2017年03月15日

江戸東京野菜コンシェルジュ協会の畑見学で井之口喜實夫さんの早稲田ミョウガタケのムロを見に行ってきた。


先月、東京ウドの軟化栽培の現状を見たいということで、江戸東京野菜コンシェルジュの皆さんをお連れしたことは、当ブログで紹介した。

伝統野菜は、季節限定だが、独活などの軟化栽培は比較的人為的に栽培することが出来る。
休眠中のウドの根株を必要な時に、穴倉に入れて栽培するものだが、

井之口喜實夫さんの栽培する、早稲田ミョウガタケも同じで、休眠している早稲田ミョウガの根株を、半地下の苗床に植えてから、踏み込んだ落葉の発酵熱で発芽を促すというもの。

今年は、2月から出荷が始まって、7日、8日に開催された第6回「更科堀井 冬の会」〜更科蕎麦と江戸東京野菜を味わう〜で、皆さんに江戸甘味噌で食べていただいた。

そして、2月には新宿区立の小・中学校30校の学校給食に出されたりもしている。





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今回も、江戸東京コンシェルジュ協会の役員から、案内してほしいと云うので、井之口さんの了解を得て、10日午後に伺った。

上の画像をタップする
このところの陽気なのか、シートをどけると、黄色く柔らかい葉が網につかえるほど伸びていた。

参加者は、初めて見るミョウガタケの様子を盛んにカメラに収めていた。
このミョウガタケは、13日から17日まで東京都庁第一庁舎32階南側の食堂で行われている、〜江戸東京野菜を食べよう〜! 、で料理されている。



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posted by 大竹道茂 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 早稲田ミョウガ