2018年08月31日

「葛飾区学校給食展」の担当者への江戸東京野菜の説明会を実施した。


葛飾区立青戸中学校(角康宏校長)の藤井節子栄養教諭から7月にメールをいただいた。

葛飾区立小学校教育研究会給食部及び中学校教育研究会学校給食研究部では、10月20日(土)に「葛飾区学校給食展」を開催するので協力を要請されていた。

お話しを伺うと、給食展で保護者の方などに、江戸東京野菜のお話しをするのは結構だが、給食展の役員さんが、江戸東京野菜を知らないのでは、普及や、給食に繋がらないと、説明会を早いうちに開催していただきたいと申し上げていたが、先日青砥にある青戸中に伺った。

青砥駅はかつて本田ウリの普及で本田中学に行ったことがあったが何年振りかで下車した。





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藤井栄養教諭を始め、食指導班の中満栄養士(奥戸中)、伊志嶺栄養士(上千葉小)、若平栄養士(奥戸小)、新井栄養士(西小菅小)が、お見えになっていたが

お話しのやり取りでは、江戸東京野菜をこれまで給食で使ったことがあるのか伺うと、交配種の小松菜のようで、江戸東京野菜の伝統小松菜では無いようだった。

葛飾区の伝統野菜と云うと、金町コカブ、本田ウリがあることから、足立の内田宏之さんが栽培している、本田ウリを3個、青戸中学に送ってもらっていたので、初めてだと云う皆さんに食べていただいた。

匂いを嗅いで、メロンのようないい匂いに驚かれていたが、どのような食べ方をするのかという質問があったので、スマホから押上よしかつの事例を紹介した。



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posted by 大竹道茂 at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組

2018年08月30日

文京区小学校研究部会学校給食部の栄養士の皆さんに江戸東京野菜の話をさせていただいた。


文京区立金富小学校の松丸奨栄養士から5月だったかメールをいただいた。
8月に文京区小学校研究部会学校給食部が例年実施している夏の講習会で、江戸東京野菜の講演を依頼された。

松丸栄養士は、早くから江戸東京野菜に注目をしていただいて、小平市生産者宮寺光政さんを紹介したが、2013年には、江戸東京野菜を使った学校給食で、それまで東京からはなしえなかった全国学校給食甲子園で優勝している。

これら、小学校での食育の取り組みについては
JR錦糸町のステーションビル「テルミナ」や、「両国・江戸NOREN」でもお話をしていただいている。

また、文京区では積極的に江戸東京野菜を紹介してくれている。




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会場には、20数名の学校栄養職員の皆さん、栄養教諭を始め、文京区小学校研究部会学校給食部、担当の小川深雪校長(文京区立林町小学校)や、給食部以外の教諭もお見えになっていた。

依頼されていた、江戸東京野菜とは、江戸東京野菜の歴史、江戸東京野菜の復活や普及活動、各学校での活用事例などを紹介させてもらった。

追録
後日、松丸栄養士からは、
全員が楽しく勉強することができまして、
「もっともっと話しを聞きたかった。」
「他の教員にも聞いてもらいたい」「児童生徒にも聞いてもらいたい」
といった感想がありました。


追伸
松丸栄養士の日々の仕事と活動などを中心に放送予定です。
明朝8月30日(木)にJNN系列 関東ではTBS
朝の情報番組「あさチャン!」7時40分〜8時の間で約10分間。

給食、食育、農家さんとの交流、試作など、


江戸東京野菜の栽培、給食での使用なども放送されます。
お時間がございましたらご覧ください。



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9月1日(土)「第3回初めての江戸東京野菜講座」を開催!!。試食もあります。

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上の画像をタツプしてお申し込みください。
「学生割引」「フォローアップ割引」もあります
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2018年08月29日

豊島区雑司ヶ谷で「雑司ヶ谷ナスと鎮守の市」の地域興しが始まった。


雑司ヶ谷ナスの「江戸東京の農業」説明板が建っている、豊島区雑司ヶ谷の大鳥神社で、氏子の皆さんによる
「雑司ヶ谷ナスと鎮守の市」が7月29日(日)に開催されたことが分かったので、遅ればせながら紹介する。

