2018年01月31日

千代田区平河町のJA共済連ビルで、「農の生け花」を出張創作した愛好会東京グループの皆さん。


八王子市川口の濱中洋子さんから電話をもらった。
濱中さんは、東京の農家女性グルーフ「ぎんなんネット」や、「農の生け花愛好会東京グループ(前回)」などで活躍している。

因みに、濱中さんのご長男俊夫さんは、八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」を栽培する生産者のひとり。

電話の内容は、濱中さんが取り組んでいる、「農の生け花」の展示依頼があり、29日に創作展示作業をすると云う話。

よく聞くと、昨年フランス大使館の依頼で、農の生け花を展示したのが新聞に掲載された。
それを見たJA共済連全国本部の目に止まり、平成29年度JA共済 全国小・中学生書道コンクールと、第46回交通安全ポスターコンクール優秀作品を展示する1階カンファレンスホールに展示してもらいたいと云う依頼。






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2月2日のコンクール表彰式当日まで展示される。

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10時から14時までの予定で作品の創作活動に入ったが、12時には完成した。

テーマは2つで、右側が「節分の豆まき」と、左が「小正月の繭玉」と云うもの。



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2018年01月30日

国産の安全な大豆を無農薬で栽培し、地元の宝「平山陸稲」を次代に伝える栽培も怠らない、日野市の小林和男さんを紹介する。


日本家政学会食文化研究部会の例会でお会いした、実践家庭科研究会の高橋ヨシ子副会長から、3月に同大学で、今回と同じようなテーマで話を聞きたいとお誘いをいただいていた。

そろそろ、ご依頼の話しを纏め、パワーポイントを作成しようと、資料集めを始めた。

実践女子大学がある日野市の農家小林和男さんがリーダーの「日野産大豆プロジェクト」が、「地域に根ざした食育コンクール2009」 で農林水産省消費安全局長賞を受賞している。

このプロジェクト、国産の安全な大豆を無農薬で地元の畑で栽培し、それを豆腐にして市内の小中学校の給食で食べさせたいとする、栄養士や調理員さんたちから、小林さん達農家3軒に依頼があり、2003年栽培がスタートした、と云うもので、

「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神に基づいて、実践女子大学の白尾美佳教授が指導する生徒さんたちが、2004年からプロジェクトメンバーに、ボランティアとして加わっている。

このことは、白尾先生の講演をお聞きしている。






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農林水産省選定「地産地消の仕事人」、農林水産大臣任命「ボランタリー・プランナー」の肩書を持つ小林さんは、昨年6月のJA東京南(テリトリーは日野市、稲城市、多摩市)の役員改選で代表理事組合長に就任している。

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こちらの事情をお伝えして、電話で確認事項を聞くと、2003年から始まった日野産大豆プロジェクトは、今年で15年、実践女子大の生徒さん達も引き続き重要なメンバーとなっていると云う。

大豆が豊作だった2010年には、府中の登喜和食品で、納豆も作った。

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2018年01月29日

JA東京中央会が "とうきょう農紀行”「冬」の48号を発行した。


JA東京中央会が発行するフリーペーパー "とうきょう農紀行”「冬」の48号の表紙から3ページを「JA東京アグリパーク」を紹介している。

新宿駅前で、農の情報を発信する “JA東京アグリパーク” は、昨年4月にオープンして、週単位(月曜休)でイベントを開催している。

東京産の農産物はもとより、全国各地のJAや食品関連団体などが販売を通してPRを行ってきた。
江戸東京野菜コンシェルジュ協会もJA東京中央会と一体の中で、活用してきた。



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とうきょう農紀行は、タブロイド版(新聞)で、
11年間発行されてきて、45号から冊子になった。

この間、江戸東京野菜の紹介は、2013年の29号から、
21品目が連載された。

冊子になった45号「雑司ヶ谷ナス

46号「高井戸半白キュウリ

47号「高倉ダイコン

今回は、「内藤カボチャ」です。
江戸東京野菜は48品目、同誌での紹介25番目として選んだ。

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2018年01月28日

連日の氷点下にも、早稲田ミョウガタケは白い根を張ってピンクの穂先が伸びていた。


お正月に、井之口喜實夫さんの千住ネギをホテルカデンツァ光が丘で頂いたことは、ご報告した。

その時、早稲田ミョウガのミョウガタケの様子も気になっていて伺ったが、まだ芽は出ていないが、20日頃だろうと云うことだった。
写真を撮りに伺おうと思っていたら、大雪に見舞われてしまった。

