江戸東京野菜コンシェルジュ協会が共催している第1期「更科堀井 四季の会」は、好評の内に、7月「夏の会」で終わった。
更科堀井では、お蕎麦の前に飲んでもらうようなグリーンスムージーを、販売しているが、
現在、府中御用ウリを使った「禅」を販売していると、関根透店長が店内のポップを送ってくれた。

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江戸東京野菜「府中御用ウリ」は、
戦国の武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などが、美濃の真桑瓜を好んで食べていた。
このことは太閤記にも記され、真桑瓜を食べることは、戦国武将にとって、ステータスになっていた。
家康が江戸城に入城した1590年(天正18年)に、家康、秀忠親子は、江戸の近くで真桑瓜を栽培しようと、畑を探していた。
府中にある関東総鎮守の六所宮(現大国魂神社)に参拝したときに、この地で栽培することを決めた。
秀忠は、毎年美濃から真桑瓜名人2人を呼び寄せ栽培し、収穫した真桑瓜は8月上旬、江戸城まで「御用瓜」の幟を建てて、幕府に納入した。
真桑瓜名人は、納入が終わると、美濃に帰っていったと、府中市史に記されている。
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