2016年08月11日

東小松川小学校で栽培されている伝統野菜「葛西蓮根」の写真を送っていただいた。


江戸川区立東小松川小学校(田中孝宏校長) に先月伺って、同校に伝統野菜の「葛西蓮根」が栽培されていることが、分かった。

先日、そろそろ蓮の花が咲く頃かと、同校に電話をすると、末松睦士副校長が出られて、今年は天候の関係で早く咲き始めたと・・・、写真を送っていただいた。

改めて、同校のホームページには「蓮だより」が掲載されていて、
「蓮だより 参」として7月28日の写真が掲載され、

左の「カテゴリ」の「最新更新」には
「蓮だより 弐」もあり、7月20日の写真が、
そして「蓮だより 壱」には、
7月7日に撮られた写真が掲載されている。




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上の画像もクリックする


同校で頂いた「東小松川小学校の歴史」によると

「昭和61年に、松江第一中学校が、開校40周年記念で、地域の特色である蓮田を作った。

種バスは、江戸川産の蓮を残している葛西にお住まいの鹿野さんから立派なものをいただき、それを本校も分けてもらって植え付けました。」
とある。

葛西には鹿野姓は大勢いらっしゃるので、どなたかと伺ったが、記録がなかった。

江戸川に葛西蓮根の栽培をしていた農家があったという、証を留めておきたくて、
近くの松江第一中学にも聞いてみたが、贈呈者の名前はわからなかった。
松一中でも毎年11月に蓮の収穫をしている。

そこで、地元JAスマイルで江戸川区の農家に詳しい方に伺ったら、同JAにお孫さんの祥平さんが勤めていた。

蓮の贈呈者はかつて江戸川区葛西の蓮農家「鹿野武文氏」だったことが分り、ご健在だった。

尚、ひがこまでは秋に収穫をして、給食で食べると田中校長から聞いているので、今年は、取材をさせていただこうと思っている。

posted by 大竹道茂 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組

2016年08月10日

東京都公園協会の広報誌「緑と水のひろば」から練馬大根の原稿を依頼された。


公益財団法人東京都公園協会が年4回の季刊号で発行する広報誌「緑と水のひろば」の企画編集をされている(株)シーエスプランニングの三品和彦さんから、久しぶりにメールをもらった。

三品さんには、昨年、奥多摩ワサビについて、原稿を書いてくれと云うので、三品さんと、カメラマンの鈴木一正さんと一緒に、奥多摩ワサビを生産している千島国光さんのワサビ田を取材したことは、当ブログで紹介した。
 奥多摩ワサビが掲載された同誌は、SUMMER2015 80号として6月に発行された。





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今回は、練馬大根だというので、大江戸線の練馬春日町駅近くの、練馬大根碑の前で待ち合わせをして、練馬大根の第一人者の渡戸章さんを訪ねた。

上の画像をクリックする
渡戸さんからは、色々と練馬大根のことを教えてもらっているから、渡戸さんが私に教えているという光景をと云うことで、カメラマンの鈴木さんが、渡戸さんの表情を撮っていた。


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posted by 大竹道茂 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2016年08月09日

8月1日の練馬区報で募集が始まった「江戸東京野菜栽培講座」抽選で20名を・・・


昨年から始まった「練馬の畑で学ぼう! 」は、昨年高松1丁目に開設された「練馬区 農の学校」で、実施される。

講師は、昨年同様、平和台で、江戸東京野菜の練馬大長尻大根や、馬込半白節成キュウリを栽培する、渡戸秀行さんが今年も講師として依頼されている。

また、座学としては、昨年の反省を含めて、早い段階で「江戸東京野菜」を学ぶこととなった。
そして、12月3日に収穫を行った後では、16時から試食会が予定されていて、参加者の皆さんには喜んでいただけるだろう。




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上の講座をクリックする
今年も区報では、昨年同様、区民に対して「練馬大根を育ててみよう〜練馬大根の種を無料で配布〜」が行われている。

お問い合わせは、都市農業課農業振興係 03-5984-1403まで、
posted by 大竹道茂 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介

2016年08月08日

新宿区立柏木小学校の鳴子ウリは、梶谷先生と香西先生の連携良く順調に生育している。


先日、午後から都庁に行く用事があったので、足を延ばして柏木小学校の様子も見てこようと思っていたら、同校の香西克哉先生から、9時過ぎに報告のメールが来て、写真が添付されていた。

前回当ブログで報告した後、梶谷正義先生が、同校に行ったようで、梶谷先生からメールをいただいた。
香西先生と一緒に確認しました。
○下葉の枯れが目立っていました。先端のほうは元気でした。
  枯れ葉は病気の巣になるので取り除くように伝えました。