幹線道路の雪が解けた25日、車で井之口さんのお宅に伺った。

前日、浅草で行われた商談会に出席された、後継者の勇喜夫さんもいて、様子をお聞ききすることができた。





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毎年、栽培室(ムロ)は前年の同じものは使わずに、新たに掘って作っているが、今年は東側にハウスが作られ、室が掘られていた。

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畑のトンネルは、雪対策だつたのか、二重になっていて、中ではキャベツの双葉が大きくなっていて、一部には伝統小松菜も播種してあると云う。


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2018年01月27日

足立区立栗原北小学校の4年生は、「命をつなぐ 千住ネギ栽培授業」の一環として調理実習が行われた。


昨年7月4日、足立区立栗原北小学校の4年生は、「命をつなぐ 千住ネギ栽培授業」として種蒔きが行われたことは、当ブログで紹介した。

その後、根深ネギにするための土寄せを行っているが、1月22日に降り積もった雪が残る菜園で、25日、タネを採るための数本を残して、収穫することができた。

根をしっかりと張って、太くなったネギ、葉も柔らかそうに育っていた。





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千住ネギのタネを5年生の先輩から受け継いだ時の約束として、栽培に努力してきた4年生は、ポットから菜園に移植した時から比べると太く育った千住ネギに、喜びを表していた。




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積雪で足元の悪いにも関わらす、23日「TOKYOイイシナ展示商談会」は盛会だった。


TOKYOイイシナ展示商談会」が23日(火)、浅草にある、東京都立産業貿易センター台東館で開催された。

22日、東京地方は南岸低気圧の影響で、午後から雪が強まって大雪となり、企業などが早めに帰宅を促したことから駅やバスターミナルなどで大混乱が生じ、大勢の帰宅困難者が出た。

23日は晴天となったが、道路には雪が残り、ノーマルタイヤでは走れない状況。
そんな状況の中で「TOKYOイイシナ展示商談会」は、開催された。
午前中は出足が悪かったが、午後からは大勢のお客様が、会場を訪れた。




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江戸東京野菜の代表としては、東京都の要請もあり、早稲田ミョウガと、ミョウガタケの井之口勇喜夫さんがブースを出していただいた。

押上「よしかつ」の店主、佐藤勝彦さんも会場を訪れ、勇喜夫さんを激励した。

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江戸東京野菜は季節限定だけに、早稲田ミョウガは10月だし、早稲田ミョウガタケは、2月になってからだから、作物を展示することはできなかったが、これまでの写真を使ってのパネルで説明を行った。




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2018年01月26日

和食アドバイザーによる、「時代小説好きな人集まれ!」〜今回は池波正太郎〜で、江戸東京野菜で料理を再現した。


和食アドバイザー検定協会の東京の講師陣による意見交換会が、押上「よしかつ」で開催されたことは、当ブログで紹介したが、

当日いただいた資料の中に、和食アドバイザーの酒井晶子先生が1月20日、「時代小説好きな人集まれ!」〜今回は池波正太郎〜を、前橋市立図書館主催、和食アドバイザー検定協会協力で実施するとの案内が入っていた。

実施に当たっては、江戸時代に食べられていた、江戸東京野菜で再現したいから、「千住ねぎ」と「練馬大根」が、入手できないかと相談をいただいた。

千住ねぎは、浅草葱善の田中庸浩社長、練馬大根は、渡戸章さんを紹介したので、直接電話をして取り寄せたようだ。





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上の画像をタップすると池波正太郎のプロフールにリンク。


本物の練馬大根の重さに驚き、浅草葱善さんの千社札を張った梱包に感動したところから始まりました。」と酒井先生に喜んでいただけた。



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2018年01月25日

このほど「新版フードマイレージ」を、中田哲也先生(江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座講師)が、出版された。


ウェブサイト「フード・マイレージ資料室」主宰の中田哲也先生が、このほどご著書「新版フードマイレージ」を出版され、贈呈をいただいた。

『フード・マイレージー あなたの食が地球を変える』は、2007年9月に出版されていて、地球規模の環境問題を日々の食生活から考えることが、一般化するきっかけになりました。

