2018年03月31日

実践女子大学の実践家庭科研究会で、次世代に伝えたい江戸東京野菜を話す。


1月に一般社団法人日本家政学会の食文化研究部会が開催され、「次世代に伝えたい江戸東京野菜」をテーマにお話しをさせていただいたが、

帰りがけに実践女子大学の実践家庭科研究会が3月27日に29年度総会を開催するにあたり、今日の話を総会後に話してもらえないかと、同会の高橋ヨシ子副会長から依頼されていた。

同研究会は、実践女子大学の家政学部や生活科学部の卒業生で構成されていて、卒業生相互の交流に努めていて、当日は教師を目指す学生さんを含め、東京、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨等の教員も出席されると云う。




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同校は、日野市にあり自宅から車だと多摩川を渡ればすぐだが、この日は陽気が良く、中央線の日野駅から、桜を見ながら遠回りをして行った。

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会場は、校門を入ってすぐの建物「香雪記念館」 1階106教室で、ドアに当日のチラシが貼ってあった。



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2018年03月30日

江戸東京野菜で新作を作ってもらおうと、二つ目の講談師田辺一乃さんにお会いした。


亀戸の香取大門勝運商店街の居酒屋発酵文化応援団の店主喜連川覚さんは、江戸東京野菜の応援団として、常々情報をいただいている。
2月にも亀戸香取神社の福分け祭りのご案内をいただいたが、その中に、喜連川さんのお店で第37回夕靄発講談が行われることを知った。

講談師は田辺一乃(かずの)さん二つ目で、毎月で3年、37回も続いていることに驚いた。

喜連川さんにそのことを聞くと、彼女創作意欲が旺盛で、新作をいくつも持っていると伺った。

江戸東京野菜には物語があり、これらを講談で話してもらうのも、普及には大切なことだから喜連川さんに相談すると、3月中に会えるようにセットしますからということで、先日、喜連川さんのお店・発酵文化応援団でお会いした。





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挨拶代わりに、一乃さんから手拭いをいただいた。

師匠の故田辺一鶴氏から、紋代わりに、一乃の「一」に合う守り神として、トウガラシをいただいたと云う。
「一」が「十(とう)」になる、発展、成長などめでたい守り神として気に入っていると云う。

江戸東京野菜について亀戸大根以外、一乃さんがどの程度知っているのか聞くと、住まいは墨田区だというので、東向島で復活普及している寺島ナスについては、白鬚神社に説明板があることも知っていて、玉ノ井・寺島カフェでも話すことがあるようで、寺島ナスの普及に尽力している八百屋の阿部敏さんも知り合いだとか。

それなら話しやすいと、将軍がらみの話から始めた。
徳川家康、秀忠、家光が好んだ美濃の真桑瓜、美濃から府中に呼び寄せた真桑瓜名人の話。
その後、青梅街道の鳴子で栽培させたことから鳴子ウリとも呼ばれた。

四代将軍家綱の御前栽畑は、隅田村にあり、そこでは各種の野菜が栽培されていて、江戸ナスとも云われた寺島ナスも栽培されていた。

五代将軍の綱吉は、尾張から大根のタネを取り寄せて練馬の地で栽培させたところ1メートルもある大根が収穫され、練馬は大根の産地となっていった。

八代将軍の吉宗は、江戸川で栽培されていた青菜に「小松菜」と名付けた。
十一代将軍の家斉は、三河島で三河島菜を食べている。こんな話をしたところで。

また、毎年品川神社で行われている「品川カブ」の品評会の話から品川汁の人道的な話などの話をした。

「講釈師見てきたような嘘をつき。」とは昔から言われているが、江戸東京野菜については、史実に忠実であってほしい。


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2018年03月29日

オテル・ドゥ・ミクニ開店33周年記念パーティに招かれた。


3月26日(月)の12時から、四ッ谷のオテル・ドゥ・ミクニで、開業33周年の記念パーティが行われた。

いただいた、案内状には
「1985年の春、3月に四ッ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープンして早33年。『よく続いたなあ〜』というのが本音です。
この33年の間には色々なことがありましたが、この時を無事に迎えることができ、感無量であります。」

とあった。

 



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11時半から、受付が始まったが、店の前は招待客の車で渋滞していた。
三國シェフと、お嬢さんの珠杏さんは、店の入り口でお客様を出迎えていて、声をかけていただいた。

