井之口農園にお願いして、野趣あふれる焼ネギパーティーを畑で行うことになったが、
連日寒さが続いていたので、畑で甘酒を飲むのもいいだろうと、酒粕を買いに近くの石川酒造に行ってきた。
石川酒造は、練馬金子ゴールデンビールを醸造している酒蔵で、明治時代にはビールの醸造をしていて、当時の釜を ”麦酒釜の館” で保存している。
江戸末期の文久3年(1863)に「八重桜」のブランドで酒造りを始めた同社は、昭和8年(1933)現在の多満自慢のブランドになった。
長屋門から屋敷は、国民的財産として文化庁の登録有形文化財に指定されていて、屋敷内には玉川上水の熊川分水が流れているが、「多満自慢」「多摩の恵」の仕込み水は地下天然水を使っている。
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