2017年12月17日

コンシェルジュの高野美子さんが、レポート「仮想 四季の江戸東京野菜と江戸蕎麦」で最優秀賞を受賞、第14期江戸ソバリエに認定された。


江戸東京野菜コンシェルジュの高野美子さんが、第14期江戸ソバリエ基礎講座で、最優秀賞を受賞し、認定されたと、江戸ソバリエ協会のほしひかる認定委員長から伺った。

江戸ソバリエ基礎講座には、昨年から講師を依頼され、江戸東京野菜の「薬味」についてお話ししていることから、情報として伺ったもの。





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高野さんは、「更科堀井の四季の会」には、たびたび出席されていて、11月にもお会いしている。

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同協会では、脳学レポートと舌学レポートを選んで提出するが、高野さんは脳学を選んで、レポート「仮想 四季の江戸東京野菜と江戸蕎麦」が、掲載された。

このような形で、江戸東京野菜について紹介していただくことはありがたい。

お祝いのメールを送信させていただいたら高野さんからは
「夏の江戸ソバリエ講座ではご指導いただき誠にありがとうごさいました。
思いがけない事で、江戸東京野菜コンシェルジュ協会の各種講座、皆様のご指導、教材が大変役立ちました。
感謝しております。」
が届いた。

尚、高野さんのご活躍は、2015年に江東区文化コミュニディ財団の「身体にさしい健康和食」と
江戸東京野菜を使って、講座、教室、メニュー研究などで作られたお料理も、当ブログで紹介している。


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2017年12月16日

和食のブックレッド9巻の「和菓子と日本茶」が思文閣出版から発刊された。


和食のブックレッド(思文閣) が全10回で8回まで発刊されたことは9月に当ブログで紹介した。

9巻は、藪光生先生(全国和菓子協会専務理事)と、中村順行先生(静岡県立大学教授)が執筆した「和菓子と日本茶」。



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2月には和食と日本酒(刊行予定)である。


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2017年12月15日

当コンシェルジュ協会の恒例のイベント「江戸東京野菜の山分け収穫体験」も楽しく行われた。


昨年から始まった、「江戸東京野菜の山分け収穫体験」今年も練馬区平和台の渡戸秀行さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)が栽培している圃場で行われた。

暮れに収穫予定の滝野川ニンジンも抜いて見せてくれた。




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有楽町線平和台下車5分の所にある圃場には、皆さんスーツケース等をもって27名が集まった。

上原恭子理事の進行で始まったが、最初に江戸東京野菜のホットニュースを話すようにとの指名で、挨拶をさせてもらった。
最近のニュースとしては、練馬大根を抜くことで、「ギネス世界記録を達成!!」を紹介した。



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2017年12月14日

第6回品川蕪品評会が12月23日(祝)に品川神社境内で開催される。


練馬区平和台の渡戸秀行さんの畑で、江戸東京野菜コンシェル協会が主催して開催される、江戸東京野菜の収穫体験をメインに各種江戸東京野菜を持ち帰れる「山分け」の会場に向かうべく8時に車で家を出た。

今月23日(祝)に、東海道品川宿なすびの花(大塚好雄代表)が、品川神社で第6回「品川蕪品評会」を開催するが、東久留米の村野喜安さんたちグループに品川カブの栽培を依頼しているので、

出来栄えを見せてもらおうと、村野さんのお宅に立ち寄ったが、朝早くて霜が降りているので収穫できず、帰りに寄らせてもらうことになった。
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山分け会場で、渡戸さんから発表された馬込三寸ニンジン、亀戸ダイコン、金町こかぶ、そして品川カブ・・・・・・。

と、品川カブの写真は、この会場で写真を撮るからと、村野さんのお宅には寄らないからと了解を取った。
ダイコンのような形の品川カブ、良い形の品川カブが収穫された。
品川カブは、葉も大きいので塩漬けにすると野沢菜のような味がする。

自分で栽培した品川カブを品評会に出品希望する方は、9時半から品川神社で品評会受付が行われます。参加は無料です。

会場では、品川カブ汁の無料配布が行われます。、


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2017年12月13日

テレビ朝日、「食彩の王国」第710回は「東京の牛」が12月16日(土)に放送される。



テレビ朝日、12月16日(土)、あさ9時半からの「食彩の王国」第710回は「東京の牛」が放送される。

これまで番組は、三國清三シェフの提案で東京の食材として、第700回 江戸前アナゴ(10月7日)、第704回 東京フルーツ(11月4日)、と、月1回東京の食材が紹介されてきた。

そして、12月16日は、東京の牛が放送される。




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「東京の牛」と云うと、秋川牛の武内牧場、その肉にあうのが奥多摩ワサビと云うことで、ディレクターを事前に案内している。

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12月17日(日)、江戸東京野菜の「高倉大根を食べ尽くそう!」、今年もやるよ!!