珠杏さんには、2014年慶応の大学院生の時だったと思うが、30周年のパーティーと、
2016年にはフランス国家勲章「レジオン・ドヌール勲章 シュヴァリエ」を受章した帝国ホテルでのパーティでお会いしている。

案内状には「33周年を迎えることができ、ひとり娘も後を継ぐと言ってくれ、少し先が見えたかなあ〜と安堵しております(笑)」とあった。

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三國シェフのご挨拶でもあるのかと、メインのお部屋で待っていたが、シャンパン、ワインなどがサービスされ、そのうちにお料理も・・・・・、

会場には、三國レッスンを行っている、都市大学付属小学校の重永睦夫校長(写真上左)と寺門清貴教頭がお見えだった。
遅れて、ミクニレツスンをプロデュースしている松木直也さん(豆豆社)もお見えになった。
松木さんは鎌倉にお住まいなので、鎌倉大根のイベントについて、アドバイスをいただきたいとお願いしているが実現していない。

また、カゴメの矢賀部隆史部長もお見えになっていて、江戸東京野菜の最近の情報をお伝えした。




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2018年03月28日

江戸東京野菜を栽培している立川市の清水丈雄さんのお宅に立ち寄った。


三鷹市の星野直治さんのお宅に伺って、寺島ナス苗の接ぎ木について見せていただいたことは当ブログで紹介した。

ナスの栽培では、多品種のナスを栽培している立川の清水丈雄さんは、寺島ナス以外にも、米ナス、長ナス、水ナス、庄屋大長ナス、おさしみナス、千両2号を栽培している。

清水さんは、星野さんのナス苗で寺島ナスを栽培していることから、星野さんのお宅の帰りに、報告に立ち寄った。

毎年、気候が安定する5月の連休明けぐらいに定植しているので、4月下旬にJA東京みどりの営農指導の職員と一緒に、星野さんのお宅に伺っているようだ。

接ぎ木が遅れたので、1週間ほど定植が遅れるかもしれないが、様子が分かったことで、安心していただいた。

清水さんのナスは、昨年都庁の食堂で実施した「江戸東京野菜を食べよう! シリーズ」で皆さんに食べていただいている。





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この季節、清水さんは金町コカブを栽培していた。
2月に開催された、更科堀井の四季の会では、寒さが厳しく、生育が遅れてまだ小さくて使えなかった。

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このところの温かさで桜が満開になった。
小さかった金町コカブも大きくなり、中には抽苔も始まった。
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2018年03月27日

寺島ナスの苗づくりをしている三鷹の星野直治さんを訪ねた。


久しぶりに、三鷹の星野直治さんのお宅に伺った。
星野さんが中学卒業記念(昭和33年)に植えたと云う、樹齢60年の桜の木が畑の入り口にあるが、東京の桜が満開になったと云う日に伺ったわけだが、この桜が咲いているところは初めて見た。

今年は遅れていると云うことで、今週中には満開になるだろう。

今回伺ったのは、寺島ナス苗の状況が知りたくて伺ったもの。
寺島ナスは、墨田区東向島の第一寺島小学校で、復活授業を実施するに当たり、東京のナス農家としては第一人者であった三鷹の星野直治さんにお願したもので、2009年5月から、毎年同校の指導を行っていただいている。




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寺島ナス苗については連作栽培を可能にしたのが、接ぎ木苗で栽培する方法で、毎年援農ボランティアの皆さんに協力してもらって3月10日頃から彼岸前には終えていたようだが、今年は台木の納品が遅れたそうで、伺ったときに接ぎ木作業を行っているところだった。

丁度、東京都中央改良普及センターの宮地尚樹さんが、昨年から日曜日に、勉強を兼ねてお手伝いをしていると、挨拶をされたので、江戸東京野菜について、よろしくお願いをした。


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2018年03月26日

孫娘のお祝いに、四谷に伺った。


孫娘が高校に合格したと云うので、お祝いをすることになったが、孫娘の希望で、2016年のお正月に行って以来三國シェフに合っていないからオテル・ドウ・ミクニに行きたいと云う。