雑司ヶ谷ナスについては、平成9年に雑司ヶ谷大鳥神社に説明板を建てさせていただいてから、雑司ヶ谷ナスのタネ探しが始まったが、農業生物資源研究所に保存されていたことが分かった。

豊島区立の雑司ヶ谷小学校か、雑司ヶ谷中学校で栽培復活を考えたが、少子化の影響か統廃合が進んでいて、雑司ヶ谷の名のついた小中学校はすでになくなっていた。

雑司ヶ谷地区の中学生が通学する豊島区立千登世橋中学校が取り組んでくれることとなった。

2011年5月に、JA東京あおばの榎本高一組合長が豊島区立千登世橋中学校に雑司ヶ谷ナスの苗を贈呈し、
雑司ヶ谷大鳥神社にもナス苗を贈呈している。





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大鳥神社のお祭りは、例大祭の他は、酉の市があるが、「雑司ヶ谷ナスと鎮守市」という新しい祭りが生まれたわけで、
農業説明板の建立から20年、雑司ヶ谷ナスによって地域興しがはじまったことは、率直にうれしい限りだ。

JA東京あおばがテリトリーの豊島区に、朝採りの新鮮野菜とJA東京あおばブランドの練馬大根ドレッシングなどが、販売されたほか、氏子有志によるお菓子などが販売された。



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2018年08月28日

ユキ リョウイチ社長に「EDO WONDER LAND 日光江戸村」を案内頂いた。


初日、4時過ぎ、お客様も少なくなったところで、ユキ リョウイチ社長が「EDO WONDER LAND 日光江戸村」を案内しましょうと、先に立って歩きだした。

22日(水)から26日(日)までの5日間の「夏の宴」が竈屋で開催されることから、開店準備の様子を見せてもらうのと、江戸東京野菜の「寺島茄子」と「千住葱」が、江戸料理として使われると云うので、江戸東京野菜の説明に伺ったもの。

お料理の試食が終わって一段落したところだった。




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日本橋の上で・・・、

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江戸村には、両国座、水芸座を始め、文化劇場若松屋、北町奉行所、ニャンまげ劇場、大忍者劇場、忍者からす屋敷と、お芝居のハシゴが出来ると云う。

馬がいたので良くみると、木曾馬だそうで、江戸の頃は、サラブレッドのような馬ではなかったことを知ってもらっていると云う。



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2018年08月27日

伝統野菜・東光寺ダイコンを日野市の学校給食へと、企画が動き始めた。


日野市公立小学校教育研究会から招かれ、日野市の農業と食育の事例を紹介したことは、当ブログで紹介した。

特に、日野市の伝統野菜・東光寺ダイコンの歴史や現状をお話しした。

東光寺ダイコンは生産者が減少している、これと同じことが、10数年前の練馬大根の練馬でも起こっていた。
練馬ダイコンは知っていたが、練馬の殆どの区民は食べたことのない現状だった。

そこで企画したのが、練馬大根引っこ抜き競技大会だった。今、日野市でも何か考えないと、東光寺ダイコンがなくなってしまうと、栄養士の皆さんにお話しをした。

講演後、食育部の皆さんで、「東光寺ダイコンを日野市の全小学校で給食で取り入れていこう」となったとの、お手紙を、給食部一同から頂いた。





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東光寺ダイコンの播種は、8月の下旬か9月初めと云うことで、時間的余裕がない現状だった。

このことは研究会の講演に同席されていた多摩・八王子江戸東京野菜研究会の石川敏之さんが、福島秀史代表にも伝えたことで、日野市食育部の皆さんの思いに応えようと云うことになり、

福島代表と日野市都市農業振興課農産係や、保健給食係にも、挨拶に伺ったあと、これまで東光寺ダイコンを栽培してきた、奥住善則さんを訪ねて、日野市の子どもたちのために協力を要請した。

