2017年09月30日

「江戸東京野菜めぐり」バスツアーのコース確認に江戸への舟運と野菜産地の現状を見て回る


毎年11月に実施されているバスツアー「江戸東京野菜めぐり」のコースの検討に主催者の東京都農住都市支援センターから相談を受けた。

バスツアーは同センターの人気企画で、毎年参加者の希望も取り入れながら微調整をしているが、今回も担当の齋藤隆雄部長と高久大介主任に説明を求められたので、改めて中川口の周辺の説明に現地を案内した、

かつて、江戸では、新鮮野菜は江戸近郊の農村で栽培されていたが、市場には牛馬の他、重量野菜などは舟で運ばれてきて、日持ちのするさつま芋やかぼちゃのようなものも舟運で川越あたりから運ばれてきた。

京橋大根河岸に集まった亀戸ダイコンや、小松菜等がどのように運ばれてきたのかを検証するツアーだ。





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家康は、江戸に来て、まず取り組んだ都市づくりとして、下総の行徳から塩を江戸城に運ぶための運河を開削させている。

江戸幕府の政策は、江戸川は東遷、荒川は西遷へと流れを変える大事業を行っているが、
荒川は北区岩淵で隅田川と名を変えるが、流れを変えたことで大量の雨水が墨田川上流で度重なる洪水が発生していたことから、明治44年に、大量の水を別に流す、放水路の建設に取り組んでいる。



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2017年09月29日

杉並の内藤クリの生産状況を知りたくて、生産者の内藤さんに時間をとっていただいた。


フレンチの三國清三シェフが秋になると、内藤クリを必ず使う。
特に内藤クリと云う品種があるわけでなく、三國シェフが気に入って内藤隆さんの栗をそう呼んでいる。

内藤さんのクリを使い始めたのは2010年だったか、東京に栗がないか聞かれたことから、杉並の内藤さんの栗は、地域の皆さんが行列をして購入すると紹介したのが始まりだ。

内藤さんは、地域の方に直接販売する方法をとっていて、市場に出荷したり、レストランに売り込んだりはしていないので、東京野菜カンパニーの牧野征一郎社長を紹介して購入していて、

オテル・ドウ・ミクニ25周年企画 〜ミクニの地産地消・東京を食べるディナー〜冬編が、2010年11月30日に開催されたときには、内藤さんご夫妻も参加された。




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そろそろ収穫のシーズンだろうと、内藤さんに電話をして時間をとっていただいた。
今年は、8月の長雨で、日照時間か少なかったことから、生産量は少ないと云う。

上の画像をタップする
昨年も三國シェフは、「杉並の内藤栗とショコラのモンブラン」で使っている。

今回は、テレビ朝日映像のディレクター古屋徹さんが、東京の農業を知っておきたいと云うので、ご一緒した。

内藤さんの栗林は、2015年の「農の風景・景観コンテスト」で、紹介されている。


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2017年09月28日

27日18時35分頃から、日本テレビnews everyで、江戸東京野菜が紹介された。


同番組は、2010年10月に三鷹の星野直治さんのナス、そしてウドの須崎雅義さんの畑にも案内したが、

この7年を振り変えると、江戸東京野菜の取り組みは大きく発展した。

都立瑞穂農芸高校で雑司ヶ谷カボチャが栽培されていることは当ブログで紹介した。

また、毎月都庁32階食堂で実施している「江戸東京野菜を食べる会」でも、25日から1週間、江戸東京野菜に平成29年度登録予定の雑司ヶ谷カボチャを食べる会もご案内していたが、このような動きを察知した日本テレビのnews everyでは、27日18時35分頃の「気になる!」で紹介してくれた。



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26日には、西洋フードコンパスグループの32階食堂で「江戸東京伝統野菜フェア」が開催されたが、同会場にも日テレ報道局ニュースセンター「news every」(気になる!)の東山彰良さんが取材していた。

今回は、練馬の村田千英子さんと東村山の久野稔晃さんが栽培した雑司ヶ谷カボチャが調理された。

上の画像をタップする
雑司ヶ谷かぼちゃのサラダ       480円
雑司ヶ谷かぼちゃのカレーグラタン   600円
雑司ヶ谷かぼちゃの天ぷら       520円
雑司ヶ谷かぼちゃのきのこのコロッケ  520円
雑司ヶ谷かぼちゃのチーズの春巻き   520円
雑司ヶ谷かぼちゃと牛肉のバター醤油炒め 600円




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9月30日(土)に「はじめての江戸東京野菜講座」が開催されます。

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上の画像をタップしてお申込みください。
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2017年09月27日

