
期間は平成31年3月31日までとなった。


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2016年05月23日

新橋演舞場の落語会にTYファーム青梅農場の江戸東京野菜が納品される。


先日、TYファームの青梅農場に伺った折、太田太社長から、新橋演舞場で行われる、落語会に青梅農場で栽培した江戸東京野菜を納品、『落語と日本酒と江戸野菜を楽しむ会』として皆さんに食べていただく企画が進んでいるという話しを聞いたが、この程、チラシが手に入ったと送っていただいた。

太田社長のメールによると、納品する立場だからと遠慮しながらも
当日の資料にTYファームの略歴や資料などを添付して、料理を出したときには『本日のお野菜は…』と江戸東京野菜を紹介する機会が設けられるものと推測されます。

たまたま前回は『落語と日本酒を楽しむ会』という内容で、春風亭一朝師匠が話されていましたが、神奈川県海老名の酒蔵さんと、酒屋さんがそれぞれ酒造りに関する事を話しておられました。(冒頭:酒屋/食事中:酒蔵)
」とあった。




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上の画像をクリックしてお出かけください。

同社としては、江戸東京野菜の普及や、更なる理解を得られると期待を込める。

夏から歌舞伎座・新橋演舞場で行われます寄席(7/27、8/27、9/21、10/28、11/29)にて出されますお料理に、各種江戸東京野菜と慣行野菜の食べ比べを行う試みを催します。
毎回違うお野菜(旬をテーマにいきたいと思います)で行います。
」とも・・・

現在の予定ですと

7月 寺島茄子
8月 三河島枝豆
9月 未定
10月 後関晩生小松菜
11月 亀戸大根
(もしかしたら山梨県早川町の蕎麦をコラボレーション)


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2016年05月22日

馬込半白キュウリ栽培日誌、江戸東京野菜コンシェルジュ協会がfacebookで公開。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会では、5月の連休、陽気も良くなった7日(土)、に練馬の渡戸ファームの江戸東京野菜コンシェルジュ渡戸秀行さんの指導で、馬込半白キュウリのプランター栽培実習講座が行われたことは、当ブログで紹介した。

その後の、栽培の様子は、江戸東京野菜コンシェルジュ協会がfacebookに、「馬込半白キュウリ栽培日誌」を設けたことから、参加者の写真が投稿されている。




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上の画像をクリックするとfacebookにリンクする。



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腸内環境改善のツール「真空ジュースミキサー」で、江戸東京野菜のスムージー


先日、更科堀井と、アトリエグー、江戸ソバリエ協会、江戸東京野菜コンシェルジュ協会のコラボによる「更科堀井 春の会」が行われたが、

更科堀井のメニューとしてグリーンスムージーに、「ノラボウ菜」が使われていることを紹介した。

このグリーンスムージー、同店メニュー開発のツールとして、ライフスタイルデザイナーの栗原冬子先生がアドバイスしたものだったとか。

栗原先生には、江戸東京野菜の普及で、何かとお世話になっていて、その辺りを携帯に電話して伺った。



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上の画像をクリックする。

しばらくご無沙汰していたので、失礼したが、
今年の3月に、ファスティング&インナービューティーサロンFYK GINZAをオープンしたと云う。

何でも、ファスティング専用の飲料と水で行う簡単な酵素断食や水素美容が体験できるというサロン。
中でも腸内環境の劇的な改善を目指した最適な食事法やファスティング等が提案され、真空ジュースミキサーの活用も提案し、販売も行っているという。


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2016年05月21日

青梅市で江戸東京野菜等を栽培する TYファームの農場を視察。


青梅市で江戸東京野菜等を栽培する(株)TYファームから懇談会に招かれたことは報告した。

「一度見に来てください!」と太田太社長に誘われ、連休明けに伺いますと言っていたが、先日、江戸東京野菜の「寺島ナス」などを定植すると伺ったので、出かけた。

同社は、青梅市農業委員会が実施している農業基盤整備促進事業を利用して農家から農地を借りている。

この事業、農家の高齢化や、農業後継者の不在等で、不耕作農地になることを防ぐため、農地を貸し出す希望農家と、借用希望の企業との双方が合意、そして地元農業委員会の承認によって実施されるもので、東京では瑞穂町や青梅市に、この制度の利用が多くなっている。






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左から、加藤健氏、太田太社長、岡本健一農業業務執行役員、池浦秀行ゼネラルマネージャー。

