東京の西の端、檜原村に伝わる江戸東京野菜の「おいねのつる芋」は、江戸時代のジャガイモで、まつわる物語といい、その味と云い、檜原を代表する作物だが、檜原ではいまいち評価が低い。
JAあきがわの宇田俊史常務(檜原選出)に、おいねのつる芋の栽培普及をする必要があるのではないかと話したら、JAの理事でジャガイモ生産部会の鈴木留次郎部会長(元檜原村助役)を紹介いただいた。
鈴木部会長も、おいねのつる芋の栽培普及が必要だとの認識をお持ちだった。
そんな話の中で、かつて三頭山荘の大女将岡部里久子さんに、昔の胡瓜だといって太いキュウリを見せていただいたことがあったと話をしてみた。
すると鈴木さんは、今栽培しているのだという。 白岩瓜(しらやうり) がそれで、とても旨い、
毎年、お盆後の最初の土・日に、行われている滝祭り(払沢の滝ふるさと夏まつり) で皆さんに販売しようと考えているという。
昨日、JAの宇田俊史常務が檜原で会議があるから、13時までに武蔵五日市駅まで来れば、鈴木さんの畑に連れて行ってくれると云うので、江戸東京野菜推進委員会の水口均さんと一緒に伺った。
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