2017年11月30日

第3回 鎌倉大根収穫祭が鎌倉市佐助自治会館と佐助稲荷神社で開催された。


2015年から始まった鎌倉時代に栽培された鎌倉の大根探しは、鎌倉市民によって発見され、以後活動は広がりを見せている。

これまでは、大根料理の店「福来鳥」の佐藤エダ女将の熱い思いから始まったことだが、参加者が「福来鳥」のためにやっているような誤解を招いていた。

純粋な鎌倉の市民活動としていくために、収穫祭の持ち方、活動のグループ化などで、佐助稲荷神社に伝わる大根を広めようと、会場を佐助自治会館で開催された。




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第1回から、ゲストティーチャーとして、指導されている神奈川県農業技術センターの原康明研究課長〈三浦半島地区事務所〉と、

ハマダイコンの商品化を積極的に進めている島根大学植物育種学研究室の小林伸雄教授もご夫妻でお越しになった。

また、神奈川県種苗協同組合の成松次郎技術顧問も時間を割いてご参加いただき、情報の共有化が出来た。


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posted by 大竹道茂 at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝説の鎌倉大根

2017年11月29日

井之口さんは、練馬大根を作っても一流で、立派なのが出来た。


練馬の井之口喜實夫さんには、今年も、江戸東京野菜の早稲田ミョウガを栽培していただいたが、新宿区立小中学校の給食に秋にはミョウガの子、早春にはミョウガタケを出荷されたが、

他にもこれまで江戸東京野菜の伝統小松菜、寺島ナス、雑司ヶ谷ナス、馬込半白キュウリ、馬込三寸人参などを栽培していただいた。

夏の終わりに、日本農林社の固定種・練馬大長尻大根を蒔いたとの話は当ブログで紹介している。



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私が伺ったので、抜いてみようと云って、取り掛かったが抜けない。
勇喜夫さんが脇を掘ってフォロー。長いのが抜けた。

地元の漬物業者に販売すると云う。



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2017年11月28日

更科堀井の秋の会 〜更科蕎麦と江戸東京野菜を味わう〜 が開催された。


報告が遅くなったが、恒例の四季の会が秋の江戸東京野菜を使って更科堀井で2日間にわたって行われたが、おかげさまで満席であった。

伝統野菜は季節限定であることから、練馬大根、滝野川大長人参、青茎三河島菜、馬込三寸人参などは、12月になってから収穫期を迎えることから、少し早かったが、年4回の開催と云うこともあり、皆さんに味わってもらった。





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今回は、練馬大根、伝統大蔵大根、千住一本葱、滝野川大長人参、青茎三河島菜、馬込三寸人参、内藤唐辛子が集荷された。
参加された皆さんはね写真を撮られていた。

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江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長の挨拶で始まった秋の会。
常陸秋そばが使われた。

各人に配られたに御献立は、ほしひかる先生の奥様・白遊先生の揮毫による。


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2017年11月27日

千住ねぎの浅草葱善が11月23日の新嘗祭に明治神宮に奉納。


11月23日の勤労感謝の日は、戦前まで新嘗祭の日だった。
天皇陛下が新穀を天地の神に供え、自らもこれを食する祭事を国民も祝い休日でだった。
明治神宮は明治天皇を祀っているので、全国の個人・企業から農産物をはじめとする奉納産品を受けて祝っている。




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千住ネギの固定種を販売している浅草葱善は、千住ネギを昨年から奉納している。

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明治神宮の新嘗祭奉納としては、JA東京グループでは、明治神宮農林水産物奉献会が毎年野菜の宝船を奉納している。


2017年11月26日

絵本塾出版から絵図解 やさい応援団「まるごと! ほうれんそう」 が配本された。


絵本塾出版が企画するシリーズ やさい応援団「まるごと野菜」は、構成・文を八田尚子先生、構成・絵を野村まり子先生で、監修をさせていただいている。

これまで、「だいこん」、「キャベツ」、「トマト」、「かぼちゃ」、「じゃがいも」「えだまめ」「にんじん」が配本されているが、11月21日に「ほうれんそう」が出版された。


