江戸東京野菜に普及復活に貢献されてきた方々の話を聞こうと、やさい応援団「まるごと野菜」の八田尚子先生(構成・文)、と一緒に回った。
皆さんお忙しい方々だが、時間を割いていただいた。
宮寺光政さんとは、付き合いが長い。現役の頃からだから、江戸東京野菜の復活をライフワークに選んだ60年代は、残っていた江戸東京野菜は15品目だった。
練馬ダイコン、亀戸ダイコン、高倉ダイコン、東光寺ダイコン、滝野川ゴボウ、
東京ウド、ノラボウ菜、伝統小松菜、しんとり菜、下山千歳白菜、
奥多摩ワサビ、金町コカブ、馬込半白キュウリ、馬込三寸ニンジン、ツマモノ、
はじめて復活させたのが、品川蕪で、宮寺さんにお願して栽培してもらった。
北品川商店街の活性化にと、品川カブを探していたマルダイ大塚好雄商店の依頼を受けて、小学校の栽培指導なども行っている。
また、三河島菜の栽培復活をされたのも宮寺さんで、荒川区の小学校での栽培指導を行っている。
伺ったときは、馬込半白キュウリが収穫されたが、小平市一橋学園の「なにや」に納めることが決まっていた。
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