2018年02月16日

高円寺演芸まつりのうおこう寄席は立川吉笑さんの江戸落語を聞いて江戸東京野菜を食べよう。


高円寺のうおこう寄席は毎年開催されているが、今年も立川流の二つ目立川吉笑さんの一席と二席の間の時間を利用して、2015年から、江戸東京野菜の説明をする時間をいただいている。

落語が終わると、吉笑さんを囲んでの懇親会も行っていて、そこでは江戸東京野菜のお料理を食べると云う企画を実施している。

先日、江戸東京野菜の生産者のお宅を巡ったことは、当ブログで紹介している。





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吉笑さんも、2年前に「立川吉笑の『現在落語論』」を執筆してからは、二つ目の中でもテレビやマスコミに追いかけられるグループに入ったようで、立川談笑一門会やユーロライブ(東京・渋谷)での落語会は勿論、

『デザインあ』(NHKEテレ)のコーナー「たぬき師匠」でレギュラーを務めたり、水道橋博士のメルマ旬報で「立川吉笑の『現在落語論』」を連載等依頼されるようで、噺の枕がそれを物語るような広がりがある。

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松井つるみ女将の挨拶で始まった「うおこう寄席」。

一席目は、古典の「子ほめ」、
「灘の酒」をご馳走になった話を、タダの酒を飲ませると早合点して訪ねて来た男に、人を褒めてタダ酒を飲む方法として、 相手に年齢を尋ねて相手の年齢より若く見えるとおだてりすれば一杯ぐらいおごってもらえると・・・。
顔見知りの伊勢屋の番頭に会ったから早速おごって貰おうと声をかけると、「町内の色男」と逆に褒められてしまう。そこで今度は赤ん坊をほめることにする。

数え年一つの赤ん坊に『一つにしちゃあ大変お若い、どう見てもタダ同然』の下げで終わるのが、江戸だが、

「子ほめ」の下げは上方では違う、今朝生まれた赤ん坊に向かって、「今朝とはお若う見える、どうみても」として生まれる前で終わる。



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posted by 大竹道茂 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介