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日次
●クイズ ほうれんそうはどれ?
●ほうれんそうはヒユ科の野菜
●ほうれんそうのプロフィール
●ほうれんそう畑に行こう
●葉が大きく育った
●ほうれんそうは雌雄異株
●ほうれんそうの「旬」は冬
●ビタミンCは冬の方が多い           
●王妃カトリーヌとほうれんそう
●日本のほうれんそう
●日本の生産量は世界第3位
●世界のほうれんそう料理
●寒さのなかで元気に育つ
●おいしく食べよう



監修者の一言としては、「長日植物」と、「短日植物」について・・・、長日植物のはうれんそうは、日照時間が長くなると花芽ができるが、都市近郊の畑の周辺では、街灯の明かりで花が咲く事例を紹介している。

また、伝統野菜としては、日本ほうれんそうの、山形県の「山形赤根ほうれんそう」を紹介している。

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2017年11月25日

江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長がフードボイスの経営者情報交流会で講演をされた。


江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長は、フードボイスが毎月学士会館で開催している経営者情報交流会で「蕎麦は江戸を盛美とする」のタイトルで講演をされた。

ほし理事長とは、フードボイスを通して知り合ったもので、現在、元麻布の更科堀井で四季ごとに「更科蕎麦と江戸野菜を味わう」を実施しているし、豊島区で「としまで学ぶ江戸野菜」は、先日報告している。






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江戸ソバリエ認定講座の講師もさせていただいている。

これまで、ほし理事長のそばの話は伺っているが、改めてブログで紹介する

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フードボイスの新田真一社長からは、お正月の動画で、ほし理事長と一緒に「蕎麦と江戸東京野菜」をテーマにして対談を撮りたいと、お話しをいただいている。


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2017年11月24日

東京ガス スタジオ プラスジー ギンザで「江戸東京野菜の食文化 〜歴史から調理法まで〜」が開催された。


先日、東京ガスの銀座にあるStudio+Gで、「江戸東京野菜の食文化〜歴史から調理法まで〜」が開催された。

このお話、7月にあったが、丁度都庁で行う江戸東京野菜を食べよう!シリーズがあることをお伝えしたら、皆さんでご参加いただいた。

11時に開催されたが、まず食材の江戸東京野菜についての歴史文化を習い、次に調理法までを学ぶと云うコース。





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Studio+Gは、銀座7丁目にある GINZAqCUBE の5階と・6階 。
今回の企画、お料理の指導は日本橋ゆかりの野永喜三夫三代目。

三代目とは、全日本・食学会が主催する第2回全日本・食サミットで「伝統野菜の可能性」でご一緒している。

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6階の教室には、壁際に常時炎が象徴的に揺れていた。


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2017年11月23日

光が丘公園で、第20回JA東京あおば農業祭が行われ連日大勢のお客さんで賑わった。


第20回JA東京あおば農業祭が18日(土)、19日(日)の両日、練馬区光が丘公園において開催された。

今年は、8月、9月の天候不順によって、秋作の播種、発芽の時期影響の出たものもあり、生産者は苦労が多かったようで、大テント内の出品数も例年よりは少なかったようだ。
江戸東京野菜の生産者の皆さんも同じで、特に練馬大根の生産者もご苦労が多かったようだ。

JA東京あおばでも、江戸東京野菜の展示コーナーを整備して、地域住民にアピールしていた。



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今年は、組合員の井之口喜實夫さんが、千住ねぎと、内藤唐辛子の盆栽仕立てを展示してくれた。
11月2日、3日(文化の日)に、明治神宮宝物殿前で開催された、東京都農業祭で展示した時は、唐辛子はまだ青かったが、その後真っ赤になっていた。