今年のお正月は、息子のところの中学の孫娘は風邪をひいて寝ていたから、彼女もオテル・ドウ・ミクニを希望していた。

3月11日(日)、この日は午前中、亀戸の香取神社で、福分けまつりが行われたが、その模様は当ブログで紹介している。

福分けまつりが終わって四谷に向かったが、亀戸からは総武線一本。
家族は別に四谷の迎賓館赤坂離宮を参観していた。

江戸東京野菜のニュースは、毎日のようにあるから、つい後回しになってしまったが、12時半から会食ははじまった。





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2013年6月、オランド・フランス共和国大統領が国賓として来日した時に、三國シェフが中心となった「日仏ワーキングランチ」が、首相官邸で開かれた。

この日のことは、テレビでも放送されたし、家庭画報の国際版でも紹介されているが、ブーランジェリーエリックカイザージャポンの木村周一郎社長が焼いたものだ。

立っているパンの生地はクロワッサン。
丸いパンの生地には、クルミが入っていた。
左のパンはバケットと同じ生地で、孫たちも楽しくいただいていた。

木村社長と云えば銀座木村屋の御曹司だった。



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2018年03月25日

お願いしていた難波ネギをみに都立瑞穂農芸高校の横山先生を訪ねた。


桜の開花がニュースとなっている今日この頃、東京都西多摩郡の瑞穂町にある、都立瑞穂農芸高等学校に出掛けた。

小平の宮寺光政さんの畑で横山修一先生にお会いした時に、近いうちに伺うと云っておきながら、遅くなってしまった。

その後、横山先生からは、難波ネギを植えていた畑を、新年度に向けで整理するから、早く来てと、云われていたが、失礼していた。

卒業式を数日後に控えていたが、電話をすると快く時間を割いてくれた。





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そもそもは、摂津から来た農民が、砂村に入植した時にネギを栽培した。
根深ネギは砂村で生まれた話を言い伝えで聞いていたので、横山先生に
難波ネギを土寄せして、根深ネギができるか試してほしいと頼んでいた。

難波ネギは分結が旺盛で、香りが強く、葉は柔らかく根深になっていた。

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なにわ野菜の難波りんごさんが送ってくれた写真の中に、大阪府環境農林水産総合研究所の山崎基嘉先生が大阪府立農芸高校で講演をした時の写真が入っていたが、参考になる。



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2018年03月24日

4月から翌年3月までの「Old meets New 東京150年事業」のカレンダーが送られてきた。


 東京都では、東京府開設から150年の節目を記念し、「伝統」と「革新」が共存する東京の魅力を再発見・再認識するとともに、東京への愛着や2020大会に向けた一体感を醸成する「Old meets New 東京150年」事業に取り組んでいます。

 このたび、本事業の広報・PRの一環として、「Old meets New 東京150年事業」カレンダーを制作いたしました。

と、「Old meets New 東京150年事業」のカレンダーが送られてきた。

このカレンダー、4月から始まる事業に合わせて、今年の4月から翌年3月までとなっている。




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昨年、江戸東京野菜のブランディング戦略に関して小池知事と意見交換をさせていただいたことは、当ブログで紹介させていただきましたが、

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このカレンダーでは、0ldとして、東京都農林総合研究センターに残る固定種の野菜と、魚の細密画が使われ、

Newとしては、日本橋「ゆかり」三代目野永喜三夫さんの江戸東京野菜をはじめとする東京産食材を使ったお料理が掲載された。
このカレンダーは、最終ページの来年の2月、3月となっている。



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2018年03月23日

日本の種に何が起ころうとしているのか、危機感を感じた方々が講師の話に耳を傾けた。


新世紀JA研究会の常任幹事をされている福間莞爾さんから電話をもらった、今「日本の種子(たね)を守る会」(八木岡努会長)の事務総長をしているとかで、日本の種を守ってきた主要農産物種子法がTPP協定がらみで廃止されてしまった。

危機感を感じた、農家や消費者の皆さん方で昨年『日本の種子を守る会』が結成されたが、今度、衆議院第一議員会館で、活動報告会があるから来ないかとのお誘いをいただいた。

福間さんは、私が固定種である江戸東京野菜の復活普及に取り組んでいることを知っていることから、電話をくれたもの。




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開会に当たり、八木岡会長に代わって萬代宣雄副会長(島根県JAしまね前組合長)があいさつを行った。
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主要農作物種子法の廃止法案が2017年2月10日に閣議決定され、同年4月14日に参院本会議で可決、成立した。これにより、2018年の4月1日に廃止されてしまう。

