2017年08月11日

“「食の街道」を味わう 新・伝統食” のU部は、 向笠先生による「トーク&生産者インタビュー」


「食の街道」を味わう 新・伝統食の宴は一ツ橋の如水館で開催されたが、T部は東京會館日本料理の鈴木直登総料理長の「四條流庖丁式で始まったが、

U部 
トーク&生産者インタビュー
  トーク「食の街道入門」


会場を移して、向笠千恵子先生(食文化研究家でフードジャーナリスト) のトークで始まった。

向笠先生は、「食の街道を行く(平凡新書)」で、グルマン世界料理本大賞グランプリを受賞しているが、今回は「食の街道」が切り口で生産者を次々にステージに招き、お話をうがった。

鈴木料理長は「日頃料理を作ることができるのも、食材の生産者が頑張っているからだ」、と話されているが、向笠先生も共感し、この企画は「日本の生産者への大感謝祭」と云う主旨だと述べた。



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「食の街道」を味わう 新・伝統食の宴

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向笠先生のトーク「食の街道入門」
日本には東海道を始め、数々の街道がありますが、「食」にフォーカスすると食材を運んだ道があります。
海辺から山間部に運んだ「塩の道」に代表される「鯖街道」は地域の特産食材を運んだ道。

昆布ロードは、蝦夷地北海道から、日本海を通り、都に上り、全国に広まった、いわば海上ルート・海の道です。

時の権力者が好んだものを都に運んだ道もあります。
京都宇治の銘茶を江戸城に運んだ「お茶壷道中」があります。

岐阜の長良川であがった鮎を「なれずし」にして江戸城まで運んだ「なれずし」の道もあります。

砂糖街道もあります。
鎖国の時代、唯一開かれていた長崎出島に荷揚げされた砂糖が、シュガーロードと呼ばれた長崎街道で小倉に運ばれ、さらに日本中に広がっていきました。

唐辛子も、コロンブスが新大陸で発見して以来、旧大陸に広がり、あつと云う間に日本にも運ばれ、食生活には欠かせないものになっていきました。

街道には、食材を運んだだけでなく、生産者が消費地に運ぶ間、それに伴う様々な祭りもあり、暮らし方があります。そして文化が生まれました。

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posted by 大竹道茂 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介