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日野市の食文化を育ててきた東光寺ダイコンを、次の世代に伝えていくには、食べることが重要だと云うこと等、奥住さんも同じ思いだったことは理解している。

初年度だから、出来るところから始めようと云うことで、奥住さんが少し多めに種を蒔いてもらうことで、了解してくれて、実施に向けて動き始めた。



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2018年08月26日

読売新聞の多摩版に、府中御用うりの記事が掲載された。


先日、読売新聞府中市局の長谷部記者が、石川孝治さんを取材してきたと、電話をくれた。

石川さんが詳しくは大竹に聞けと云うので電話をくれたと云うもの。

府中御用うりについては、徳川家康が、秀吉から関東移封を命じられことから、戦国の武将たちが好んだ真桑うりを、府中で栽培したが。このことは府中市史に詳細に掲載されているので、そんな一端を話したが、商品開発も行っていることも伝えていた。






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長谷部記者も大きく載せようと、歴史を踏まえて書いてくれたようだが、高校野球が終わって空いたスペースは八王子のパッションフルーツ、小平のブルーベリーと、農業記事にまとめられて、小さくなってしまったようだ。残念!

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江戸東京野菜での商品開発を進めている多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表は、これまで
江戸東京野菜ジェラードを販売してきたことから、先日、試作用に持ち帰っていて、府中御用瓜のジェラートを、夏季限定で検討している。



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2018年08月25日

EDO WONDER LAND 日光江戸村の竈屋が開店、初日から江戸料理は完売だった。


21日は竈屋(かまどや)開店の準備が終わった後も、夕食をとりながら江戸東京野菜の物語を聞いていただいていたが、明日の初日22日は江戸人になってもらいますからと衣装を着ることを伝えられていた。

11時前に冬木れい先生(料理研究家)と、お手伝いをされている松平知子さん((株)ノート)は着替えて店に向かった。

竈屋の看板はすでに取り付けられているが、同店は日光江戸村の地図では「田丸屋」となっていて、夏の宴のために開店したもの。





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同村では、変身処時空でお客様はお好みの衣装が着ることができるが、スタッフは専用の変身処があって、髪結いまでいるから、お二人は決まっている。
「竈屋とは」のチラシは、お食事を注文するとついてくる



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2018年08月24日

EDO WONDER LAND 日光江戸村で、26日(日)まで、江戸料理を食べさせる「夏の宴」が開催されている


料理研究家の冬木れい先生にご紹介を頂いた(株)時代村の佐藤達雄取締役営業本部長にお会いしたことは、先日ブログで紹介したが、

EDO WONDER LAND 日光江戸村で、22日から26日まで、江戸料理を食べさせる「夏の宴」が開催されるので、見に来てもらいたいと云うお誘いがあったので、イベントが始まる前日の21日に伺った。

東武鉄道だから浅草辺りから行くものと思っていたが、新宿から相互乗り入れで、「スペーシアきぬがわ」という全席指定の特急が出ていた。





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佐藤本部長が迎えに来てくれたが、
日光江戸村は鬼怒川温泉に行く途中、落葉樹の山を背景に49.5万uの土地に江戸の町家が再現されていた。

ユキ リョウイチ社長(右前)と、久富信矢スーパーバイザー(左奥)にご挨拶。
(株)時代村として、江戸の伝統野菜について、前から気にしていただいていたようだ。有難い話しだ。

二代目オーナーのユキ社長、もう一つの顔は俳優で歌手として活躍されていた。

ユキ社長になってから「EDO WONDER LAND 日光江戸村」にした熱い思いを聞かせていただいた。、

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2018年08月23日

ミクニマルノウチ9周年記念スペシャルイベントが9月3日(月)に開催される。


9月3日(月)で9周年を迎えるミクニマルノウチ、「ワインと花のコラボレーションイベント」が開催される。

2009年5月に、新宿御苑で三國清三シェフとのトークショウを依頼されて実施したが、その控室で三國シェフから9月にミクニマルノウチをオープンするが、東京の食材にこだわったお店にしたいのでと、協力を求められてからのお付き合いが続いている。