27日18時30分頃から、日本テレビnews everyで、江戸東京野菜が紹介される。

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news every「気になる!」のコーナーでは、雑司ヶ谷カボチャを栽培している瑞穂農芸高校を始め、
都庁食堂で行われた食べる会、また江戸東京野菜に取り組む小金井のレストランなどが紹介される。

 押上よしかつ
 住所:東京都墨田区業平5−10−2
 電話:03−3829−6468
 営業時間:17:00〜24:00(月〜土、祝日前日)
    11:30〜14:00、17:00〜24:00(日、祝日)
 定休日:不定休

 居酒屋波浮港
 住所:東京都小金井市本町1−11−10
 電話:042−384−4208
 営業時間:11:30〜13:30 17:00〜23:00
 定休日:日曜日

 自然派ダイニングBareGREEN
 住所:東京都小金井市本町5-12−15 白星加藤ビル2F
 電話:042−403−2176
 営業時間:11:30〜15:00 17:30〜22:00
 定休日:日曜日、第2・第4月曜日

 チェリオ
 住所:東京都小金井市本町1−20−3
 電話:042−301-3555
 営業時間:18:00〜26:00
 定休日:火曜日
 ※詳事削ま各店に直接お問い合わせくたさい

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「新宿とうがらしサミット2017」が学習院女子大学で14校が出席して充実の活動報告が行われた。


「新宿とうがらしサミット2017」が、9月24日(日)に、新宿区が後援して、新宿区戸山の学習院女子大で開催された。
実質今年で4回目になる同サミットとは・・・

おいしい水大使館の成田重行理事長が新宿内藤とうがらしプロジェクトを立ち上げ、江戸東京野菜の内藤トウガラシをメインに新宿のまち興しを行っている。

同サミットは学習院女子大学の全面的支援により、とうがらし女子が運営に協力している。

今年は西新宿方面にも活動を伸ばしていて、「新宿内藤とうがらし ぶらぶら さんぽ」が30日(土)と10月2日(月)に実施される。

そして1日(日)からは恒例の「新宿内藤とうがらしフェア」が9日(月祝)まで開催されるが、これらイベントに先立ってサミットは開催されている。




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上の画像をタップする
2013年に、内藤トウガラシが、江戸東京野菜に認定されたことを弾みに、成田理事長は 2014年からは食育授業に着目して、積極的に小中高を始め、新宿調理師専門学校なども巻き込んだ活動を展開している

第1回は新宿御苑を会場に計画されていたが、その年はデング熱がはやった年で新宿御苑が閉鎖されたこともあり、急遽各校の活動の様子は新宿四谷区民センターに展示された。

第2回からは、学習院女子大学に会場を移し、開催されてきてた。


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2017年09月26日

練馬の井之口さんの畑では江戸東京野菜が生き生きと成長していた


江戸東京野菜の早稲田ミョウガを栽培している井之口喜實夫さんのお宅に先日伺った。
ようやく収穫期を迎えたとほっとされていた。

ご案内のように今年の7月、8月の異常気象により、例年ですと、9月の上旬から収穫が始まっていたが、今年は10日ほどの遅れている。

例年、新宿区の小中学校30校では、秋には早稲田ミョウガの子、早春には早稲田ミョウガのミョウガタケが給食で出されているが、今年は、この遅れで間に合わず、予定されていた日には他産地の水耕栽培物で対応されたようだ。





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早稲田ミョウガと水耕栽培物を比べると、
早稲田ミョウガに比べて香りが薄く、品種も早生であることから、スリムで花穂の数も少ない。

上の画像をタップする
早稲田ミョウガの特徴である、ふっくらと太っていて、香りも強く、赤身も美しいと再認識されたようだ。

大泉にある小料理石井の石井公平さんも井之口さんのもとへ買いに来ているようだ。


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2017年09月25日

新宿区立東戸山小学校の4年生が栽培している伝統小松菜の様子を見てきた。


24日(日)に、学習院女子大学で行われた「新宿とうがらしサミット」に出席した帰りに、東戸山小学校に向かった。

23日に、栽培指導をお願いしている梶谷正義先生が近くまで行ったとかで
コマツナの様子を見てきました。不織布が持ち上がる状態まで大きく成長していました。」とメールをいただいていたからだ。

当ブログでは、9月13日までの写真は、送っていただいていて掲載している。





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梶谷先生から
羽田野有紀栄養教諭と学年主任の生田淳子先生へのアドバイスは、