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大泉の加藤晴久さんが内藤カボチャを、馬込三寸ニンジンは渡戸秀行さんが持ってきてくれた。
板橋地区からは木村博之さんが、地元の志村みの早生大根を出品してくれた。

渡戸章さんは、練馬区が行っている伝来種の練馬大根の種採りを行っているが、自身が採種した種で作った練馬大根、まだ若干早かったことから、細身だった。

内藤トウガラシ:井之口喜實夫:優良賞、
千住一本ネギ:井之口喜實夫:優良賞
志村みの早生ダイコン:木村博之:良好賞
練馬大根:莊千代子:優秀賞 及び練馬区議会議長賞
内藤カボチャ:加藤晴久:良好賞
馬込三寸ニンジン:村田芳子
馬込三寸ニンジン:渡戸秀行

江戸東京野菜の展示コーナーを見たコンシェルジュの齊藤朝子さんからメールをいただいた。
江戸東京野菜が今までより大事に扱われて展示され嬉しかったです。
テントの中で井之口さんの内藤唐辛子の鉢を中心にカボチャ、ニンジン、ダイコンと並び、手書きではない説明の表示もありました。

渡邉常務にお礼を申しましたら天候不良で品評会の出品が少なく、運よく展示が出来たと伺いました。
ちょっとご報告までお伝えします。

齊藤さんありがとうございました。


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2017年11月22日

12月6日、江戸東京野菜「東光寺ダイコン」を学ぼう! に参加しませんか。 〜圃場見学&収穫体験と座学〜


昨年から始まった東光寺大根を学ぼう!


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12月6日(水)10時から13時まで

上の画像をタップしてお申込みください

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2017年11月21日

NEWS TOKYO 119号トップに「江戸東京野菜は、江戸の歴史や文化を伝える」として紹介された。


NEWS TOKYOの津久井美智江編集長から、一度話が聞きたいとお話をいただいていた。

津久井編集長には昔からお世話になっていて、2010年に、「よみがえれ!江戸東京・伝統野菜」を22回、合わせて「酒井文子の江戸東京野菜でクッキング」も連載していただいた。

その後、2011年5月からは「東京育ちの美味探訪」を、2014年3月まで、35回の連載していただき、江戸東京野菜が話題になっていく中で、都政にかかわる同紙に掲載いただけたことは、東京都の農林行政と一体的に歩もうとしていた中で、理解が得られるきっかけになっていった。

津久井編集長のお話は、そろそろ一面トップで紹介したいと云う。

これまで118名の方々が、表紙を飾っているが、119人目にご指名をいただいたと云うこと。光栄なことだ。




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右から、木村美砂NEWS TOKYO総括主管、平田邦彦社長、NEWS TOKYO主筆、写真を撮っていただいた日本写真家協会のphotographerの木村佳代子さん、そして津久井美智江編集長。

平田社長には、一度半蔵門でお食事をいただいたことがあり、その時、我が国、産業組合の生みの親、平田東助翁の曾孫だと伺った。  


津久井編集長から、「お話しを伺うときに一緒に写真を撮りますから」と言われて、落ち着いてお話ができるような事務所を持っているわけではないので一瞬迷ったが、2009年9月のオープン時から三國清三シェフが江戸東京野菜を始め、東京の食材にこだわっている「ミクニマルノウチ」が頭に浮かび、椛田支配人にお願いして、個室を取っていただいた。

小見出しを紹介するが

江戸の歴史や文化を伝えているのは、
代々続く東京の農地であり農家

東京に限らず農地を守らないと
日本の伝統そのものが途切れてしまう。

江戸東京野菜は東京に来て
食べていただく ”おもてなし食材”

記事全文はここから


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2017年11月20日

江戸東京野菜を食べよう!シリーズ、今回は「千住ネギ」です。


都庁32階食堂で毎月開催してきた 江戸東京野菜を食べよう!シリーズ〜は、今月は「千住ネギ」です。
練馬区の井之口喜實夫さんが栽培している千住ねぎを食べてください。