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ワインテイスティング・ブッフェスタイル
フリー・スタンディング形式なので気楽に



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2018年08月22日

レストランから引く手あまたの果樹農家荘埜さんの無花果(イチジク)


練馬区大泉でイチジク栽培をしている荘埜晃一さんの畑に寄った。
6月末に伺ったことは当ブログで紹介した

イチジクの最盛期になっているだろうと訪ねたら
荘埜さんは忙しそうにしていた。





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レストランと地元JAあおばの直売所ファーマーズショップこぐれ村
(03−3925−3113)に出荷しているとか。

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パック詰めしたバナーネ(白)を見せてもらった。




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2018年08月21日

8月22日から26日まで日光江戸村で江戸東京野菜が使われる話題を披露した。


今年の1月に、ジャパン ハーブ ソサエティーのイベントが、ミクニマルノウチで開催されたが、主催者の希望としては三國シェフとのトークショーだった。

三國シェフの話が面白かったし、同店の椛田裕之支配人は、東京産の食材を毎日扱っているから、生産者レベルまで詳しく説明してくれたのも好評だった。





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まだ、ミクニマルノウチに行ったことが無いので、案内をして欲しいと云う友人に頼まれて、暑い日だったが椛田支配人に席をとってもらった。

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「三國シェフおすすめの東京素材たっぷり、リッチなメニュー」だった。

この日は、同店に来る前に、料理研究家の冬木れい先生のご紹介で
(株)時代村の佐藤達雄取締役営業本部長にお会いしていたので、友人とはそんな話を話題にした。


      

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2018年08月20日

内藤カボチャと雑司ヶ谷カボチャを栽培している、大泉の村田さんの畑に伺った。


練馬区大泉の村田千英子さんが、内藤カボチャと雑司ヶ谷カボチャを栽培していることは、当ブログで紹介しているが、その後、内藤カボチャと雑司ヶ谷カボチャの生育が如何かと、大泉の村田さんの畑に寄ってみた。

内藤カボチャなどの生育はどうかと村田千英子さんに伺うと、今年は、暑い日が続いたことから、成熟は早く、すでに収穫したと云う。




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葉っぱの陰に隠れるように大きな内藤カボチャが育っていた。

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今年もワイルドな体形の内藤カボチャが出来ていた。
丁度、村田千英子さんのお母さんがいらしたので、しまってあるのを見せてもらった。、



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2018年08月19日

馬込三寸ニンジンの第一人者、波田野惇さんを訪ね、今年の生産拡大を依頼してきた。


今年、毎週土曜日に放送されている「食彩の大国」の関係者を案内して、馬込三寸ニンジンの生産者、波田野惇さんを訪ねたことがあり、当ブログで紹介した。

番組は今年1月13日第713回で「江戸東京野菜」として放送された。
番組では、三國清三シェフが波多野さんの馬込三寸ニンジンをことのほか気に入った・・・・、

波田野さんが作る「ずんぐり」した形の“馬込三寸ニンジン”は、香りがよくて甘いのが特徴で、三國シェフは
馬込三寸ニンジンをくりぬいて器にした。
角切りにした練馬大根と馬込三寸ニンジンとベーコンを炒めて馬込三寸ニンジンの器に、
ニンジンの葉と昆布の出汁はミキサーにかけて、香りの強い濃厚なソースができた。





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あのニンジンを、外国から来るお客様に食べさせたい。
そんなことで、今年もたくさん作ってくれるように、波田野さんに頼んでおいて欲しいと、三國シェフから頼まれていたので、波田野さんを訪ね、三國シェフの言葉を伝えた。

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2か所に分けてタネを蒔いた1か所、先に蒔いた方の畑が、数日前に降ったゲリラ雷雨がしばらくの時間続いたことで、芽生えた馬込三寸ニンジンが流されてしまったと、がっかりしていた。

