東京西多摩の羽村市では、毎年、「はむら花と水のまつり」として、前期を「さくらまつり」、後期を「チューリップまつり」、
そして玉川上水の取水口があることから、桜、チューリップ、玉川上水をまとめた、春の大イベントとして、3月中下旬から開催している。
毎年、終わったころに気が付いていたが、今年は近くを通りかかったので思いついて寄ってみた。
羽村市でもこれだけ連担した水田はこの「根がらみ前水田」だけになってしまった。
チューリップの球根36万個が、23千uの水田に植えられている。
この水田、23日(日)に、このお祭りが終了すると、チューリップの花は摘み取られ、しばし球根の育成が行われ5月中旬に掘り取り、6月の田植えの準備が始まる。
田植えは、地元の小学校も田植えの体験学習をさせてもらっているようだ。
8月上旬には、古代のハス「大賀ハス」の観蓮会が、羽村市の農業後継者により行われていることは、当ブログで紹介している。
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この水田、収穫が終わる11月から5月までが休耕田となることから、11月下旬になると球根を植え付ける。
昭和63年に「花いっぱい運動」の配布用球根を増やすために、実施したものだが、毎年、水田として用水から水を張り、稲作が終わると水を抜くため、土壌が再生されて、チューリップに連作障害が出ない。
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