2016年05月13日

13日(金)18:10NHK首都圏ネットワークで、復活した「川口エンドウ」も紹介する。

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絶滅や消滅した東京の農畜産物。中でも守られた川口エンドウ。
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江戸東京野菜を使う、東京ブランドアンバサダーの三国清三シェフに取材依頼。、


茉莉花が芳香を放って咲いていた。
この花、「アメリカジャスミン」、または「匂い蕃茉莉」と言われている花で、紫と白の二色の花が咲いているように見えるが、紫の花が、数日たつと、淡い紫になり、そして白くなるというもの。

連休前に、友人のジャーナリストが江戸東京野菜の取材先を紹介してほしいと、わざわざ昭島まで訪ねてきた。

2014年に、私の講演を聞きに来てくれてから親しくなったものだが、自宅近くの体験農園で野菜栽培をしていることから、江戸東京野菜にも興味を持ってくれれていて、生産する人、料理する人の話も聞きたいと・・・・、
腰を据えて書いてくれるような様子なので、お手伝いすることにした。






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東京ブランドアンバサダー第1号になられた三国清三シェフが、江戸東京野菜についてYouTubeで話されているので、お会いしたいとと云うので、ソシエテミクニの檜垣さんに頼んで、三國シェフへの取材と、終わった後のランチの席を予約した。

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約束の時間前に、オテル・ドゥ・ミクニに着いた。
玄関先には、馥郁としたジャスミンの香りが漂っていて、扉が開くたびにバーラウンジに流れ込んできた。
友人も、少し遅れて・・・・


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posted by 大竹道茂 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2016年05月12日

「江戸東京の農業」説明板のある武蔵 阿蘇神社に出かけた。


このたび発生した熊本県を中心とする地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

被災された方々の情報は、マスコミを通して存じているが、度重なる余震が早く静まればと願っています。

熊本城や阿蘇神社も大きな被害にあったようで、いずれも熊本県民の精神的支柱のようなものと存じていますが、余震が続く中で、当分は手つかずの状態が続くと伺っています。

東京都羽村市には東京都指定有形文化財 阿蘇神社が鎮座している。
先日、参拝し、阿蘇総本社への募金をと思ったが、されていなかったので、祢宜さんに気持ちだけだが見舞を渡し頼んできた。





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武蔵 阿蘇神社の創建は、推古天皇9年(601)5月というから、鎮座1400年余と古い。
あまりにも古いので、総本社との関係を宮川武文宮司に尋ねると、

大和朝廷が支配したころ、民族移動があり、阿蘇の文化を広めるために阿蘇の一族が東にやってきた。
日本書紀によると、推古天皇の9年5月15日に東国に大雨降り多摩川が氾濫した。

これを沈めたのが、阿蘇の神で、村中の最良の地に清地を築いたのが阿蘇神社で、健磐龍命(たけいわたつのみこと) など12神を祀った。

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小高い所に祀られた境内からは、大きく蛇行する多摩川が一望できる。

上流で取水した用水(写真左上) は、羽村の水田に今も注いでいる。


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2016年05月11日

東京都庁舎32階の食堂で「江戸東京野菜を食べよう! シリーズ」が13日まで始まった。


東京都庁舎32階南側の食堂、西洋フード・コンパスグループ(株)では、「江戸東京野菜を食べよう! シリーズ」(9日から13日まで)を始めた。

同社では、東京産食材を積極的に活用し、日々新メニューの開発に取り組んでいるが、今年2月東京の伝統野菜「江戸東京野菜」に注目、現在、42品目が承認されていることから、これら旬の時期にフェアとして実施していくことを決定した。

今週は、2010年に、早稲田で発見された早稲田ミョウガを、練馬の井之口喜實夫さんが軟化栽培した、高級食材の「ミョウガタケ」を使ったメニューを開発し、昨日から始まった。




