内藤カボチャは、ハロウィンを控えて、引く手あまただ。
西洋のお祭りだから、西洋カボチャの方が、似合うようだが、どうしてどうして!
練馬の加藤晴久さんの内藤カボチャは、完熟すると濃緑色の皮が、畑で褐色に変化していく。
西洋カボチャが、ホツクリ系で甘いのが特徴なら、内藤カボチャのネツトリ系と区分されているが、保存しておくと、糖質が変化して甘さは増すが、上品な甘さは西洋カボチャと違って定評がある。
食べ方も西洋カボチャと違って、薄く切ると野菜サラダに生のまま加えてもおいしいし、蒸したりした後、ミキサーにかけた後は、茶わん蒸しでもプリンにしても、西洋カボチャとは比べ物にならないくらいに美味しい。
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立川市の石川公一さんと後継者の智一さんが生産した内藤カボチャは、11月に更科堀井で実施する江戸東京野菜の料理として、林幸子先生に、一品お願いしようと思っている。
更科堀井では、スムージーにしても喜んでもらえると思う。
新潟県長岡市の青果物卸の神保和弘社長に、種の情報をいろいろと教えていただいたが、
探していた居留木橋カボチャの種が、千葉県で干潟と名を変え、新潟でも居留木橋カボチャが栽培されていたことを示す資料も送っていただいた。
昨年、千葉の富津に移った雑司ヶ谷カボチャの発見もあり、来年は、江戸東京野菜に2種類のカボチャが加わることだろう。
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