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同社は、青梅市小曽木にある農地所有者の屋敷の中に、農機具や堆肥施設、育苗施設があるほか、小曽木街道を挟んだ南側に小曽木農場と、圏央道青梅インターの北に今井農場がある。

松尾思樹農場長にもお会いして堆肥施設や育苗施設を案内していただいたが、写真撮影は企業秘密というから遠慮した。

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2016年05月20日

「更科堀井 春の会」=更科蕎麦+江戸東京野菜を味わう=か 、16日17日の両日、元麻布の更科堀井で開催された。


更科堀井と、アトリエグー、江戸ソバリエ協会、江戸東京野菜コンシェルジュ協会のコラボによる「更科堀井 四季の会」は、秋の会、冬の会と進めてきたが、江戸東京野菜は季節限定の野菜で、季節の先取りには向かない野菜だけに、毎回、少し遅れ気味で、春の会も5月中旬になってしまった。

秋はの会は1日だけだったが、「参加したいが、日程が合わない」という方も多かったことから冬の会から2日(2回)、参加者を倍にしたことから、口コミもあり、春の会はお陰様で数日で満席になった。





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江戸ソバリエ協会ほしひかる理事長の挨拶で始まった「春の会」。

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更科堀井のご主人九代目堀井良教さんから歓迎の挨拶では、
「会を追うごとに、主催者の4組織のチームワークが良くなってきて、「更科堀井」としても勉強になっていて、料理を担当する者も喜んでいる。」とのこと。

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2016年05月19日

千年太郎童話集1「トキジイと太郎杉」が上梓されて、先日いただいた。


千年先生に初めてお会いしたのは、昨年の夏だったか、絵本塾出版の尾下千秋社長が江戸東京野菜をテーマに、絵本を作るという企画会議が新宿の中華料理店で行われた時にジャナーリストとしての豊富な経験をお持ちの方だと紹介された。

その後、江戸東京野菜をはじめ、鎌倉ダイコンの取材にもご参加いただいている。

千年太郎がペンネームだとわかったのは、「トキジイと太郎杉」を読んでだ。
ご出身が山形県西置賜郡小国町樽口だそうで、地元にあった千年杉を地元では「太郎杉」と呼んでいたことから、郷土愛としてペンネームにしたようだ。

樽口村にそびえている樹齢千年の太郎杉。
村の水不足を救うために太郎杉を切るべきか切らざるべきか。
太郎杉にすんでいる朱鷺の「トキジイ」と村娘「ひな」 の
心の交流を、実話とフィクションを交えて描く感動の物語だった。




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千年先生からのメールによると、「トキジイと太郎杉」は、今、池袋ジュンク堂で原画展とともに販売している。

同時に地元山形県の「樽口観光わらび園」でも、販売開始したという。
まさに、地産地消だ。観光わらび園は、7月初旬まで・・・。

千年先生は、江戸東京野菜に興味を持っていただき、尾下社長とともに、江戸東京野菜の物語を拾っていこうと云って頂いている。
最近同人誌に、江戸東京野菜の品川カブに関連した、品川汁を執筆され、これも近いうちに出版されるという。

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2016年05月18日

BS−TBS「にっぽん!歴史鑑定」5月23日(月)放送は参勤交代。


BS−TBSの番組を制作している(株)ネクサスの平野真梨子さんから電話をもらった。

同社では、2012年4月から「謎解き!江戸のススメ」を放送していたが、昨年3月で終わった。
その後、後続番組として「にっぽん!歴史鑑定」を放送している。




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「にっぽん!歴史鑑定」(BS-TBSにて放送)の
2016年5月23日(月)放送回(22:00〜22:54)で、
「参勤交代」について特集するという。


2012年に「謎解き!江戸のススメ」で取材を受けた時に、参勤交代と江戸東京野菜について話をしたようで、何を話したかは覚えていないが、当時のVTRを使うというので了解した。



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2016年05月17日

江戸城・桜田濠の土手で、莢をつけていたハマダイコンを確認した。


鎌倉市における鎌倉ダイコンの話題は広がりを見せていて、今月中には新たな取り組みが報告できると思う。

鎌倉ダイコンについては、鎌倉の由比ガ浜に古来から生えていたハマダイコンだが、ハマダイコンは日本全国の海岸などに自生していて、島根県や山形県では商品化されていることは紹介してきたが野生種の辛味大根だ。