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同社管理栄養士・長谷川亜未さんおすすめのお料理。

上の画像をクリックする。
このお料理、32階南側食堂内「職員クラブ」で17時30分から提供しているが、お酒のつまみには絶品ぞろい。

同社では、ポスターを作り、また、縮小したチラシを配布するなどして、都庁職員ばかりか、都庁への来庁者に食べていただこうとしている。

なお 32階へは1階で食堂と書いて入庁してください。身分を示すものが求められます。

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2016年05月10日

仙台の明成高等学校調理科が「ふるさと “みやぎ” の食の学び 耕」を発刊した。


仙台の明成高等学校調理科が、平成27年度文部科学省の東北大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業をかつようして「ふるさと “みやぎ” の食の学び 耕」を発刊した。

仙台の明成高等学校調理科では、2010年度に食育活動として「みんなの白菜物語プロジェクト」を実施したことを紹介した。

活動は震災を乗り越えて更なる広がりを見せたことも紹介している。





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上の画像をクリックすると「目次」と「はじめに」

仙台の種苗会社「渡辺採種場」は大正11年(1922)創業である。

「ふるさとを耕し続けた先人の志」
日本のハクサイのはじまり「松島白菜」
松島湾の島々から全国へ
育種は永遠の未完成
と白菜の物語が掲載されている。


「日本におけるセイヨウカボチャの祖『芳香青皮栗』の誕生物語」
渡辺採種場が育種した芳香青皮栗が東京の北多摩郡久留米村(現東久留米市)で栽培が始まり、
「東京南瓜」として、全国に広がった。


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2016年05月09日

駒込ナスの農業説明板が建っている 駒込の富士神社を久しぶりに参拝した。


先日、駒込に行く用事があったので、東京メトロ南北線に乗らずに本郷通りを歩いてみた。
平成9年に「江戸東京の農業」の説明板、「駒込ナス」を建てさせてもらった、富士神社に久しぶりに参拝した。

富士神社は、天正元年(1573)に本郷村の名主木村万右衛門と牛久保隼人の2人が、夢に木花之佐久夜毘売命の姿を見て、翌年駿河の富士浅間社を勧請した。

寛永6年(1689)に、加賀前田候が上屋敷(現東京大学構内)を賜るに当たり、その地にあった富士浅間神社をこの地に移したと云う。





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社伝によれば、延文年間(1356〜61)には、すでに現在の社地は冨士塚と呼び大きな塚があったという。

江戸期には富士の浅間神社にお参りに行く富士講が盛んになり、近くで富士参りができるようにと、富士の山を模した小山が作られ、頂上に浅間様が祀られた。

同社は氏子を持たずに、富士講の組織で成り立っていることから、ふだん御社殿や社務所などは鍵がかかっているが、
富士山の山開きである6月30日〜7月2日には、山開きの例大祭が行われ、この日ばかりは、石段下の広い境内に多くの露店が出て、参詣者でにぎわう。



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2016年05月08日

川口エンドウの復活〜特産化活動について、5月10日東京FM15:50からオンエア


5月10日(火)15:50〜 東京FMシンクロの「シティ あぐりずむ」 のコーナーでオンエアされます。
伝統野菜の特産化に取り組む、一つの事例として、八王子市川口地区に伝わる「川口エンドウ」の取り組みが紹介されます。

生産者が一人になってしまった川口エンドウが毎年生産者が増え、消費者や飲食店の需要も増えている。
みなさん、ご参考まで



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上の画像をクリックする
全国38局ネット
 

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2016年05月07日

八王子の江戸東京野菜「川口エンドウ」を知って味わってみよう!


5月12日(木)と19日(木)に、八王子のアミダスステーションで、地元の伝統野菜「川口エンドウ」の食べ比べなどが行われます。



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上の画像をクリックして
みなさん振るってご参加ください。


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2016年05月06日

駒形どぜう 六代目越後屋助七さんにお会いした。


浅草の、「駒形どぜう」六代目越後屋助七こと渡辺孝之さんには、、すき焼きの老舗「ちんや」の六代目主人住吉史彦さんの「浅草はなぜ日本一の繁華街なのか」刊行披露会に招かれた席上でお会いした。