中田先生が北陸農政局時代に開催した「伝統野菜が地球を救う!」に、お招きいただいたことからのご縁で、今日では、江戸東京野菜コンシェルジュ協会としても、資格講座においては、当初よりフードマイレージの講座を設けて中田先生のご指導をいただいている。

 中田先生は「フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標で、輸送に伴う環境負荷(CO2排出量)の削減に向けての有効な指標(地産地消の効果の把握)となるのみならず、私たちの食べものの産地や生産者を意識し、想像力を及ばす「よすが」にもなります。

 食べることは、生きることです。「食」を見直すことは、生き直し、世直しにもつながるのではないかというような思いで(独りよがりかも知れませんが)、私はこの本を書きました。」とあります。

 

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新版では、輸入食料のフード・マイレージの数値やデータを更新したほか、新たに伝統野菜の復活・普及の取組み等についても追記された。

特に伝統野菜とフードマイレージでは、加賀野菜を用いた献立と共に、「江戸東京野菜コンシェルジュ協会の取り組み」について7ページにわたって詳細に書いていただいた。
また、あとがきにも名前を書いていただいた。

中田先生ありがとうございました。

追録

掲載されている品川神社での品川蕪品評会には、栽培した立派な品川カブを出品されている。
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2018年01月24日

ホテルアジュール竹芝でイベント「江戸東京野菜で豊かな健康生活を!!」 が開催された。


伊豆諸島への定期船が出帆する竹芝桟橋に隣接する「ホテルアジュール竹芝」は、東京都職員共済組合の総合保健施設としての、新たな集客イベントを検討してきたが、江戸東京野菜を使って「江戸東京野菜で豊かな健康生活を!!」 を開催した。

この企画、今話題の江戸東京野菜の話を聞き、お料理を食べ、そのお料理の作り方を学んで、「豊かな健康生活」にと云うもの。




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タイムスケジュール、和・洋食6品のレシピ
江戸東京野菜48品目説明書、
江戸東京野菜特集の「つなぐ通信」等、資料が配布され・・・・。

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「ベイサイドホテル アジュール竹芝」の矢野克己副総支配人の挨拶で始まり、東京都職員共済組合事務局事業部の伊藤聡厚生課長からご参加のお礼と、開催の趣旨が述べられ、私を紹介いただいた。




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2018年01月23日

動画『「新春座談会」江戸東京野菜、江戸ソバについて語る』、がようやくアップされた。


昨年の暮れに、インターネットジャーナル社の新田真一社長から、江戸ソバリエ協会のほしひかる理事長、東京の食材にこだわっている押上「よしかつ」の佐藤勝彦店主との動画「新春座談会」のお話が合って、

撮影は25日に行われていたが、遅ればせながらアップされ配信された。



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急な話だったが、佐藤さんは、江戸東京野菜でお節を作りましょうと快く引き受けていただいた。

インターネットジャーナル社からは、新田社長、食品サポート連合からは箕野進理事長が来られた。
撮影は、黒川勝生さんが担当された。


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2018年01月22日

江東区立砂町中学校特別支援学級で、砂村に導入されたネギ栽培の歴史について話す。


2015年に浅草にある葱問屋の老舗「浅草葱善」の田中庸浩社長にお会いして、固定種の「千住ネギ」を次世代に伝えようと、尽力している事を伺った。

江戸東京野菜を次世代に伝えようとの思いは同じで、その後、たびたび情報の共有を行っていて、当ブログトップページの左、カテゴリー「各種ネギ・・・」にまとめてある。

田中社長は2013年から、地元台東区立の金竜小学校、千束小学校、そして蔵前小学校で、千住ネギの栽培を支援していると云う。

昨年の10月、江東区立砂町中学校でも千住ネギの栽培を指導していること伺った。
藤田哲夫校長は、学生の頃からの友人で、特別支援学級で千住ネギの栽培に取り組みたいと云うので、2015年苗を持ち込んで、栽培指導を行ったと云う。

昨年は、生徒たちが播種して作った苗が残ったものだから、処分するのは忍びないと、東向島の寺島ナスが終わった駅前の大型プランターに、田中社長が定植したことを、当ブログで紹介している。





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田中社長には、授業の持ち方など、藤田校長にお会いしてアドバイスができるかもしれないと伝えていたことから、田中社長と藤田校長が日程調整をして18日に実現した。

