2017年10月13日

栃木県下野市が「かんぴょうサミット」を学士会館で開催した。


栃木県下野(しもつけ)市が、名産のかんぴょうの消費拡大を図って、伝統ある学士会館精養軒のレストラン「Latin」でサミットを開催した。

9月のはじめ、料理研究家の冬木れい先生からご案内のメールをいただいた、冬木先生には今年1月、「小江戸・栃木市モニターツアー」にお誘いをいただいたことは、当ブログで紹介している。

今回は、ギリークラブの渡辺幸裕先生がプロデュースするかんぴょうサミットで、冬木先生は昨年より参加されていて、かんぴょうの真価について開眼したと、メールにあった。

渡辺先生からいただいたメールには、「サントリー勤務26年、自由人になって17年「人と人を結びつける案内人」をしています」とあった。




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栃木県の伝統野菜、固定種の夕顔の果実「ふくべ」を加工した、伝統食のかんぴょう料理を頂く魅力的なサミットだ。

会場の学士会館は、フードボイスの経営者情報交流会で毎月行っているし、大坂勝取締役総料理長も存じ上げているので、楽しみにしていた。

上の画像をタップする
冬木先生のメールには、
 栃木県のかんぴょう生産量は年間約315トン(2014年)で
全国の98%を占め、しかも下野市の生産量は約半数という。 

かんぴょう生産量日本一の下野市が、栃木の名産
かんぴょう生産の現状を確認し、美味しさの再認識の会だという。
参加者は料理人、料理研究家、メディアなど30名ほどで、

江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長もこられていて、
展示されていた大きな「ふくべ」と一緒に。
七草の前沢リカさん、挿絵・児童文学の河辺歩子さん、
第57次南極地域観測隊設営・調理の渡貫淳子さん、
河内郡上三川町の隅内久雄副町長もお見えになっていて、
皆さんと名刺交換をさせていただいた。




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2017年10月12日

新宿区立東戸山小学校の羽田野栄養教諭から、ごせき晩生小松菜を給食で使用したとメールが来た。


東戸山小学校が取り組くむ小松菜の栽培記録は、当ブログで報告してきたが、

11日4年生が育てたごせき晩生小松菜を給食で使用しました。
今日はひっつみ汁(岩手県の郷土料理)の青菜として使用しました。

味は甘みがあり、子供たちも喜んで食べていました。
虫食いが多かったので、給食室での下処理が大変でしたが、全校でおいしくいただきました。



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上の画像をタップする
夜とう虫は土の中にいるものと思っていましたら、太く育った茎の中にまでいて、次回にむけて何とか策を練らなければと感じました。

収穫した小松菜は、市販の小松菜よりもずっと大きく成長し、葉の緑色が濃くなっていました。
葉は大きかったのですが、硬くなることはなく、柔らかかったです。
  
のらぼう菜はまだ小指の先ほどの大きさです。
ご報告まで。



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2017年10月11日

和食のアドバイザー、知っておきたい郷土料理、食材は固定種の伝統野菜。


第8回 和食アドバイザー検定実技講習会「東京会場」が、10月7日(土)〜9日(月祝)の延べ3日間で、京王線千歳烏山駅、西口下車3分のアグリタウン千歳烏山で開催された。

開会に当たって、和食アドバイザー検定協会の澁谷襄会長は、最近の若いお母さんが、朝食を菓子パンやスナック菓子、中にはジャンクフードを子供に与えて済ませているという現実がある。

一方、昔から郷土に伝わる郷土食を伝える者が少なくなっている現実もあり、
郷土食、いわゆるバランスの取れた和食文化を後世に伝えるアドバイザーの育成が、喫緊の課題になっている。と、開催の主旨について挨拶をされた。
下の写真をタップする。





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与えられたテーマは、郷土食材と云うことで「江戸生まれの郷土食材 江戸東京野菜」。

「江戸東京野菜とは」、から入った。
郷土食を生み出した野菜は固定種の野菜だった。
東京では現在45品目が復活しているが、全国を見るとまだ取り組んでいない県も多い。