我が国の主要農作物である稲、麦類、大豆などは、都道府県ごとに優良種子の保存や供給が行われてきたが、その根拠法となるのが種子法であった。

これによって、民間企業の種子分野への参入が活発になり、外資系企業による遺伝子組み換え作物の導入などの危険性も内在していると云うもの。


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2018年03月22日

足立区の内田さんが栽培している青菜が抽苔してきた。


2月24日に、足立区興野の内田宏之さんの畑で頂いた、青菜が美味しかった。

内田さんは、昔から食べている小松菜と云って種をもらったと云う青菜。

その後、3月6日に撮った写真を送ってもらったことは、当ブログで紹介している。




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今回、3月19日に撮った写真を送っていただいた。

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このところの温かさで、抽苔が始まっていた。

押上「よしかつ」の店主佐藤勝彦さんは、買いに行くようだが、佐藤さんが青菜を食べた感想を寄せてくれたが、色が淡いグリーンで、カブの味に似ていると云うことだった。

カブも小松菜も系統的には非常に近いだけに「カブ菜」のようだ。
交配種の小松菜よりも栄養価は高い。
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2018年03月21日

銭元栄養教諭から、厳しい天候だったがようやく2ヵ月遅れで2回目の土寄せを行ったとの写真が送られてきた。


3月11日(日)に亀戸の香取神社で開催された、福分けまつりの会場で、今年も江東区立第五砂町小学校の銭元真規江栄養教諭が見えていてご挨拶された。

今年の、砂村一本ねぎの生育状況をお聞きしたが、14日に2回目の土寄せを行う予定で、写真を送りますと云うことだった。

今年度は、タネを蒔いた後、長雨日照不足などの天候で、さらに今年になっての氷点下の日が続くなど厳しい日が続いたが、銭元先生からのメールには・・・





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本校の砂村一本ねぎも、寒さで例年より生長が遅く、12月の土寄せから3ヶ月近く経ってしまいましたが、
何とか2回目を3月14日に行いました。
高さは4クラスとも40cm弱でしたが、太くなり、児童は喜んでいました。
また、柔らかいことも触って確認してもらいました。

今後どんどん温かくなり、4月末から5月初めには収穫予定だから楽しみにと話しました。(写真を添付します。)

先日お話しした東京都学校給食会の本校の取り組みの掲載は、3月26日頃の予定です。
とあった。
同校の長年の取り組みが、評価されての掲載は、東京都の学校給食関係者にとっては参考になることばかりだろう。

思い起こせば2010年の5月だったか、銭元先生が講演先に訪ねてこられて、アドバイスをしたことから、始まった栽培だ。

先生が始めた種の伝達は、現在足立区にも広がり、小学校3校で行われていることは、当ブログで紹介している。


2018年03月20日

プランティオ(株)の芹澤孝悦社長から、江戸東京野菜を同社のプランターで栽培したいと話があった。


プランティオ(株)の芹澤孝悦社長から電話をいただいた。

一昨年、法政大学新一口坂校舎で行われた第115回JFMAアフタヌーンセミナー「江戸東京野菜の魅力」〜一流シェフが使いたくなる食材とは〜 でお話をさせていただいたことがあったが、その時に名刺交換をさせていただいていた。

立ち話だったが、お祖父さんが日本で初めてプランターを作った方だそうで、江戸東京野菜の物語を聞いて、是非プランター栽培をしたいと考えたようで、

そのうちに相談に行くからと云うことだったと記憶している。




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「農」の機能発揮支援アドバイザーの派遣申請をされたので、同社外苑前オフィスのスタジアムプレイス青山に伺った。

江戸東京野菜の魅力についてはご理解されているので、同社の仕事について伺い、それからどのように協力できるかと云うことになった。

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みんなで野菜を育てる世界にするのだと、お話しは大きい。
まずは、東京ではじめたいので、栽培する野菜は「江戸東京野菜」。
前にお会いした時、江戸東京野菜は42品目だったが、現在は48品目になっていることで、選択肢が増えたことを喜んでいただけた。

60年前にお祖父さんが開発した “プランター”は1964年東京オリンピックの年に爆発的に普及した。
三代目としては今の時代にあった形で再定義し、2020年東京オリンピックを機に、次世代のプランターを開発し普及する準備をしているとも・・・・。