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都営新宿線の大島駅で待ち合わせて、歩いて同校に向かったが、小名木川を渡った所に中学校があった。
橋の上から堰き止められた中川口が見えるが、ここには、毎年バスツアーで案内している。




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2018年01月21日

TOKYOイイシナ展示商談会が23日に東京都立産業貿易センター台東館で開催される。



東京都では、東京都地域特産品認証食品(Eマーク認証食品)や農林水産物の販路開拓とPRを目的として、『TOKYOイイシナ展示商談会』を初開催いたします。

会場では、都内産の加工食品や農林水産物等のほか、『ALL JAPAN&TOKYOプロジェクト』の−環として、全国の農産物・加工食品のPRコーナーも設置いたします。


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2018年01月20日

ジャパン ハーブ ソサエティーの「学んで食す 江戸東京・伝統野菜」がミクニマルノウチで開催された。


NPO法人ジャパン ハーブ ソサエティーでは、11月の月例会で、「江戸東京・伝統野菜」講座を新宿で開催したが、このことは当ブログで紹介した。

開催に当たっては、中心的な役割をはたした、同法人イベント委員会の塚本有子委員長と岡田和子委員から、欠席された方もいるので、パワーポイントで紹介した、江戸東京野菜を食べさせるお店で、講座を開きたいとのお話があった。




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ご希望は、ミクニマルノウチだったので、予約などの手配は同店の椛田裕之支配人を紹介した。

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ミクニマルノウチには、6−7人の個室は一つあるが、あとはフロアーだから、マイクを使っての講座となると貸し切りにする必要があることから、「2018 新春 ランチの会 学んで食す 江戸東京・伝統野菜」として、15日の12時から開催されることを、会報「The Herbs」 にも掲載して、募集をされた。



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2018年01月19日

頼んでいた汐入大根が出来たと、小平の宮寺光政さんから電話があった。


小平の宮寺光政さんから、「頼まれていた汐入大根が出来たよ!」と電話をもらった。

汐入大根は、荒川区の汐入地区で栽培されていたもの。
今はその地名はなくなってしまったが、汐入は隅田川の上げ潮が、あがってくる限界の地域を昔から汐入と呼んでいた。

この大根、二年子大根で、年をまたいで収穫されることからその名があり、この大根も10月13日に播種していて、荒川区では、汐入大根とか、荒木田大根と呼ばれていた。

江戸東京野菜としては、2012年に登録されている。





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汐入大根については、宮寺さんに栽培してもらったことがあるので、昨年、また栽培してと、タネを蒔いてもらっていた。

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はじめて栽培してもらった時は、試食会を宮寺さんのハウスで行っていて、

その後、よしかつの佐藤勝彦さんからレジピを送ってもらっている。

荒川区の観光振興課では、江戸東京野菜は、荒川区の観光資源だと云うので話題になったこともある。

最近、伝統大蔵大根を使ってテレビ番組のピデオ撮りした日本橋「ゆかり」の三代目喜三夫さんに使ってもらおうと、電話をして、汐入の謂れを説明すると、

汐入は、昔ボーイスカウトで行ったことがある。
あそこで昔栽培していたの?、是非使いたい!! とのこと。

宮寺さんに聞いたら、東京シティ青果が取りに来ると云っているので、いつもの卸「築地三徳」から仕入れてもらうようにお伝えした。

追伸
金曜日に、汐入大根が届きましたと三代目からメールをもらった。
丁度、大手町で大根特集の料理教室があるので持って行くという。

良かった。



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2018年01月18日

第2回の「江戸東京野菜をまること体験、見る、獲る、知る、食べる」は、練馬の渡戸秀行さんの圃場へ


「江戸東京野菜をまること体験、見る、獲る、知る、食べる」の企画は、、飲食店等事業者を対象に企画され、主催はJA東京中央会で、江戸東京野菜コンシェルジュ協会はお手伝いをしていて、11日と17日の2日にわたって開催された。

第1回は、三鷹の冨澤剛さんを訪ねて伝統大蔵大根を見て、収穫して、知り、食べたことは、当ブログで紹介した。

前回同様、新宿駅南口下車の、JA東京アグリパーク前に集合して、目的地は、練馬区平和台の渡戸秀行さんの圃場へ、

JA東京中央会水口均さんは、江戸東京野菜担当と云うことで主催者挨拶。
バスの中から、司会進行を担当する江戸東京野菜コンシェルジュ協会福島秀史理事は、昨年から農業を実践していることから、生産者としても自己紹介。