伝統野菜は、今や時間との戦いで、今まで栽培していた人や、作物の歴史などを知っている方々が高齢化し、絶滅の危機にある伝統野菜が全国各地にある。

これは澁谷会長が危機感を感じている郷土食にも言えることで、地域の伝統野菜と郷土食は同じ立ち位置にある。

しかし、地域によっては伝統野菜はなくなり、郷土食はレシピレベルになってしまったところもある。

江戸東京野菜としては、この季節の代表的な、早稲田ミョウガ、亀戸ダイコン、滝野川ゴボウ、内藤とうがらし、奥多摩ワサビについて紹介した。


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2017年10月10日

檜原の伝統野菜「白岩ウリ」が、農業共済新聞の全国面に四段抜きで掲載された。


檜原村の伝統野菜と云うと、「おいねのつる芋」が、江戸東京野菜に認定されている。

その物語性から、誰もが食べてみたいと云うジャガイモだが、今年新たに認定するにふさわしい一品もあることから、農業共済新聞の高橋記者に、一日かけて取材に来ていただいたことは、当ブログで紹介している。

午後からは、道案内の鈴木留次郎さんと役場でお会いして、藤倉方面に連れて行っていただいた。






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このほど、全国面に四段抜きで掲載された。

上の画像をタップすると拡大
これまで農業共済新聞が大きく取り上げてくれた記事を紹介する

2007年2月28日 江戸野菜復活物語

2008年1月1日 頑張る江戸東京野菜

2017年1月25日 地域ブランドの新顔に

2017年3月29日 都市農業継続へ 消費者をファンに






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2017年10月09日

拝島第二小学校3年生の農家見学が、美堀町の岩田英雄さんの圃場で行われた。


昭島市立拝島第二小学校3年生の農家見学会は、当初9月28日だったが天気予報で雨だから、1週間遅らせ5日に実施してはと、受け入れ農家の岩田英雄さんのアドバイスかあったようで、当日は好天に恵まれ正解だった。

13時40分頃、生徒110名が、学年主任の杉本幸司先生の先導で、岩田さんのお宅に歩いてやってきた。
生徒たちは、学校からすぐの玉川上水沿いの遊歩道を歩いて来たようだが、途中にも畑があったりで楽しい遠足気分だったようだ。、





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座学は、9月12日に実施していて、昭島市の農業と農家の仕事について行っていて、当ブログで紹介している。

上の画像をタツプする
昭島の農家については、岩田さんの畑の様子を写真に撮り、パワーポイントで生徒たちに紹介している。

生徒たちが岩田さんの庭に集まり、挨拶をしたところで、座学の授業を引きついだ形ではじめた。
昭島市の中で北のしかも東に位置する岩田さんのお宅、初めに私からいくつか質問をしてみた。


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2017年10月08日

「東京味わいフェスタ2017」で、江戸東京野菜が注目を浴びた。


東京都と実行委員会が主催する「東京味わいフェスタ2017」は、10月6日(金)、から始まり8日(日)まで丸の内、有楽町、日比谷の3会場で開催されている。

丸の内では、東京駅から皇居に向かう行幸通りと、丸の内仲通り、そして丸ビル。
有楽町地区では、東京国際フォーラムの地上広場。
日比谷地区では、日比谷公園の草地広場が会場になっていて

これらの会場をつなぐ丸の内シャトルバスが無料巡回している。



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「東京味わいフェスタ2017」の実施に当たっては、東京都として今年の目玉に江戸東京野菜を選んでいたたいたことから、協力組織として「NPO法人 江戸東京野菜コンシェルジュ協会」もブースを設置することができた。

上の画像をタツプする

9時半頃に、小池知事が会場にお見えになることは伺っていたが、20分頃、我々のブースの前にカメラマン席が出来上がった。

そして、今一番の話題の人、小池百合子知事が、JA東京中央会の須藤正敏会長と我々のブースに一直線にこられた。
「お久しぶりー」と、声をかけていただいたが、この時期ある江戸東京野菜の中でも一番存在感のある「内藤カボチャ」を持っていただいた。