残った苗は、それなりに育っているから、ここは蒔き直しになるのだろう。



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2018年08月18日

新宿区立柏木小学校の4年生が地元の伝統野菜「鳴子ウリ」を食べる総合の授業が8月31日におこなわれる。


新宿区立柏木小学校のある一帯では、元和年間(1615〜1624)と云うから、二代将軍秀忠から三代将軍家光の時代に鳴子ウリが栽培されていたと云う記録が残っている。

毎年同校では、栽培した鳴子ウリを授業で食べているが、同校の生徒が栽培しただけでは足りず、東京の農家が、江戸東京野菜として栽培しているのを分けてもらっている。

昨年もお願したが、練馬区大泉で鳴子ウリを栽培している酒井利博さんから分けてもらった。
伝統の真桑ウリは、産地美濃においても8月上旬には熟してしまう。

酒井さんは、新宿御苑レストランゆりのき(伊藤秀雄総料理長)にも、納めているから、同レストランでは、新宿ゆかりの野菜としてジェラードとして出されていると聞いている。





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酒井利博さんが栽培していることは当ブログで紹介しているが、

暑い日照りが続いた後の雨台風によって、ウリに割れが出始めたと云う酒井さんからの連絡で、急きょ割れていない果実を集めて、20個分けてもらったもの。

丁度、夏休みで先生方とは連絡がとれなかったので、学校施設管理員の田島昭さんがいらしたので受け取っていただいた。

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4年生の総合の授業は8月31日におこなわれることから、冷蔵庫で保管していただいた。
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2018年08月17日

近くまで行ったので名主の滝公園まで足を延ばした。


練馬大根の事を調べていたが、どうしても古い資料で確認したいことがあったから、練馬区立図書館の蔵書を調べてもらうと、同館にはないが北区と荒川区の図書館と、都立中央図書館にあるという。

そこまで調べることが出来るんだー・・・・・。
「取り寄せますか! 」と親切な対応に、早く調べたいので明日北区立中央図書館に行ってきますと、お礼を言って電話を切った。

事前に、google mapで図書館の場所を調べて印刷した、
JR十条駅で下車して、自衛隊の十条駐屯地に沿って10分、そこに図書館はある。

地図を見ると図書館の近くには、名主の滝公園があり、調べが終わったら寄ってみようと思っていた。





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古い資料とは、昭和4年に北豊島郡農会の北豊島郡園芸研究会が発行した「北豊島郡の園芸」で、練馬大根を始め滝野川ゴボウや滝野川ニンジンなどの栽培法などが掲載されているものだ。

農会は戦前の農業団体。戦後は農民による民主的な協同組合が出来た。



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2018年08月16日

江戸東京野菜の鳴子ウリが故郷柏木の小学校で、たくさん実っている。


新宿区立柏木小学校(佐藤郁子校長)の4年生が栽培している、江戸東京野菜の「鳴子ウリ」は、栽培管理が良いから、繁茂の状態は、これまで最高の出来栄えだ。 勿論実の付き方も多い。

最近の状況は、7月31日に撮影した写真で、報告いただいている。





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当日は、夏休みで先生はいらっしゃらなかったが、田島学校施設管理員がいらしたので、了解を得て見せてもらった。

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網に登らせている方にも2つ、3つ見えるし、ヘタ落ちしたのもある。



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2018年08月15日

愛媛の松山で「京風一品料理きよみず」とのコラボセミナー、「七夕を愛でる、江戸東京野菜を味わう」を、コンシェルジュの若林牧子さんが企画した。


8月7日に愛媛県松山市で行われた「京風一品料理きよみず」とのコラボセミナー、「七夕を愛でる、江戸東京野菜を味わう」を好評の中で終了したと、江戸東京野菜コンシェルジュの若林牧子さんから、喜びの報告をいただいた。

若林さんは、4年前まで愛媛の松山市に住んでいたことから、飲食店とのコラボで野菜にまつわる講座を続けていて、東京に越した後もしばらくはコラボ講座も実施してきたそうだ。
ここ2年近く実施していなかったが、これまで参加されていた方々から、再開希望の声が上がっていたと云う。