 これからは次のように世話をして下さい。
・不織布をとりはずして下さい。

もう、虫も少なくなってきましたので、
取り外して太陽の光を十分に浴びられるようにして下さい。
ただ、まだ残りの虫がいたずらをするかもしれませんし、
鳥が食べにくるかもしれませんので、
毎日の観察は怠りなく行って下さい。
もし、被害が大きく出るようでしたら、連絡をして下さい。
 
上の画像をタツプする
・間引きをして下さい。

株元と株元の間隔が3cmくらい開く様に間引いて下さい。
間引きの仕方は、残す株を傷めないように、
間引く株の株元をハサミで切り取ります。
間引き菜も美味しいですから味わって下さい。

・コマツナが育っている列と列の間(条間)に伸びている草は
早目に抜き取って下さい。

・コマツナを播かなかった校舎側の空き地にも
草が伸び出していますので、早目に草を取って下さい。

草の芽が小さいうちならば、
移植ゴテの脇を使って土を削るようにすれば、簡単に除草できます。

  
梶谷先生ありがとうございました。



この度は、都市農地活用支援センターが実施している
"「農」の機能発揮支援アドバイザー" として派遣されました、
ご活用ください。

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2017年09月24日

10月14日(土) ♪愉しく笑って 美味しく食べて♪ 第19回「落語と江戸東京野菜とイタリアン」を開催する。!!


先日、江戸東京野菜四谷菜園の会で江戸東京野菜コンシェルジュの郷家浩美さんにお会いした。
郷家さんは ♪愉しく笑って 美味しく食べて♪ を主宰していて当ブログでも、紹介したことがある。

今回チラシをいただいて驚いたが第19回とある。
2015年1月が第1回だから2カ月に1回のペースで開催されているが、毎回大勢のお客様を集めて開催されていることは、郷家さんのお人柄で、

高齢化の中で健康な体と心を維持していくために、日本の伝統芸能やクラッシック音楽に触れ、リラックスした後で、江戸東京野菜等の料理を楽しんでいただくとのポリシーを理解されているためだ。




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上の画像をタツプしてお申し込みを
2017年10月14日(土)16時15分から
木戸銭は4500円

郷家さんは、絵本塾出版の屋上菜園で、自分のスペースを確保して独自の栽培計画を立てていて、有機栽培、自然栽培を実践している。


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2017年09月23日

江戸東京野菜の品川カブ品評会へ、上位入賞を目指してタネを蒔く四谷菜園の会。


江戸東京野菜四谷菜園の会では、秋冬産の野菜の種まきをするので、初めに江戸東京野菜の話をしてもらいたいと、園主の尾下千秋さんからメールが入った。

今回は初めての方が多いと云うので、「江戸東京野菜とは・・」から初めて、代表的な野菜の「練馬大根」を例にして江戸の食文化等ついて話をした。

はじめての皆さんが多いと云うので、パワーポイントで説明したかったが、会場の都合で映像なしで1時間お話をさせてもらった。





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菜園の会では、小平の宮寺農園園主、宮寺光政さんに栽培指導をお願いしていて、江戸東京野菜の品川カブなどのタネを蒔いた

上の画像をタップする



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2017年09月22日

杉並区立成田西ふれあい農業公園の齋藤所長が、高井戸キュウリ後の様子を報告してくれた。


杉並区立成田西ふれあい農業公園の齋藤瑞枝所長が、内藤トウガラシと寺島ナスの写真を送ってくれた。

毎年、同公園には、高井戸キュウリを提供しているが、今年は三鷹の星野直治さんのご厚意もあり、寺島ナスの提供も受けている。
昨年から、区民の皆さんを対象に、江戸東京野菜の勉強会も開いていただき、地元の伝統野菜「高井戸キュウリ」の試食会を行い、幻だったキュウリに舌鼓を打っていた。

また、ナスの中でも古いタイプの「寺島ナス」の試食も行われ、浅漬けで食べていただいたが、今日の改良品種のように柔らかく匂いの薄いタイプとは異なり、固めでナス本来の匂いのある浅漬けを食べていただいた。、

高井戸キュウリの終わった後の江戸東京野菜について、齋藤所長が写真を送ってくれた。





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同農業公園に展示栽培されている内藤トウガラシは・・・

上の画像をタップする
新宿で行われている内藤トウガラシフェアの会場で購入してきた内藤トウガラシの苗を育て、翌年はそれから採った種で増やしたと聞いている。


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2017年09月21日

都庁32階で開催される「江戸東京・伝統野菜フェア」の主催者と雑司ヶ谷カボチャの生産者を訪ねた


すでにご案内をしている、都庁32階食堂で実施している江戸東京・伝統野菜フェアは9月26日(火)29年度江戸東京野菜認定候補の「雑司ヶ谷カボチャ」を食べる会が企画されている。