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この時期、江戸東京野菜が畑に残っている生産者として渡戸さんが選ばれたが、コンシェルジュ協会としても何度もお世話になっている。

豊島区の「江戸東京野菜をたずねる」講座で、皆さんに練馬大根を抜いてもらった。

コンシェルジュ協会の「江戸東京野菜の山分け収穫体験」も、

冬の江戸東京野菜を学ぼう」でも協力いただいた。

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今回も練馬大根が対象だから、皆さんに抜いてもらったが、参加された飲食店の皆さんは、初めての体験だったようで、悪戦苦闘されていたが、それでも折らずに抜いた。



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2018年01月17日

和食アドバイザー検定実技講習会(東京会場)講師陣が第9回に向けて交流し意見交換。


和食アドバイザー検定協会が実施した、第8回 和食アドバイザー検定実技講習会は、初めて「東京会場」で、10月7日(土)〜9日(月祝)の3日間、京王線千歳烏山駅、西口下車3分のアグリタウン千歳烏山で開催されたことは、当ブログで紹介している。

その後事務局の、林希巳与課長からは、「大変充実した講習会となりました。」「受講生からも有意義な講習会であったとの感想をいただいたおります。」とお礼のメールがあった。

続けて「当協会では、今回の講習会の講師の皆様と、交流と懇親を兼ねての食事会を計画しています。」とあったが、皆さん年末に向けて予定が詰まっていることもあり、新春の1月14日となったもの。

会場について相談されたが、押上「よしかつ」がいいのではとのアドバイスをした。

店主の佐藤勝彦さんを講師に推薦した時に、中島理事長、澁谷会長、林課長をご案内して会っていただいていたからだ。






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講師の先生方は、全員参加された。


季節の佃煮 柳ばし小松屋四代目 店主秋元治先生
和食の礼儀作法 礼儀の心と所作を学ぶ 横山みゆき先生
お魚かたりべ 料理研究家 宮内祥子先生
吉田屋五代目 五ッ星お米マイスター小林健志先生 
東京特産食材ともんじゃの店 押上「よしかつ」の店主佐藤勝彦先生
中央カレッジグループ 中島利郎理事長
和食アドバイザー検定協会 澁谷襄会長
事務局の林希巳与課長と武藤俊史さんがそろった。

私は講習会の初日が出番だったので、
横山みゆき先生と宮内祥子先生には初めてお会いした。


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小金井市の江戸東京野菜プロジェクトで発行している「江戸東京野菜レポート」の3号が届いた。


小金井市経済課と(一社)小金井市観光まちおこし協会が実施している江戸東京野菜プロジェクトが発行する「江戸東京野菜レポート」の3号が届いた。


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前回2号はここから


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2018年01月16日

千葉県松戸市の「東葛園芸クラブ」で園芸の勉強会をする皆さんに伝統野菜の魅力を伝える


現役の頃、お世話になった西村進さんからメールをもらったのは昨年の8月末だった。
10数年ぶりだったが、「完全リタイヤして畑作業などのんびりした日々を送っています。」とあった。

何でも千葉県生涯大学校園芸科を卒業した有志で、「東葛園芸クラブ」という任意の同好会活動をしていて、現役時代のネットワークを生かして、講師を選定していた。

同クラブでは、60代〜70代 園芸に興味を持つ約50数名が、月1回座学を中心に、園芸に関する勉強会を開催している。

千葉県と云っても松戸は、日暮里から快速電車で17分だから近い。

皆さん西村さんと同じように、東京勤めだった方も多く、千葉の伝統野菜についてはご存じない方が多いようで、

「江戸東京野菜の紹介、栽培取組などをご教授願えたら・・・・」ともあった。

当初10月23日(月)、10時からと云うことで準備を進めていたが、生憎台風が来たので、延期のメールが入った。

同クラブでは、その先の日程はすでに決まっていたから、結局翌年の1月15日になったのだ。






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西村さんも、頼んで見たけれど・・・と思ったのか、それとも気を使っていただいたのか、9月30日、江戸東京野菜コンシェルジュ協会が新宿のアグリパークで実施した、「はじめての江戸東京野菜講座」に、ご参加いただいた。