若林さんは、その後、江戸東京野菜コンシェルジュとなったことから、愛媛の皆さんに江戸東京野菜を紹介しようと、今回再びコラボ講座の案内状を皆さんに送付したと云う。





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会場の「京風一品料理きよみず」は今春にミシュラン1つ星を獲得したばかりの愛媛を代表する日本料理店で、

若林さんの話しでは「二代目の森脇巧料理長(写真)には、大きさと形を活かしてほしいとリクエストしましたら、御献立にいろいろ取り入れていただき、参加者の皆さんに歓声があがるほどでした。」とあった。

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若林さんの思いは、5月に聞いていた。
8月に生産される代表的な江戸東京野菜として、立川の清水丈雄さんの寺島ナスと国分寺の小坂良夫さんの谷中ショウガを紹介した。

当初、7月の「七夕のしつらい」をテーマに、食材を取り上げたいと考えての企画だった。
谷中ショウガが8月上旬になると云うことで、臨機応変、旧暦の七夕で8月7日に行うことになったと云う。

「江戸東京野菜のこと、固定種のこと、今夏の異常気象による影響を受けてしまう現実も含め、みなさんにご理解いただきながらお料理を味わっていただきました。
そして、生産者の方のご苦労や想い、伝統を継ぐこと、大地の恵みに感謝することを旧暦七夕にちなんでお伝えすることもできました。

小坂さんのところには、松山へ出向く前日に谷中ショウガを取りにうかがいまして、思いがけずも収獲させていただき、圃場を案内くださっていろいろ写真に収めることができましたので、当日のパワーポイントで様子を紹介することができました。

清水さんの圃場の様子は、大竹会長のブログから数枚拝借したこともあり、大竹会長のことも少しご紹介させていただきました。」

ありがとうございます。


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2018年08月14日

多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が、福島農園で収穫された野菜を持ってきてくれた。


先日、多摩・八王子江戸東京野菜研究会の福島秀史代表が、福島農園で収穫された野菜を持ってきてくれた。

今年ほど天候の影響で栽培が難しい年もなかった。
連日の暑さに、台風が来る前は、雨が降らずに生育が悪く、半白キュウリなどは6月に終わってしまった。

今年2年目を迎えた、ファーマー福島、ご苦労があっただけに貴重な野菜だ。





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江戸東京野菜の八丈オクラは、長いところが特徴

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柔らかくて美味しい。
現在、220株ほど栽培していると云う。




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2018年08月13日

練馬大根のバイラス病対策で実施された、根ミツバ栽培の試作が、渡戸章さんのハウスで始まった。


連日の暑さの中、渡戸さんがテレビのインタビューを受けていた。

野菜の成熟期に雨が降らないから、キュウリが曲がってしまうとか、トマトが玉伸びしないまま割れてしまったものなどが映像として紹介され、こんなことは今までなかったと、渡戸さんが語っていた。

7月21日に特別講演「ベテラン農家は語る」として、練馬の渡戸章さん84歳のお話しを伺ったことは当ブログで紹介した。




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台風13号の雨で、畑土は黒々としていて、
枝豆の収穫をしていた。

中でも、練馬大根が昭和8年にバイラス病と云う土の伝染病が発生したことから
、その対策として、色々とやってみたが、その一つとして根ミツバを栽培し、促成栽培の白ミツバを築地に出したが良い値で売れたと云う。

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ミツバの話は、前から聞いていたので、実際に栽培してもらおうと、中央会の水口均さんにお願して、町田の小山田ミツバの苗を取り寄せてもらって、会場に来た皆さんにもお土産として配ったが、渡戸さんには郵送させていただいた。

その後どのようになったか、気になっていたので、渡戸さんの畑に寄ると、ハウスに植わっていた。
新芽が出始めていて、これから根株を太らせていくと云う。

これから月に一度ぐらいずつ、経過を記録するために伺うことにする。
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