高倉大根は、かつて八王子の農業をけん引した時代もあったが、青首大根が作りやすいことから周年栽培されている影響を受けて、今日生産者は立川太三郎さん一人になってしまった。

多摩・八王子江戸東京野菜研究会では、昨年に続き今年も、生産者 立川太三郎さんの圃場見学&高倉ダイコン食べつくしツアー〜 12月17日(日)10時から15時まで開催いたします。


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昼からは、八王子駅近くの「けいの家」で高倉大根を食べ尽くしますので、ご参加ください。

上の画像をタップしてお申し込みください。

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2017年12月12日

「東光寺ダイコン」を学ぼう! 〜圃場見学&収穫体験と座学〜が、日野市の七ツ塚ファーマーズセンターを拠点に開催された。


多摩・八王子江戸東京野菜研究会が主催する「東光寺ダイコン」を学ぼう! 〜圃場見学&収穫体験と座学〜が、今年も昨年に続き日野市の七ツ塚ファーマーズセンターを拠点に、生産者の奥住喜則さんの畑とハウスを見学する体験学習に参加した。

10時に七ツ塚ファーマーズセンターに集合した一行は、センター近くの奥住さんの東光寺大根の栽培圃場に向かった。

東光寺大根は収穫期を迎えていて奥住さんは、このイベントのために休むことが出来ず、朝早くから畑で抜いていた。
東光寺ダイコンは、奥住さんが自分でタネを採種しているので、自分好みのタイプを残しているそうだ。

この畑は、東光寺ダイコン専用の畑だそうで、他の野菜は作らずに連作を続けているが連作障害は起きていないと云う。

練馬ダイコンは300年も連作を続けてきたが昭和の時代になって、バイラス病が蔓延して栽培できなくなったと聞いている。

東光寺ダイコンはそれと比べれば、まだまだ・・・・・



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奥住さんに勧められて、参加者が大根抜きに挑戦。
東光寺ダイコンは、練馬大根に比べるとスリムだから、
皆さん簡単ではないが抜いていた

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江戸東京野菜コンシェルジュの
上の段は、手島英敏さん、名取名子さん、佐々木昭さん
下の段は、河原井靖子さん、納所二郎さん、篠原久仁子さん



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2017年12月11日

川村いさみさんが歌う、江戸東京野菜応援ソング「野菜のタイムカプセル」を聞いて感動した。


多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表の友人として川村いさみさんを紹介された。
そもそもは、昨年だったか、八王子駅北口ストリートで野外ライブをしていた所を通りかかった福島さんが、その歌に足を止めたことから始まった。
唄「ふきのとう」のふるさとを思いだす一節だ

「・・・姪っ子が走って畑で大根を引っこ抜いて・・・・
その日の晩のお吸い物にさっそく浮かんでいたのを覚えている・・・
・・・思い出が忘れられず・・・」

彼の歌に、風土と食べものは記憶に残っているものだと、ライブが終わってから声をかけたと云う。

川村さんは福島さんが取り組む「江戸東京野菜」に、興味を持ってくれ、この詩を書き上げ、歌い込んだ。

江戸東京野菜の応援ソングだと云うので、どんなものかとあまり期待していなかったが、聞いて驚いた。

長文の歌詞も良いし、それを歌いこなしているのには、感動した。
まさに応援ソングだ!!




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上の画像をタップすると、YouTube にリンクする。


動画には、高倉大根の生産者・立川太三郎さんを始め、
江戸東京野菜コンシェルジュの福島さん、石川敏之さんと、
若林牧子さんや増田純代さんも川村さんと親しく写っている。

彼はRABUTORAというバンドのボーカル&ギターを担当している。


先日、「練馬大根引っこ抜き方教えます」を作詞作曲した渡戸秀幸さんを紹介したが、そのうち二人のライブも聞きたいものだ。

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2017年12月10日

第11回 練馬大根引っこ抜き競技大会が12月3日の午前中、晴天の下で開催された。


第11回 練馬大根引っこ抜き競技大会は南大泉の富士街道沿いにある井口哲哉園主の畑で開催された。
大会会場は。石神井、練馬、大泉の順で回っているが、同会場は第8回大会が行われた畑。