当ブログでは、練馬の村田千英子さんと、都立瑞穂農芸高校の横山修一先生に栽培をお願いしていることを紹介している。

食べる会の主催者、西洋フードコンパスグループの森川洋一部長から栽培されている現場を取材したいという電話をいただいた。

横山先生に伺うと授業が15時半に終わるからそれ以後ならとのことで、15時に昭島で、森川部長、都庁食堂の同社管理栄養士の長谷川亜未さん、そしてコンシェルジュ協会の上原恭子理事の4人で同校に向かった。





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同校食品科の畑から飛び出したつるは垣根を越えてテラスにまで伸びて、その先々で実を付けた。

上の画像をタップする
内藤カボチャに比べて腰高の特徴が良く表れていた。

食品科では雑司ヶ谷カボチャのレシピ開発に使うようだ。 



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2017年09月20日

大阪府農業委員会から「「農」のある暮らしづくりに向けて」のテーマで講演を依頼された。


8月のはじめ、大阪府農業委員会の北川雅文次長からメールをいただいた。
大阪府農業委員会の皆さんとは、現役時代に三大都市圏の活動として都市農業を守るための運動を一緒に展開したことがあるが、その後は疎遠になっていた。

メールの内容は、大阪でも消費者に対する農業の理解を促進するための活動に力を入れていて、こうした活動の一環として、今年10月に消費者の皆さんにも参加いただいて、大阪府農業委員会大会を実施すると云う。

その記念講演として、「「農」のある暮らしづくりに向けて」をテーマに東京の事例を依頼されたもの。



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昨年の10月に西宮に招かれた、今年の3月には「ひょうごの食シンポジウム」に招かれていて、それらを聞いていただいた方のご推薦だそうだ。

上の画像をタップしてください
大阪の皆さん、お世話になります。



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2017年09月19日

生産者を訪ねて買ってきた江戸東京野菜を、和食アドバイザー検定協会の渋谷会長に味わってもらった。


第8回 和食アドバイザー検定 実技講習会「東京会場」の講師陣が
発表されたことは、当ブログでも紹介した。
押上「よしかつ」の主人佐藤勝彦さんが「食材力を引き出す」で

調理実習を担当し、東京の食材で郷土の一汁三菜をつくる。

佐藤さんは、野菜、肉、魚貝類、調味料、ビール、ワイン、日本酒、
焼酎と東京の食材にこだわり、特に江戸東京野菜をはじめとする
東京産野菜を、農家に直接伺って買い求めてくることから、
東京の農業・農家の情報をお料理と共にお客様に伝えている。

江戸東京野菜コンシェルジュ協会の資格試験の講師をお願いしていて
講義も定評がありわかりやすく、説得力がある。





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和食アドバイザー検定協会の渋谷襄会長から、江戸東京野菜を食べて
みたいので押上「よしかつ」に行くから来ないかとお誘いを頂いた。

江戸東京野菜には物語があることを、渋谷会長に伝えなければと、
久しぶりに「よしかつ」に伺った。

とりあえずは、練馬の「金子ゴールデンビール」で乾杯!!
金子丑五郎さんが日本に入ってきたビール麦「ゴールデンメロン」を、
明治33年、日本の気候風土に合うよう改良して
カネコゴールデン」を育成した。



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2017年09月18日

これから秋に向かって江戸東京野菜を映像で撮りたいと番組製作会社から依頼された。


野菜のないときに限って番組制作会社から取材依頼がある。

テレビも先取りで、放映時にある野菜を希望してくる。
交配種なら対応ができないことはない、しかし季節限定の伝統野菜はそうはいかない。
1年前の映像を使わなくてはならない。

テレビ朝日映像のディレクター古屋徹さんからこの季節に手に入る江戸東京野菜を撮っておきたいと連絡が入った。





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映像に耐える、ある程度の広さがある畑と産物をと云う条件だったが何人かを紹介した。
寺島ナスを栽培している玉川上水脇に畑がある清水丈雄さんのナスを撮影したいと云う。

上の画像をタップする
この時期の江戸東京野菜を集めてほしいと云うので、西東京の矢ケ崎宏行さんの伝統小松菜、シントリ菜、内藤トウガラシ、奥多摩の千島農園の奥多摩ワサビ、小平の岸野昌さんの滝野川ゴボウ、立川の石川公一さんの内藤カボチャ、そして清水さんの寺島ナスを並べた。

