2016年10月29日

大納言小豆発祥の地 丹波で収穫体験と食文化や物語を学ぶ。


丹波市春日町野村の婦木農場で、村山日南子代表をはじめ、中井美知子さん、佐々木智美さん、中村稔さん、土井利彦さん、宮本幹江さんと私たちは、婦木さんご家族の温かいおもてなしを受け、奥様の心尽くし朝食をいただいた後、

昨日と同様に2台の車に分乗して、同じ春日町の東中にある、「丹波大納言小豆黒さや会」柳田隆雄さんのもとを訪ねた。

丹波市春日町の土井孝浩さんと、安田昇五さんは、泊まらずに自宅から直接柳田さんのお宅に来て待ってくれていた。





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篠山へ通ずる旧道と県道69号線が交わるところに自然石に「大納言小豆発祥之地」が刻まれた碑が建立されていた。

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碑文には「大納言小豆の由来」とあり、要約すると、
宝永2年(1705年)に当時の丹波の国亀山藩主(青山下野守)が、庄屋に丹波の国、国領村東中(現在の兵庫県丹波市春日町東中)で生産された小豆を精選して幕府に献上しその中のいくらかを京都御所に献納した。

その後、朝廷への献上は明治維新まで続けられていたとの記述が残っているという。

しかし「質より量」、交配種の時代になったことから、一時は栽培がほとんど途絶えて、まさに幻の品種だった。




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posted by 大竹道茂 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話