○収穫間近の実が2個確認できました。
  そのほかに結実している実が7〜8個できていました。
  網に登らせている実には落下防止用の網をかぶせてもらうこと、
  地這いの実は土がつかないように発泡スチロールを下に敷くように
伝えました。
  落下防止用の網は既に準備されていました。

○梅雨明け後は急に高温になるので、
潅水に気を配るように伝えました。

○追肥を少なめに与えてもらうよにしました。






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上の画像をクリックする
香西先生からのメールには、
「移動教室の引率に行っておりました。
ご返信が遅くなり申し訳ありません。

梶谷先生、先日はお暑い中ご指導いただきまして
ありがとうございました。
先生にご指導いただいた通り、枯れた葉を除去し、
ボカシ肥料を撒きました。

また、ネットに生っている鳴子ウリには
落下防止のネットを取り付けました。
加えて、大きく生っていた2つの実は
自然に茎から取れていたので
収穫して冷蔵庫に保管してあります。」


香西先生もお忙しい中、ご苦労様です。



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posted by 大竹道茂 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸のマクワウリ各種

2016年08月07日

国分寺市の小坂良夫さんから今年も、銀座若菜の「馬込半次郎胡瓜」の漬物が届いた。


国分寺市の小坂良夫さんが、今年も銀座若菜から「馬込半次郎胡瓜」の漬物ができたと、お中元のセットを送っていただいていた。
銀座若菜の商品の中でも存在感を示していた。




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「馬込半次郎胡瓜」のほか、人気の「トマトの柚子ジュレ」、
「みぞれ水茄子」「甘夏ほのか」「チーズの味噌漬、チーズの酒粕漬


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posted by 大竹道茂 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報

2016年08月06日

樋口さんの野菜が食べたくて、京上賀茂「秋山」のお料理を堪能した。


11時を回ったころ、樋口さんの仕事振りも充分写真に撮らせていただいたので、「秋山」の予約は取れたでしょうかと樋口さんに聞いてみた。

「さっき電話があった。店は12時からで、近くまで行く用事があるから送っていくから」と・・・・、
それは良かった、急な話だったので、無理かと思っていたが、京都の思い出か、もう一つ加わることになった。





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上加茂の住宅地にある「お料理 秋山」は、民家だった屋敷をリフォームしたものという。

上の画像をクリックする
樋口さんは、先に入って女将に挨拶をしていた。

入り口の脇に、ご飯を炊くための薪が積んであった。
樋口さんとはここで別れた。

女将に囲炉裏のある待合室に通されたが、すでにお客様が10人ぐらい座っていた。

しばらくして女将が自家製のドクダミ茶をサービスしてくれた。

同店は、毎月1日に電話で予約を受け付け、3ケ月先まで満席で予約を取るのが難しいお店だった。
店主の秋山直浩さんは、吉兆で修行をして34歳で独立、今年て10年目。

樋口さんも信頼を寄せる料理人だから、席を用意してくれたもの。

12時になたところで、1人ひとり名前を呼ばれて、席に案内されたが、
席は、カウンター席で、秋山さんが料理を作る目の前の席を用意していただいた。お気遣いに感謝だ。



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posted by 大竹道茂 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話

2016年08月05日

『日本調理科学会誌』第49巻第4号に、教材研究として江戸東京野菜が掲載された。


昨年の9月に、日本家政学会関東支部の講習会が、国民公園協会皇居外苑の楠公レストハウスで開催された時に、お招きをいただいたが、そのことは当ブログで紹介している。

その後、10月に、一般社団法人日本調理科学会『日本調理科学会誌』編集委員会より、メールをいただいた。

お聞きになった編集委員の藤井恵子氏の推薦があったとかで、『日本調理科学会誌』第49巻第4号(8月5日発行)の教材研究として、執筆を依頼された。
またとない機会だったので、喜んでお引き受けした。



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このほど、日本調理科学会誌が届いた。

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編集後記を、阿久澤さゆり氏が、わざわざ
・・・、教材研究は「東京の歴史文化を今に伝える江戸東京野菜」と題して、大竹道茂先生にさまざまな野菜について写真とともに楽しく紹介いただきました。・・・と書いていただいた。
ありがとうございました。


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posted by 大竹道茂 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介

2016年08月04日

鎌倉だいこん未来研究クラブからの依頼で、発展に向けた勉強会に呼ばれた。


鎌倉だいこん未来研究クラブは、鎌倉だいこんの栽培と普及にかかわる活動を展開していてる。

昨年8月に、農のくらしアドバイザーとして派遣され、鎌倉だいこんを探し出すヒントを申し上げたが、1年足らずで、鎌倉だいこんの栽培・普及にまで広がった。

今回も、更なる発展に向けた活動について、アドバイスを求められていることから、鎌倉に伺った機会に、色々な方にお会いした。





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今年の1月に、今話題の鎌倉野菜の販売拠点「鎌倉市農協連即売所」に伺い、山森金雄組合長(当時)にお会いしていることは当ブログで紹介している。