今回は記念事業として、開催1時間前にギネスに挑戦が大会会場の脇に種が蒔かれて行われたことは、当ブログで紹介紹介している。




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開会に当たって、大会副会長の榎本高一JA東京あおば代表理事組合長が、主催者挨拶を行った。
この大会、練馬区の小中校の生徒で練馬大根を食べたことのある生徒は少ないことから、開催しているもので、

練馬大根を生産者に作ってもらい肉体的負担の大きい抜く作業は、一般募集して皆さんに抜いてもらう。スポーツ感覚で・・・・。

八方晋一審判長から今年のルールが発表されたが、競技は30秒で何本抜けるか、これまでの大会では最短時間。
粕谷佳紀大会事務局長に話を聞くと、練馬区が伝来種(固定種)としている白石好孝さんが採種した種を播種したが、今年は播種した後、長雨で太陽が出なかったこともあり生育が大幅に遅れてしまったと云う。



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2017年12月09日

練馬大根引っこ抜き大会の準備体操は渡戸秀行さんの曲に乗って、引っこ抜き方を学びながら体がほぐれていく。


練馬大根引っこ抜き大会に先立って、選手は畑に入り準備体操が始まる。

渡戸秀行さん作詞作曲の「練馬大根引っこ抜き方教えます。」の曲が流れる中、小学校で体操の講師をしている坂田有紀さんのリードで、坂田さんが独自に体操をフリ付けた。

リズムがいいし、坂田さんの体操もメリハリが効いていて、よく体がほぐれていくのが体感できる。


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渡戸さん(江戸東京野菜コンシェルジュ)は、練馬区平和台で練馬大根を始め、江戸東京野菜各種を栽培している練馬を代表する農家のひとり。

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YOUTUBE練馬大根引っこ抜き方教えます

作詞作曲:渡戸秀行2016

大根抜きで大切なのは
長靴 手袋 帽子に 手ぬぐい
五代将軍綱吉が
練馬の大地に広めたんだ

土の 中に 隠れてる
本当の 形は  わからない

両手でしっかり つかんだら
腰をしっかり 落としまして
葉っぱを持ってもぬけません
それが ね・り・ま   だ・い・こん
引っこ抜き方教えます スッポン スッポン

大根抜きで いけないことは
前後左右に 揺すること

種から 育って 三ヵ月
愛も 一緒に 育ったよ

両手でしっかり つかんだら
まっすぐ上に 抜きましょう
二本折ったら、また来年!
それが ね・り・ま   だ・い・こん
これが ね・り・ま   だ・い・こん
引っこ抜き方 教えます スッポン スッポン

写真は東京都農業祭で歌う渡戸さん

渡戸さんは、東京都の農業祭の他、地元の農業祭で歌っているのを見かけた。
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2017年12月08日

広報誌「大阪農業時報」の随想に、東京の檜原村に伝わる古代の味を紹介した。


大阪府農業会議から平成29年度大阪府農業委員会大会にお招きをいただきお話ししたことを、事務局の沼田湧悟農政課主事が、「大阪農業時報」(11月1日発行) で、報告してくれた。

その後、沼田さんから12月号の「随想」のコーナーで何か自由に・・・との依頼があった。

それはありがたいことだが、講演で殆どお話ししているし・・・。
そこで思いついたのは、京都からわざわざ訪ねてくれた、久保功先生に教えていただいたことを書くことにした。




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上の画像をタップすると最終面の随想

大阪農業時報の全文はここから

白岩ウリは農業共済新聞全国版で紹介されている。

大阪府農業会議の皆さんありがとうございました。

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2017年12月07日

“ としまで学ぶ江戸東京野菜 ” の講座で街歩きとして「江戸東京野菜をたずねる」


豊島区の公益財団法人としま未来文化財団が、南大塚地域文化創造館で行っている企画に、江戸ソバリエのほしひかる先生が、協力しているご縁で、11月に江戸東京野菜についてお話をさせていただいたが、このことは当ブログでご報告している。

その後、豊島区に近いところの農家に案内し、収穫体験をし、現場で江戸東京野菜について、お話しを聞きたいと云うので、お引き受けしていた。




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豊島区南大塚と云うと、池袋に近い。東京メトロ有楽町線で平和台集合なら30分で行ける。
そこには広い農地があるし、江戸東京野菜を渡戸さんたちが栽培している。

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練馬ダイコンの引っこ抜き体験をして抜いた大根は持ち帰ると云う企画だ。


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2017年12月06日

東京都農住都市支援センターの「江戸東京野菜めぐり」は、晴天に恵まれたバスツアー


「東京生まれの伝統野菜や青物市場の歴史を学び、亀戸大根と小松菜の収穫体験をして、江戸東京野菜を食してみよう!!」 で、ご案内した「江戸東京野菜めぐり」のバスツアー。