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「江戸東京野菜とは」とか、「種が採れる野菜で、野菜の命が今日まで伝わっている」「江戸東京野菜には物語がある」などの話をした後、

千葉県の、伝統野菜を紹介した。



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2018年01月15日

日本家政学会の食文化研究部会、1月の例会で江戸東京野菜の機会をいただいた。


12月初めに、東京家政学院大学名誉教授の江原絢子先生からメールをいただいた。

先生が関わっている一般社団法人日本家政学会の食文化研究部会(大久保洋子部会長) では例会を茗荷谷のお茶の水女子大学同窓会館「桜蔭会館」で開催していて、1月の担当する方が、江戸東京野菜に関心を持っているので、話してもらえないかと云うメールをいただいた。

江原先生には、農文協から出した「江戸東京野菜・物語編」の、3章「江戸の食の柱は江戸生まれの野菜」で、江原先生のお考えをお聞きしている
その後、江戸東京野菜コンシェルジュ協会発足とともに、資格試験の講師もお引き受けいただいた。

そんなことで、お世話になりっぱなしだから喜んでお引き受けをした。

その後、ご担当の、遠藤由美子先生からメールを頂いたが、会報に掲載するので、講演の要旨をメモして送るようにとのこと・・・




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遠藤先生は、江戸東京野菜コンシェルジュ協会が主催した農家見学会にも参加されていた。
別室で大久保部会長から、遠藤先生は大根について造詣が深いと伺ったが、生憎今回は大根を省いて茗荷谷に近い「早稲田ミョウガの発見」に差し替えていた。

さて、江戸東京野菜だが、各藩等が故郷の野菜を江戸に持ってきて栽培させたものが多く、江戸の気候風土に根づいたものです。

城北の、北区、板橋区、練馬区辺りは関東ローム層の火山灰土がやわらかくて深い。尾張から持ってきた大根の種を蒔くと、1mもある長いものができた。
それが練馬大根です。

滝野川ゴボウや滝野川ニンジンも1mくらいあります。

江戸を訪れた旅人の江戸土産といえば、お菓子じゃなくて一握りの種で、軽くて一粒万倍です。

江戸では搗き米を食べていたので、脚気がはやり、江戸煩いと云われていたが、科学的知識がない中で練馬大根の糠漬・沢庵が補っていた。

江戸川の小松菜は八代将軍吉宗が名付けたとか、焼いた角餅が入ったすまし汁に添えられた青菜は小松菜で、江戸雑煮の原型。
吉宗はこの青菜に、この地は小松川だからと小松菜と名付けている。

一代雑種の交配種になってしまった今日、江戸東京の食文化を語る上でも、地方栽培品種の江戸東京野菜を次世代に伝えていかなければならない。


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2018年01月14日

乾燥練馬大根の試食用サンプルにアンケート用紙を入れて、江戸東京野菜の利用飲食店に届けている。


「練馬大根2020東京オリンピック出荷研究会」の渡戸秀行さんから電話をもらった。

乾燥練馬大根を試食していただけるお店を紹介してほしいと云う。

練馬区では渡戸章さん、白石好孝さん、五十嵐透さんに依頼して、練馬大根(固定種)の採種をしているが、同区では、これを「伝来種」と呼んで、希望する区民や小学校での栽培、さらには練馬大根引っこ抜き競技大会などに提供し、練馬区立の小中学校の学校給食で食べられている。

この大根を栽培している、白石好孝さん、荘光男さん、五十嵐透さん、渡戸正さん(章さんの後継者)と秀行さんの5人で結成した「練馬大根2020東京オリンピック出荷研究会」、事務局はJA東京あおばで、今年から伊藤信和さんが担当。

昨年「乾燥練馬大根を使った 料理教室・試食会」を開催したことは、当ブログで紹介している。




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練馬ダイコンを、季節以外でも味わっていただこうと、乾燥ダイコンを思いつき、ドライフルーツを作っている「リレーションズ」の吉沢勉社長に相談した、

昨年は、遠赤外線乾燥と減圧乾燥で作ったもので試食をしたが、白く仕上がる遠赤外線だけにしたと云う。

上の画像をタップする

当ブログに登場している各飲食店を紹介したが、乾燥ダイコンと共に、アンケートを添えてご意見を伺う。

使いたいか、いくらぐらいなら、等だが・・・、

さっそく、どこで買えるのかという、電話もいただいていると云うから、期待が高まっている。
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