同書の、第四話に、「江戸の食文化として「どぜう鍋」を守る「駒形どぜう」六代目 渡辺孝之さん」として、紹介されていることは、当ブログで紹介した。

あの時は、渡辺さんがお見えになったので、頃合いを見計らって、失礼ながらお傍に行って名刺交換をさせていただき、同書に越後屋のサインも頂いて、親しくお話をさせていただいたが、後日、お手紙を頂いた。




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何でも、「駒形どぜう」で、2か月に一度開催している「江戸文化道場」、6月6日の第191回に江戸東京野菜について皆さんにお話してくれと云う依頼だった。

上の画像をクリックする
六代目の渡辺さんが企画して始まった駒形どぜうの「江戸文化道場」は、昭和61年の第1回から30年の歴史を誇る有名な文化活動だが、これまで著名な方々が出演されていて、100名からの会員などを集めて開催していると云う。

先日、打ち合わせに伺ったが、講演では「江戸東京野菜には物語がある」をテーマに江戸の頃のお話を幾つか紹介しようと思っているが、浅草の大旦那からのご指名は名誉なことだ。

帰りに写真を1枚お願いしたが、「こんな格好だから!」と躊躇されていたが、無理やり写真を撮らせていただいた。

これからは三社祭(5月13日(金)・14日(土)・15日(日)) があるので、それが終わらないと準備の手が付かないとも話しておられた。


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2016年05月05日

フードボイス『4月経営者情報交流会』定例セミナーが動画配信された。

フードボイス『4月経営者情報交流会』定例セミナーが開催されたことは、当ブログで紹介した。

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本日、当日の模様が、フードボイスから動画配信された。
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青梅の古民家を使ってかいせき料理を出している「井中居」に家内と行ってきた。


大型連休の初めに、予約をしていた青梅の「井中居」に家内と行ってきた。
我が家から、車で40分とかからない青梅市藤橋にある。

明治初期に建てられた格子の美しい屋敷を借りて、かいせき料理を出している。

店名の「井中居」は、「井」のような異空間の中で、時を忘れ、ゆっくりと過ごしていただく居(ところ)と云うと聞いている。




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2階のかいせきの間へ案内された。

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門から玄関までのアプローチは竹林や木々の中を曲がりくねって、料理への期待感を高めてくれる。

竹林には、無数の筍が伸び始めていた。


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2016年05月04日

新宿内藤とうがらしフェア2016〈春〉が新宿御苑で開催中です。


一般財団法人国民公園協会新宿御苑と、内藤とうがらしプロジェクトが主催して、環境省新宿御苑管理事務所が共催、新宿区が後援して、新宿内藤とうがらしフェア2016〈春〉が新宿御苑で始まり、早川直幹さんから写真を送っていただいた。

内藤とうがらしプロジェクトの成田重行リーダーが、江戸東京野菜の内藤とうがらしを栽培する生産者会議を開催して準備を進めてきた。

苗は三鷹の冨澤剛さんが担当し、1000本用意した。





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上の画像をクリツクする
成田リーダーは、入園料のかからない、新宿御苑インフォーメーションセンターの前のスペースで陣頭指揮でフェアを盛り上げていた。
秋には、新宿を赤く彩ろうという、活動へのリピーターが購入に駆けつけていた。

【内藤とうがらし苗販売会】
4月29日(金・祝)〜5月8日(日)9:00〜16:00
※雨天中止
新宿御苑インフォメーションセンター前広場で
一本250円



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2016年05月03日

寺島・玉ノ井まちづくり協議会が発行した「第1回マンガ江戸東京野菜マラソン大会」


寺島ナスでまち興しを行っている墨田区東向島では、今年も「寺島ナス」を使ったイベントが始まっている。

中心的に取り組んでいる大喜青果の阿部敏さんに伺うと、寺島ナスの苗は、三鷹の星野直治さんから購入して、350本(1本350円)で地域の皆さんにお分けしていて、東向島駅前商店街に並ぶプランターには、すでに定植されているという。