東京都心のビルの屋上で、江戸東京野菜を栽培したいと云う。
東京23区の内、農地法上の農地がない区は、千代田、中央、港、品川、江東、墨田、台東、荒川、文京、豊島、新宿、渋谷の12区。

因みに、農地法上の農地がある区は、江戸川、葛飾、足立、北区、板橋、練馬、杉並、中野、世田谷、目黒、大田の11区だ。

先日、屋上菜園の募集をしているとNPO法人 農商工連携サポートセンターの大塚洋一郎代表理事からメールをもらったが、

芹澤社長が言っている菜園のイメージは、このようなイメージなのだろうか、

前回お会いした時は、練馬大根、亀戸大根、伝統小松菜、早稲田ミョウガの物語を話している。
今度、目黒の歴史史料館で「目黒のタケノコ」の話をすることになっているので、その一説をお話したが、「面白い!」と喜んでいただいた。

芹澤社長のパソコンからブログ江戸東京野菜通信をスクリーンに写しながら、江戸東京野菜の現状を理解していただいた。

どんな形でお手伝いが出来るかは、改めて会いした時に・・・・・・。


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2018年03月19日

たもんじ交流農園のプレオープンに、農園会員の皆さんが集まった。


墨田区にある真言宗智山派 隅田山吉祥院多聞寺は隅田川七福神めぐりの毘沙門天。

このお寺の駐車場に出来た交流農園は三か年計画で進められているが、初年度の菜園6区画が出来たことから、プレオープンがNPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会の主催で17日11時から開催された。

昨年、工事前の現場を見ているが、作業中の写真を送っていただいて驚いた。
素晴らしい菜園が写っていたので、早く見たくて1時間前に会場に着いた。



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まちづくり協議会の牛久光次事務局長を始め、スタッフの皆さんは会場への誘導板の設置など忙しくされていた。

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会場に入ると見違えるように整備された圃場が出来ていて、鉢植えで育ててきた のらぼう菜は植えられていた。



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2018年03月18日

目黒区めぐろ歴史資料館の横山昭一学芸員が訪ねてこられた。


目黒区めぐろ歴史資料館の横山昭一学芸員が訪ねてこられた。

何でも、タケノコが江戸東京野菜と云うことで、当ブログを検索したら色々と、目黒タケノコの事かアップされていたので連絡をしたという。

当日いただいた3月5日発行の「めぐろ区報」によると、中目黒3丁目の旧目黒区立第二中学校の跡地を利用して平成20年に開館した目黒区めぐろ歴史資料館が、10周年を迎えたと云うので、4月24日(火)〜8月26日(日)まで、特別展として「目黒のタケノコ〜竹がもたらすもの」を開催すると云う。




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生まれてから高校1年まで目黒に住んでいたので、
すっかり目黒の昔話で盛り上がってしまったが、

そんなことで講演を依頼された。
めぐろ区報5月15日号に掲載すると云うので
3月23日(金)の原稿締切までに講演のタイトル等を
連絡するつもりだ。

当ブログでは、この機会にカテゴリーに「タケノコ」を設けた。

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2018年03月17日

東京都市大学の小堀洋美特別教授から学ぶ、スマホの生き物情報でつながる市民科学プロジェクト


世田谷区三軒茶屋のキュロットタワー4階にある生活工房ギャラリー「みつける365日展」を会場に、先日松井つるみゲリライベントが開催され。

松井さんは江戸東京野菜コンシェルジュとして江戸東京野菜の普及に尽力していて、「アカデミックな話を市民に分かりやすく小堀洋美教授と大竹代表がトークする」と、紹介していたが、「みつける」会場で何か見つけて欲しいと云うのが、松井さんの狙いだ。

松井さんには2月にも「高円寺演芸まつり」で、江戸東京野菜を伝える機会を作っていただいた。





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会場には、東京都立大島高等学校の農場長で農林科主任の金子雄教諭(写真)がお見えになった。
金子先生は、江戸東京野菜として島の野菜が加わったことから、江戸東京野菜の現状について知りたいとメールいただいたので、今回の企画をご案内したもの。