今年も大勢の方が応募をしていただいた。
9時半に、改築された「京橋大根河岸おもてなしの庭」に集合していただいた。




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京橋大根河岸は、もとは数寄屋橋のあたりに生まれた市が、火事になり、この地に移ってきた。
2014年6月に生誕350年の記念イベントを開催している。

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昨年は工事中で、京橋大根河岸の碑を見ることはできなかった、今年の3月、緑の環境デザイン賞の「おもてなしの庭」大賞を受賞した。

「この緑地は花と緑で観光客をもてなす優れたプランとして表彰され、誕生したものです、大都市で育まれた美しい花と緑で『おもてなしの精神』を世界の方々へ伝えていきたいと願っております。」とある。

工事の過程で、大根河岸の岸壁の一部(写真上中)が出てきた。
紅葉の小道を通って大根河岸の碑に向かうプロムナードも作られた。


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2017年12月05日

11月の〜江戸東京野菜を食べよう!〜 シリーズは、「千住ネギ」だった。


〜江戸東京野菜を食べよう! シリーズ〜 江戸東京野菜を食べようの11月のことで、西洋フードコンパスグループの森川洋一部長から相談があった。
都庁の食堂が改装工事に入ると云うので、夜の食べようシリーズは最後になると云う。

畑を見て知っていたのが、井之口喜實夫さんの千住ネギで、良くできていたので紹介した。

森川部長と、東京都庁第一庁舎32階南側同社食堂の長谷川亜美管理栄養士は、畑を見に行ったようで、井之口さんのお孫さんの写真もボードに掲載してあった。




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上の画像をチップする
メニューは
千住葱のぬた        430円
千住葱の天ぷら       520円
千住葱の鶏肉の炒め     580円
千住葱の肉巻きフライ    600円
千住葱入チヂミ       600円




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2017年12月04日

練馬大根で「ギネス世界記録達成!!」JA東京あおば20周年・練馬区独立70周年記念イベントで・・・


JA東京あおばは、JA板橋、JA練馬、JA石神井、JA大泉の4JAが合併して20年になる。

また、練馬区はかつて板橋区だったが、西側が板橋区から独立して今年で70周年、そもそも練馬大根引っこ抜き競技大会は練馬区独立60周年記念として始まったイベント。

JA東京あおばと練馬区が始めた、練馬大根引っこ抜き競技大会に次ぐイベントとして、「ギネス世界記録に挑戦!」が企画された。

第11回 練馬大根引っこ抜き競技大会の開催に先立ち、
「3分間で練馬大根を何人が抜けるか!」という挑戦が、練馬区南大泉の井口哲哉園主の畑で実施された。



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ギネス挑戦の会場は、引っこ抜き競技大会会場の脇に用意された。

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参加者は、改めて募集するのではなく、第11回練馬大根引っこ抜き競技大会に参加される、選手権の部出場者全員、とグループ参加の部は、代表が一人となっている。


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2017年12月03日

テレビマンユニオンが、江戸東京野菜を取材したいと、長いダイコンと短いニンジンの生産者に会ってきた。


テレビマンユニオンの細村舞衣ディレクターから電話をもらった。

「江戸東京野菜の食材に秘められた人類の食に関わる文化の歴史。あるいは食材が生み出されるための手間とヒマ。
そして、食べる側から言えば、ひとつの食材を手に入れるための喜びの総体。

そうした「食材」の中に流れる時間を語り映像化したい」と・・・・・

これまでも電話での依頼はお手伝いはしていないが、テレビマンユニオンとは何度も一緒に仕事をしているので、お会いして打ち合わせをさせてもらった。

提案されたのは、練馬ダイコンと馬込大太三寸ニンジンで、紅白の対比も綺麗な江戸東京野菜だ。




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西馬込駅で、9時半に待ち合わせをして、細村さんの他、鴨下満さんと、二階堂茜さん。
撮影素材として、平成8年にJA大森が建立した、記念碑を紹介。

第二京浜沿いの「大田区立ライフコミュニティー西馬込」の敷地内に設置されていて、碑の裏には、馬込半白胡瓜と、馬込大太三寸人参の由緒が記されている。

平成8年、建立祝賀会に招かれた当時の写真が残っていた。

上の画像をタップする
馬込大太三寸人参の由緒

古来、馬込の周辺では、砂村三寸と川崎三寸(西洋種)が栽培されていたが西馬込の篤農家河原清吉らにより、砂村三寸と川崎三寸を交配して、それぞれの長所を受け継いだ、大形で形・色のよい人参に改良され固定された。
 昭和25年、大森東部農協(組合長 高橋正夫氏)が「馬込大太三寸人参」の名称で農林省に種苗登録し以後、馬込の特産品となった。
 農協では農家が採種した種子を買い上げ、宮内庁の三里塚牧場をはじめ、全国に販売した。また、この時期を境に人参栽培は急速に普及した。
馬込で人参栽培が盛んであったのは、昭和38年頃までで、農地の宅地化とともに除々に減少した。      
大田区のご好意により建立 平成8年3月吉日 JA東京大森


