2018年03月23日

日本の種に何が起ころうとしているのか、危機感を感じた方々が講師の話に耳を傾けた。


新世紀JA研究会の常任幹事をされている福間莞爾さんから電話をもらった、今「日本の種子(たね)を守る会」(八木岡努会長)の事務総長をしているとかで、日本の種を守ってきた主要農産物種子法がTPP協定がらみで廃止されてしまった。

危機感を感じた、農家や消費者の皆さん方で昨年『日本の種子を守る会』が結成されたが、今度、衆議院第一議員会館で、活動報告会があるから来ないかとのお誘いをいただいた。

福間さんは、私が固定種である江戸東京野菜の復活普及に取り組んでいることを知っていることから、電話をくれたもの。




1-1-2.JPG

開会に当たり、八木岡会長に代わって萬代宣雄副会長(島根県JAしまね前組合長)があいさつを行った。
上の画像をタップする


主要農作物種子法の廃止法案が2017年2月10日に閣議決定され、同年4月14日に参院本会議で可決、成立した。これにより、2018年の4月1日に廃止されてしまう。

我が国の主要農作物である稲、麦類、大豆などは、都道府県ごとに優良種子の保存や供給が行われてきたが、その根拠法となるのが種子法であった。

これによって、民間企業の種子分野への参入が活発になり、外資系企業による遺伝子組み換え作物の導入などの危険性も内在していると云うもの。


続きを読む
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報