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開会に当たって、松井さんからゲリライベントについて挨拶があった。
東京都市大学の小堀洋美特別教授が研究されている外来植物は二子玉川の兵庫島に生えている。
二子玉川の旧土手にはハマダイコンがあり、両者の研究を引き合わせたかったと云っておられた。



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2018年03月16日

17日、たもんじ交流農園プレオープンのイベントの案内状が届いた。


NPO法人 寺島・玉ノ井まちづくり協議会(高木新太郎理事長)から、「たもんじ交流農園」開園のご案内が届いた。
たもんじ交流農園の創設については、昨年の6月に同協議会の牛久光次事務局長が報告されたことを、当ブログで紹介している。

その後、絵本塾出版の尾下千秋社長と、寺島ナスによるまち興しを支援しようと伺った折に、同交流農園の予定地も見せてもらっている。





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予定地の多聞寺参詣者駐車場は、砂利が敷かれて畑にするには、重機も必要だし畑土を入れなくてはならないことから、簡単ではないと思っていたが、案内のチラシを見ると、土を盛った立派な畑が出来ていた。



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2018年03月15日

小金井市の江戸東京野菜プロジェクトで発行している「江戸東京野菜レポート」の5号が届いた。


小金井市経済課と(一社)小金井市観光まちおこし協会が実施している江戸東京野菜プロジェクトが発行する「江戸東京野菜レポート」の5号が届いた。


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上の画像をタップしてご覧ください

尚、前回4号はここから


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4月7日に開催される練馬の向山庭園観桜会で、石井さんの江戸東京野菜のお弁当が食べられる


西武池袋線の大泉学園駅近くにある「小料理石井」の主人石井公平さんから写真添付のメールをもらった。

石井さんは、つきぢ田村で修業をした後、和食の料理人として活躍されていたが、独立に当たって当時から話題の江戸東京野菜を学ぼうと、2014年7月にコンシェルジュ協会が実施した入門講座を受講し、その意を強くしたようで、
その後も相談に乗ったが、2015年9月に「小料理石井」を開店している。

添付写真は、4月7日に開催される向山庭園観桜会のもので「桜と江戸東京野菜を楽しむ」企画も選べる。(練馬区在住、在勤、在学の方30名だ)





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上の画像をタツプすると拡大。

添付メールには、「当店がこのように区報に乗り「江戸東京野菜弁当」を公の場で披露させていただける機会をいただきました。」という喜びのメールで、

石井さんの努力のたまものだ


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2018年03月14日

「第19回 福分けまつり」が、3月11日(土)亀戸香取神社境内で開催された。


「第19回 福分けまつり」が、3月11日(土)亀戸香取神社境内で開催された。

福分けまつりに先立ち、10時から地元亀戸地区の小中学校・幼稚園が参加して収穫祭が執り行われた。

子どもたちが参加すると云うので、保護者の皆さんも会場に集まり、年々賑やかになっている。

今年は、氷点下が続くなど栽培環境は厳しい日が続いて、プロの農業者でも難しい中で、良くできていた。





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主催者の地元商店街「かめの会」の皆さんは、早くから亀戸大根を、皆さんに配れるように紐付け作業をし、福分けみそ汁づくりには、亀戸勝運商店街の味噌屋丸定の女将や、喜連川さんの奥さんなどが味噌汁づくりに、大根を刻んでいた。

右から、資料を送ってくれた喜連川覚さん(発酵文化応援団店主)と、先日第二亀戸小学校の授業にお立合いいただいた福地憲一会長にご挨拶。



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2018年03月13日

井之口さんからハマダイコンの花が咲いたと連絡をいただいた。


この時期、早稲田ミョウガタケの栽培をされている井之口喜實夫さんから、ハマダイコンの花が咲いたと云うので、ハウスに案内いただいた。

ハマダイコンと云うと、鎌倉由比ガ浜に生育しているものに、商品名として鎌倉大根の名を付けて、まち興しが始まっていることは、当ブログで紹介している。




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井之口さんは、昨年5月、ご夫妻で東北6県を車で踏破、1.700キロだそうだが、山形の鶴岡でたまたま野良大根の花が咲いていたので、農家の方に頼んでもらってきたと聞いていた。

上の画像をタップすると山形大学の江頭宏昌教授に頂いた鶴岡の写真。

山形では野良大根というそうだが、これがハマダイコンだ。

ハウスの中に植えられていたが、このところの温かさで、抽苔してきた。



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