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2017年12月02日

ソニーシティ大崎の食堂で江戸東京野菜の千住ねぎの料理が提供された。


東京都庁舎32階食堂の、西洋フード・コンパスグループ(株)では、「江戸東京野菜を食べよう! シリーズ」 を2016年5月から、月一週(月〜金) のペースで、季節限定の江戸東京野菜を一種選んで、お料理を6品、食べていただくと云う企画で今年11月まで実施してきました。

このような経験を生かして、同社のグループ営業開発部門特命事項担当の森川洋一部長は、同社が運営を受託している企業内食堂の責任者にこれらの企画を情報として提供してきたが、今月からソニーシティ大崎店のホールマネージャー(管理栄養士)の杉田航也氏が注目していただいたと云う。



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これまで「11月22日提供」として「江戸東京野菜 千住ねぎ」のポスターが張り出されていたようで、森川部長から話を伺って22日の開店前に同店にお邪魔した。
同店は2600食/昼、を販売しているが、今回は井之口喜實夫さんが栽培した千住ねぎ30kgが用意された。

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2017年12月01日

千住葱商組合の皆さんに江戸東京野菜の現状をお伝えした。


千住葱商組合の組合長で浅草「葱善」の田中庸浩社長から、浅草文化観光センター4階会議室で6時半から江戸東京野菜の情勢と千住一本ネギについて話しをして欲しいと云うので、江戸東京野菜推進委員会の水口均さんと、一緒に伺った。

浅草文化観光センター前にある浅草雷門は仲見世も終わっているから昼間とは様子が違うがライトアップした大提灯の下では外人観光客が記念写真を撮っていた。



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田中社長の「浅草葱善」は、千住葱商組合の葱業者として、組合結成以前から固定種の千住葱を扱ってきたが、交配種の時代となった中でも、顧客の業務筋から、その味の良さが評価され、

また同社としても伝統ある葱を自分の代で捨ててしまうわけにはいかないと、千住ネギの地元足立区の農家・内田宏之さんに栽培を依頼したことで、当研究会との出会いとなった。


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鎌倉だいこんの栽培記録を「北鎌倉湧水ネットワーク」から紹介する。


鎌倉大根の栽培については、北鎌倉湧水ネットワークに野口稔代表がアップしているが、鎌倉大根について何枚もの写真をアップしているのは貴重で、参考になる。

野口さんのネットについては、昨年の2月に紹介しているが、その後、について紹介する。





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長石美紀さんに鎌倉市長賞:第3回鎌倉だいこん収穫祭11・26


不思議!小さい順に開花:鎌倉だいこん栽培記録J3・7

出雲おろち大根の先例に学ぶK:鎌倉だいこん栽培記録3・19

ピンチ! 寒害、それとも軟腐病:鎌倉だいこん栽培記録L4・20

変調の理由は軟腐病か:鎌倉だいこん栽培記録M4・24

鞘が茶色になり、一部落下:鎌倉だいこん栽培記録N6・3

大根より2〜3日遅れて発芽@2017鎌倉だいこん栽培記録9・3

子葉完全に開き、本葉出る"17鎌倉だいこん栽培記録A9・13

葉の長さ、ペットボトル超え"17鎌倉だいこん栽培記録B10・20


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浅草葱善×和風カフェダイニング 畑々 コラボレーションの実施。


「浅草葱善」の田中康晃さんからメールが届いた。
江戸東京野菜の勉強会に出席した時に隣り同士になったのが、畑々の安西勝治料理長。
同じ浅草で、食材を提供する「浅草葱善」と料理を提供する畑々の安西料理長が出会った瞬間だ。

江戸東京野菜で意気投合した2人が思いついたのが
「浅草葱善×和風カフェダイニング 畑々 コラボレーション」の企画。


江戸東京葱鮪鍋
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上の画像をタツプすると動画


浅草葱善×和風カフェダイニング 畑々 コラボレーション決定!!
三の酉(浅草酉の市11月30日)に浅草葱善とまるごとにっぽん4F、和風カフェ&ダイニング 畑々さんとコラボ企画致しました。

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