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日時:2017年11月28日(火) 18時00分〜20時00分(予定)
会場:西洋フード (都庁職員食堂 南側)
新宿区西新宿2-8-1 東京都庁 第1本庁舎 32階

上の画像をタップしてお申し込みください
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2017年11月19日

企画展「江戸へ魚を送れ!」、帆船日本丸が停泊する横浜みなと博物館に行ってきた。


江戸の食として、江戸東京野菜とともに、江戸の近海でとれる海産物があり、それらは「江戸前」と呼ばれた。

江戸前の海は、江戸に限られたものではなく、横浜周辺の海も江戸前と呼ばれる豊かな漁場でした。

企画展「江戸へ魚を送れ! 」 ―漁場としての横浜周辺の海―、が、横浜みなと博物館で開催されていたので、出かけた。 

この企画展では、横浜の漁場を江戸前の食文化、ウオーターフロント開発と問わらせながら紹介している。




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横浜みなと博物館は、JR根岸線の桜木町駅とみなとみらい線のみなとみらい駅の中間にあたるが、横浜の知り合いに案内してもらった。

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神奈川には幾つもの漁港があるが、本牧漁港、小柴漁港、横須賀東部漁港は、東京湾内に面していているが、
松輪漁港、長井漁港、平塚漁港、小田原漁港は、相模湾に面している。

「鎌倉の 波に早稲田の 付け合わせ」

「鎌倉の波に」は、黒潮流れる相模湾で獲れた「鰹」を意味し、「早稲田の付け合わせ」は、早稲田みょうがを妻にして食べると云うもの。

横浜中央卸売市場発「かながわの魚が食べたい」の資料が配布されていた。


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2017年11月18日

大社そばで有名な大社で、出雲おろち大根うどんを販売している森山さんにお会いしてきた。


報告が遅くなったが、先週だったか、春に次いで出雲に行く用事があったので、出雲おろち大根を使った、「出雲うどん」をだしている森山太史さんに電話をしたら、「その日は、出かけていて残念です」と云うことだった。

こちらも、せっかく出雲に行くのなら、「出雲おろち大根」を使ったうどんを食べたいと思ったわけで、森山さんの近況も知りたい以外、特別用事があるわけでもないので、残念の一言で済んだがわけだが、しばらくして何時頃に着くのかと、電話をかけてくれた。12時ころになるだろうとお伝えして電話を切った。




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私が乗った観光バスは、少し遅れたが出雲大社の駐車場に着いたら、森山さんが来て待っていてくれた。

店で食べることはできなかったが、時間の調整をしてわざわざ出雲おろち大根を持ってきていただいた。
まだ小さいが、出来たからと持ってきてくれたのだ。

上の画像をタップする。
いい大きさと思っているが、森山さんの栽培法だともっと大きくなるようだ。
また、交雑種で赤いタイプも作っていて、紅白をセットでいただいたが初めて見た。

鎌倉では26日に「鎌倉大根」のイベントが予定されているので、皆さんにお見せしようと思っている。


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2017年11月17日

大竹道茂がガイドする「江戸東京野菜めぐり」にご参加ください。

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南大塚地域文化創造館の企画で、豊島区の皆さんにも江戸東京野菜の魅力をお伝えした。


9月だったか、江戸ソバリエのほしひかる先生から、11月に先生の地元豊島区で、蕎麦がらみの講座を計画しているので、協力してほしい旨の連絡をいただいていた。

何でも、全3回の講座で、第1回目に、蕎麦を打つ、そしてそれを食べ、第2回目として江戸東京野菜の話をし、第3回目では、江戸東京野菜の収穫体験と云うもの。

現在、ほし先生のお計らいで、「更科堀井 四季の会」が行われていて、江戸の食文化を引き継ぐ、江戸蕎麦料理にバリエーションとして、江戸東京野菜の料理が加わって、新たな商品が生まれている。