そして、こちは滝野川ゴボウを手に持って、満面の笑みの知事と一緒にカメラマンの注文に応じながら、しばし江戸東京野菜談義、

この模様は、お昼のニュースの他、夕方17時台、23時台のニュースなどでも流れた。

小池知事は、議員時代に練馬大根引っこ抜き競技会に毎年ご出席をいただき抜いていただいた。
また、自らも練馬大根を栽培し「ゆり子漬け」を作っていることは、当ブログで紹介している。

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2017年10月07日

7日(土)、テレビ朝日の、「食彩の王国」と「ごはんジャパン」で江戸東京野菜が紹介される。


「食彩の王国」(テレビ朝日)、7日(土)で、700回を迎える。
この記念すべき回は。東京の食材「江戸前アナゴ」が紹介される。



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上の画像をタップする。
寺島ナスの栽培農家、清水丈雄さんの畑や
小平の滝野川ゴボウ農家の岸野昌さんのはたけも紹介されたが、
今後江戸東京野菜も紹介される予定だ。



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2017年10月06日

小金井市を中心に活動する編集者ユニットが「き・まま」誌で、江戸東京野菜と食育を取り上げた。


小金井市を中心に活動する編集者ユニット、リュエル・スタジオが、2012年11月に「き・まま」を創刊してから、今回No7が、8月に発行されていた。

江戸東京野菜コンシェルジュの碧野圭さん他3名が編集を担当しているもので、
コンシェルジュ協会理事として活躍されている松嶋あおいさんから、掲載されたのでと「き・まま」誌をいただいた。

碧野さんは、「菜の花食堂のささやかな事件簿シリーズ」を出している。




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「野菜を知る 地域を知る」の3ページで江戸東京野菜と食育
「子どもの心に撒いた種がいくつか芽吹くことを期待して」
のページでは、松嶋さんが、自らの食育授業を紹介している。

当ブログで、紹介している。


今年の7月には、小金井市の農業委員に選ばれて、消費者目線で小金井市農業・農家に適切なアドバイスを送っている。

同誌で江戸東京野菜のイラストを描いているのが植木美江さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)で「7色野菜の便利帳」は、当ブログでも松嶋さんが紹介している。

追録
同誌が大特集「野菜と町のおいしい関係」は、
当ブログでも紹介している西砂の鈴木農園が掲載されていた。

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2017年10月05日

「丸の内プラチナ大学」で江戸東京野菜を紹介させてもらった。


三菱地所が都心の大手町・丸の内・有楽町(大丸有)の再開発を進めているが、これらエリアのまちづくり推進や、エコに関する調査研究と情報発信、各種イベントの開催など、さまざまな活動を行っている、

大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツエリア協会)の、「食」「農」連携推進コーディネーターをされていてる中村正明さん(潟Oリーンデザイン代表取締役) から、電話をもらった。

中村さんは大学が同窓と云うことで、2010年に三國清三シェフと丸の内でイベントを行った時からの付き合いで、「大丸有つながる食プロジェクト」のプロデュースを手掛けている。

東京産食材の試食会を「ミクニマルノウチ」を会場に実施した事もある。

今回は、2015年にエコッツェリア協会と且O菱総合研究所 プラチナ社会研究会が立ち上げた「丸の内プラチナ大学」で江戸東京野菜の話をしてくれと云うもので、40−50代を中心としたビジネスパーソンを対象にしたキャリア講座だという。




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皆さんお仕事を終わってからの講座と云うことで、18時30分からと云うので、暮れなずむ東京駅に降り立った。

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お堀沿いを歩いて会場の大手門タワーへ、大手町の再開発ですっかり様子が変わってしまった。 
JXビル1階の会場にはキッチンも供え、歩行者からも部屋の様子がみえるという構造。

潟Oリーンデザインの兼子惠子さんから試食もしたいので、江戸東京野菜を紹介してほしいと云うので、千住ねぎ、滝野川ゴボウ、谷中ショウガ、伝統小松菜、寺島ナス、内藤カボチャの生産者をお伝えした。