友人から東京にはないのかと聞かれたので、いい加減なことも言えないので、先日、生育状況を確認してきた。

2011年だったか、半蔵門にあるTOKYO FMで、江戸東京野菜について収録したことがあった。

その時、「半蔵門の濠端にダイコンが生えている」と書いてある本を読んだことがあったので、どのあたりなのかとやたら写真を撮ったことがある。






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TOKYO FMには、その後も収録に行っているが、冬場だったりで草の中に紛れていて、確認することはできなかった。

由比が浜では、いま花が咲き競っているから、そんなイメージを思い描いて確認しに行ったが花は終わってしまったようで、濠端の斜面に見当たらなかった。

半蔵門口で警備のために詰めている警察官に、斜面の近くで写真を撮りたいと頼んだが、環境省の許可証が必要だと断られた。

止むを得ず、内堀通りの歩道からカメラを限度いっぱいの望遠にして斜面を覗いたが、花は確認できなかった。
しかし、意外に手前にハマダイコンの莢のようなものが写り込んだ。

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皇居一周のトライアルレースでもやっているのか、ひっきりなしに市民ランナーが走りすぎるが、その足元に、なんと種がしっかりと入ったハマダイコンの莢が写っていた。

最後の花も咲いていて、ギリギリ間に合った感じだ。

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2016年05月16日

新宿区立柏木小学校で、今年も「鳴子ウリ」の栽培が始まった。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長) の4年生が今年も地元の伝統野菜、鳴子ウリの栽培が始まった。
1週間前に、同校に伺って、今年取り組む4年1組担任の佐藤泰子先生と2組担任の香西克哉先生にお会いして打ち合わせを行ってきた。

特に栽培指導は、今年も梶谷正義先生がご予定いただいていた。
梶谷先生には2014年から栽培指導をいただいているが、この鳴子ウリ、原産地岐阜では8月上旬が収穫期で、夏休み中の管理がカギとなるが、毎年、夏休み明けの授業に間に合わせるように、指導いただいている。





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今年は13日の授業は5・6時間目の2時間を使って行われた。

上の画像をクリックする
授業は、1時間目に、1組が最初に歴史等の授業、2組が栽培の授業。2時間目は逆に、2組が歴史等の授業、1組が栽培の授業を行った。

種は、前年度採種した種を引き継いでいるが、西東京市の矢ケ崎宏行さんからは、仕立てた苗4株と敷き藁を、提供いただいた。


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2016年05月15日

大学の同級生・石川金太郎さんの個展が今年も新宿のギャラリー「クリスタルスポット」で開かれた。


大学の同級生・石川金太郎さんの個展が今年も新宿のエスティティックビル2階で開かれた。

第1回が有楽町の交通会館だったか、それ以降は毎年、新宿駅から京王プラザホテルに行く途中にある同ビル2階ギャラリー「クリスタルスポット」で開催されている。

昨年は、世田谷の吉村俊雄さんにお会いしている。
同級生たちは、石川さんが毎年新たな作品を発表する創作意欲に刺激を受けに集まる。





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石川さんの作品は、「糸絵」というもので、色とりどりの糸を1本いっぽん台紙に張り付けて絵画にするもの。
「糸絵」は、石川さんが創作したもので、ほかに糸絵をする人はいない。
石川さんは、ブログで世界に発信している。

「講座」を開催して教えているのか!、と聞いてみると、「講座は行っていない。一つでも多くの作品を残したい」という。

作品の制作には根気がいる仕事。


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2016年05月14日

「渡戸秀行さんの馬込半白キュウリのプランター栽培実習講座」が、練馬のファーム渡戸で開催された。


江戸東京野菜コンシェルジュ協会が、今回初めての企画ということで、人数も15名で募集を行ったところ遠く、青梅、八王子から、また馬込半白キュウリの地元大田区からの応募もあり1週間で締め切った。

当日参加者のみなさんは、練馬区平和台のファーム渡戸のハウス前に集合したが、風もなく好天に恵まれた農作業日和。





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上原恭子理事の進行で始まったが、講師紹介をするようにと指名された。

渡戸秀行さんは、就農して25年、現在1fの農地で江戸東京野菜各種などを栽培している。
就農当時JA東京中央会では、東京の伝統野菜の復活等の取り組みが始まっていて、大田区馬込の農家に馬込半白キュウリの種子が残っていることがわかり、いただいた種を希望する8軒の農家に配布した。

その希望者が、渡戸さんであり、国分寺市の小坂良夫さんです。

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