また、寺島・玉ノ井まちづくり協議会では、東向島駅前商店街主催による、「第1回マンガ江戸東京野菜マラソン大会」が、同協議会のキャラクター寺島茄子之介を全面に出して、かえるのトンネルが編集し配布している。




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1ページ目を開くと、江戸東京野菜42品目と地元のお仲間衆が掲載されている。

江戸東京野菜が東向島のマラソンコースを走るという設定だが、寺島ナスを栽培したり、商品として使っている店、また東向島駅前商店街の店の前を、競いながら通過するというもので、参加店が全て紹介されている。

A4版12頁で、ストーリーも、面白くなっている。

お問い合わせは、かえるのトンネル 03−6657−4780まで


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2016年05月02日

友人たちが、鎌倉だいこんの満開の花を見たいというので案内した。


昨年の12月に、巣鴨で会食をした後、旧中山道のタネ屋街道を、友人の坂井睦生さんと大澤正行さんとで板橋まで歩いたことは、お伝えしたが、 お2人は江戸東京野菜の応援団で

会食の席で、8月から鎌倉だいこんに関わり、栽培普及に取り組んでいることなどを話したら、お2人とも気候が良くなったら行きたいという事だった。

何の用事だったか、坂井さんから電話がかかって来たので、今度、鎌倉だいこんの花を写真に撮りに行くと云うと、坂井さんが大澤さんに連絡して2人とも行くことになった。




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「鎌倉だいこん未来研究クラブ」に連絡して、3人で鎌倉だいこんを見に行き、最後に福来鳥で、会食をしたいと、連絡を入れると、北鎌倉にお住まいで同クラブ広報担当の御園真倫子さんが、車で案内してくれるというので、10時半に北鎌倉駅で待ち合わせた。

御園さんには、鎌倉だいこんの撮影と、佐助稲荷神社には行きたいと伝えてあったが、鶴岡八幡宮や大仏様にもご案内いただいた。

そして福来鳥で、大根料理を戴くというコースだった。

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2016年05月01日

「続いて入れますのは、但馬の国は朝倉名産の粉山椒」が正解!!


庭の山椒に花が咲いていた。

ひょうごの在来種保存会が「ひょうごの在来作物」を上梓されたことは、当ブログで紹介した。

同誌を読んでいたら、山根茂人会長が「朝倉山椒」について、古老の高階武氏から聞いたとして書かれていた。

朝倉山椒は、兵庫県養父市八鹿町朝倉地区が発祥の地で、貞享元年の雍州府志に「但馬朝倉より算出する山椒を佳となし、京師富小路にてこれを売る」とあり、江戸時代中期には幕府に献上したという記録もある・・・・。

実は「朝倉山椒」を探していたのだ。



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唐辛子と云えば「やげん掘」だが、同店ホームページに売り口上が掲載されている。

「まず最初に取り合わせまするは」として
「武州川越の名産・黒ごま」
「次は紀州有田名産でみかんの粉」、
「江戸内藤新宿は八ッ房の焼き唐辛子。」
「四国へ参りまして高松の国は唐辛子の粉、」
「東海道上りまして静岡は朝倉の粉山椒、」
「大和のけしの実」
「野州日光の名産で麻の実、七色が七色ともに香り・・・・。」
とあるが、

現在縁日で売られている「やげん堀」の口上は、これが元になっているようだ。


5番目に「朝倉の粉山椒」があり、「東海道上りまして静岡」と云うので、静岡県で朝倉の地名を探したがわからず、今一つ腑に落ちないものがあったのだ。

それが、同誌60〜61頁の「朝倉山椒」を読んですっきりした。但馬の朝倉だったのか。
口上は勘違いなのか、いや、間違えのようだ。

「続いて入れますのは、但馬(たじま)の国は朝倉名産の粉山椒」が正しい。

同店に伺うと、朝倉山椒についてはご存じだったが、昔からそう云っていたと・・・、直す気配はないようだ。

まずは、この辺りから直してもらうことが、朝倉の山椒の普及につながるのではないだろうか。

同誌では、生産地として、JAたじまを紹介していた。



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