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2017年10月04日

商品開発の専門家に、江戸東京野菜の生産者に会ってもらった。


現在45品目も復活されている江戸東京野菜には、一つひとつに物語がある。
ソシエテミクニの岡本孝一さんから、紹介したい方がいると云って、カゴメ株式会社商品開発をされている矢賀部隆史部長を紹介していただいた。

江戸東京野菜はなぜ栽培されなくなったのか、不味くてではなく、揃いが悪い固定種だからで、揃いの良い周年栽培が可能な、交配種の時代になってしまったからだ。

しかし、野菜本来の味があり、季節限定の旬のわかる江戸東京野菜は、東京のおもてなし食材だと云うことで、東京の地産地消を推進されている、三國清三シェフのお口添えがあったからのようだ。

せっかくの機会を作っていただいたので、江戸東京野菜の情報をお伝えしたが、
お忙しい中、錦糸町テルミナで実施されていた、「江戸東京野菜×TERMINAフェア」を見に行かれ、料理を食べてこられたと、メールをいただき、

NHKのひるまえホットも録画をして観たと、ご報告をいただいた。





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矢賀部部長に、栽培現場を見ていただけますかと、ご案内すると、
通販事業部の吉田知史部長と一緒に昭島まで来ていただいた。

ご案内したのは、立川市西砂の石川公一さん、後継者の智一さんの、内藤カボチャの栽培現場。

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江戸東京野菜の内藤カボチャを栽培している生産者の中でも、うどんこ病にかからず、まだ花が咲いている状態だった。



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2017年10月03日

「新宿内藤とうがらしフェア関係者交流会」が、新宿御苑レストランゆりの木で盛大に開催された。


新宿御苑をメイン会場にして開催されている「新宿内藤とうがらしフェア」、
その開催に先立ち30日、関係者交流会が新宿御苑レストランゆりの木で、フェア関係者を60余名を集めて行われた。

新宿御苑は、信濃國高遠藩藩主内藤家の下屋敷で、現在も新宿御苑東の内藤町にお住いの、内藤家17代当主の内藤頼誼先生が、お元気な姿を見せていただいた。

内藤先生に初めてお会いしたのは2014年の関係者交流会で、殿様の話には内藤とうがらし、内藤カボチャが栽培されていた屋敷内の話など、初めて伺ったことは当ブログでも紹介している。





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今年も交流会には大勢の皆さんが参加された。
来賓としては、内藤先生を始め、新宿区長(代理)、国民公園協会新宿御苑の宍戸博支部長、一般社団法人新宿観光振興協会の恩田佳栄さんがご挨拶をされた。

江戸東京・伝統野菜研究会も協力組織としてご指名をいただき、ご挨拶をさせていただいた。



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2017年10月02日

「新宿内藤とうがらしフェア」が盛大に始まった。


第四回 新宿内藤とうがらしフェアが、発祥の地、新宿御苑をメイン会場に1日から9日までのイベントとして盛大に開催されている。

内藤とうがらしを象徴としたイベントは、この期間にとらわれず、イベントの広がりを優先して企業も参加していることから、実際には早いところで、小田急百貨店新宿店本館が、27日から10月2日まで先陣を切っていた。




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東急ハンズは9月30日から13日までと、さらに広がりを見せているが、新宿中村屋ではさらに10月初旬から11月中旬までと、収穫の秋を赤い内藤とうがらしで埋め尽くす勢いだ。




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2017年10月01日

参加費500円で「オール東京産deクッキング」参加募集の締め切りは2日!、お早くお申し込みを・・・,


東京都農林水産振興財団では東京の農林水産物の魅力を知ってもらうために、江戸東京野菜を始め、TOKYOXや、東京うこっけいの卵など、東京産食材を使った料理教室が開催されます。
講師は、田代由紀子先生(江戸東京野菜コンシェルジュ)です、希望者を募集しています。




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上の画像をタップして、プリントアウトの上、ファツクスで2日必着でお申し込みください。まだ若干の余裕あります。

posted by 大竹道茂 at 02:05| Comment(1) | TrackBack(0) | イベントの紹介