今回は、公益財団法人としま未来文化財団 地域コミュニティ創造課 南大塚地域文化創造館の企画として実施されて、豊島区の皆さんにも江戸東京野菜を知ってもらえる機会が出来たことに感謝している。




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「としまで学ぶ江戸東京野菜」 の講座に当たって、奈良宏二館長から紹介をいただいた。

与えられた時間は、質問に答える時間も含めてたっぷりの2時間で、余裕をもってお話をした。
現在、豊島区がルーツの野菜は、雑司ヶ谷ナスがある。

この雑司ヶ谷ナスは、豊島区立千登世橋中学校(尾崎重雄校長)の生物環境科学部で復活されたもの。

初物は、家庭科部の皆さんが調理してみんなで食べた。

その後、尾崎校長が豊島区立西池袋中学校の校長に転勤されると、同校でも栽培が始まった。

今年は、雑司ヶ谷カボチャの種が発見されていることから、栽培され、江戸東京野菜として登録をしようと準備されている。


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2017年11月16日

東京都市大学付属小学校の2017年度、第9回「ミクニレッスン」の 調理実習が行われた。


東京都市大学付属小学校(重永睦夫校長) の4年生が毎年実施しているミクニレツスン。

前回の9月は「秋の種まき、調理実習でつかう野菜を育てよう!」を実施したことは、当ブログで紹介した。

今回は、これら野菜を使って調理実習を行う。
このミクニレツスン、一年間のなかでも、調理し、自分たちが作った料理を食べることは、ハイライトで、生徒達が楽しみにしていた2時間の授業。





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調理実習は、野菜サラダに使うマヨネーズづくりと、ハンバーグづくりで、生徒たちはサラダづくり班と、ハンバーグづくり班に事前に分けられていて、三國シェフのデモンストレーションには、周りを取り囲んで三國シェフの冗談に反応しながら、やることを見ていた。

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マヨネーズは、スペシャルで、最後にオレンジジュース50ccを入れて撹拌した。

ハンバーグについて三國シェフが「美味しくするポイント」として3つあげた。
@ ハンバーグは材料をこねればこねるほど美味しくなります。
A ハンバーグは形を整えるときに火が通りやすくするため中央をへこまします。
B 強火で両面を焼いてから、弱火でじっくり焼きます、その時フライパンのヘリに押し付けて形を整えます。
これは、各班のシェフの技をよく見てください。

スペシャルハンバーグソースには、リンゴを一口サイズに切って炒めます。


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八百屋塾の企画で「やっちゃば秋葉原〜学べるマルシェ〜」が 秋葉原駅前で開催された。


東京都青果商業協同組合(以後東京商組)本部青年会の吉野元代表から江戸東京野菜の勉強をしたいと云うので、秋葉原にある同組合でお話をさせていただいたのは、当ブログで紹介している。

そもそもは、11月12日に同青年会と八百屋塾の企画で「やっちゃば秋葉原〜学べるマルシェ〜」を秋葉原駅前で実施すると云うことで、会員が知識を共有化したいとのことだ。

また、当日は会場に設えられた屋外の簡易ステージ“エリア”で江戸東京野菜の概論をお話いただけないかと頼まれていた。

会場は秋葉原駅昭和通り口脇の秋葉原公園内ステージエリアで行われていたが、11時に到着し会場内を見て回ったが、ごった返す状況だった。




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会場内の簡易ステージには枯れ葉が降るような状況だった。
「江戸東京野菜のいろは」を依頼されていたが、お客が集まるかどうかわからなかったので、事前に江戸東京野菜コンシェルジュで青果商「果菜里屋」の高橋芳江さんに依頼していて、お客が集まらなかったら、2人で漫才もでやるかと・・・・・。