清水さんは忙しいところ、最後まで撮影に立ち会ってくれた。


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2017年09月17日

新宿区立東戸山小学校の羽田野栄養教諭から、生育記録として伝統小松菜の写真が送られてきた。


新宿区立東戸山小学校(川崎勝久校長) の4年生が、8月31日に伝統小松菜の種まきをしたことは、当ブログで紹介した。

梶谷正義先生の指導で各班が順番に種を慎重に蒔いたが、芽が出てくると、そのことが明確にわかる。

梶谷先生が、9日(土)の昼過ぎ、新宿に行く用事があったようで、わざわざ東戸山小学校に立ち寄って、コマツナの様子を見ていただいた。

同校の羽田野有紀栄養教諭とは情報を共有をしているが、梶谷先生のメールには、

「双葉が開き本葉も顔を覗かせ、順調に生育していました。
種まきを子供たちが慎重にやってくれたおかげで、一部を除いて大変よい状態でした。
子供たちを褒めてあげて下さい。」
とあった。
                           
羽田野栄養教諭からその後、生育状況の写真が送られてきた。




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9月4日、双葉が顔を出した。
上の画像をタップする



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2017年09月16日

第8回 和食アドバイザー検定 実技講習会「東京会場」の講師陣が発表された。


農文協で、10数年ぶりに群馬県の澁谷襄さんにお会いしたことは、当ブログで紹介したが、いただいた名刺には和食アドバイザー検定協会会長とあった。

2013年、ユネスコの無形文化遺産に「和食」が登録されたが、同年「和食アドバイザー検定協会」が設立されている。

同協会では、これまでジュニア和食アドバイザーを育成して来たが、ジュニア和食アドバイザー検定有資格者を対象に和食アドバイザー検定実技講習会を受けて、和食アドバイザーになると云うもので、今回は、会場を東京に移して開催される。



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前回お会いした時に、渋谷会長には、「お手伝いができることがあれば遠慮なく!」と云っていたが、その後協会事務局の林希巳与さんと、メールのやり取りをさせていただいていて、

第8回 和食アドバイザー検定 実技講習会「東京会場」の講師が発表された。

上の画像をタツプする
「東京の食材を知る」として、「江戸東京野菜と郷土料理」をテーマにご指名をいただいたが、講師陣についても相談を受けたので・・・・

「食の伝統を受け継ぐ」は、柳橋の佃煮屋「小松屋」の秋元治社長。
秋元社長には、内藤トウガラシの商品開発でお会いしていて、柳橋に伝わる江戸の味とて紹介したが、直接お会いし、味わい、講師にお願いしたと云う。

「食材力を引き出す」は、押上よしかつの佐藤勝彦さんで、東京の食材を都内農家に直接伺って買い求めてくることから、東京の農業・農家の情報をお料理と共にお客様に伝えていて、江戸東京野菜コンシェルジュ協会では講師をお願いしている

会場は、京王線千歳烏山下車5分、調理実習が可能な、ファーマーズマーケット千歳烏山の2階で行われる。

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2017年09月15日

昭島市立拝島第二小学校(前田元校長) の3年生に昭島市の農業・農家・伝統野菜を伝えた。


地元昭島市の拝島第二小学校には孫娘が3年生の時に、杉本幸司先生が担任で昭島の農業を勉強するから、お話ししてほしいと依頼された。

孫が、うちのおじいちゃんは農業に詳しいとかなんか言ったらしい。そんな孫も来年は高校だ。

杉本先生から、今年もお願いしますと、早くからメールをいただいていたので、農家見学としてお願いしている美堀町の岩田英雄さんのお宅にも伺って、畑の様子も伺って、写真も撮ってきた。





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3年生は3クラスで112名 体育館に全員が椅子を持って集まってきた。

杉本先生が事前に私のことを話してくれていたようで、大竹さんだ!、大竹さんだ!、と呼びかけてくる生徒もいた。

上の画像をタツプする
保護者の方も聞きに来てくれた。

最近は、耳が遠くなって時々生徒の質問が聞こえづらいとことがあるので、質問した後は生徒の中に入っていって聞いた。



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2017年09月14日

和食のブックレッド8巻の「ふるさとの食べもの」が発刊された。


和食のブックレッド(思文閣) が全10回で7回まで発刊されれたことは5月に当ブログで紹介した。
8巻は、今田節子先生(ノートルダム清心女子大名誉教授)と、清絢(食文化研究家)が執筆した「ふるさとの食べもの」。



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上の画像をタップする


11月には和菓子と日本茶(刊行予定)
2月には和食と日本酒(刊行予定)である。





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