その時、鎌倉大根の栽培を試験圃で行っていることをお伝えしたら、驚いておられたが、
今年、栽培をお願いできるか、お聞きしたら、「いいですよ!」と好意的なお返事を頂いていた。

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鎌倉市関谷の山森さんのお宅には、鎌倉だいこん未来研究クラブの広報担当の御園真倫子さんの車を、木梨峰夫さんが運転して伺った。
お住いの周辺は開発が進んでいて、住宅街になっていて、畑は離れたところに何ケ所かあると云う。

山森さんには、鎌倉だいこんの種をお渡しし、今年は50本の栽培をお願いし、「鎌倉市農協連即売所」で販売していただくが、残ったものは全量買い上げるというもの。
ご自身で栽培し販売することについては、ご自由にと申し上げた。

価格は、青首大根などを参考に、山森さんにお任せした。

播種は、8月末から9月初めで、11月26日の鎌倉だいこんの収穫祭に1部収穫と云うことでお願いし、
10月から11月にかけて、同未来研究クラブで、鎌倉だいこんの畑見学なども行いたいとお願いしてきたが、どれも快くお引き受けいただいた。

私と山森さんとの信頼関係の中で、山森さんには迷惑をかけられない。

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posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根

2016年08月03日

「更科堀井 夏の会」=更科蕎麦+江戸東京野菜を味わう=が 、7月25日26日の両日、元麻布の更科堀井で開催された。


更科堀井を会場に、料理研究家の林幸子先生と、江戸ソバリエ協会、江戸東京野菜コンシェルジュ協会が取り組む、「更科堀井 夏の会」〜更科蕎麦と江戸野菜を味わう〜が、7月25日、26日の両日満席で開催された。

これまで「秋の会」「冬の会」「春の会」と好評のうちに開催してきたが、夏の会が開催されたもの。





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春の会が終わった段階で予定されたものは、夏大根の「志村みの早生ダイコン」「馬込半白キュウリ」「寺島ナス」「雑司ヶ谷ナス」「千住ネギ」「本田ウリ」「三河島枝豆」だったが、5月以降の暑さで三河島枝豆が早くできてしまって届けられなかった。

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お料理の御献立は、今回も白遊先生(ほし先生の奥様)が揮毫されている。


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posted by 大竹道茂 at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ

2016年08月02日

三鷹の星野農園で、三國清三シェフが収穫した寺島なすを焼きなすでほおばる。


三國清三シェフが30年の料理人人生における集大成の本の作成に入ったことは、当でログで紹介した。
三國シェフからは、この季節の江戸東京野菜として、「寺島ナス」の栽培農家の庭先で、食べたいと依頼されていた。

テレビの企画で、2010年に、寺島ナス栽培の第一人者の星野直治さんの庭で、三國シェフが寺島ナスの焼きなすを食べたことがあったので、星野さんに電話で予定していただいていた。





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三國シェフからは、寺島ナス以外にこの時期に、入手できる東京産野菜があったら、写真に撮っておきたいから、集めてほしいと云われていたので、

前日、小平の宮寺光政さん(トマト7種)、岸野昌さん(内藤カボチャ、滝野川ゴボウ、内藤トウガラシの葉)、国分寺市の小坂良夫さん(馬込半白キュウリ、各種ニンジン)、府中市の石川孝治さん(府中御用ウリ・鳴子ウリ)、西東京市の矢ケ崎宏行さん(伝統小松菜、シントリ菜、金町コカブ、高井戸キュウリ、谷中ショウガ、他9種)のお宅と回って、星野さんのお宅で預かってもらった。

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星野さんが怒っていた。
ポケモンGO探しに夢中で、挨拶もしないで入ってきて、この木の下にいるとか言って、いい大人が・・・・、物騒でしょうがない。と・・・・。

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posted by 大竹道茂 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜

2016年08月01日

立川市で、東京都の生協組合員親子が、東京の農業や江戸東京野菜の収穫大検などを行った。


JA東京中央会と東京都生協連では、夏休みの企画として21日に立川市で、生産者と消費者をつなぐくイベント「アグリフレンズ 親子で学ぶ東京農業」を開催した。

JA東京中央会と都生協連は、協同組合間協同として毎年協働でイベントを開催しているが、東京都生協連の組合員の親子に、東京の農業を学び、体験してもらい、東京の農業の応援団になってもらうのが目的。





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JA東京みどりの立川市にある本店に、参加者を招き、水口均さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が、パワーポイントを使って、東京の農業について講演を行った。

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参加者は親子45名で、内、親が19名、子供は小学校1年〜6年の26名。 また、生協連のスタッフ5名だった。


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posted by 大竹道茂 at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介