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心配していたが、始まる前に吉野代表が来場者を集めてくれていた。
予定通り、高橋さんが質問してくれて、それに答えると云う形で始まった。


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2017年11月15日

フランス大使館からの要請で、農の生け花愛好会東京グループが日仏親善交流


農の生け花がフランス大使館で創作し展示されると濱中洋子さんから聞いたが、すごい!!
フランス大使館には、2012年に江戸東京野菜が登場しているが、さすが農業国フランスだ。

「農の生け花」は、農家の生活の中にある、農具や野菜などを花材として生かした文化で、取り組む農家女性を、昔から応援してきた。(前回)

そもそもは、「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」の言葉がある。東京農業大学初代学長横井時敬の次男、横井利直教授の妻、横井友詩枝さん(1912〜2004年)が農の生活文化を生け花の技法を使って創作したもので、季節折々の農作物や、畑など身近に咲く山野草、昔使っていた農具や民具を使って、日本の農業文化を生けて演出する。

日本農業新聞では横井友詩枝先生の作品を新聞紙上で紹介したことから、全国に「農の生け花愛好会」が生まれて、全国展示会も開かれている。先生亡き後は、先生の作品をカレンダーにして毎年発行している。




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濱中さんの法被を着たサビーヌ参事官は自分の作品の前で

この度は、2017年1月1日の日本農業新聞新年号特集面に掲載された作品に、在日フランス大使館の農務参事官のサビーヌ・オフェレールさんのインタビューが掲載された。

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「農家の日常生活を表現するのに、息を飲むほどの芸術性を感じる。フランス人も自然を愛する心が強い。ぜひ紹介したい」と語ったことをきっかけに、今回のイベントの開催となったもの。

愛好会のメンバーが、大使館の職員を指導しながら和気あいあい、作品を作り上げた。



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竹橋のラーエミクニで三國清三シェフが主催する情報交換会があると云うので伺った。


今年の4月に、伺って以来、久しぶりに竹橋のラーエミクニで、情報交換会をやるからと、お誘いを受けたので出かけた。

今回は、LA BETTOLA da Ochiai の落合務シェフがお見えになった。
この会でお会いしたのは初めてだが、「ダイナースクラブ イタリアン レストランウィーク 2013」のプレス発表とレセプションが駐日イタリア大使館で開催されたときに、お会いしている。

勿論テレビでは、ちょくちょく拝見しているが、

開会に当たって、ご挨拶のあと、乾杯の発声をされた。





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今回は、服部幸應先生を始め、料理人として参加されたのは、落合シェフの他は、つきぢ田村三代目の田村隆さん、日本橋ゆかりの三代目野永喜三夫さん、そしてレストランキャンティのオーナー川添隆太郎さんでした。

私は、21日に、銀座の東京ガスで三代目の野永さんと、セミナーがあるので、野永さんのお隣に座らせていただいたが、
お近くには、東京ガス「食」情報センターの工藤裕子所長もお見えになっていた。


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2017年11月14日

JA東京中央会の都市農業改革室が本格的に、農業体験農園の普及に乗り出した。


これも都市農政運動の一つで、練馬区大泉地区の若手農家が時代の要請をいち早く取り入れたもので、
平成8年に、加藤義松さんと白石好孝さんが中心となって始めたと認識している。

これまで、農業会議が指導的に推進してきたが、JAグループとして、東京中央会も一体となって推進することには意義がある。




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2014年には、園主会の勉強会で、江戸東京野菜の普及についても話をさせてもらっていて、当ブログで紹介した。

先日、大阪に伺ったが、「大阪府農業委員会大会」で、消費者代表の難波りんごさんが、「体験農園の設置」を新たな農業委員会への期待として述べていた。

また、11月1日号の大阪農業時報最終面で、農業ジヤーナリストの榊田みどり氏が、都市農業を支える人材を重層的に育てるプログラムだと評価している。

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